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無動力で安心、快適。「歩き」を助ける「ACSIVE(アクシブ)」 |株式会社今仙技術研究所

無動力で安心、快適。「歩き」を助ける「ACSIVE(アクシブ)」 |株式会社今仙技術研究所

本体サイズ フリーサイズ 大きさ 幅225 × 高さ620 × 奥行65㎜( 最大) 重量 約550g(片脚用) ・約1,050g(両脚用)  可動範囲(腰ベルト) 胴囲110㎝まで  製品概要電気やモーターを使わない、無動力の歩行支援機です。重力とバネの力で足の振り出しをアシストすることで、歩きが弱った方の歩行イメージを取り戻すサポートをしてくれます。無動力で安心、快適。「歩き」を助ける「ACSIVE(アクシブ)」 |株式会社今仙技術研究所介護ロボットのなかでも最近とくに注目を集めているのが、歩行を支援するロボットです。その中でも、無動力で歩行を支援する機器があります。それが今回ご紹介する株式会社 今仙技術研究所の「ACSIVE(アクシブ) 」です。同社の親会社である株式会社今仙電機製作所からは今年の6月、新たに「aLQ(アルク)」という新商品も発売しました。開発背景や反響について、開発サイド・営業サイド双方に話を伺いました。 電動車いす46年、義足45年の今仙技術研究所株式会社今仙技術研究所は、電動車いすや義足などの研究開発を行う福祉機器メーカー。親会社の株式会社今仙電機製作所の医療器部として発足して以来、電動車いすは46年、義足は45年の歴史を誇る「歩行」のスペシャリストです。同時に、産官学連携で電気・機械応用製品の研究開発や製造も行う一面もあります。2005年からは、「ACSIVE(アクシブ) 」開発のきっかけとなった受動歩行ロボットの開発製造も請け負っていました。 無動力で「歩き」を助けるACSIVE(アクシブ)  まずは開発センターの鈴木氏に話を伺う「ACSIVE(アクシブ) 」は、歩行に障害がある方に向けた、「歩き」を助ける装着型の機器です。脳卒中などで体の片側が麻痺している、脚の振りだしが苦手な方などを対象としています。「ACSIVE(アクシブ) の特徴は、無動力であるという点です。現在商品化されているパワードスーツの多くは、電気やモーターを用いて力をアシストしていますが、ACSIVE(アクシブ)はバネと振り子の原理を応用して無動力での 動きの アシストを可能にしています。 ACSIVE(アクシブ)の装着イメージ無動力なので充電の必要がなく、装着しても軽くて静かですし、暴走する心配がなく安全性も、人との親和性も高いのがメリットです。受動歩行ロボットの研究が発端ーーー開発の背景を教えてください。ACSIVE(アクシブ)の基本原理は、名古屋工業大学・佐野明人教授の受動歩行ロボットの研究から来ています。私はもともと義足の開発を担当するグループに所属しており、義足での歩行やスポーツに関して20年以上研究開発してきました。初めて受動歩行ロボットを見たとき、義足の歩行を効率化したり、疲れない・歩きやすい義足を作るというところにきっと役に立つだろうなと感じました。そこでまずは、受動歩行ロボットの設計、制作を請け負うという形から始めました。それが2005年頃のことです。2011年からは企業対大学で正式に共同研究を開始しました。受動歩行ロボットは、モーターもセンサーも無いロボットです。受動歩行ロボットを傾斜のある道の上に出すと、位置エネルギーだけで下り坂を自然に歩きます。歩き方は、人間の自然な歩き方とそっくりです。 名古屋工業大学 佐野研究所より研究を続ける中で、受動歩行ロボットが自然に歩行するための技術を、義足ではなく歩行が苦手な方向けの機器として昇華できるのではないかと考え、ACSIVE(アクシブ)につながりました。開発のこだわりーーー平成23年度から介護ロボットの実用化支援事業に参画していますね。実用化支援事業では、3名の脳血管障害の片麻痺患者の方に試していただきました。実際の患者さんにて臨床評価いただいたのはこの時が初めてのことです。