転倒予防

介護ロボット一覧表【種類別 】計65機器※随時更新

介護ロボット一覧表【種類別 】計65機器※随時更新

さまざまなタイプが続々発売されている介護ロボット。介護ロボットの種類は、ロボットスーツのようなタイプやぬいぐるみのようなものまで多岐にわたります。ここでは介護ロボットの種類を紹介し、それぞれの介護ロボットを一覧にまとめました。※2018/05/28更新介護ロボット、約7割が「導入していない」――導入阻む原因1位は「価格」|ウェルクスが「介護ロボット」に関する調査を実施介護ロボットの価格が気になる!いくらで買えるのか調べてみた【HAL、PALRO、パロetc】介護ロボットの普及率はどのくらい?普及を阻む3つの要因介護ロボットの3つの領域介護ロボットの中には、一見ロボットには見えないようなものまであり、「介護ロボットって何だろう?」「どのような種類があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。介護ロボットの種類は、現在大きく3つに分けられています(※)。 介護支援型のロボット 自立支援型のロボット コミュニケーション・セキュリティ型のロボット です。 ※公益社団法人かながわ 福祉サービス振興会 介護ロボット推進本部より 介護支援型ロボット介護支援型ロボットは、介護者の介護業務を支援するロボットです。移乗や入浴、排泄などの介護業務は、介護者の身体的・精神的負担となります。これらの負担を介護ロボットによって軽減することで、腰痛予防、介護スタッフの離職率低下、より質の高いケアの実現など、さまざまなメリットが期待できます。 介護支援型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 HAL®介護支援用(腰タイプ) CYBERDYNE(サイバーダイン) 株式会社 皮膚にセンサーを貼り付け、生体信号を読み取り動作時のパワーををアシストするロボットスーツ。 スマートスーツ 株式会社スマートサポート 機械的な動力を用いず、弾性体(ゴム)の張力だけで軽労化効果を発生させるパワーアシストスーツ。 マッスルスーツ 株式会社イノフィス(イノフィスの取材記事を読む) 人工筋肉で腰にかかる負担を補助する装着型の腰補助用デバイス。 美浴 株式会社エア・ウォーター(エア・ウォーターの取材記事を読む) 半自動で、入浴介助の時間を約1/3まで短縮可能なドーム型のシャワー入浴装置。 リショーネPlus パナソニックエイジフリー株式会社 (パナソニックエイジフリーの取材記事を読む) ベッドと車いすを分離合体させることによって、ベッドと車いすの移乗介助を手助けするロボティックベッド。 愛移乗くん 株式会社アートプラン(アートプランの取材記事を読む) 下半身に障害がある人向け移乗補助装置。本体におんぶされるイメージで寄りかかり、リモコン操作で90°回転して移乗。 ドリーマー アドロールス株式会社(アドロールスの取材記事を読む) 専用カップからでる温水が出て陰部と肛門を洗浄。完全自動化した全自動排泄処理ロボット。 AYUMI EYE 株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(早稲田エルダリーヘルス事業団の取材記事を読む) 利用者の腰にベルトで装着して歩くだけで身体機能測定ができる歩行解析デバイス。 PiT Care リーフ株式会社(リーフの取材記事を読む) 高齢者の歩行能力を簡単に測定・記録できる歩行評価インソール。TUGテスト、歩行テスト、片脚立位テストなどにも対応。 ヘルパー育 キョウワアグメント株式会社(キョウワアグメントの取材記事を読む) 吊り下げ型リフト式移乗機の問題解決を目指した床走行式リフト。スリングシートを装着し、アームに引っ掛けて移乗する。 Keipu 株式会社アイザック(アイザックの取材記事を読む) ベッドや車椅子から直接のり移れる新しいスタイルの移乗・移動ロボット。その場で360度旋回できるのが特長。 ごっくんチェッカー 株式会社ハッピーリス(ハッピーリスの取材記事を読む) 嚥下音を”聞ける化”・”見える化”して、正しく飲み込めているかを確認できる介護ロボット。誤嚥していないか、喉頭残留がないかなどが判断できる。 ケアコラボ ケアコラボ株式会社(ケアコラボの取材記事を読む) クリエイティブなケアをするための新しい介護記録ソフト。利用者ごとにタイムラインが存在し、そこにスタッフやご家族が「記録」を投稿していくというスタイルが特徴。 自動寝返り支援ベッド 住友理株式会社 介護支援ロボットの研究用プラットフォーム。熊型で、寝たきりの要介護者にも対応できる移乗支援ロボットとして動くデモ動画が話題に。 ROBEAR フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 体位変換にかかる負担を減らすために、自動で寝返りをサポートしてくれる介護ベッド。般的な3モーターの介護ベッドに自動寝返り機能が備わっており、ゆっくりとベッドを傾けることで体位変換を行うことができる。 ロボヘルパーSASUKE マッスル株式会社 ベッド⇔車いす間の移乗介助をアシストする移乗アシストロボット。 自立支援型ロボット自立支援型ロボットは、要介護者の自立を支援するロボットです。移動や食事、排泄といった日常生活動作の支援だけでなく、リハビリをサポートして将来的な自立を支援するタイプもここに含まれます。 自立支援型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 Honda歩行アシスト 本田技研工業株式会社 「倒立振子モデル」に基づく効率的な歩行をサポートする歩行訓練機器。 ACSIVE(アクシブ) 株式会社今仙技術研究所 (今仙技術研究所の取材記事を読む) 「受動歩行」理論に基いて作られた無動力の歩行支援機。 ReWalk 株式会社安川電機 脊髄損傷者用歩行アシスト装置。 Tree リーフ株式会社 (リーフの取材記事を読む) 足圧測定を装着し、音と映像に合わせて的確なリハビリができる歩行リハビリ支援ツール。 愛移乗くん アートプラン株式会社(アートプランの取材記事を読む) 下半身に障害がある人向け移乗補助装置。本体におんぶされるイメージで寄りかかり、リモコン操作で90°回転して移乗。 RT.1、RT.2 RT.ワークス 株式会社(RT.ワークスの取材記事を読む ) ハンドルに手を添えて歩くだけで最適なアシストをしてくれる、ロボットアシストウォーカー。 キューレット アロン化成株式会社(アロン化成の取材記事を読む) 新幹線のトイレと同じ真空式を採用した水洗ポータブルトイレ。 流せるポータくん 株式会社アム(アムの取材記事を読む) 水があふれでないタイマー機能を搭載した水洗ポータブルトイレ。3種類の施工方法から選べる。 リトルキーパス 株式会社幸和製作所(幸和製作所の取材記事を読む) 上り坂・下り坂や転倒につながる急加速、横傾斜を検知し、状況に合わせて全自動でアシストをしてくれるオートサポート歩行車。 ラップポン 日本セイフティー株式会社(日本セイフティーの取材記事を読む) 排泄物を自動で袋に包んで密封してくれる、水を使わないポータブルトイレ。 マイスプーン 株式会社セコム(セコムの取材記事を読む) 手の不自由な方が体の一部を動かすだけで、自分で食事ができるようにするロボット食事支援ロボット。 服薬支援ロボ ケアボット株式会社(ケアボットの取材記事を読む) 設定した時間に自動的に薬を排出することで、薬の飲み過ぎや飲み忘れ、飲み間違いを予防してくれる服薬支援ロボット。 Flatia 株式会社カワムラサイクル(カワムラサイクルの取材記事を読む) ボットセンサが歩道の傾斜や歩行状態を検知し、それに合わせて自動でアシスト・ブレーキを行う電動機能アシスト付き歩行車。 ベッドサイド水洗トイレ TOTO株式会社(TOTOの取材記事を読む) 水洗トイレでありながら、従来のポータブルトイレと同様にベッドのそばに後付けで設置することができる、動かせる水洗トイレ。 モフトレ 株式会社Moff(Moffの取材記事を読む) IoTを使った介護事業所向けの自立支援サービス。「Moffバンド」が動きを計測し、結果や分析内容がタブレット上に表示される。 DFree トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(トリプル・ダブリュー・ジャパンの取材記事を読む) 下腹部に装着することで体内の動きを検知・分析し、排尿のタイミングを予知・通知してくれる排泄予知ロボット。 RODEM 株式会社テムザック(テムザックの新商品発表会レポートを読む) 一般的な車いすが「前から“座る”」形式であるのに対し、RODEMは「後ろから“乗る”」形式をとっているのが特徴。 パワーアシストハンド 有限責任事業組合LLPアトムプロジェクト 空気の膨張・収縮をによって、手指関節のリハビリテーションを行うリハビリ補助ロボット。 Hug 富士機械製造株式会社 ベッドから車椅子、車椅子からトイレといった座位間の移乗動作や、脱衣所での立位保持をサポートする移乗サポートロボ。 コミュニケーション・セキュリティ型ロボット コミュニケーション型ロボットは、利用者とコミュニケーションをとったり、ロボットがアウトプットするコミュニケーションを手段として用いることで、利用者の活動を向上させるロボットです。言語を使ったコミュニケーションをとるものだけでなく、非言語的なコミュニケーションをとるものも含まれます。 コミュニケーション型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 PALRO(パルロ) 富士ソフト株式会社 AIによる自律的な会話、歩行、遠隔操作ができるコミュニケーションロボット。 ユニボ ユニロボット株式会社 個人の趣味・嗜好・生活習慣を学習し、交流を促進するソーシャルロボット。 いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん ピップRT株式会社(ピップRTの取材記事を読む) 5種類のセンサやスイッチを内蔵し、接し方によって反応を返す家庭向けのコミュニケーションロボット。 Tapia(タピア) 株式会社MJI タッチパネルモニタを搭載し、ビデオ通話や天気予報案内をするライフパートナーロボット。手のひらサイズの「Tapia mini(タピアミニ)」も。 BOCCO ユカイ工学株式会社(ユカイ工学の取材記事を読む) 専用アプリを通じて、音声またはテキストメッセージをやりとりできる、「家族をつなぐ」コミュニケーションロボット。 テレノイド 株式会社テレノイドケア(テレノイドケアの取材記事を読む) 石黒浩教授によって開発された遠隔操作型アンドロイド。想像力を掻き立てる造形でコミュニケーションを引き出す。 OriHime(オリヒメ) 株式会社オリィ研究所(オリィ研究所の取材記事を読む) 「孤独の解消」を目指して開発された走査型の分身ロボット。遠隔で通話ができる。 ロボコネクト(Sota) NTT東日本株式会社(NTT東日本の取材記事を読む) クラウド型ロボットプラットフォームサービス「ロボコネクト」とコミュニケーションロボットのSotaがファシリテーターとなり、レクリエーションの司会進行するサービス「Sotaレク」。 りつこ式レクササイズ フューブライト・コミュニケーションズ株式会社(フューブライト・コミュニケーションズの取材記事を読む) Pepperを使った高齢者用レクリエーションアプリ。比較的介護度の低い人がターゲット。 健康王国 for Pepper 株式会社エクシング(エクシングの取材記事を読む) Pepperを使った音楽療養コンテンツ。体操やクイズなどのレクリエーションができる。 なでなでねこちゃん トレンドマスター株式会社(トレンドマスターの取材記事を読む) 4つのセンサーが動きを感知し、撫でられた場所にあった鳴き声をあげる、猫型のコミュニケーションロボット。 泣き笑い たあたん フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 手足に触れると赤ちゃんを模したセラピー人形が泣き声や笑い声をあげたりする、赤ちゃん型コミュニケーションロボット。 まいにちロボレク 株式会社ロゴス(ロゴスの取材記事を読む) Pepperを使った介護施設向けのロボアプリ。人レクリエーションと全体レクリエーションの2コース搭載している他、顔認証機能、問題出し分け機能、データ蓄積機能を搭載。 パロ 知能システム株式会社 アザラシ型のコミュニケーションロボット。アメリカでは、認知症の方への医療機器として登録。体中にセンサーが搭載されており、撫でると動物同様に反応。 ここくま 株式会社NTTドコモ・BCC株式会社 他(BCC株式会社の取材記事を読む 離れて暮らす家族をつなぐための、新しいコミュニケーションツール。テディベア型のコミュニケーションロボットにボイスメッセージ機能やおはなし機能などを搭載。 こんにちは赤ちゃん トレンドマスター株式会社(トレンドマスターの取材記事を読む 「赤ちゃんと暮らす幸せ」を基本コンセプトに据え、1歳児をモチーフに開発したコミュニケーションロボット。 Qoobo ユカイ工学株式会社(ユカイ工学の取材記事を読む 犬や猫などのペットの代わりとしていやしを感じてさせるクッション型のセラピーロボット。 スマイビ 株式会社東郷製作所(東郷製作所の取材記事を読む 目・口・首の動きや声、ランプで喜怒哀楽を表現する赤ちゃん型コミュニケーションロボット。 Kibiro 株式会社FRONTEOコミュニケーションズ(FRONTEOコミュニケーションズの取材記事を読む 離れた場所にいても専用アプリから生活の様子を確認したり、コミュニケーションをとることが可能。 セキュリティ型ロボットは、利用者の動きなどに応じて介護者へ状況を通知し、離れた場所からでも見守りを可能にするロボットです。見守り支援型ロボットとも呼ばれます。 セキュリティー型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 おへやプラス ニフティ株式会社(ニフティの取材記事を読む) 部屋の温度・湿度の見守りと、遠隔のエアコン操作による室温調整が可能な見守りサービス。 おでかけキャッチ フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 見守る側の家族や介護者が認証キーを持つシステムをとる認知症の外出通報システム。レンタル利用者を対象とした個人賠償責任保険付帯サービスも。 Mi-Ru(ミール) ワイエイシイエレックス株式会社(ワイエイシイエレックスの取材記事を読む) カメラを使った介護施設向け見守りシステム。専用携帯端末からの声がけが可能。 眠りスキャン パラマウントベッド株式会社(パラマウントベッドの取材記事を読む) マットレスの下に敷くだけでベッド上に居る人の状態をリアルタイムでモニタリングできる、非接触型の見守りシステム 。 Neos+Care(ネオスケア) ノーリツプレシジョン株式会社(ノーリツプレシジョンの取材記事を読む) 3Dセンサを用いて人の動きを検知しシルエット画像で表示する見守りができる予測型見守りシステム。 まもる~の ASD株式会社(ASDの取材記事を読む) 入床・入眠・離床がひと目で分かる睡眠見守りセンサー。 アースアイズ アースアイズ株式会社(アースアイズの取材記事を読む) AIを搭載し、人の姿や動作を分析して通知するカメラを使った見守りシステム。 いまイルモ 株式会社ソルクシーズ(ソルクシーズの取材記事を読む) 照度センサーや温度センサー、湿度センサーなど部屋の環境を検知する見守りシステム。「PaPeRo i」というコミュニケーションロボットを活用したサービス「いまイルモ PaPeRo i」も。 シルエット見守りセンサ キング通信工業株式会社(キング通信工業の取材記事を読む) ベッド上の空間を検知する赤外線センサを使った見守りシステム。 OWLSIGHT福祉用(施設向け) 株式会社イデアクエスト (イデアクエストの取材記事を読む) 慶應義塾大学理工学部 中島真人教授が開発した技術に基づく、個人の識別せずに危険を検知する見守りシステム。 見守りケアシステムM-2 フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) ベッド上の利用者のの離床動作を検知して通知するベッド内蔵型の見守りロボット。体重測定機能もあり。 Dream Care 株式会社DREAM TOKYO(DREAM TOKYOの取材記事を読む) バイタルセンサーを活用した非接触型の見守りシステム。入居者を見守るだけでなく、プライバシーを守りながら施設のリスクマネジメントにも貢献する機能が特徴。 ベッド見守り支援ソリューション NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社(NECネッツエスアイ・トーテックアメニティの取材記事を読む) 「見守りライフ」を活用した見守りソリューション。主な機能は、離床検知機能、健康見守り機能、同時見守り機能、メール配信機能の4つ。 ライフリズムナビ+Dr. エコナビスタ株式会社(エコナビスタの取材記事を読む) 「リアルタイムの見守りにプラスして、日々の健康状態を見える化し、変化の予兆をいち早く捉えることに力を入れた次世代見守りロボット。 今のところ、多くの市販されている介護ロボットは、この3つのどれかに分類できます。もっとも、ひとつの介護ロボットに、二つ以上の機能を備えるものも少なくありません。例えば、「愛移乗くん」(株式会社アートプラン)は、移乗介助を支援してくれる「介護支援型」という側面に加え、人によっては誰の手も借りずに自ら移乗できるようになるという点で、「自立支援型」のロボットでもあります。 厚生労働省・経済産業省による分類 介護ロボットの支援事業を主導する厚生労働省と経済産業省は、とくに重点的に開発をすすめる分野として、下記の6分野13項目を策定しました。 移乗介護(装着型/非装着型) 移動支援(屋外用/屋内用/装着型の歩行支援) 排泄支援 (ポータブルトイレ/排泄予測/トイレ内でのサポート) 見守り・コミュニケーション(介護施設用/在宅介護用/コミュニケーションロボット) 入浴支援 介護業務支援 この分類は、あくまで政府が優先的に開発・普及を進めたいと考えるロボットを元にしているので、この分類に収まらない介護ロボットも当然存在します。例えば、利用者の服薬を支援するロボットや食事を支援するロボットなどがすでに商品化されています。 その他の介護ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 マイスプーン 株式会社セコム(セコムの取材記事を読む) 食事支援 ケアボット 服薬支援ロボ(ケアボットの取材記事を読む) 服薬支援 ごっくんチェッカー ハッピーリス (ハッピーリスの取材記事を読む) 嚥下支援 まとめ 介護ロボットは、目的によって大きく3種類に分けられるのが一般的となっています。厚生労働省や経済産業省は、さらに細かく5分野8項目を設け、その分野から重点的に開発や導入支援を行っています。介護ロボットの進歩は、ロボット技術・介護技術の進歩とともにあります。今後、技術の進歩によって現在の3領域から徐々に細分化していく可能性は十分に考えられます。CYBERDYNE社のHAL®のように、介護ロボットから医療機器へクラスチェンジするものも出てくるでしょう。※商品の追加希望がございましたら、お気軽に 問い合わせフォーム よりご連絡下さい。

