【介護ロボットフォーラム2017】最新介護ロボットを紹介!見守りロボ、排泄予測ロボも

【介護ロボットフォーラム2017】最新介護ロボットを紹介!見守りロボ、排泄予測ロボも

2018年1月22日、介護ロボットフォーラム2017が開催されました。介護ロボットフォーラムとは、すでに商品化あるいは、近々商品化を予定している介護ロボット等を一堂に集める展示会です。今回は全24社の介護ロボットが展示され、説明や相談が行われました。

そんな展示会に、介護ロボットONLINE編集部も行ってきました!編集部が気になった介護ロボットを中心に、フォーラムの様子をお届けします。

介護ロボットフォーラム2017とは

介護ロボットフォーラムは、厚生労働省の「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業」の一環として2016年から開催されている展示会兼相談会です。展示会場では、介護ロボットの動向やシーズ・ニーズの報告をしあう「介護ロボットシンポジウム」も同時開催されました。

会場は大混雑!シンポジウムは終始立ち見状態

フォーラム会場であるTOC有明には、全24社の介護ロボットが展示されました。開場早々多くの人が来場し、会場内は混雑状態。介護ロボットの注目度の高さが伺えます。

介護ロボットフォーラム2017,会場の様子

どの介護ロボットの前にも人だかりができていた

介護ロボットの国内施策や海外動向を報告するシンポジウムは、常に立ち見状態。介護ロボット開発メーカーだけでなく、介護施設関係者や自治体関係者など、多くの人が傍聴していました。

介護ロボットの海外の動向を報告する株式会社日本政策投資銀行の植村 佳代氏

介護ロボットの海外の動向を報告する株式会社日本政策投資銀行の植村 佳代氏

気になった介護ロボットをピックアップ!

今回のフォーラムでは、見守り支援、移乗支援(装着/非装着)、自立支援、排泄支援など、多種多様な介護ロボットが展示されていました。その中でも気になった介護ロボットをピックアップしていきます。

介護報酬改定で注目度アップ!見守り支援ロボット

展示会場で目立ったのは、展示されている見守り支援ロボットの多さです。約1/3以上が見守り支援ロボットだったといっても過言ではないでしょう。

その背景には、平成30年度の介護報酬改定があるといえます。「見守りロボが夜勤職員のかわりとなることで、夜勤職員配置加算の条件が緩和される」という方針が、2017年の審議会で打ち出されたのです。

詳しくはこちら:介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表

エアコンみまもりサービス|パナソニック株式会社

【介護ロボットフォーラム2017】最新介護ロボットを紹介!見守りロボ、排泄予測ロボも</p><p>介護ロボットONLINE編集部介護ロボットONLINE編集部</p><p> </p><p> </p><p>作成日2018/01/25 更新日2018/01/251,249views</p><p> </p><p>シェア83</p><p>ツイート0</p><p>B!ブックマーク0</p><p> </p><p> </p><p> </p><p>2018年1月22日、介護ロボットフォーラム2017が開催されました。介護ロボットフォーラムとは、すでに商品化あるいは、近々商品化を予定している介護ロボット等を一堂に集める展示会です。今回は全24社の介護ロボットが展示され、説明や相談が行われました。</p><p> </p><p>そんな展示会に、介護ロボットONLINE編集部も行ってきました!編集部が気になった介護ロボットを中心に、フォーラムの様子をお届けします。</p><p>目次</p><p> </p><p>介護ロボットフォーラム2017とは</p><p>会場は大混雑!シンポジウムは終始立ち見状態</p><p>気になった介護ロボットをピックアップ!</p><p>介護報酬改定で注目度アップ!見守り支援ロボット</p><p>介護支援から自立支援へ?パワーアシストスーツ</p><p>新たな重点分野!排泄予測とコミュニケーションロボット</p><p>排泄支援、リハビリ支援…その他の介護ロボットたち</p><p>介護ロボットの流れは「介護支援から自立支援へ」</p><p>介護ロボットフォーラム2017とは</p><p> </p><p>介護ロボットフォーラムは、厚生労働省の「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業」の一環として2016年から開催されている展示会兼相談会です。展示会場では、介護ロボットの動向やシーズ・ニーズの報告をしあう「介護ロボットシンポジウム」も同時開催されました。</p><p>会場は大混雑!シンポジウムは終始立ち見状態</p><p> </p><p>フォーラム会場であるTOC有明には、全24社の介護ロボットが展示されました。開場早々多くの人が来場し、会場内は混雑状態。介護ロボットの注目度の高さが伺えます。</p><p> </p><p>undefined</p><p> </p><p>どの介護ロボットの前にも人だかりができていた</p><p> </p><p>介護ロボットの国内施策や海外動向を報告するシンポジウムは、常に立ち見状態。介護ロボット開発メーカーだけでなく、介護施設関係者や自治体関係者など、多くの人が傍聴していました。</p><p> </p><p>undefined</p><p> </p><p>介護ロボットの海外の動向を報告する株式会社日本政策投資銀行の植村 佳代氏</p><p> </p><p>気になった介護ロボットをピックアップ!</p><p>今回のフォーラムでは、見守り支援、移乗支援(装着/非装着)、自立支援、排泄支援など、多種多様な介護ロボットが展示されていました。その中でも気になった介護ロボットをピックアップしていきます。</p><p>介護報酬改定で注目度アップ!見守り支援ロボット</p><p> </p><p>展示会場で目立ったのは、展示されている見守り支援ロボットの多さです。約1/3以上が見守り支援ロボットだったといっても過言ではないでしょう。</p><p> </p><p>その背景には、平成30年度の介護報酬改定があるといえます。「見守りロボが夜勤職員のかわりとなることで、夜勤職員配置加算の条件が緩和される」という方針が、2017年の審議会で打ち出されたのです。</p><p> </p><p>詳しくはこちら: 介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表 </p><p>エアコンみまもりサービスパナソニック株式会社