同程度のステージ、同程度の症状の方に試していただいたのですが、それでも一人ひとり異なる効果や課題があらわれました。体型はもちろん歩き方も多様なので、個々人に合わせる難しさを目の当たりにしましたね。「よりシンプルに」改良を繰り返したーーーそこから、どのように誰でも使えるよう汎用化させていったのですか?改良した点は二つあります。一つ目は、調節個所を増やすということです。脚の長さや太さ、歩き方は人それぞれなので、装着したときにフィットするよう改良しました。複雑な動きに添うように柔軟な構造にすることも含みます。二つ目は、機能を付け足すというよりはむしろ「引き算」していくイメージで、本当に必要な要素を絞り込み、できるだけシンプルな設計にしたことです。歩行に重要な部分だけを残すことで、逆に多様な歩き方に対応できる機器になりました。過剰すぎるアシストは、尊厳ある歩行の邪魔になってしまいます。必要充分なアシストで自力歩行と感じていただくことが重要です。それによって重量も軽くなり、コストも安く済ませることができます。また複雑でない分壊れにくくなるというメリットもあります。デザインにかける思いーーー見た目もシンプルでかっこいいですね。グッドデザイン賞も受賞したスタイリッシュさが魅力。我々としては、ACSIVE(アクシブ)を伊達メガネのような感覚で使っていただけるようになれば良いなと思っているんです。杖や歩行器などの一般的な福祉用具は、足が不自由、歩行が苦手ということに引け目を感じているような方にとって、少し使いづらい側面があると思います。そうではなくて、健康な方であっても、伊達メガネやサングラスのように「これならおしゃれだ、着けてみたい」と思っていただけるようなデザインを目指しました。「人生も支えてくれる」――利用者の声ーーーありがとうございます。次に、営業部の五島様にお話を伺います。ご利用者からの反響はいかがですか? 営業部の五島氏に話を伺う ACSIVE(アクシブ)は現在、全国で約1600台の販売実績があります。日々さまざまな反響が寄せられますが、その中でも代表的なお声をご紹介します。脊椎損傷にて歩行が困難になったある男性は、ACSIVE(アクシブ)について「歩行をアシストしてくれただけでなく、人生そのものをアシストしてくれた」と話してくださいました。またACSIVE(アクシブ)を利用するようになってから、「さらに一駅先まで歩いてみようという気持ちになった」という方や、「ACSIVE(アクシブ)のおかげで諦めていた海外旅行に行けるようになった」という方もいらっしゃいます。岡山市介護機器貸与モデル事業に採択ACSIVE(アクシブ)は、岡山市介護機器貸与モデル事業において、平成28年度よりレンタルを開始しています。すでに10名以上の方が、この制度でACSIVE(アクシブ)をお使いいただいています。私自身も利用者の方とお会いしましたが、「これがないと外に出ていくときに不自由で困る」と話してくださる方もおり、必要とされてお役に立てる事に非常に嬉しく思いました。かわさき基準にも認定現在、川崎市独自の福祉機器認証制度であるかわさき基準(KIS)に認定されています。川崎市内の介護施設やデイサービスでモニターしていただき、公的にACSIVE(アクシブ)の効果を認めていただき大変励みになりました。また、日本リハビリテーション医学会や日本義肢装具学会学術大会などの学会発表も15例以上あり、理学療法士や医学博士の方を中心に効果の実証もされています。課題とこれからーーー課題はありますか?鈴木様さらなる軽量化・小型化・装着感の向上が今後の課題です。その一環でACSIVEの発展系として、今年の6月に今仙技術研究所の親会社である今仙電機製作所から、新商品の無動力歩行アシスト「aLQ (アルク)」を発売しました。今仙電機製作所の自動車品質の設計と品質管理を盛り込んでいます。新発売のaLQ(アルク)はより軽く、手軽になったaLQ(アルク)はACSIVE(アクシブ)を軽量化し、一般の健康な方により手軽に使えるよう開発した商品です。歩行の効率が約20%向上した計測結果もあります。