【介護職の夜勤の悩み別!】あなたの施設におすすめの見守りロボット

【介護職の夜勤の悩み別!】あなたの施設におすすめの見守りロボット

介護職につきものの「夜勤」。長時間労働やワンオペなどの問題が注目されがちですが、一方で「自分のペースで働ける」「夜勤手当がつく」などの理由から、夜勤専従(日勤はせず、夜勤だけを担当する働き方)で働く人もいます。介護職の夜勤は、日中よりも配置人数を減らしている施設がほとんどです。その分、日中よりも業務量は減りますが、それでも一人あたりの業務負担は重くなります。また、夜勤中は、万が一施設内でトラブルが発生しても頼れるのは自分のみ、ということもあるでしょう。自分のとっさの判断がすべてなので、夜勤スタッフにのしかかる責任は重大です。近年、そんな夜勤を助けるツールのひとつとして、「見守りロボット」が注目されているのを知っていますか?「見守りロボット」とは、複数の入居者を同時に見守ることができたり、入居者の離床やひとり歩きなどを検知し、必要に応じてスタッフまでお知らせしてくれたりする、新しい見守り支援機器です。平成30年度の介護報酬でも、見守り機器の導入が「 夜勤職員配置加算 」の緩和条件になることが決まっており、ますます期待が高まっています。今回は、夜勤にありがちなお悩み別に、おすすめの見守りロボットを紹介していきます。悩み別のおすすめ見守りロボット盛り上がりを見せつつある「介護ロボット」のなかでも、とくに期待が集まっている「見守りロボット」。期待度の高まりとともに、多種多様な見守りロボットが開発・販売されています。ここでは、悩み別にあなたの施設におすすめの見守りロボットを紹介します。お悩み1.夜勤の急変がこわい 初めての夜勤でまさかの急変!頼れるスタッフも少ないし、テンパりながらなんとか自分で対応。でも、そのときの恐怖がトラウマで、夜勤に入るたびに急変が起きないよう祈ってます…。 急変を予知してくれる「 ライフリズムナビ+Dr. 」がおすすめ! 夜間は急変が起こりやすい時間帯です。スタッフが少ない中で急変が起きたら、たとえ経験の浅い新米介護士であっても、自分の判断で動かなくてはなりません。慣れないうちは、「万が一最悪の事態になったら…」と考えると恐怖に足がすくむこともあるでしょう。急変の体験がトラウマとなり、「夜勤につくのがこわくなった」という人も少なくありません。そんな悩みにおすすめなのが、急変を予知する「 ライフリズムナビ+Dr. 」です。医師ならではの着眼点で「まさか」の予兆を見える化「ライフリズムナビ+Dr.」|エコナビスタ株式会社ライフリズムナビ+Dr.で訪室していない間も安心|グランフォレスト鷺宮の活用事例 ライフリズムナビ+Dr.は、「急変にはかならず予兆がある」という医師の気づきから開発された、予兆を見える化する健康見守りロボットです。3種類のセンサーで利用者の状態をモニタリングし、現在の状態と過去の状態を比較することで、微妙な変化を察知します。3種類のセンサーからは、それぞれ睡眠データ、温湿度データ、活動量データが取得され、ベッド上の動きや睡眠の深度、無呼吸途中覚醒などがモニター表示されます。お悩み2.居室数が多くて巡回がたいへん 夜間巡回で安否を確認するけど、全居室を回るのは大変だし、ちゃんと眠れているか、呼吸をしているか不安になるときがあります…。 居室内の状況が一覧で見られる「眠りSCAN」がおすすめ! 夜勤の主な業務のひとつに、夜間巡回があります。1~2時間に1回程度の頻度でフロアを見回り、利用者の呼吸状態や体調に異変がないかを確認します。しかし、消灯後の居室内で入居者ひとりひとりの状態を把握するのは一苦労です。見回りのタイミングややり方によっては、眠っている入居者を起こしてしまうことにもなりかねません。そんな悩みにおすすめなのが、睡眠測定器として睡眠研究にも使われている「眠りSCAN」です。ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社眠りスキャンでは、最大80名までの居室での状況および就床時の呼吸数心拍数を1台のモニターで確認することができます。「ちゃんと眠っているか」「呼吸に問題はないか」などを見える化することで、状況に合わせて介護の優先順位をつけたり、目が覚めているときに介護するなどして入居者の睡眠を確保したりすることができます。何より、リアルタイムで入居者の状況が一覧で見られるので、訪室していないときでも安心感があります。お悩み3.万が一のときのエビデンスを残したい 介護の現場では、どんなに注意していても事故やトラブルが起きてしまうもの。万が一のときに介護スタッフを守れるように、エビデンスを残せないかしら。 本体に録画映像が残る「Dream Care(ドリームケア)」がおすすめ! 介護サービスを提供する上で避けては通れない、事故やトラブル。事故を起こさないためのリスクマネジメントはもちろん必要ですが、どんなに気をつけていても起きるときは起こってしまいます。職員と現場を守る!これからの介護リスクマネジメント事故やトラブルで心配なのが、入居者のケガやトラブルを介護スタッフや施設の設備のせいだと糾弾されることです。実際にスタッフや施設設備に非があるのなら謝罪と是正をすべきですが、そうでない場合はその説明をする必要があります。しかし、記録や証拠がなければ、どんなに言葉を尽くしても相手に伝わらないということもありえます。スタッフの身の潔白を証明したり、入居者や家族に納得してもらえるよう説明するために活用できるのが、「 Dream Care(ドリームケア)」です。夜間の見回り回数が1/3に!現場発信の見守りロボ「Dream Care(ドリームケア)」|株式会社DREAM TOKYO「Dream Care」は、離床検知やバイタル異常時の通知ができる非接触型の見守りロボット。離床の初期の動作でアラートを作動させたり、入居者様の様子をアイコン・数値表示で常時お知らせたりすることが可能です。さらに、特徴のひとつとして、搭載されているカメラによる録画機能があります。入居者に激しい動きがあったときや離床検知したときーーつまり、事件事故が起きやすいときに限り、カメラが作動して記録を残してくれるのです。録画記録はPCなどに配信されず、本体のSDメモリに残されるのみなので、プライバシーにも配慮されているといえます。お悩み4.アラートが鳴りすぎて、つい電源を切ってしまう 今の離床通知センサは、離床したときだけでなく体位変換や排せつ介助のときもアラートが鳴るから、介助中は電源を切っています。でも、そのあとに電源をつけ忘れることが多く、離床センサの意味がありません…。 自動で見守りを再開していくれる「 見守りケアシステムM-2 」がおすすめ! これまでの離床マットや赤外線センサなどによる離床通知機器は、入居者・介護スタッフ関係なく、人間を検知したらアラートを出すものがほとんどでした。スタッフが介助に入るたびにアラートが鳴ってしまうため、介助中は機器の電源を落とすという施設も少なくありません。しかし、電源を落としたことを忘れてしまい、本当に必要なときに通知されないという事態を引き起こすこともよくあるといいます。そんなヒューマンエラーをなくすためにおすすめなのが、自動で見守りを再開してくれる機能付きの「 見守りケアシステムM-2 」です。ベッド内蔵型で体重も測れる「見守りケアシステムM-2」|フランスベッド株式会社「見守りケアシステムM-2」は、ベッド内蔵型の見守りロボット。ナースコールと連携させた離床通知はもちろん、利用者の日々の体重測定も自動でしてくれるすぐれものです。M-2のコントローラーには見守りを一時停止する機能が搭載されており、その機能を使えば、一時停止モードから10分後に自動的に電源をオンにしてくれます。また、一時停止中にベッドに人が乗った場合も自動でオンになるので、介助後の「電源を入れ忘れた!」がなくなります。改めて考えたい「見守りロボット」のメリット・デメリットこれまでの離床センサなどと比べて、最近開発された新しい見守りロボットには、下記のようないくつかの特徴があります(※)。 離床だけでなく、多様な状況を自動認識する 対象者に応じた通知設定ができる 報知とあわせて画像などの情報も提供できる 転倒につながる動作や予兆動作が検知できる 離れた場所からリアルタイムで安全確認ができる 失報誤報が予防できる※参考 厚生労働省(2015)『介護ロボット重点分野別講師養成テキスト』 ここからは、「見守りロボット」全般に共通するメリットやデメリットについてあらためて考えてみましょう。見守りロボットのメリット厚生労働省による調査によれば、見守りロボットを本格導入したある施設にて、以下のような効果が得られたと報告されています。導入効果からもわかるとおり、見守りロボットにはさまざまなメリットがあるといえます。もっとも大きなメリットは、転倒をはじめとする事故の減少でしょう。離床の通知自体が既存の機器にくらべて速くなったことにくわえ、離れた場所からでもタイムリーに入居者の動きを確認できるため、早期対応や緊急度の判断がしやすくなります。もうひとつのメリットは、利用者の自立やQOLの向上につながるという点です。厚生労働省の調査によれば、導入した施設の職員の半数以上が、「利用者の生活の質(QOL)が良くなった」と回答していることがわかっています。見守りロボットは、利用者の生活リズムや行動パターンを見える化することで、利用者に合わせたケアを可能にするのです。さらに、間接的なメリットとして、職員の意識向上や職場環境の改善による離職率の低下などがあげられます。見守りロボットが業務負担を減らしたり、質の高いケアの提供をサポートしたりすることで、介護人材の確保や育成につながる効果も期待できます。見守りロボットのデメリット見守りロボットのデメリットとして覚えておきたいのは、「見守りロボットはスタッフ(人間)の代わりにはなれない」ということです。見守りロボットができるのはあくまで見守りの支援であり、必要に応じて実際に対応したり介助したりするのは、介護スタッフである人間です。その点を理解していないと、「見守りロボットを導入しても業務効率化にならない」「ロボットなんか役に立たない」という誤った認識を抱くことになってしまいます。後ほど詳しく説明しますが、制度上も、見守りロボットが人間ひとり分の代わりになることはありえません。大事なのは、見守りロボットをいかに活用して、ケアの向上につなげるかという視点であることを覚えておきましょう。見守りロボットで「夜勤職員配置加算」の算定要件が緩和平成30年度の介護報酬で、見守りロボットの導入が「夜勤職員配置加算」の緩和条件になることが決まりました。介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表夜勤職員配置加算とは、夜勤が発生する特別養護老人ホーム(以下、特養)などで決められている最低基準よりも多く人員を配置した場合に加算されるものです。これまでのルールでは、夜間に最低基準よりも1人以上多く職員を置いた場合に報酬が加算されるとしていました。それが今回の改定で、以下のように変更になりました。平成30年度の介護報酬改定 1.ベッド上の入所者の動向を検知できる見守りロボットを、入所者数の15%以上に設置している場合2.見守りロボットを安全かつ有効に活かすための委員会を設置し、必要な検討を行っている場合この両方を満たしている場合に、夜勤職員の数が最低基準を0.9人上回っていれば取得できるとする。 つまり、見守りロボットが夜勤職員の0.1人分に相当するということです。これによって夜勤職員の数を減らすことはできなくとも、職員の勤務時間を減らすことはできるので、休憩時間が多くとれるなどのメリットがあると考えられます。だからといって、安易に見守りロボットを導入するのはおすすめできません。自分の施設の課題や問題点、見守りロボットのデメリットなどを理解した上で、最適な機器を選ぶことが重要になってきます。悩みに応じて見守りロボットを選ぼう見守りロボットには、入居者の事故の軽減やQOLの向上など、多くのメリットがあります。長期的には、職員の意識向上や職場環境の改善効果、それにともなう離職率の低下まで期待できます。夜勤は、スタッフに身体的・精神的な負担が重くのしかかる重労働です。長時間労働やトラブルが重なることで、介護職を離れてしまうスタッフもいます。そんなスタッフの悩みを見守りロボットで解決するには、導入前にスタッフや施設の課題を洗い出す必要があります。見守りロボットにもさまざまな種類がありますが、悩みに応じて最適な機器を選ぶことで、見守りロボットの効果が最大限に生かされるでしょう。<参考資料>厚生労働省(2015)『介護ロボット重点分野別講師養成テキスト』市場規模500億円にむけて本格始動!平成30年度の介護ロボット関連事業まとめ睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

