ロボットスーツに新製品登場!「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは?

ロボットスーツに新製品登場!「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは?

ロボットスーツ「HAL®」を販売するCYBERDYNE株式会社が、9月25日に新製品HAL® 腰タイプ 自立支援用を発表しました。

これまで、介護スタッフの腰補助デバイスや歩行・トレーニングをアシストするロボスーツを販売し話題になってきた同社。今回はどのような製品となっているのでしょうか?調べてみました。

新製品「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは

「HAL® 腰タイプ 自立支援用」は、足腰の弱った高齢者向けに、介助なしでの立ち座りや身体機能向上を目的とした“自立支援用”の装着型デバイスです。すでに2017年10月2日、介護施設に向けて限定販売が開始されています。

HAL® 腰タイプ 自立支援用

CYBERDYNE株式会社「新製品「HAL®腰タイプ 自立支援用」販売開始のお知らせ」(2017年9月25日)より

仕組みは既存の「HAL®」と同じ

「HAL®福祉用(下肢タイプ)」などと同様、“生体電位信号”を応用した仕組みです。身体を動かそうとしたときに脳から筋肉へ送られる信号(=生体電位信号)を読み取ることで、その人の意志に合わせて機器が動き、動きがアシストされます。

既存のHAL®については、5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果 で確認できます。

対象者は?効果は?

対象者は、足腰の弱った高齢者などが想定されています。

身体機能向上で自立度がアップ

CYBERDYNE社によれば、体幹動作や立ち座りの動作をする際に装着し、動作を繰り返すことで、徐々に身体機能が鍛えられるとのことです。

「HAL® 腰タイプ 自立支援用」の装着によって身体機能が向上すれば、機器を外した状態でも、日常生活での自立度を高めることが期待できるといいます。

介護する人の負担も軽減

立ち座り動作などは、日常生活で頻回におこる動作です。よって、それらを介助する人にとっては、負担が大きいといえます。

そのため、「HAL® 腰タイプ 自立支援用」の装着によって自立度が向上すれば、介護する人の身体的負担も大きく軽減する可能性があります。

まずは介護施設向けに限定販売

「HAL® 腰タイプ 自立支援用」 は、介護施設向けに限定販売されています。その後、現場での実証確認・更なる高機能化を図ったうえで、販売台数を順次拡大していくとのことです。

「重介護問題」解決に向けて

これまで、介護する人の腰補助デバイスやリハビリ・トレーニングを想定したロボットスーツを開発・販売してきたCYBERDYNE。今回は“自立支援用”と銘打つだけあり、健康寿命の延伸」「重介護問題の解消を視野に入れた製品となっています。

介護業界の大きな流れとして、今後ますます“高齢者の自立”が重視されていく中、こうした機器がさらに増えていくことが予想されます。

<参考資料>

CYBERDYNE株式会社「新製品「HAL®腰タイプ 自立支援用」販売開始のお知らせ」(2017年9月25日)