ACSIVE(アクシブ)は脳梗塞や脊椎間狭窄症の方からの引き合いが多いですが、aLQ(アルク)は友人やお孫さんとの旅行・レジャーなど長い距離を歩くと疲れてしまう、外出が億劫・躊躇している方など、「今より楽に歩いて生活の範囲を広げたい」と考えている人におすすめです。五島様ACSIVE(アクシブ)を必要とされている方が多くいらっしゃる反面、なかなかその方たちにACSIVE(アクシブ)の情報をお届けできていないところに課題を感じています。また、今までにない新しい種類の機器であるため、効果がイメージしづらい、実感しにくいとい課題もあります。そのため、ACSIVE(アクシブ)はご購入いただく前にはかならず弊社の講習を受けたコーディネーターによるフィッティングをしてもらい、効果に納得していただいた上でご購入いただいております。ACSIVE(アクシブ)はシンプルな機器ですが、どの様な機器かご説明をして正しく装着をしないと効果が発揮しにくいためです。効果をより発揮するには、より簡単に正しく装着できる製品改良を進めていかなくてはと考えています。歩行で前向きな日常をーーーありがとうございます。最後にメッセージをお願いします。鈴木様ロボットスーツが徐々に普及してきていますが、それらでリハビリの効果をあげてこられた方が、最後の仕上げとしてACSIVE(アクシブ)を日常生活で健康維持のサポートツールとして使っていただければ良いと思います。更に手軽なaLQ(アルク)は、健康づくりのウォーキングや旅行など更に幅広い場面で「歩きを楽しんで」ほしいと思います。日本全国の販売店で試していただけるので、興味を持たれた方はぜひ一度装着してみてください。五島様歩行に障害をお持ちの方や高齢者の方の中には、我慢をして頑張って自力で歩こうとされる方もいます。そうした気持ちはもちろん大切ですが、かばって歩かれる方などはバランスが悪い歩行が身についてしまうことがあります。本来使われるべき筋肉は使われないと衰え、違う筋肉が使われることで体のバランスが悪くなり正しい歩行を取り戻しにくくなることもあります。そうなる前に、ぜひ早めのご利用をおすすめしています。ACSIVE(アクシブ)のアシストで弱った歩行を補うことでバランスをとりやすくなると思います。正しい歩行は、前向きな気持ちにしてくれますACSIVE(アクシブ)をぜひ試してみてください。無動力歩行アシスト「aLQ by ACSIVE」 仕様 両脚用 サイズ フリーサイズ(長さ調整可能) 本体重量 760g 希望小売価格 49,680円(消費税込)  コメントお名前(ニックネーム):やまさんコメント内容:これを付けて自転車に乗れますか? コメントお名前(ニックネーム):ともぴーコメント内容:パーキンソン病の病気で一人であることができなくなってきました、薬の効果も効かなくなり、少しでも歩きたいと思いロボットがないか探しています。歩くことができるでしょうか教えてください。

ロボットならではの的確な支援!歩行リハビリ支援ツール「Tree」|リーフ株式会社

ロボットならではの的確な支援!歩行リハビリ支援ツール「Tree」|リーフ株式会社

本体外形 480×480×990 ~ 1300mm( 横幅× 奥行× 高さ) モニタアームを除く( モニタアームは脱着可能) ハンドルの高さ   680 ~ 950mm 本体重量 約55kg( モニタアーム除く) モニタアーム:約6.5kg 電源 12V バッテリー×2 製品概要映像と音声で歩行練習をサポートする、歩行リハビリ支援ロボットです。目標となる足位置を画面で表示し、音声で案内します。練習記録をデータで管理できるので、的確で再現性の高い歩行練習を可能にし、指導者の負担を軽減します。ロボットならではの的確な支援!歩行リハビリ支援ツール「Tree」|リーフ株式会社介護ロボットのなかでも最近とくに注目を集めているのが、歩行を支援するロボットです。HONDAやロボットスーツで有名なCYBERDINE社がこぞって開発をすすめるこの分野で、海外からも注目を集めている医療・介護ロボットがあります。それが、今回ご紹介する歩行リハビリ支援ツール「Tree」です。開発したのは、北九州に本社を構えるリーフ株式会社。北九州は、全国でもとくに高齢化が進む地域です。