10年で倍増!身体拘束の実態と介護ロボットの光と影

10年で倍増!身体拘束の実態と介護ロボットの光と影

要介護者の行動を制限し、自由を奪う「身体拘束」。実は、この10年の間で倍増しているのをご存知ですか?厚生労働省は、平成30年度の介護報酬改定で身体拘束を厳罰化する改定を加える(※1)など、問題視しています。身体拘束が増えている背景には、認知症の増加や、医療・介護業界の人手不足があります。身体拘束は高齢者の尊厳を侵害するだけでなく、身体機能の低下も招く危険な行為です。そんな身体拘束を減らすために、今、何ができるのでしょうか?ここでは、身体拘束に該当する行為や身体拘束の実態、身体拘束ゼロを目指す取り組みなどを紹介していきます。※2018年3月14日追記しました。※1 「身体拘束、来年度から対策強化へ 減算を拡大 要件も厳格化 厚労省方針」より身体拘束とは面会に行った桃子さんは、手足を縛られて身体が硬直した高志さんを見て唖然としました。鼻から栄養剤のチューブを入れるため、嫌がって抜かないようベッドに手足を縛り、手には指が使えないようミトン型の手袋をされていたのです。離床したときは、個室から出られないようにリクライニング式の車イスに動体をベルトで縛り、脚の間もベルトで巻かれていました。 引用元:東田勉(2014年)『認知症の「真実」』講談社現代新書こうした身体拘束が、とくに認知症の高齢者に対して行われている実態があります。身体拘束とは、手足をベッドにしばりつけたり、鍵のかかった部屋に閉じこめたり、ベッドやいすを使用して行動を制限したりすること。厚生労働省は、具体的として下記のような行為を挙げています(※2)。身体拘束の具体例 徘徊しないように、車いすやいす、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。 転落しないように、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。 自分で降りられないように、ベッドを柵(サイドレール)で囲む。 点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、四肢をひも等で縛る。  点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、または皮膚をかきむしらないように、手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける。 車いすやいすからずり落ちたり、立ち上がったりしないように、Y字型拘束帯や腰ベルト、車いすテーブルをつける。 立ち上がる能力のある人の立ち上がりを妨げるようないすを使用する。 脱衣やおむつはずしを制限するために、介護衣(つなぎ服)を着せる。 他人への迷惑行為を防ぐために、ベッドなどに体幹や四肢をひも等で縛る。 行動を落ち着かせるために、向精神薬を過剰に服用させる。 自分の意思で開けることのできない居室等に隔離する。 ※2 「 介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準 」よりこれらに該当しなくても、不用意に行動を制限する場合、身体拘束とみなされることがあります。たとえば、次で紹介する「スピーチロック」などがそうです。3つの身体拘束|スリーロックとは身体拘束をさらにひろく定義する言葉として、「スリーロック」があります。「スリーロック」は、しばしば3つの身体拘束とも呼ばれます。1.スピーチロック言葉による拘束です。「ちょっと待っててね」「~しちゃダメ」「立ち上がらないで」「どうしてそんなことするの」といった叱責の言葉も含まれます。2.ドラッグロック薬物の過剰投与、不適切な投与で行動を抑制することです。夜間の徘徊などを、眠剤や安定剤、泌尿器系の薬でコントロールすることもこれに当たります。3.フィジカルロック物理的な拘束をして身体の動きを制限することです。先ほど上げた11の具体例もここに当てはまります。スピーチロックやドラッグロックは目に見えない分、ケアする側も自覚がないまま行ってしまうことがあります。スリーロックの関連記事はこちらから介護の身体拘束は、どこからが当てはまるのか?(認知症オンライン)身体拘束が認められるケース|緊急やむを得ない場合身体拘束は、いついかなるときでも禁止されるというわけではありません。場合によっては、身体拘束をしてもやむを得ないとされています。厚生労働省は、身体拘束が認められる要件として以下の3つを定めています。 切迫性 利用者本人または他の利用者等の生命または身体が危険に晒される可能性が著しく高いこと 非代替性 身体拘束その他の行動制限を行う以外に代替する介護方法がないこと 一時性 身体拘束その他の行動制限が一時的なものであることこの3要件を満たす場合は、「緊急やむを得ない場合」として身体拘束が認められます。身体拘束の実態本来であれば「緊急やむを得ない場合」のみ行われる身体拘束。しかし、身体拘束はこの10年間で増加傾向にあります。身体拘束 倍増の背景に「認知症の増加」「人手不足」「精神保健福祉資料」によれば、全国の精神科病院および一般病院精神科病床の入院患者のうち、2014年に身体拘束を受けていた患者数は全国で1万682人と報告されています。これは、2003年の患者数の約2倍にあたる数です。なぜ、身体拘束は増えているのでしょうか?その理由として、認知症の増加が考えられます。「平成28年版高齢社会白書」によれば、2025年には65歳以上の認知症患者数が約700万人に増加と推計されており、高齢者のうち5人に1人が認知症となっている計算になります。認知症が増加する一方で、介護の人手不足は年々深刻化しています。人手不足が深刻化する一方で増加の一途をたどる認知症の患者や利用者に、医療や介護の現場が対応しきれていない実態が身体拘束という形であらわれているといえます。 実際に、京都府が実施した調査によれば、 身体拘束の廃止が困難な理由として、半数を超える58.9% の施設が「介護を担当する職員が少ない」と回答したことが分かっています。 つまり、「介護の人材不足」が身体拘束を招いている一因となっているといえるでしょう。「身体拘束を断ればいい」ができない理由「身体拘束が嫌なら、本人や家族が断ればいいじゃないか」ーーそう思うかも知れません。しかし現実には、身体拘束を拒否するのが難しいケースもあるのです。たとえば、本人が身体拘束をやめてほしいと訴えた場合、その訴え自体が認知症や精神症状だと捉えられてしまうケースです。場合によっては、訴えたせいでさらに身体拘束がひどくなる恐れもあります。家族が訴える場合はどうでしょう。施設に本当に充分な人的余裕がなく、また身体拘束を減らすことに積極的でない場合、退院や退所を勧められる危険性があります。在宅で介護できない事情がある家族はそう言われてしまうと困るので、けっきょく我慢するしかない、というケースも実際に存在するのです。なぜ身体拘束は問題なのか?|3つの弊害厚生労働省も問題視する身体拘束。そもそもなぜ身体拘束は問題なのでしょうか?身体拘束は、おもに3つの弊害を招くと考えられています。1.精神的苦痛を与える不適切な扱いや不用意な抑制は、人権侵害や虐待にあたる許しがたい行為です。とくに「身体を縛る」「介護衣(つなぎ服)を着せる」といった行為は、高齢者に不安や怒り、屈辱、あきらめといった大きな精神的苦痛を与えます。2.身体的な機能を奪ってしまう長時間不自然な体勢を強いる拘束や、向精神薬を過剰に服用させて動きを制限する拘束は、高齢者の身体機能を奪う恐れのある危険な行為です。関節の拘縮や筋力低下などを招きかねず、要介護度の重度化につながることも少なくありません。3.家族やスタッフに後悔やトラウマを残す身体拘束は、された本人だけでなく周囲にも影響を与えます。たとえば、拘束されている高齢者を見て、後悔や混乱、苦悩といったトラウマを抱える家族も存在します。また、身体拘束をするスタッフも後悔やトラウマを抱えることがあります。身体拘束をしていることで士気がさがり、離職の原因になることもあるのです。身体拘束は減らせるのか?高齢者の人権を脅かし、身体機能の低下や精神的混乱も招きかねない身体拘束。そんな身体拘束を減らそうと、全国でさまざまな取り組みが行われています。神奈川県の取り組みたとえば神奈川県では、身体拘束廃止に関する研究事業を行い、身体拘束をせずにすむサービス計画書の作成方法などを伝えています。 報告書では、臀部の皮膚を掻き壊してしまう利用者に対して、ミトン型の手袋をつける代わりに、以下のような対応を取ることをおすすめしています。 身体拘束の代わりにとるとよい対応 ・排泄物による臀部のかゆみとの関係を考え、排せつ援助の適正度を再考・刺激の少ない石けんを使用・かゆみに対して気を紛らわせる環境づくり・臀部での掻き壊しがあるため、車いすの座面調整、時間短縮 参考:神奈川県「 介護保険施設等における身体拘束廃止に関する研究事業 」この対応の裏には、「身体拘束をせざるを得ない状況になるほど高齢者が暴れるには、きっと何か理由があるはずだ」という考え方があります。その原因を取り除くことで、身体拘束ゼロを実現しようという試みなのです。各施設での取り組み~「身体拘束ゼロへの手引き」から~厚生労働省が発行している「身体拘束ゼロへの手引き」では、身体拘束ゼロに取り組む病院や施設の事例が紹介されています。ここでは、その取り組みを抜粋して紹介します。東京都八王子市にある上川病院では、「縛る」身体拘束をなくすために、以下のような対応をとっています。「縛る」身体拘束をゼロにするためにとった対応・「拘束」を「縛る」にいい換える・施設内のひもを捨てる・縛らないことの責任は責任者がとると宣言する・管理者とスタッフが現場を共有し、いっしょに縛らないですみ方法を考えるこうした対応を徹底したことによって、縛る非効率さに気づいたり、縛っていた頃に感じていた罪悪感がなくなったりするという結果が生まれたとのことです。見守りの強化が身体拘束を減らす?こうした取り組みとは別に、身体拘束を減らす工夫として「見守りの強化」があります。 厚生労働省は「 身体拘束ゼロへの手引き 」にて、「人員不足を理由に、身体拘束をやむなしとするのは本末転倒」だと指摘し、身体拘束をしない工夫のポイントとして「見守りの強化・工夫」を挙げています。その解決策として、最先端のロボット技術を搭載した見守りロボットに期待が集まっています。次章では、すでに市販されている見守りロボットをご紹介します。見守り強化につながる介護ロボット ベッド見守りシステム| OWLSIGHT (アウルサイト)福祉用「OWLSIGHT (アウルサイト)福祉用」は、非接触・無拘束のベッド見守りシステムです。特徴は、立ち上がりや離床はもちろん、悶えや呼吸などの非常に小さな動きも検出できるところ。これにより、無呼吸症候群の方が寝ている間にちゃんと呼吸できているかなどまで確認できます。OWLSIGHT (アウルサイト)福祉用では人の様子は撮影されないため、一般的なカメラと比較して侵害度が低く、プライバシーに配慮されているといえます。慶応大学発ベンチャーが開発!非接触の見守りシステム 「OWLSIGHT (アウルサイト)福祉用」|株式会社イデアクエストマット式見守りシステム|眠りSCAN「眠りSCAN」は、マットレスの下に敷くだけでベッド上にいる人の状態をリアルタイムでモニタリングできる、非接触型の見守りシステムです。センサーにより、体動や呼吸・心拍などを検知し、睡眠・覚醒・起き上がり・離床などの状態が分かります。モニターでは、イラストによって状態を表示し、数値などでバイタルデータを表示します。ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社 予測型見守りシステム| Neos+Care(ネオスケア)「Neos+Care(ネオスケア)」は、3Dセンサーを用いて人の動きを検知し、それをシルエット画像で表示する予測型見守りシステムです。センサーでは、起き上がり動作や端座位、柵越え、ずり落ち、離床、入退室などの検知が可能です。モニターではシルエット画像が表示されるため、通常のカメラ映像に比べプライバシーに配慮されているといえます。業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン3Dセンサ見守りシステム|シルエット見守りセンサ 「シルエット見守りセンサ」は、ベッド上の空間を検知する赤外線センサーを使った見守りシステムです。センサーによって起床やはみ出し、離床を検知します。モニターでは個人の特定ができないシルエット画像で表示されるため、通常のカメラ映像に比べプライバシーに配慮されているといえます。離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社介護ロボットが新しい身体拘束を生んでしまう?ご紹介したように、ほとんどの見守りロボットは要介護者のプライバシーに配慮した見守りができるよう、機能を制限するなどの工夫をしています。しかし、それでもこうした見守りロボットを指して「身体拘束にあたるのではないか」「人権侵害になるのではないか」と疑問を呈する人も多くいます。 ネット上では、センサーなどによる身体拘束について、さまざまな意見があがっています。 ねぇねぇ!センサーマットって身体拘束なの?— りょうこ (@r_ryokooo) 2012年1月25日 介護業界で身体拘束について、よく問われますが、よくわからないのが、センサーマットとか離床センサーは拘束になるケースもあると言いますが、どこまでが拘束なのかがわからなくなります。— グータラ介護士 (@wild78644079) 2017年11月13日 以前見学した施設でのこと。離床センサーを希望したら、それは身体拘束にあたるから当施設は使いません、と。でも母はコール使えず、今フラつきながら勝手に歩こうとしてて非常に危険、少ない職員でどう気がつくの?と質問したら「ベッドに鈴つけます」と。(((猫かよ!)))— フルフル (@chapter1925) 2017年7月23日 前に身体拘束防止の研修でフットセンサーも身体拘束って言われた。センサーが鳴ってその人の動きを抑制するなら拘束だけど、動こうとする人が転んだりする危険がないよう介助にすぐ行けるようにするためなら問題ないんじゃって言ったらそれでも拘束ですって言い切られたけど、やっぱり違うよね。— 釦 (@botao_tomomi) 2012年7月19日 厚生労働省は、センサーが身体拘束にあたる可能性を示唆厚生労働省は「 介護ロボット重点分野別 講師養成テキスト 」 にて、現在介護施設で使用されている認知症老人徘徊感知機器(センサー)が身体拘束にあたる可能性を示唆しています。切迫性・非代替性・一時性の3要件を満たさない場合に安易にセンサーを使用することに関して、「人権を侵している」と注意喚起しているのです。 見守りロボットに対しても危険性を指摘 見守りロボットに関しても、同様の危険性を指摘しています。とくに映像監視型の見守りロボットを例にあげ、「可視化した画像を見ているだけでは監視・抑制機器となりかねない」と述べています。具体的には、センサーの感知をうけて、 「動かないで」 「まだ寝ててください」 などの対応、いわゆる“スピーチロック”が身体拘束につながるとしています。介護ロボットで身体拘束ゼロをめざすためにとはいえ、すでに多くの施設で、見守りロボットやセンサーが身体拘束廃止のために使われています。また自治体によっては、身体拘束廃止への工夫として、見守り機器の使用を推奨しているケースもあります(※3)。従来の徘徊感知機器にせよ、ロボット技術を活用した最先端の見守りロボットにせよ、大切なのはそれらをいかに使いこなすかという点にあるといえるでしょう。 ※3 岡山県「身体拘束のないケアの実現に向けて」より身体拘束を生まない見守りロボットの使い方厚生労働省は「 介護ロボット重点分野別 講師養成テキスト 」 にて、見守りロボットを使用する際の重要なポイントとして下記を上げています。  画像や履歴から、行動のきっかけや原因・背景を分析する 「どんな生活がしたいのか」という思いを汲み取り、ケアプランに位置付ける  職員同士で情報を共有し、チームで取り組む 定期的にモニタリングを実施し、その必要性について見直しを行うセンサーや見守りロボットが身体拘束を生む恐れがあることをじゅうぶんに理解した上で、そうならない使い方を模索することが、今後の課題となるでしょう。見守りロボットは“グレーゾーン”現在のところ、センサーや見守りロボットが身体拘束にあたるかどうかはグレーゾーンだといえます。使い方によっては、センサーや見守りロボットがスピーチロックなどの身体拘束を招くことにもなりかねません。そうした機器を活用する、もしくはこれから活用しようとする介護従事者は、監視・抑制機器ではなくあくまでも要介護者の自立支援機器としての活用法を十分考える必要があるでしょう。見守りロボットを「監視」という身体拘束を生むものとするか、はたまた身体拘束を減らす救世主とするかは、介護現場で働くあなた次第といえそうです。 <参考資料>介護のニュースサイト Joint「身体拘束、来年度から対策強化へ 減算を拡大 要件も厳格化 厚労省方針」(2017/11/20, http://www.joint-kaigo.com/article-5/pg75.html)認知症オンライン「介護の身体拘束は、どこからが当てはまるのか?」(2017/11/20, https://ninchisho-online.com/archives/13096/)日本看護倫理学会 臨床倫理ガイドライン検討委員会(2015 年6月)「身体拘束予防ガイドライン」NPO法人 PandA-J(2011年)「サービス提供事業所における虐待防止指針および身体拘束対応指針に関する検討」厚生労働省(2015年)「 介護ロボット重点分野別 講師養成テキスト 」特定非営利活動法人 地域ケア政策ネットワーク(2017年3月)「 身体拘束及び高齢者虐待の未然防止に向けた 介護相談員の活用に関する調査研究事業 報告書 」 特定非営利活動法人 地域ケア政策ネットワーク 介護相談・地域づくり連絡会(2017年3月)「 身体拘束及び高齢者虐待の未然防止に向けた 介護相談員の活用に関する調査研究事業 報告書」京都府(2015年)「 平成27年度介護保険施設等における身体拘束状況調査結果 」介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表「看取り介護」とは?具体的な内容や看取り介護の問題点職員と現場を守る!これからの介護リスクマネジメント