パナソニック製のエアコンと、別売りのルームセンサを組み合わせて見守りをする「エアコンみまもりサービス」。遠隔でエアコン操作できるのはもちろんのこと、非接触のバイタル生体センサであるルームセンサによって室内にいる人の活動量や睡眠状態を見守ることができます。

介護事業所向けの製品で、在宅での活用は実証段階とのこと。新築やリフォーム時だけでなく、必要な部屋1台から導入可能な点も魅力です。

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ケアサポートソリューション|コニカミノルタ株式会社

ケアサポートソリューション,コニカミノルタ株式会社

居室天井に設置する行動検知センサによって、居室内にいる人の起床や離床、転倒などを検知・通知します。ベッド上の状態を通知する見守り支援ロボットが多い中、居室内全体の様子を知ることができる点が魅力です。

遠赤外線で夜間の見守りもでき、転倒時には前後30秒録画することでエビデンスを残すことができます。

ケアサポートソリューション,コニカミノルタ株式会社

メーカー担当者によれば、「転倒時のエビデンスを残す機能で、家族への説明がスムーズにいったという例もある」と話していました。

シルエット見守りセンサ|キング通信工業株式会社

シルエット見守りセンサ,キング通信工業株式会社

防犯カメラを中心としたセキュリティ機器メーカーのキング通信工業は、はやい段階から見守り支援ロボットを開発・販売しています。

「シルエット見守りセンサ」は、ベッド上の人をシルエットで表示することで、プライバシーに配慮しながら見守ることができる見守りロボット。遠隔からシルエット画像を確認することで、本当に今すぐ駆けつけが必要かどうか判断できます。

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介護支援から自立支援へ?パワーアシストスーツ

見守り支援ロボットについで目立っていたのが、パワーアシストスーツです。パワーアシストスーツとは、スーツのように装着することで、介護作業時やリハビリ時に身体の動きをサポートしてくれる装着型のロボットのこと。

これまでは介護する人の動きを支援する“介護支援”的な側面が強かったのですが、昨今の流れにのり、被介護者の動きをサポートする“自立支援”的側面が強調されていたのが印象的です。

展示会場では、多くの人が実際に装着し、使用感に驚きの声を挙げていました。

マッスルスーツ|株式会社イノフィス

マッスルスーツ,株式会社イノフィス

マッスルスーツは、主に介護者の腰にかかる負担を軽減するためのウェアラブルロボットです。装着者の動作をアシストしますが、電力を使っていない点が特長です。そのため、入浴介助など水を使うシーンでも使用することができます。