ロボット技術を使って課題解決に挑むリーフ株式会社に、歩行リハビリ支援ツール「Tree」の魅力を聞きました。代表取締役の森 政男氏に話を伺ったコンセプトを重視するメーカー当社は2008年に設立し、来年1月で10年になる会社です。もともとは産業系をメインとした制御ソフトウェアのエンジニアリング事業を展開していましたが、歩行リハビリ支援ツール「Tree」で医療介護分野に新規参入を果たしました。当社の強みは、社会の課題を見極め、その解決のために本当に必要なものを一から企画し開発していく、コンセプト構築力です。メーカーではありますが、ニーズ発掘、課題の本質を見据えた製品開発、そして社会実装までを一気通貫で行う点が他社との違いだと自負しています。 歩行リハビリ支援ツール「Tree」 とはーーー歩行リハビリ支援ツール「Tree」はどのような商品なのでしょうか?歩行リハビリ支援ツール「Tree」は、映像と音声機能によって歩行練習をサポートするリハビリロボットです。「Tree」でリハビリすることで、利用者は足の踏み込みや運び方を学習でき、歩幅の向上や歩行スピードの改善が期待できます。利用者は杖を持つように片手でハンドル部分を握り、「Tree」の案内に合わせて歩行練習するため、片麻痺などの症状によって両手が使えない方でもお使いいただけます。「Tree」は、本体と足に取り付ける足圧測定器の2つから成ります。足圧測定器が荷重の分布やバランスなどを測り、それを分析してリアルタイムで足の接地位置などを正確に指示します。利用者は、本体に搭載されているモニターを見ながら歩行練習を行います。足元を見ながらの練習と違って前を見ながら歩くことができるので、リハビリ中も自然で正しい姿勢を保つことが可能です。前かがみにならず、より通常の歩行に近い状態でのリハビリが可能ーーー他社の歩行アシストロボットには、利用者へ力を付加するタイプがありますが。「Tree」は、利用者に対して力を付加するタイプではありません。あくまで、その人自身が持っている能力を上手く引き出すことに重点を置いています。足の接地位置を指示したり、振り出し方を案内したりすることで正しい歩き方を思い出させ、自分の力で歩行できるよう促すのが「Tree」の役割です。ーーーロボットスーツ型のものとは役割が異なるのですね。そうですね。ロボットスーツのような装着型にしなかった理由としては、より広い対象の方に使っていただけるものにしたかったからでもあります。外骨格タイプは、利用者の体格や能力に合わせる必要があるため、その分コストがかかります。歩けない方のサポートとしては非常に有益ですが、「その人自身の能力を引き出す」という方向性とは異なります。「Tree」は、脳血管障害による片麻痺の方はもちろん、下肢の骨関節疾患の方や廃用症候群の回復リハビリなど、歩行練習・バランス練習が必要なあらゆる方にお使いいただけます。開発のきっかけーーー介護ロボットにはさまざまな種類があります。その中でも、「歩行リハビリ支援」に着目したのはなぜですか?ひとつは、北九州という全国的に見ても高齢化が進んでいる地域で、今後「歩行」が大きな課題になるだろうと考えたからです。歩行障害は、「歩けないから不便」というだけにとどまらず、健康全体にさまざまな影響を与えます。廃用症候群や寝たきりという状態を招く大きな原因なのです。そのため、歩行に困難さを感じている方が楽しくリハビリテーションできるロボットがますます求められていくだろうと考えました。ふたつめは、以前より「歩行」という生活基本動作を支援する機器の開発をしてきた経験があったためです。「Tree」開発を開始する前は、「Tree」にも用いている球体の制御技術を使って、歩行困難者や視覚障害者の方向けの”転ばない杖”が作れないかと試作を繰り返していました。その後、現場からのヒアリングや課題の分析を通して、現在の「Tree」の形に発展していったのです。開発中のこだわりーーー「Tree」は、厚生労働省の「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業」やロボット産業振興会議の「生活支援ロボット実証実験促進事業」で効果検証・実証試験をしています。