【3/14~3/16開催】CareTEX2018 (ケアテックス)@東京ビッグサイト

【3/14~3/16開催】CareTEX2018 (ケアテックス)@東京ビッグサイト

2018年3月14日、CareTEX2018 (ケアテックス)が開催されます。CareTEX2018 (ケアテックス)とは、介護用品はもちろん、介護施設向けの設備や備品、サービスなどが一堂に集まるプロ向けの展示会です。会場では、商品を見ながら500社の出展社と具体的な商談をすることもできます。同時開催される次世代介護テクノロジー展では、多くの介護ロボットも出展される予定です。今回はそんなCareTEX2018 (ケアテックス)の概要についてまとめました。開催概要 概要は以下のとおりです。 名称第4回 CareTEX2018 (ケアテックス)【国際】介護用品展/介護施設産業展/介護施設ソリューション展同時開催展■ 第1回 [次世代] 介護テクノロジー展 (Careテクノロジー2018)■ 第1回 [国際] 健康長寿産業展 (ヘルスケア JAPAN 2018)■ 第1回 超高齢社会のまちづくり展 (CareCity 2018)専門セミナー3月14日(水) 超高齢社会を豊かなものにするために 介護事業M&A活用術~3,000件以上の買い手に聞いた、今、欲しい事業の特徴とは?~ 老人ホームがコミュニティを形成する!河原町団地における高齢者高密度化都市のコミュニティ拠点の取り組み 法改正で外国人材拡大!海外介護人材活用成功の秘訣~高度人材と技能実習生の違い、日本語教育、受入体制~ シニアマーケティング最前線 高齢化社会で広がる新たな市場とその攻略について 介護施設における食事サービス提供のトレンド ~経営効率&顧客満足度向上のために押さえるべきポイントとは~ 「地域を支え、信頼される、かかりつけ薬局」~地域包括ケアの実現に向けて~ 【2018年介護保険改正】介護保険制度をめぐる施策について 介護業界だから取り組むべきデータに基づくエリアマーケティング~地域の需要と供給を地図上に可視化~ 売上アップのために「介護職 採用困難期」を乗り切る仕組みと仕掛け ~採用成果は、やり方ひとつで大きく変わる。あなたの会社の採用活動は「できること全て」をやり尽くしていますか?~ 道具(もの)が、人を応援する! 自立への第一歩は“生活の武器” となる正しい道具の選び方・使い方 高齢者もいきいきと暮らすまちを実現!~住民と行政の協働による愛媛県喜多郡内子町の成功事例~介護の周辺ビジネスの市場と動向~介護報酬に頼らないサービスのヒントと可能性~転倒、誤薬、行方不明...介護現場で起きる事故をどう防ぐか~事例から学ぶ原因分析と再発防止策~医療介護同時改定に向けて、ケアマネジメントはどうあるべきか介護の現場に必要なイノベーション~目標に向かって活用するロボット介護機器~その食形態は対象者の口にあっていますか?Industry4.0による社会の大変革における新しい街づくり ~訪問看護ステーションを軸にして~高齢化が進むASEAN地域におけるビジネスチャンス~介護産業のアジア展開の現状と課題~介護レクリエーションで施設の魅力UP!~認知症予防につながるレクで集客力の向上、離職率の低下に貢献~改定後も勝ち残るデイサービスの作り方と集客方法仲間が集まる!「働きたくなる法人の秘密」採用・教育・定着手法大公開3月15日(木) 高齢者とのコミュニケーションが開かれた「まち」をつくるために ~心・脳・社会の関係を理解しよう~法改正をチャンスととらえよ!収益改善で介護事業者が取り組むべき保険外サービスとは「選ばれる高齢者住宅」の建築的アプローチ~コンセプトと地域性を反映させた施設デザインとは~介護現場がイキイキする「介護記録の書き方」&「連携の仕方」神奈川県の未病改善への取り組みにおける未病産業の展開について高齢者の生きる喜びを引き出す『介護食』の提案 ~「食」から考える、良いホーム・良い介護とは~先端技術やICTの活用で、高齢者がいつまでも働ける「まち」次世代ヘルスケア産業の創出~生涯現役社会の構築を目指して~介護保険制度下における仕事とはなにか?~高齢者は被介護者ではなく社会資源~入居者増につながる高品質ケア・運営の工夫介護現場の働き方改革!~AIの活用でどのようなことができる?~福島県須賀川市の「まちづくり」とは? 公立岩瀬病院が地域と一緒に進める包括ケアの実践と展望中国介護産業の現状と今後(第1部:市場動向編)2018年同時改定を追い風に!デイサービスの生き残り戦略はこれだ!今さら聞けない!介護のプロのための福祉用具の基礎知識シニアマーケットを激変させる“この先シニア”のHanako世代とは?健康寿命の延伸に寄与する『スマイルケア食』~利用者の状態に合わせた選び方~「みんなの認知症情報学」が目指す安心・安全なまちづくり ~人工知能技術でエビデンスをつくり、生活・学習・自立を支援~中国介護産業の現状と今後(第2部:投資・進出編)待ったなし、「経営力」が試される時代!平成30年改正を生き残るための経営改善手法とはICTの導入が人材確保・顧客満足度の向上につながる!現場で失敗しないICT化の進め方介護職員の離職率を下げるために、なにができるか?~離職率7割からの奇跡のV字回復を成し遂げた秘策~ 3月16日(金) 高齢社会の交通手段~決め手はオンデマンドバス!~どうなる、超高齢社会?どうする、日本の介護!~介護職がもっと「誇り」を持てる社会となるために~採用・定着にも効果大!これからの介護事業者に不可欠な“理念経営”実践戦略とは?~活力溢れる“強い組織”をつくるために~生き残りをかけて~これからのデイサービスに必要な保険外サービスとは?~高齢者の運動革命~高齢者が激変する運動の力~高齢者施設における栄養ケアの課題と解決 ~多職種で支える栄養ケア・マネジメント~政府はこう考える!人口急減・超高齢化でも活気ある社会 ~今こそ地方創生!戦略策定から実践へ~個人データの分散管理で、医療-介護-自治体-企業 の連携を実現!~高齢者を社会全体で見守るために~サ高住及びセーフティネット住宅に関する施策の動向についておいしく・楽しく自立支援!栄養士が中心となって運営する『レストランデイ』の取り組み未来を見据える!自立支援型ケアプランの運用にAIをどう活用するか? ~豊橋市の取り組み事例を交えて~構想から具体化へ・日本版CCRC実現のポイント川崎発で生まれる、ウェルフェアイノベーション~産業と福祉の融合で新たな活力と社会的価値を創造する~集客・採用・開設、介護事業の課題解決に役立つブランド戦略講座ケアマネージャーのための医師との上手なつき合い方テクノロジーは介護を救えるか~失敗しない導入のすすめ方~調理の省力化とコスト削減を実現する、ユニバーサルデザインフードの活用法開催期間2018年(平成30年) 3月14日(水) ~ 3月16日(金)開催時間9:30~17:00(受付開始 9:00)会場東京ビッグサイト 東4、5、6 ホール〒135-0063東京都江東区有明3-11-1 アクセスマップはこちらよりご覧ください 入場料5,000円※事前登録者および招待券持参者は無料※一般ユーザー、学生、18歳未満は入場不可主催ブティックス株式会社後援(公社)関西シルバーサービス協会、 高齢者住宅経営者連絡協議会、 (一社)シルバーサービス振興会、 (一社)全国介護付きホーム協会、(一社)日本アクティブコミュニティ協会、 (一社)日本衛生材料工業連合会、 (公社)日本栄養士会、 (一社)日本介護協会、 (一社)日本介護支援専門員協会、日本介護食品協議会、 (一社)日本ケアマネジメント学会、 (一社)日本作業療法士協会、 (公財)日本障害者リハビリテーション協会、 (一社)日本福祉用具供給協会、 日本ホームヘルパー協会、 (公社)日本理学療法士協会、 福祉住環境コーディネーター協会※予定、団体名五十音順