メーカー担当者によれば、今後は被介護者のリハビリや自立支援にむけた活用方法も模索していきたいとのことでした。

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HAL|CYBERDYNE株式会社

HAL,CYBERDYNE株式会社

もっとも有名なパワーアシストスーツのひとつであるHAL。2017年10月には、足腰の弱った高齢者向けに「HAL® 腰タイプ 自立支援用」を新たに販売開始しました。

メーカー担当者によれば、現状では自立支援用よりも「HAL®介護支援用(腰タイプ)」のほうが需要が高いとのことですが、今後は自立支援用の注目度が高まるだろうとのことです。

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新たな重点分野!排泄予測とコミュニケーションロボット

介護ロボットには、重点的に開発・普及をすすめるために「ロボット技術の介護利用における重点分野」が定められています。2017年10月、新たに1分野5項目が追加されました。

今回のフォーラムでも、新しい重点分野に該当する介護ロボットが多数展示されていました。

【排泄予測ロボット】DFree|トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社

排泄予測ロボット,DFree,トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社

DFreeは、腹部に装着するだけで排尿前後のタイミングを教えてくれる、ユニークな排泄予知デバイスです。

本体には超音波センサが内蔵されており、膀胱の大きさの変化を捉えることで「そろそろ出そうだ」もしくは「出ました」というお知らせをしてくれます。自立支援の波は、排泄分野にまで届きはじめているようです。

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【コミュニケーションロボット】 Chapit| 株式会社レイトロン

コミュニケーションロボット,Chapit, 株式会社レイトロン

Chapit(チャピット)は、在宅での使用を想定したコミュニケーションロボットです。コミュニケーション以外にも、音声で家電を操作できる「家電コントロール機能」や、ゴミの日や服薬の時間を教えてくれる「タイムサポート機能」があります。

フォーラムでは、音声で照明を点灯するデモを行っていました。

【コミュニケーションロボット】パロ|株式会社知能システム

コミュニケーションロボット,パロ,株式会社知能システム
パロは、アザラシ型メンタルコミットロボットです。全身に張り巡らされたセンサーと人工知能によって、触れると動物のような動きを返します。これにより、アニマルセラピーと同等のセラピー効果があると言われています。

メーカー担当者によれば、国内以上にヨーロッパ圏での導入が進んでいおり、日本では介護事業所よりも個人で購入する人が多いとのことでした。

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排泄支援、リハビリ支援…その他の介護ロボットたち

今回紹介した介護ロボット以外にも、移動支援や排泄支援、リハビリ支援などさまざまなロボットが展示されていました。

※画像クリックで商品を見る

移動・移乗支援ロボ「ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2」(RT.ワークス)

移動・移乗支援ロボ「ロボットアシストウォーカーRT.1RT.2」(RT.ワークス)

リハビリ支援ロボ「歩行リハビリ支援ツール Tree」(リーフ)

移動・移乗支援ロボ「ロボットアシストウォーカーRT.1RT.2」(RT.ワークス)

排泄支援ロボ「水洗ポータブルトイレ キューレット」(アロン化成)

排泄支援ロボ「水洗ポータブルトイレ キューレット」(アロン化成)

介護ロボットの流れは「介護支援から自立支援へ」

介護ロボットフォーラム2017,シンポジウム

シンポジウムでは、厚生労働省や経済産業省から今後のロボット政策についての説明がなされました。

とくに経済産業省は、これまでの介護従事者を支援する介護ロボット開発のサポートから、被介護者の自立を支援する介護ロボット開発のサポートに軸足をうつそうとする姿勢を強調しており、「介護支援から自立支援へ」という介護業界全体の流れを後押しする様子がみうけられました。

関係者へのヒアリングでは、介護報酬改定をうけた見守り支援ロボへの影響はまだあまり出ていないということでしたが、新設される介護事業所では見守り支援ロボの導入が一般的になってきた印象を受けているとのことで、今後の普及に期待がもてそうです。

<介護ロボットフォーラム2017 詳細情報>
催日 :平成30年1月23日(火)  11:00~16:30
開催場所:TOC有明 4階コンベンションホールWESTホール(東京都江東区有明)
参加費 :無料(入退場自由)
事務局 :公益財団法人テクノエイド協会