開発時に気をつけたことやこだわりはありますか?リハビリの有効性はもちろんですが、同時に療法士や介護士などの指導者から見た使い勝手にはこだわりました。介護ロボットは、使い勝手が悪いとどんなに良い商品でも結局使われなくなってしまいます。さらに指導者にとっては、これまで知識や経験に基づいて指導していたリハビリが、定量的なデータに基づいて行えるようになったことで、肉体的負担はもちろん、精神的な負担の軽減にもなります。ーーーシンガポールでも実証試験を行っていますね。日本貿易振興機構(ジェトロ)北九州の支援をうけて、現地の公立病院への導入を見据えた実証試験を行っています。そこでも同じく、利用する側、運用する側双方の使い勝手を重視しています。「ロボット技術でモチベーションを高く、楽しく歩行練習をしてもらう」「リハビリにかかる業務負担を減らす」「ロボットならではの正確さで的確な回復支援を導く」といった目的を忘れず、コンセプトからぶれない改良を続けていくつもりです。反響と課題ーーー反響はいかががですか?現在、臨床研究用モデルとして、複数の介護福祉施設や病院で導入いただいています。これまで定量的に判断することが難しかったリハビリ効果がデータとしてあらわれるので、「モチベーションアップにつながる」「効果的なリハビリにつながっている」という声が寄せられていますね。また効果や実用性に関しては、複数の学会で発表いただき、専門家からも高い評価をいただいています。ーーー逆に課題はありますか?一番の課題はコストです。本格的な普及のためには、介護施設用に特化したモデルとして今の3分の1まで価格を削減しなければならないだろうと考えています。そのためには、今後も国の支援を受けながら、同時にスピード感のある海外での展開も見据えつつ、特に高齢化が進むアジア諸国に向けた情報発信をしていきたいと思っています。介護ロボットだけでは変わらない――新しい介護のために必要なことーーーメッセージをお願いします。介護ロボットの導入で、今後ますます介護負担が軽減されることは間違いないでしょう。しかし私が介護現場でのヒアリングで感じたのは、「介護ロボットを導入するだけでは介護は変わらない」ということでした。リハビリはチームで連携して行われますが、介護はそれ以上に、施設経営者や介護士、家族などの関係者全員で連携して行われるものです。現場から課題を抽出するにしたがって、ロボット技術を活用した次世代の「新しい介護」を実現するためには、システムの全体的な見直しを含めた意識改革が不可欠だと痛感しました。それぞれの立場にある人がそれぞれの視点から意見を出し合うことで、より良い介護ロボット開発につながっていくのではないかと考えています。当社でも、そういった意見から本質的な課題を見極め、製品に反映していきます。編集部まとめ力を付け足すのではなく、「その人自身の能力を引き出す」ことを目的とした新しい 歩行リハビリ支援ツール「Tree」。ロボットならではの正確さで数値測定や分析ができるので、根拠に基づいた効果的なリハビリが可能となります。森氏が話すとおり、歩行は健康全体に大きな影響を与える動作です。超高齢社会への突入とともに大きな課題となった「歩行」への挑戦は、まだ始まったばかりです。

車いすの概念を覆す!移乗・移動ロボット「Keipu(ケイプ)」|株式会社アイザック

車いすの概念を覆す!移乗・移動ロボット「Keipu(ケイプ)」|株式会社アイザック

寸法(W×D×H) 61×73×105cm 重量(バッテリ含む) 47.3kg 利用者最大体重 75kg 連続走行時間 約2時間40分(実測値) 製品概要Keipuは、後ろから乗り込めるタイプの新しい車いすです。介護者が利用者を抱きかかえたり、向きを変えたりする必要がないので、介護者の負担軽減に繋がります。その場で360度旋回できるので、トイレやエレーベーターなど狭い室内でもスムーズに利用できます。車いすの概念を覆す!移乗・移動ロボット「Keipu(ケイプ)」|株式会社アイザック介護事故の過半数を占める「転倒・転落」。その多くは移乗介助で発生しています(※)。日常生活の中で頻回に起こる移乗介助は、要介護者・介護者ともに危険とストレスの伴うものです。