実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社

実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社

2018年01月、NECネッツエスアイ株式会社はトーテックアメニティ株式会社の「見守りライフ」を導入からメンテナンスまでワンストップで提供する「ベッド見守り支援ソリューション」の販売を開始すると発表しました。「見守りライフ」とは、介護ベッドに取り付ける荷重センサによってさまざまなデータを取得し、離床をお知らせしたり、生活リズムの見える化などを行う介護ロボット。実証試験の結果から明らかになった効果は?両社が語る「ロボットとスタッフの共存」に必要なものとは?そんな気になる疑問を、両社に直接聞いてきました! トーテックアメニティ社(左2名)とNECネッツエスアイ社(右3名)の両社に話を伺う「ベッド見守り支援ソリューション」とは?ーーーまずは「見守りライフ」および「ベッド見守り支援ソリューション」でできることを教えてください。 主な機能は、離床検知機能、健康見守り機能、同時見守り機能、メール配信機能の4つです。それぞれご説明します。 離床の兆しをナースコールでお知らせNECネッツエスアイ:1つめの離床検知機能とは、離床を事前に察知し、お知らせする機能です。離床前の「動き出し」や「起き上がり」といった動作を検知し、ベッド上の利用者が完全に離床する前にナースコールで通知します。生活リズムを見える化NECネッツエスアイ:2つめは健康見守り機能です。これは、睡眠・体重・脈拍・呼吸(※)などのデータをとり、生活リズムを見える化する機能です。 ※脈拍・呼吸(バイタル)データは参考値 特徴は、 対象者の情報/状況を24時間データで見える化 データ化しているためスタッフ間の情報共有が容易 の2点です。これらにより質の高いケアサービスの提供ができると考えています。ーーーたとえばどのようなことができるのでしょうか?たとえば、眠れないという入居者様に睡眠導入剤を投薬している場合、その薬が本当に効いているかどうかを睡眠データから確認することが可能です。また、4日以上のショートステイを希望される入居様に対してはケアプランの作成が必要となりますが、このケアプランを作るために1週間くらい入居者様の様子見をするという話を聞きます。ベッド見守り支援ソリューションを活用すれば正確なデータに基づき、その方にあったケアプランをより早く作成することもできるはずです。最大40床を一覧で確認|施設の見守りを効率化 3つめは同時見守り機能です。最大40床まで同時に確認することができます。 トーテックアメニティ: ある施設では20床に当製品を導入いただいていますが、夜間にその見守り画面を見ると画面全体が青(=睡眠を表す色)になっているので、ひと目で「異常なし」ということが確認できるのです。このように、同時に見守りできるというのは効率化にもつながりますし、巡回に行っていない間のスタッフの安心にもつながります。 ベッド上の状態を知らせるアイコンは色ごとに分けられているメール配信機能トーテックアメニティ:4つめがメール配信機能です。こちらは主に「在宅介護向け」としてご利用されるお客様へのサービスですが、就寝時刻や睡眠時間等を決まった時間にメールでお届けする定期配信機能と、いつもと違うことが起きたときにメールを送る機能の2種類あります。 定期配信メールの一例後者では、たとえば「いつもは7時に起きるのに、今日に限って8時になっても起きてこない」あるいは「夜中にトイレに行って1時間も帰ってこない」など、ふだんと違った様子を察知したときにメールを送ります。これにより、離れて暮らす家族の異変を察知し、様子を見に行ったりするなど、予防や対策を行うことが可能となります。「見守りライフ」を在宅でご活用いただいている例はまだまだ少ないですが、今後はご家族だけでなく自治体や介護事業所などを巻き込んだ見守り体制の構築に、当製品が貢献できればと考えています。トーテックアメニティ社の「見守りライフ」をNECネッツエスアイ社がワンストップ提供ーーー今回の「ベッド見守り支援ソリューション」は、トーテックアメニティ社の「見守りライフ」を活用してNECネッツエスアイ社がサービス展開していますね。NECネッツエスアイ:弊社の役割は、介護事業所に対し「見守りライフ」の導入から運用、メンテナンスまでをワンストップで、トータルソリューションとして提供することです。「見守りライフ」で施設の課題を解決していただき、施設そのものの価値を高めるお手伝いをしたいと考えています。プライバシーにも配慮しながら見守りできる 見守りに使用するのはベッドの脚にとりつける荷重センサとベッド裏にとりつけるバイタルセンサだーーー御社自身が映像監視ビジネスも行っていますが、なぜ今回見守り機器として「見守りライフ」を活用することにしたのでしょうか?弊社が得意とするカメラを用いた顔認証システムは、入居者様が監視されていると感じてしまう懸念もあり、プライバシーの側面で導入のハードルが高いことがあげられます。カメラを使用せずに見守る方法を模索していたときに「見守りライフ」と出会い、いっしょにソリューションをご提供することになりました。すでに20施設以上の導入実績もトーテックアメニティ:弊社は「見守りライフ」の開発を担当しています。主にソフトウェア開発、とくに見守り画面の見せ方やクラウドシステムの構築などが中心です。これまでに開発だけでなく販売も行っていたので、すでに「見守りライフ」の導入事例は20施設以上あります。実証試験でわかった驚きの効果とは?ーーー「ベッド見守り支援ソリューション」発売に先がけて、特養にて実証試験を行なったと聞きました。その結果について教えてください。NECネッツエスアイ:実証試験は、特別養護老人ホーム「ニューバード」とそこに入居されている4名にご協力いただき、2017年10月~12月に実施しました。結果的に、それまで多い時には月4回ほど起こっていた転倒をゼロにすることができました。くわしくご説明します。転倒リスクを早めの介助で防ぐNECネッツエスアイ:効果が出たのは、4名のうち「ベッド見守り支援ソリューション」とナースコール連携をしていた2名です。そのうち1名は要介護度3程度の方で、事前調査では夜中のトイレの時間に転倒が多いということが分かっていました。実証試験前は月に3~4回ほど転倒していたのですが、実証試験中は「ベッド見守り支援ソリューション」が離床をナースコールで即座に知らせるため、スタッフがトイレまで介助を行うことで、転倒回数をゼロにすることができたのです。ベッドからのズレ落ちもゼロにNECネッツエスアイ:もう1名は要介護5の方です。事前調査では、ベッドの柵から足がはみ出てしばしばベッドから落ちてしまうことが分かっていました。月に1~2回ほど落ちてしまうことがあるため、施設側ではベッド下に衝撃を抑えるマットを敷くなどの対策をとっていたようです。そこで実証試験を行った結果、そうしたずれ落ちが2ヶ月間はゼロでした。こうした結果から、「ベッド見守り支援ソリューション」が離床通知機器として充分な働きをすることが実証されたといえます。“生活リズムの見える化”がもたらした変化ーーー「ベッド見守り支援ソリューション」の“生活リズムの見える化”に関してはいかがですか?何か効果や反響はありましたか?トーテックアメニティ:“生活リズムの見える化”ーー「健康見守り機能」の反響としては、こんなエピソードがあります。認知性の方は、よく眠れなかった日の翌朝、「不穏(ふおん)」とよばれる行動を起こされることがあります。不穏は場合によって暴れるなどのリスクにつながるおそれがあるので、スタッフ同士で事前に把握しておくことが重要です。しかし、よく眠れていないのに「眠れた」と答えるなど、ご本人への確認だけでは充分でないことがしばしばでした。そんなときに睡眠データを事前に確認し、スタッフ同士で共有・引き継ぎをしっかりすることで、ご利用者様の不穏行動を事前に気にかけたり、防いだりすることができたのです。実際に、そのように睡眠データを活用していると、ある施設から聞いています。NECネッツエスアイ:睡眠データに限らず、「健康見守り機能」で取得したデータの共有は、ケアプラン作成時にも役立っているというお声もいただいています。生活リズムを見ながら話し合うことができるので、議論の質が高まったそうです。介護スタッフと見守りロボットの共存のためにーーー平成30年度の介護報酬改定では、見守り支援ロボットを夜勤職員の代わりとして認めるという改定がなされそうです。見守り支援ロボットと介護スタッフをはじめとする人間がうまく共存していくには、何が必要だと考えますか?NECネッツエスアイ:1つ目は人間と介護ロボットの分業化ですね。「ベッド見守り支援ソリューション」を導入したある施設長からは、「“目”を使うところは人間では限界がある。そういう部分はセンサに頼っていきたい」と話していました。「見続ける」「記録し続ける」のは、見守り支援ロボットだからこそできること。その点をうまくオペレーションに取り入れていただければと思います。2つ目は、我々のような立場のSI’er(システムインテグレーター)がスタッフと介護ロボットを仲立ちすることだと考えています。介護現場で働くスタッフの方々に、使い方やメリットなどを納得がいくまでご説明するのが我々の使命です。将来的には、介護ロボットがどの現場にもありふれたものになり、介護スタッフの負担が軽減されるとともに、利用者もその恩恵を享受できるような社会になってほしいと思っています。トーテックアメニティ:介護ロボットときくと、つい介護スタッフの方の負担軽減を第一に考えてしまいがちです。しかし大事なのは、介護をうける方にどのようなメリットがあるのかという点だと考えています。介護スタッフの負担軽減はもちろん、被介護者にとってのメリットという視点もあわせ持つことで、介護ロボットはより広く認知され、受け入れられていくのではないでしょうか。編集部まとめ 離床通知はもちろん、生活リズムの見える化までできる「ベッド見守り支援ソリューション」。設置はほぼ全ての介護ベッドにメインの荷重センサを取り付けるだけなので、離床マットの入れ替えとして重宝されているというのもうなずけます。ナースコールとの連携など、既存のシステムに追加する形で導入できるのも大きな魅力のひとつでしょう。しかし、真価を発揮するのはより大規模に導入したとき。介護ロボだからこそできる「一気に見守り」を支えるNECネッツエスアイ社のサポート力にも期待できそうです。 コメントお名前(ニックネーム):鼻沢耳男 コメント内容:私も以前、介護施設(グループホームが多い)で働いていて、夜勤の際は軽く音が聞こえた際にも念のため確認に行ってました。寝返りであればいいのですが、柵を越えて落下の危険性があるならば、素早く対応出来て良いのではないかと思います。 ただ、最初はコストがかかって浸透しにくいのではないかと思います。高くない入所費用でも利用できる様になれば、多くの施設で使われる様になると思います。

【アンケート結果発表】未来の介護、AIで何が予測できたらうれしいですか?

【アンケート結果発表】未来の介護、AIで何が予測できたらうれしいですか?

人工知能(AI)は、すでに介護の分野にも入り込みはじめています。ケアプランをAIが作ったり、排せつ予測ロボットが次の排せつの時間を予測して教えてくれたり…。まだ完全ではないにせよ、近い将来、そうしたAIの働きが介護の負担をより軽く、介護の質をより高くしてくれることは間違いありません。介護ロボットONLINEでは、「未来の介護、AIで何が予測できたらうれしいですか?」と題して、アンケートを行いました。今回は、そのアンケート結果を発表します。進化を続ける介護ロボットや人工知能(AI)ーー次は何を予測してくれるのでしょうか?アンケート結果発表!アンケートでは、「未来の介護でAIに予測してもらえたらうれしいモノ・コト」として事前に7つの選択肢を設けました。 転倒を予測 排せつを予測 徘徊を予測 誤嚥(ごえん)を予測 感染を予測(インフルエンザ等) 褥瘡(じょくそう)を予測 不穏を予測 さっそく結果を見ていきましょう。予測できるとうれしいのは「転倒」「排せつ」「徘徊」「未来の介護、AIで何が予測できたらうれしいですか?」という問いに対して、もっとも回答が多かったのは「転倒を予測」で63.7%(65ポイント)でした。次いで多かったのが「排せつを予測」で58.8%(60ポイント)、その後「徘徊を予測」(50.0%/51ポイント)、「誤嚥(ごえん)を予測」(47.1%/48ポイント)と続きます。「ケアプラン」や「本人の意思」も予測できるとうれしいその他の意見としては、「ケアプラン」や「伝わらない本人の意思」などがありました。また、「(利用者に)希望を持たせる動機付けをしてくれる人工知能」といった意見もあり、コミュニケーションロボット的なAIを期待する人もいるようです。「転倒」や「徘徊」に課題感――離床センサでは不十分?1位の「転倒」や3位の「徘徊」を防止するため、すでに離床マットや離床センサーを取り入れている介護施設は多いはず。それでも「転倒や徘徊を予測してほしい」という回答が多いのは、これまでの離床センサが事故を防ぐのに十分でないということを表しているのかもしれません。現在主流の離床センサには、「ナースコールが鳴っても駆けつけに間に合わない」「誤報が多い」などの課題があります。不正確で「事後報告」的な通知ではなく、正確で事前に知らせるタイプの離床センサが求められていると考えられます。関連する介護ロボット 業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン 個人賠償責任保険も!認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」|フランスベッド株式会社 また、離床時以外の転倒や徘徊に対しても、課題感や負担感を抱いていることがうかがえます。排せつを予測するロボットはすでに市販されている!三大介護(食事介助、入浴介助、排せつ介助)のひとつである「排せつ介護」。介護する側はもちろん、される側にとっても肉体的・精神的な負担が大きいケアであるため、「排せつを予測」が2位になったのはもっともなことです。そんな排せつ予測を、すでに実現している介護ロボットがあります。それが 排泄予知ロボット「DFree」 です。 「DFree」本体。超音波センサ(右)を下腹部に装着し、膀胱の状態を取得、分析する 「DFree」は、下腹部に装着することで体内の動きを検知・分析し、排尿のタイミングを予知・通知してくれるウェアラブルデバイスです。「DFree」本体に超音波センサが内蔵されており、膀胱の大きさの変化を捉えることで「そろそろ出そうだ」もしくは「出ました」というお知らせをしてくれます。現状では排尿の予測のみで排便の予測まではできませんが、 介護ロボットONLINEの取材 では、排便も予知できるデバイスを近年中に商品化する予定とのことでした。関連する介護ロボット 世界が注目!排泄予知ロボット「DFree」|トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 「誤嚥予測ロボ」はないが、「嚥下音から誤嚥を防止するロボ」ならある約半数の人が「予測できるとうれしい」と回答した「誤嚥(ごえん)」。誤嚥が原因で肺炎を引き起こす「誤嚥性肺炎」は、最悪の場合死に至る危険性のある恐ろしい病気です。だからこそ「誤嚥予測」が求められているのですが、残念ながら、現時点では誤嚥を予測するAIおよび介護ロボットは存在しません。しかし、誤嚥を防ぐ介護ロボットは存在します。それが 嚥下(えんげ)音を”聞ける化””見える化”する「ごっくんチェッカー」 です。 ごっくんチェッカー本体ごっくんチェッカーは、嚥下音、つまりモノを飲み込むときの「ごっくん」という音を聞いて、正しく飲み込めているかを確認できる介護ロボット。これによって、誤嚥を放置することが防げます。介護ロボットONLINE編集部も「ごっくんチェッカー」を使ってみましたが、予備知識なしでも音とグラフの2つで自分が正しく嚥下していることを確認できました。関連する介護ロボット 嚥下音を聞ける化・見える化「ごっくんチェッカー」|株式会社ハッピーリス「褥瘡予測ロボ」はないが、「体位変換を自動で行うロボ」ならある嚥下予測と同じく、「予測はできないが予防はできる」介護ロボットが、「褥瘡(じょくそう)」にも存在します。それが「自動寝返り支援ベッド」 です。画像: フランスベッドHPより 「自動寝返り支援ベッド」は、ベッドの床板を左右にゆっくりと傾けることで、利用者の体圧を分散し、寝返りを安全にサポートします。利用者の睡眠も妨げず、体位変換にかかる介護スタッフの負担も軽減する介護ロボットとして注目を集めています。まとめ日々進化するAIや介護ロボット。2018年2月16日に閣議決定された「 高齢社会対策大綱 」では、介護ロボットの市場規模を、2020年までに約500億円までに成長させる目標が打ち出されています。それにともない、AIや介護ロボットの開発もますますすすんでいくでしょう。すでに「排せつ」や「離床」がある程度まで予測できる介護ロボットが市販されています。あなたが待ち望む「未来の介護」は、もうすぐそこまで来ているのかもしれません。< アンケート調査概要 >・調査期間 :2018年2月14日(水)~2月16日(金)・調査対象 :介護ロボットONLINEの読者・有効回答数:102件

介護ロボットの開発重点分野が追加!排泄予測や装着型外出支援機器も

介護ロボットの開発重点分野が追加!排泄予測や装着型外出支援機器も

介護ロボットの「ロボット技術の介護利用における重点分野」が新たに1分野5項目追加されることが、経済産業省より発表されました。「ロボット技術の介護利用における重点分野」とは、 経産省や厚生省がすすめる介護ロボット支援において、優先的に開発・導入が推進される分野です。何が追加されたのか?今後の展開は?気になる点をまとめました。移動支援・排泄支援・コミュニケーションロボットの項目が追加これまでの重点分野は、下記の5分野8項目で策定されていました。経済産業省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」などは、この重点分野にしたがって実施されています。 移乗介護(装着型/非装着型) 移動支援(屋外用/屋内用) 排泄支援 見守り(介護施設用/在宅介護用) 入浴支援この重点分野に、新たに1分野5項目が追加されました。合計で6分野13項目になったのです。追加されたのは、 移動支援×1項目、排泄支援×2項目、見守り・コミュニケーション×1項目、そして新分野である介護業務支援です。 移動支援の新項目「移動支援」分野は、これまで2項目ありました。 高齢者等の外出をサポートし、荷物等を安全に運搬できるロボット技術を用いた歩行支援機器 高齢者等の屋内移動や立ち座りをサポートし、特にトイレへの往復やトイレ内での姿勢保持を支援するロボット技術を用いた歩行支援機器 今回、新たな項目として、(3)外出用の装着型移動支援機器が追加されました。 高齢者等の外出等をサポートし、転倒予防や歩行等を補助するロボット技術を用いた装着型の移動支援機器 「外出用の装着型移動支援機器」は、すでに様々な企業から販売されている、今介護ロボット業界でもっとも注目されている機器のひとつです。介護ロボットONLINEでも取材記事を掲載しています。 ▼取材記事を読む▼ 排泄支援の新項目 これまで、「排泄支援」分野に該当する機器は、 排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ に限られていました。しかし、今回新たに下記の2項目が追加されました。 ロボット技術を用いて排泄を予測し、的確なタイミングでトイレへ誘導する機器 ロボット技術を用いてトイレ内での下衣の着脱等の排泄の一連の動作を支援する機器(2) 排泄予測・誘導機器には、排泄予知ウェアラブルデバイス「D Free」などが当てはまると考えられます。 ▼取材記事を読む▼ 見守り・コミュニケーション「見守り支援機器」の分野は、下記の2項目でした。 介護施設において使用する、センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム在宅介護において使用する、転倒検知センサーや外部通信機能を備えたロボット技術を用いた機器のプラットフォーム 今回新たに、下記の1項目が追加されました。 高齢者等とのコミュニケーションにロボット技術を用いた生活支援機器 これにより、いわゆる「コミュニケーションロボット」も開発支援の対象になったといえます。2016年に行われた 介護分野におけるコミュニケーションロボットの活用に関する大規模実証試験  をうけ、 コミュニケーションロボットの効果や可能性が明らかになった からでしょう。 実証試験に関しては、報告書を読み解くシリーズ~実証試験から分かるコミュニケーションロボットの可能性と問題点~として詳しく記事にしています。 新分野「介護業務支援」が追加新しい分野として、「介護業務支援」分野が追加されました。 介護業務支援 ロボット技術を用いて、見守り、移動支援、排泄支援をはじめとする介護業務に伴う情報を収集・蓄積し、それを基に、高齢者等の必要な支援に活用することを可能とする機器 “介護業務に伴う情報を収集・蓄積”とあるように、いわゆるICT、IoT機器が該当すると考えられます。 経済産業省は、 介護ロボットによる業務効率化を図りたい考えなのでしょう。 今後は介護そのものだけでなく、介護の周辺業務・事務業務全般をサポートする機器にも開発補助が出されていくことになりそうです。今後の展開経済産業省は、「ロボット介護機器開発・導入促進事業」という事業名で、重点分野にある介護ロボットの開発を支援しています。具体的には、開発補助金として最大1億円を企業に助成しています。この事業は、今年度で終了する予定です。経済産業省の発表によれば、新たに追加された1分野5項目の開発支援の公募を本年度中に開始する予定とのです。「ロボット介護機器開発・導入事業」が今年度で終了したあとは、「ロボット介護機器開発・標準化事業」という事業名に変えて 開発支援を継続する意向 です。介護ロボットのさらなる充実に期待今回の改定で重点分野に該当することとなった販売開始済の介護ロボットも多く、今後の開発事業ならびに導入事業に期待が集まります。また、介護の事務業務全般をサポートする機器も新たに重点分野となったことで、これまで業務を圧迫していた報告書やレポート作成、 介護記録 などの負担が軽減される可能性があります。もっとも、単にそうしたICT機器、IoT機器を導入するのではなく、職員が使いこなせるようにサポートする体制も整える必要があるでしょう。

車いすの概念を覆す!移乗・移動ロボット「Keipu(ケイプ)」|株式会社アイザック

車いすの概念を覆す!移乗・移動ロボット「Keipu(ケイプ)」|株式会社アイザック

介護事故の過半数を占める「転倒・転落」。その多くは移乗介助で発生しています(※)。日常生活の中で頻回に起こる移乗介助は、要介護者・介護者ともに危険とストレスの伴うものです。そんななか、転倒などの事故を減らすための全く新しい移乗・移動ロボットが開発されました。それが、今回ご紹介する「Keipu」(ケイプ)です。これまでの車いすの概念を覆すこのロボットについて、株式会社アイザックの渡辺諒氏に話を伺いました。※ よくわかる!移乗介助の事故事例について、その予防法と報告方法 より 株式会社アイザック「Keipu」担当の渡辺諒氏に話を伺う 病院と連携して開発ーーー御社について教えて下さい。当社は、医療・介護ロボットや災害対応ロボットを研究開発している会社です。医療・介護ロボットに関しては、福島県会津若松市にある一般財団法人温知会 会津中央病院と連携して研究開発を行っています。今回ご紹介する「Keipu」は後ろ乗りのコンセプトをベースに開発し、病院職員や患者様のご意見を頂きながら当社が製品化に向けて取り組んで参りました。「Keipu」とはーーー「Keipu」とはどのような介護ロボットなのでしょうか?「Keipu」とは、車いすへの移乗時に発生する負担や事故を減らすことを目的とした、新しいスタイルの移乗・移動ロボットです。「Keipu」の大きな特徴は、車いすのように背もたれが無く、バイクのように直接座面に乗り込めるスタイルを採用していることです。「Keipu」の座面をベッドの高さに合わせることで、ベッドや車椅子から直接のり移れるようになっています。これにより、車いすでの移乗で発生しがちな転倒や事故を減らすことができ、移乗介助にかかる介護者の負担を減らすこともできるのです。ベッドから「Keipu」まで、”地続き”のように移乗できる(画像:http://www.aizuk.jp/keipu.php) 二つ目の特徴は、その場で360度旋回できるという点です。そのため、電動車いすでは大きすぎて旋回できないトイレやエレーベーターなどの中でもスムーズに利用することができます。ーーーエレベーター内で方向転換している動画を拝見しました。ありがとうございます。電動車いすであれば通常、前向きに入って出るときにバックしなければいけませんが、「Keipu」は前向きに入って中で回転して、前向きに出ることができます。ーーー操作は電動車いすと同様ジョイスティックですか?そうです。ジョイスティックで前身・後退・旋回等の操作を行います。さらに、搭載されているタッチパネル式モニターでは、座面の高さ調整や5段階の速度調整も可能です。Keipu」のモニター画面。速度調整、座面の高さがタッチパネルですぐできる事前にベッドの高さなどが登録でき、ワンタッチで座面が調整される機能も。移乗介助の事故を減らすためにーーー開発のきっかけを教えてください。「Keipu」は、車いすでの移乗に潜む危険を何とかしたいという考えからスタートしています。車いすへ、もしくは車いすから移乗する際に向きを変えたり抱きかかえたりすると、事故や転倒の危険性がどうしても高くなります。そのため移乗機器や移乗リフトには、身体の向きを変えずに乗り込めるタイプのものが多いです。そうしたタイプの機器と電動車いすが一体化したようなものを作ろうというのが「Keipu」のコンセプトなのです。車いすが変わると、気持ちも変わるーーーKeipuのこだわりを教えてください。デザインにはこだわりました。「Keipu」をご利用いただいた方の中には、「 Keipuに乗ると車いすよりも目線が高くなるので、なんとなく気持ちが明るくなった」とおっしゃる方が多くいます。車いすだとどうしても立っている方に見下されているような位置関係になってしまうのですが、「Keipu」では立っている方とほぼ同じ高さになるため、心理的な負担が軽くなるのでしょう。「Keipu」に乗ったときの目線はこんな感じ。”座っている”という感覚は少ない。その他でも”福祉用具”らしさは強調しすぎず、健常者の方がお使いいただいても不自然でないようなデザインを心がけています。恐怖感が少ないから、活発になるーーー現在病院で試用運転中とのことですが、そこでの反響にはどんなものがありますか?病院での試用運転と並行して、自治体のレンタル事業にてすでに6ヶ所でお使いいただいている実績があります。そこでの反響をご紹介します。まずご紹介したいのが、これまで車いすを利用していた方のケースです。この方は、車いすでの移乗で転倒した経験があり、それ以来転倒への恐怖心から外出を控えてしまっていました。「Keipu」をご提案したところ、「これなら乗れるかもしれない」ということで使っていただいたのですが、車いすに比べ恐怖感なく使用することができたため、寝たきりのような状態が改善され、生活がとても活発になったのです。もう一つは、「Keipu」をレクリエーション的に活用している施設のケースです。先ほど申し上げたように、車いすよりも目線が高くなり明るい気持ちになる点にを特に評価していただき、ご利用者に移動の楽しみを実感してもらうのに活用しているようです。ーーー逆に、課題となるような反響はありますか?たくさんありますね。例えば、介護従事者の方が、こうした機器への移乗に慣れていない、という問題があります。介護従事者の方は、一般的に対車いすでの移乗介助を勉強されているのですが、「Keipu」のような前乗りタイプの機器への移乗介助をする機会が少ないのです。そのため、「Keipu」への移乗方法を新たに確立しなければいけないということがヒアリングから判明しました。もう一つは、価格です。電動車いすと同程度の価格で「Keipu」をご提供したいと考えているのですが、そこまでコストを下げることができていないのが現状です。ーーー価格は、介護ロボット業界全体の課題とも言えそうですね。こうした新しい機器に対する拒絶感はどうですか?たしかに、電動で動くことに対する不安を感じている方も少なくありません。病院や介護施設で使うことを想定しているので、ロボットがどれだけ安全でも、認知症の方などがついぶつかってしまったらどうするのか?などの声はあります。その点に関しては、介護ロボット自体の安全性を高めると同時に、現場の意識改革も必要だと痛感しています。「Keipu」のこれからーーー現在も試用運転中とのことですが、今後はどのように展開していく予定ですか?これまでの病院での試用運転では、利用者の声を重視して開発を進めてきました。これからはそれと同時に、介護をする側の声ももっと拾っていかなくてはと感じています。展開としては、現在もすでに一般の受注を受け付けておりますので、より多くの方に「Keipu」を知っていただき、使っていただければと考えています。そのなかで、今後も改良を続けながら実績を増やしていきたいです。生の声が「介護」を良くするーーーメッセージをお願いします。我々の一番の目的は、介護を受ける方や介護をする方々の悩みを解消できるようにものを作ることです。当社は病院と密に連携しているため比較的意見が聞き取りやすいですが、多くの介護ロボットメーカーはなかなか生の声を聞ける環境にありません。介護に携わる方もそうでない方も、ぜひ積極的に意見を発信していただき、いっしょに「本当に良いもの」を作っていければと思っています。編集部まとめ病院と連携して研究開発が進められるという強みを活かし、介護者・被介護者の声を取り入れて誕生した「Keipu」。国際福祉機器展での出展ブースは、「Keipu」に興味を持つ多くの人々で人だかりができていました。電動車いすと同程度の価格を目指しているという「Keipu」が私たちの手に届く日が待ち遠しいですね。