そんななか、転倒などの事故を減らすための全く新しい移乗・移動ロボットが開発されました。それが、今回ご紹介する「Keipu」(ケイプ)です。これまでの車いすの概念を覆すこのロボットについて、株式会社アイザックの渡辺諒氏に話を伺いました。※ よくわかる!移乗介助の事故事例について、その予防法と報告方法 より 株式会社アイザック「Keipu」担当の渡辺諒氏に話を伺う 病院と連携して開発ーーー御社について教えて下さい。当社は、医療・介護ロボットや災害対応ロボットを研究開発している会社です。医療・介護ロボットに関しては、福島県会津若松市にある一般財団法人温知会 会津中央病院と連携して研究開発を行っています。今回ご紹介する「Keipu」は後ろ乗りのコンセプトをベースに開発し、病院職員や患者様のご意見を頂きながら当社が製品化に向けて取り組んで参りました。「Keipu」とはーーー「Keipu」とはどのような介護ロボットなのでしょうか?「Keipu」とは、車いすへの移乗時に発生する負担や事故を減らすことを目的とした、新しいスタイルの移乗・移動ロボットです。「Keipu」の大きな特徴は、車いすのように背もたれが無く、バイクのように直接座面に乗り込めるスタイルを採用していることです。「Keipu」の座面をベッドの高さに合わせることで、ベッドや車椅子から直接のり移れるようになっています。これにより、車いすでの移乗で発生しがちな転倒や事故を減らすことができ、移乗介助にかかる介護者の負担を減らすこともできるのです。ベッドから「Keipu」まで、”地続き”のように移乗できる(画像:http://www.aizuk.jp/keipu.php) 二つ目の特徴は、その場で360度旋回できるという点です。そのため、電動車いすでは大きすぎて旋回できないトイレやエレーベーターなどの中でもスムーズに利用することができます。ーーーエレベーター内で方向転換している動画を拝見しました。ありがとうございます。電動車いすであれば通常、前向きに入って出るときにバックしなければいけませんが、「Keipu」は前向きに入って中で回転して、前向きに出ることができます。ーーー操作は電動車いすと同様ジョイスティックですか?そうです。ジョイスティックで前身・後退・旋回等の操作を行います。さらに、搭載されているタッチパネル式モニターでは、座面の高さ調整や5段階の速度調整も可能です。Keipu」のモニター画面。速度調整、座面の高さがタッチパネルですぐできる事前にベッドの高さなどが登録でき、ワンタッチで座面が調整される機能も。移乗介助の事故を減らすためにーーー開発のきっかけを教えてください。「Keipu」は、車いすでの移乗に潜む危険を何とかしたいという考えからスタートしています。車いすへ、もしくは車いすから移乗する際に向きを変えたり抱きかかえたりすると、事故や転倒の危険性がどうしても高くなります。そのため移乗機器や移乗リフトには、身体の向きを変えずに乗り込めるタイプのものが多いです。そうしたタイプの機器と電動車いすが一体化したようなものを作ろうというのが「Keipu」のコンセプトなのです。車いすが変わると、気持ちも変わるーーーKeipuのこだわりを教えてください。デザインにはこだわりました。「Keipu」をご利用いただいた方の中には、「 Keipuに乗ると車いすよりも目線が高くなるので、なんとなく気持ちが明るくなった」とおっしゃる方が多くいます。車いすだとどうしても立っている方に見下されているような位置関係になってしまうのですが、「Keipu」では立っている方とほぼ同じ高さになるため、心理的な負担が軽くなるのでしょう。「Keipu」に乗ったときの目線はこんな感じ。”座っている”という感覚は少ない。その他でも”福祉用具”らしさは強調しすぎず、健常者の方がお使いいただいても不自然でないようなデザインを心がけています。恐怖感が少ないから、活発になるーーー現在病院で試用運転中とのことですが、そこでの反響にはどんなものがありますか?病院での試用運転と並行して、自治体のレンタル事業にてすでに6ヶ所でお使いいただいている実績があります。