個人賠償責任保険も!認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」|フランスベッド株式会社

個人賠償責任保険も!認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」|フランスベッド株式会社

介護ベッドをはじめ、さまざまな福祉用具の開発、レンタル事業を行っているフランスベッド株式会社。認知症に対応した商品展開もしているフランスベッドが、これまでとは逆転の発想で開発した徘徊感知器が「おでかけキャッチ」です。万が一の安心までサポートしてくれる「おでかけキャッチ」個人賠償責任保険についても伺いました。フランスベッド株式会社の認知症への取り組みーーー御社の事業内容と、認知症への取り組みについて教えてください。フランスベッド株式会社は、ベッドをはじめとした家具類や、福祉用具・在宅医療機器の製造販売およびレンタルを行っている会社です。現在は、主にメディカルサービス事業とインテリア健康事業の2軸で事業展開をしています。弊社が手がけている福祉用具は、在宅用介護ベッド、車いす、自転車、歩行器など多岐に渡ります。福祉用具レンタル事業では、弊社以外の商品も幅広く扱っています。その中でも、近年は認知症に特化した取り組みを行ってきました。床板面の高さを超低床110ミリまで下げられる「超低床フロアーベッド」や前後の転倒を予防する新機能車いす「転ばなイス」、赤ちゃん型コミュニケーションロボット「泣き笑い たあたん」など、認知症に対応した商品展開を行っています。その一つとして、2015年に販売開始したのが、今回ご紹介する「おでかけキャッチ」です。おでかけキャッチとはーーー「おでかけキャッチ」とはどのような商品なのでしょうか?「おでかけキャッチ」は、従来の徘徊感知器とは逆転の発想で開発された認知症の外出通報システムです。見守り対象となる方が「おでかけキャッチ」センサーを設置している場所を通ったら、家族や介護者に向けてそれを通知してくれるので、外出する前に徘徊に気づくことができます。従来のシステムと大きく異なるのは、見守り対象となるご利用者の方が何も装着しなくていいという点です。これまでの外出通報システムは、ご利用者の衣服や靴にタグを装着したり、ペンダント型の発信機を身に着けてもらうタイプが主流でした。しかしこれらのタイプは、ご利用者が気になって外してしまったり別の靴で外出されたりして意味をなさないケースが少なくないだけでなく、ご利用者の方の負担になってしまうという問題がありました。「おでかけキャッチ」は、そういったご利用者の負担をなくし、ストレスを感じることなく普段通りに生活していただくために、ご利用者ではなく見守る側の家族や介護者が認証キーを持つシステムとなっています。これにより、ご利用者のストレスが軽減されるだけでなく、発信機の取り外しによる「システムがちゃんと機能しないかもしれない」という家族や介護者側の不安・ストレスをなくすことにもつながります。おでかけキャッチを体験してみた「おでかけキャッチ」のシステムは、人感センサーを搭載している本体ユニット、徘徊を通知する受信機、専用の認証キーで構成されています。まずは、認証キーを持たずに本体ユニットの前を横切ってみてください。 ピンポンパンポーン♪外出を検知。1番を通過しました。このように、受信機が音と光と画面表示で本体ユニットの前を通過したことをお知らせしてくれます。ーーーだいたい7秒後に通知されましたね。受信機はどこにでも置けるのでしょうか?本体ユニットと受信機の通信可能距離は何も障害物がないところで約400mです。木造建築であれば本体ユニットを玄関に、受信機を2階に置くということもできます。本体ユニットと受信機は、最大3台まで増設が可能です。では次に、認証キーを持って私が前を横切ってみますね。ーーー何も反応しませんね。このように、認証キーを持った人を人感センサーが識別するので、ご家族や介護者の方が横切る場合は通知されません。とてもシンプルな機構と言えます。お出かけキャッチの個人賠償責任保険とは?「おでかけキャッチ」は2015年に販売開始していますが、2016年11月より、レンタル利用者を対象とした個人賠償責任保険付帯サービスを開始しました。このサービスは、被保険者が外出中に誤って商品を壊してしまった等の事故による損害賠償責任を負う場合に、最大1億円の保険金が支払われるというものです。保険料は全額弊社が負担しているので、ご利用者はこれまでの価格でさらなる安心を感じていただけるサービスとなっています。ーーー2016年には、認知症の男性が徘徊中に列車にはねられ死亡した事故を巡って、損害賠償を請求するという裁判が開かれましたね。そうですね。裁判では、同居して介護されている方だけでなく、一緒に住んでいないご家族の賠償責任まで問われるなど大きな問題となりました。「おでかけキャッチ」の保険は、離れて暮らすご家族の不安や負担を軽減するためのものでもあるのです。ーーー「おでかけキャッチ」の保険では、列車事故による損害賠償にも適用されるのでしょうか?線路内に侵入し運行遅延が起きた場合や、買い物中に誤って商品を壊してしまった場合などは保険が適用となります。レンタルされている方からは、「安心を買っている」というお声をいただいています。おでかけキャッチのこだわりーーーこだわっている点や気をつけた点はありますか?開発にあたってもっともこだわったのは、確実性です。「システムが上手く機能しないかもしれない」という不安が少しでもあると、結局は常に気を張っていなければならない状態になってしまいます。どんなときも必ず通知してくれるという確実性を担保するために、さまざまな工夫を凝らしました。例えば、認証キーがセンサー検知範囲に一定時間とどまっている場合は受信機にアラートを表示したり、機械が倒れたり電源が抜かれたりした場合はエラーメッセージを出したりします。リーズナブルな価格帯で確実性を出すために、できるだけシンプルな機構で完結するシステムをとっています。「安心」が生活の質の向上につながるーーー「おでかけキャッチ」はどのような方に向いている商品でしょうか?本体ユニットと受信機が最大3台まで設置可能なので、出入り口が少なめの一軒家やマンションに適した商品と言えます。ーーー利用者からの反響を教えてください。あるご利用者の方からは、これまでいつ外出するかと常に気を張っていたところ、「おでかけキャッチ」を利用するようになってから本当に気が楽になったと感謝のお手紙をいただきました。以前はドアを開けたら音が鳴るように鈴をつけていたそうですが、音に気づかず外出されていたことがしばしばあったそうです。「おでかけキャッチ」を設置してからは安心してテレビを見れるようになったと書かれており、安心が生活の質にまで好影響を与えているのだなと、私どもも嬉しく感じました。課題とメッセージーーー課題はありますか?先ほども申し上げたとおり、「おでかけキャッチ」はマンションなどの住宅には最適ですが、出入り口の多い広めの一軒家には対応しきれない部分があります。そういった住宅に対して、リーズナブルな価格をキープしつつご利用いただくにはどうすればいいかが今後の課題といえるかもしれません。ーーー最後にメッセージをお願いします。おでかけキャッチは、今までに無かった逆転の発想から生まれた外出通報システムです。ご利用者様にも、ご家族の皆様にもストレス軽減と安心を感じていただけると思います。毎日の生活の中で、「気づかないうちに出かけてしまうかも」といったご心配を一つ軽減します。まずはご不明な点やご不安な事などを、お気軽にご相談ください。編集部まとめ従来の徘徊感知器とは異なり、見守る側が認証キーを持ち歩く新発想のシステム「おでかけキャッチ」。一緒に暮らす介護者はもちろん、離れて暮らす家族にまで安心を届けるために、個人賠償責任保険もついています。どんなに気をつけていても、24時間ずっと見守るのは不可能です。正確さにこだわった「おでかけキャッチ」の力を借りれば、住み慣れた住まいで安心して暮らし続けることができそうです。おでかけキャッチ サイズ 本体ユニット  幅14.5×奥行7×高さ21cm 受信機 幅8×奥行2.9×高さ13.5cm 認証キー 幅3.4×奥行1.4×高さ7.9cm 料金 商品名 おでかけ キャッチ WS-01 112セット 内容 本体ユニット×1、受信機×1、認証キー×2 利用者負担1割 864円(税込) 利用者負担2割 1,728円 (税込) 月額レンタル料 8,640円 (税込) 購入 224,60円 (税込) 販売・レンタル開始日 2015年12月 ※その他のセットは フランスベッド株式会社 、もしくはフリーコール0120-083413へ問い合わせおでかけキャッチ WS-01 個人賠償責任保険付帯サービス 概要 被保険者 おでかけキャッチ WS-01のレンタル利用者本人 被保険者の範囲 おでかけキャッチ WS-01のレンタル利用者本人およびその監督義務者等 保険金額 1億円 保険料 全額フランスベッド株式会社負担

坂道も楽々、だから安心。オートサポート歩行車「リトルキーパス」|株式会社幸和製作所

坂道も楽々、だから安心。オートサポート歩行車「リトルキーパス」|株式会社幸和製作所

TacaoF(テイコブ)というブランドでさまざまな福祉用具を開発、販売している幸和製作所。とくにシルバーカーの分野では、国内でトップシェアを誇っている老舗企業です。そんな老舗の福祉用具メーカーが、ロボット技術をかけ合わせた全く新しい歩行車を開発したとのこと。関東ショールームにお邪魔し、自動アシスト歩行車「リトルキーパス」を体験してみました。事業内容とブランドコンセプトーーー御社の事業内容について教えてください。お話を伺った営業本部 営業2部の今村氏(左)と和多氏(右)当社は、昭和40年創業の総合福祉用具メーカーです。もともとは乳母車ベビーカーの製造販売からスタートしたのですが、石などを積んで前輪が浮かないように乳母車を使用されている高齢者が少なからずいることに気づきました。そこで、はじめから前輪が浮かないように設計し直し、高齢者の方向けに商品化しました。それがシルバーカーの第一号です。昭和45年には国内初のシルバーカーの製造販売を開始し、徐々に乳母車から高齢者向けの歩行補助車に商材をシフトしていきました。現在は、シルバーカー以外にもさまざまな福祉用具や介護関連商品を開発・製造しています。2007年10月には、TacaoF(テイコブ)という新たなブランドを発表しました。TacaoF(テイコブ)というブランド名には、「take care of…のお世話をする」という思いがこめられています。リトルキーパスの開発背景ーーー御社はさまざまな歩行車を製造されていますが、リトルキーパス開発のきっかけはあるのでしょうか?「リトルキーパス」は、従来の歩行車に自動アシスト機能を追加した新しい歩行車です。弊社はこれまで、さまざまなニーズに合わせた歩行車を開発、製造してきました。日本の住環境に合わせ、自動改札も通れるコンパクトな歩行車を始めとして、軽さを追求したもの、突進現象に適したもの、屋内利用に特化したものなど、豊富なラインナップを取り揃えています。幸和製作所 歩行車ラインナップ一例しかし、それでもまだ解決できない課題がありました。それが、上り坂、転倒、横流れという3つの問題です。従来の歩行車では解決できない3つの課題機体を極限まで軽くしても、上り坂になると自身の体重や歩行車の重さがどうしても負担となり、上れないという方は多くいらっしゃいます。また、歩行中に機器が身体から離れてしまうことによる転倒をゼロにするのは、従来の歩行車では非常に困難です。横流れとは、歩行車が傾斜の付いている方向に勝手に流れていってしまう現象です。通常、道路は車道にむかって2°の傾斜がついているので、気をつけていないと車道に寄ってしまうこともあります。また坂道で旋回するときも一苦労です。弊社では、これら3つの課題を、従来の歩行車にロボット技術を加えることで一気に解決しました。それが「リトルキーパス」なのです。リトルキーパスとはーーーリトルキーパスについて詳しく教えてください。リトルキーパスの軽量化モデル「リトルキーパスS」リトルキーパスは、ロボット技術が上り坂・下り坂や転倒につながる急加速、横傾斜を検知し、状況に合わせて全自動でアシストをしてくれるオートサポート歩行車です。ロボット技術の3大要素である、「センサー」「制御」「駆動系」をすべて備えています。3つのセンサーリトルキーパスには、3つのセンサーが搭載されています。静電センサー、ジャイロセンサー、加速度センサーの3つです。静電センサーでハンドルに触れているかを検知し、ジャイロセンサー、加速度センサーで傾斜や急加速を検知します。3モードから選べる制御3つのセンサーで検知した情報にしたがって、危険回避機能や速度制限機能が働きます。速度制限の強さなどは、3モードからお選びいただけます。サポートモード、パワーモード、標準モードです。上り坂の場合、標準モードを基準として、パワーモードはより強めのアシストが、サポートモードは弱めのアシストが働きます。下り坂の場合、パワーモードではやや弱めのブレーキが、サポートモードでは強めのブレーキが働きます。実際に体験してみたリトルキーパスの使い心地を感じていただくために、まずは自動アシスト機能がついていない一般的な歩行車をお試しいただきます。こちらの歩行車は約8kgです。傾斜を上ったあと旋回して、坂を下りてみてください。ーーー上りは8kg程度の重さを感じますね。下りは、けっこうスルスルと進んでいくのでついていくのが少し大変です。ご高齢者の方になると、この8kgの重さが非常な負担になる場合があります。また、下りのスピードについていけず、転倒してしまう恐れがあるんです。次に、リトルキーパスで同様に傾斜を上り降りしてみてください。リトルキーパスの操作性を体験してみる。ハンドルはしっかり身体を支えてくれる馬蹄形だーーー上りなのに、全然重さを感じません。リトルキーパスは14kgありますが、利用者にかかる重力をセンサーとモーターがアシストしてくれるので、重みを全く感じずに歩くことができます。では、上り坂のうえで旋回してみてください。ーーー先ほどは旋回のために横向きになったとき、ずるずると下に落ちていってしまう感じがしたのですが、それを全く感じません。むしろ、私が旋回しようとしているのを読み取ったように、動きをサポートしてくれているかのような感覚があります。傾斜の上にくるタイヤが逆回転することでブレーキがかかる横流れ防止機能のお陰で、非常に安定して旋回できることがお分かりいただけたと思います。旋回時だけでなく、傾斜のある道を歩くときも楽にまっすぐ進むことができます。現在「パワーモード」を体験していただいていますが、「サポートモード」に変更してもう一度お試しください。サポートモードで再挑戦。モード切り替えは設定ボタンを押すだけでオーケーーーー上り坂ではさっきよりも重さを感じます。下り坂のほうがより違いを感じますね。しっかりと身体を支えながら進む、という感じがあります。「サポートモード」は、パーキンソン病やリハビリテーション時など、車体に体重を預けるように使う方向けのモードとしてお使いいただけます。上り坂では弱めのアシストであまり引っ張る力を加えず、下り坂では強く押しても転倒しないよう強めのブレーキがかかります。平坦な道でも常にブレーキをかけて抑速してくれるので、速度が出すぎず転倒を予防します。ーーー同じ機器なのに、モードが変わるだけで別の機器のような使用感ですね。モードを切り替えることによって、1機種でも使い勝手の幅が広がりますよね。ご利用者は要介護度で言うと1~2の軽度者を想定しておりますが、モードを切り替えることで、今まで電動車いすを使っていた重度の方もリトルキーパスをお使いいただけるケースがあります。逆に、抵抗器付きの歩行車を使い始める前の段階にある軽度の方にもリトルキーパスをおすすめしています。軽量の歩行車を使っている方の中には、上り坂に困っているという方が少なくありません。我々は、そういった方には軽量モデルの「リトルキーパスS」を特におすすめしています。ーーーその他の機能を教えてください。異常な加速を検知すると、転倒防止のために自動ブレーキ機能が作動します。また、坂道途中でポストに手紙を投函するなどして歩行車から手を離した場合も、自動でブレーキがかかります。ハンドル部の静電センサーで手を触れているかいないかを検知し、自動ブレーキをかけるあとは、一般的な歩行車についている機能はすべて備えています。例えば休憩椅子やコンパクトな収納、ワンタッチでのハンドル高さの切り替えなどです。折りたたんだところ。形状や折りたたみなどは、既存の歩行車とほぼ同じだ開発のこだわりーーーリトルキーパスのこだわりはどこですか?開発段階では、万が一誤作動や誤使用しても事故につなげさせないために、実際にリハビリセンターや高齢者施設にご協力いただき意見を伺いました。例えば、途中で電源が切れてしまった場合、一番危ないシーンは下り坂なのですが、下り坂でモーターが作動しなくても転げ落ちないよう、後輪に負荷がかかるようにしています。また、電源の切り忘れ対策として、手を離してから約5分接触がなかったら、自動的に電源がオフになるようになっています。もっとも難しかったのは、モードを3つに凝縮した点です。いろいろな組み合わせができるなか、あえてモードを3つに絞ったのは、設定の簡単さ、使いやすさを目指したからです。操作性と汎用性を両立するために、モニタリングでアシストやブレーキの強さを割り出し、それぞれのモードで最適化させました。反響と課題ーーー利用者からの反響を教えてください。一番好評をいただいているのは、やはり坂道での歩行ができるようになったという点です。なかには、車いすからリトルキーパスに乗り換えたという方や、歩行練習のためにリトルキーパスを使用しているという方もいらっしゃいます。手引歩行のような形でリトルキーパスのアシスト機能をお使いいただくことで、歩行の勘を取り戻したり、足の運動を行ったりしているとのことです。そういった意味では、自立支援にもつながる機器だと言えるでしょう。ーーー逆に、反響から見えてきた課題はありますか?人によっては、音声案内が聞こえない、または不要といったご意見をいただくことがあります。「リトルキーパス」では異常事態時などの音声案内が、「リトルキーパスS」では追加で電源OFF時に歩行距離をお知らせしてくれる音声案内機能がついています。あとは、まだまだロボット技術を搭載した歩行車の知名度が低く、なかなか受け入れられないという点が課題です。研修会を随時開始しているので、使い心地や操作の簡単さをアピールしていきたいと考えています。メッセージーーー最後にメッセージをお願いします。テイコブのブランドコンセプトとかぶりますが、使われる方はもちろん、介助する方や介護職員の方含めて、介護に前向きになれる社会を作っていきたいと考えています。そのために、皆さまが楽しみや喜びを感じることができる商品を、これからも開発していきたいと思っています。「介護保険で借りられるなんて知らなかった」「初めて触った」等とおっしゃる方もまだまだ多く、一般の歩行車に比べたらなかなか知っていただく機会が少ないのは事実ですが、弊社の関東ショールームは一般の方に向けても随時公開していますので、興味のある方はぜひ一度体験しに来ていただければと思います。編集部まとめ「リトルキーパス」を体験して、「自動アシストがあるとこんなに歩行が楽になるのか!」と驚きを覚えました。上り坂ではまったく重さを感じず上ることができ、下り坂では「リトルキーパス」に身体を預けるようにして自分のペースで下れるので、従来の歩行車とは安心感が別次元です。坂道の歩行に不安を覚えている方には、ぜひ一度試してみてほしいと感じました。 品名 リトルキーパス 品番 WAW10 組み立て寸法 幅545×奥行670×高さ900~1080mm 折りたたみ寸法 幅545×奥行505×高さ930mm 重量 約14kg(標準バッテリーパック装着時) 最大使用者体重 75kg 連続動作時間 約4時間(標準モード・通常歩行・標準バッテリーパック使用時) 充電時間 約2時間 サイクル寿命 500回 価格 185,000円(税抜) 品名 リトルキーパスS 品番 WAW14 組み立て寸法 幅475×奥行580×高さ640~910mm 折りたたみ寸法 幅475×奥行445×高さ730mm 重量 約9kg(標準バッテリーパック装着時) 最大使用者体重 75kg 連続動作時間 約4時間(標準モード・通常歩行・標準バッテリーパック使用時) 充電時間 約3時間 価格 148,000円(税抜) コメントお名前(ニックネーム):さくらコメント内容:すごい。うちは、下り坂で悩んでいる。角度とかも、変えれたもっとすごい。介護保険の割引で買えないと コメントお名前(ニックネーム):コメント内容: 手摺りのない、坂をこのロボットがあれば、たすかります。登りは助かりますねー 

業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン

業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン

業界初の予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」。経産省のロボット介護機器開発・導入促進事業(介護施設型見守り支援機器)において唯一「優秀機器認定」に認定されています。最新のロボットテクノロジーを使って精度の高い見守りを実現したノーリツプレシジョン株式会社に、電話でインタビューを行いました。 ノーリツプレシジョンってどんな会社?ーーー御社の事業内容について教えてください。写真処理機器のスペシャリストが培ってきた画像解析技術が見守りシステムにつながったと話す吉川氏当社は、1951年から写真処理機器を作っている会社です。なかでも1976年に発売したQSSという商品は、物流の革命を起こしたプリンターのひとつです。当時主流だったフィルム写真は、現像のために工場などへ送り、約1週間かけて手元で確認できるという流れでしたが、QSSの登場によって1時間ほどの店頭の作業で写真が手に入るようになりました。 デジタル化が進んでいる昨今は、画像解析技術やソフトウェア開発にも注力しています。そのなかでさらに事業を多角化させるために、医療介護機器へ事業を拡大し、わずか3年余りで当社の売上の1割を占めるまで成長しています。 当社の特徴として、写真処理機器の事業においては、開発・製造・販売・アフターサービスを一気通貫で行っていることが挙げられます。ものづくりへのこだわりから、構成部品の半分以上を自社工場で加工したものを使っています。また、医療介護機器事業参入にあたって、和歌山県で初めて「第一種医療機器製造販売業許可」という許認可を取得しました。ここで得た品質管理のノウハウは、写真処理機器やネオスケアの生産にも役立っています。 ーーーありがとうございます。「Neos+Care(ネオスケア)」開発のきっかけを教えてください。もともとは病院向けの見守り機器を開発していたと話すメディケアデバイス営業課の出立氏和歌山県立医科大学の脳神経外科の先生から、脳外科手術後のせん妄状態(ふらふらする)による転倒リスクを、画像処理で軽減できないかと相談を受けたのがきっかけです。約5年前から画像処理技術を活かした病院向けの見守り機器の試作機を開発してきましたが、厚労省や経産省主導の介護ロボット開発支援事業が始まるなかで、介護の分野でも活躍できるのではと考えたんです。そうした経緯で介護施設向けに改良し、「Neos+Care(ネオスケア)」の発売に至りました。 Neos+Care(ネオスケア) とは?ーーー「Neos+Care(ネオスケア)」の機能について教えてください。業界初の予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」 「Neos+Care(ネオスケア)」は、3Dセンサを用いて人の動きを検知し、それをシルエット画像で表示することで、早く正確に、しかもプライバシーに配慮しながら見守りができる予測型見守りシステムです。特徴1.高精度の動作検知 特徴は主に2つあります。1つ目は、3Dセンサを使った高精度の動作検知で、転倒防止に間に合うタイミングでの通知が可能であるという点です。3Dセンサとは、自動車の衝突防止などにも使われている、モノとの距離を測ることができるセンサで、高齢者の方の動きを正確に捕まえます。具体的には、起き上がり動作や端座位、柵越え、ずり落ち、離床、入退室などの検知が可能です。個人の特定はできないが動作は分かるシルエット画像を採用特徴2.プライバシーに配慮したシルエット画像2つ目は、検知した動きをプライバシーに配慮したシルエット画像することで、介護従事者の方が自分の目でリスクの有無や訪室の優先度を判断できる仕組みを作っていることです。ナースコールなどの既存の通知システムと連携可能なので、介護従事者の方は、通知がきたらその場で状況を確認し、すぐ駆けつけるべきか否かなどを決めることができます。センサーは最大150台、モバイル端末は最大50台まで接続可能です。2017年に追加した新機能2017年春より、入居者のさらなる安心・安全のために「生体モニターオプション」を追加しました。生体モニターは、24Ghz帯マイクロ波を用いて人体のわずかな動きを測定することができます。対象者の3種の生体状態(体動:身体を動かす動作、静止:椅子やベッドで安静にしている動作、停止:生体反応がない状態)をリアルタイムに把握することができ、生体異常の検知や居室への入退室検知と履歴録画等が可能となります。反響とこだわりは? ーーー現場での反応はいかがですか?「転倒の回数が減った、転倒者の数が減った」という反響はもちろん、シルエット画像を見ることで「先回りの介護」ができるようになったというお声をいただきます。駆けつけの前に状況が確認できるので、実際にケア時間の削減につながったというデータもあります。 転倒回数や転倒者数だけでなく、ケア時間の減少にもつながったとくに人手が薄くなる夜勤帯は、介護従事者一人あたりの業務負担が増えますよね。そんな中で夜間の定期巡回を行っている施設がほとんどですが、どんなに気をつけていても訪室が原因で目を覚まされる入居者の方もおり、双方にストレスがかかりやすいんです。しかし24時間同じ状態でシルエット画像で見られる「Neos+Care(ネオスケア)」を導入することで、不必要な訪室が減り、双方ともにストレスが軽減されたというお話をよくいただきます。 また、シルエット画像は履歴録画機能があるので、あとで見返すことでケアプランの作成にお役立ていただいている例もあります。万一転倒された場合、その時の状況をご本人に説明してもらうことが難しかったり、転倒時に身体を打ってしまったかどうかの正しい情報が得られないことがしばしばあります。しかし「Neos+Care(ネオスケア)」なら、実際にどのように転倒されたかなどを見ることができるので、「ここに手すりがあったほうが良いな」とか、「ふだんから車いすをもっと手前に引いておこう」といった対策を立てることができるんです。転倒の原因究明やその人の特徴を特定することは長い目で見ても転倒予防になりますし、ご家族への説明の際にも役立ちます。 ーーーアセスメントにも使えるのですね。その他に「Neos+Care(ネオスケア)」のこだわりポイントはありますか? 精度の高さにはこだわりました。できる限り通知の精度を高くし、信頼していただけるシステムにすることで、長く使っていただきたいと考えています。そのために、厚労省の開発・導入促進事業で導入実証実験を行い、繰り返し改良しています。実際の現場へ持ち込むと初めて分かる想定外の部分はどうしても出てくるので、そこをいかにつぶしていくかが開発の鍵でした。 今後の展開とメッセージーーー正確な動作が把握できれば、可能性はより広がりそうです。御社として今後の展開はどう考えていますか? すでに記録を使ってADL(日常生活動作)の改善に役立てていただいている例もありますが、今後は介護記録と連動させ、介護業務全体の負荷軽減にも活用できればと考えています。 また将来的には、クラウドサービスと結びつけることで、介護の枠を越えた事業展開ができるのではないかと考えています。 ーーー最後にメッセージをお願いします。出立氏: まずは使っていただいて、性能の良さを知っていただきたいなと思っています。また今後も必要な機能があればどんどん追加していきたいと考えているので、皆様と一緒により改良を進めていきたいと思っています。 松本氏: ヒアリングなどで介護施設にお邪魔することも多いですが、想像以上に忙しく、心身負担の大きい現場をしばしば目の当たりにしますし、介護人材の不足を実感しています。だからと言って介護の現場がすべてロボットに取って代われば良いというわけではなく、あくまで人ができること、介護ロボットができることがそれぞれあるのだとも感じます。ロボットが入ることで本来の介護のケアの質を上げていければ良いと考えています。 編集部まとめ高齢者の動きを正確に捕まえ、リアルタイムで介護従事者が自分の目で判断できるNeos+Care(ネオスケア)。新たに追加された生体モニターオプションで、先回りの介護がより洗練できそうです。 商品名 見守りシステム Neos+Care(ネオスケア) 外形寸法 全幅(W) :190mm全高(H) :190mm全奥行き(L) :110mm 質量 1.17kg ※コードは含みません ネットワーク環境 モバイル端末WiFi接続可能であること 検知方式 赤外線距離センサーを使った非接触方式 コメントお名前(ニックネーム):大嶋三郎 コメント内容:全館Aiおよびロボットで医療型高齢者施設を計画中です。 ネオスケアの参考意見をききたいです。

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