そこでの反響をご紹介します。まずご紹介したいのが、これまで車いすを利用していた方のケースです。この方は、車いすでの移乗で転倒した経験があり、それ以来転倒への恐怖心から外出を控えてしまっていました。「Keipu」をご提案したところ、「これなら乗れるかもしれない」ということで使っていただいたのですが、車いすに比べ恐怖感なく使用することができたため、寝たきりのような状態が改善され、生活がとても活発になったのです。もう一つは、「Keipu」をレクリエーション的に活用している施設のケースです。先ほど申し上げたように、車いすよりも目線が高くなり明るい気持ちになる点にを特に評価していただき、ご利用者に移動の楽しみを実感してもらうのに活用しているようです。ーーー逆に、課題となるような反響はありますか?たくさんありますね。例えば、介護従事者の方が、こうした機器への移乗に慣れていない、という問題があります。介護従事者の方は、一般的に対車いすでの移乗介助を勉強されているのですが、「Keipu」のような前乗りタイプの機器への移乗介助をする機会が少ないのです。そのため、「Keipu」への移乗方法を新たに確立しなければいけないということがヒアリングから判明しました。もう一つは、価格です。電動車いすと同程度の価格で「Keipu」をご提供したいと考えているのですが、そこまでコストを下げることができていないのが現状です。ーーー価格は、介護ロボット業界全体の課題とも言えそうですね。こうした新しい機器に対する拒絶感はどうですか?たしかに、電動で動くことに対する不安を感じている方も少なくありません。病院や介護施設で使うことを想定しているので、ロボットがどれだけ安全でも、認知症の方などがついぶつかってしまったらどうするのか?などの声はあります。その点に関しては、介護ロボット自体の安全性を高めると同時に、現場の意識改革も必要だと痛感しています。「Keipu」のこれからーーー現在も試用運転中とのことですが、今後はどのように展開していく予定ですか?これまでの病院での試用運転では、利用者の声を重視して開発を進めてきました。これからはそれと同時に、介護をする側の声ももっと拾っていかなくてはと感じています。展開としては、現在もすでに一般の受注を受け付けておりますので、より多くの方に「Keipu」を知っていただき、使っていただければと考えています。そのなかで、今後も改良を続けながら実績を増やしていきたいです。生の声が「介護」を良くするーーーメッセージをお願いします。我々の一番の目的は、介護を受ける方や介護をする方々の悩みを解消できるようにものを作ることです。当社は病院と密に連携しているため比較的意見が聞き取りやすいですが、多くの介護ロボットメーカーはなかなか生の声を聞ける環境にありません。介護に携わる方もそうでない方も、ぜひ積極的に意見を発信していただき、いっしょに「本当に良いもの」を作っていければと思っています。編集部まとめ病院と連携して研究開発が進められるという強みを活かし、介護者・被介護者の声を取り入れて誕生した「Keipu」。国際福祉機器展での出展ブースは、「Keipu」に興味を持つ多くの人々で人だかりができていました。電動車いすと同程度の価格を目指しているという「Keipu」が私たちの手に届く日が待ち遠しいですね。

リフト式移乗機の問題を解決!床走行移乗機「ヘルパー育(はぐみ)」|キョウワアグメント株式会社

リフト式移乗機の問題を解決!床走行移乗機「ヘルパー育(はぐみ)」|キョウワアグメント株式会社

最大吊り上げ荷重 100kg(スリングを含む) 外寸(全高×全幅×奥行) 950mm×850mm×1040mm 総重量 43kg 充電時間 約6時間 製品概要車いすへの移乗や車いすからの移乗を手軽にする、床走行式のリフトです。従来の移乗リフトに比べ、自由に移動でき、比較的安価な点が特徴です。臥床からの移乗も負担なく、安全にできます。リフト式移乗機の問題を解決!床走行移乗機「ヘルパー育(はぐみ)」|キョウワアグメント株式会社介護職員の腰痛問題が取り沙汰されてから、「ノーリフティングポリシー」にもとづいて移乗にリフトを使用する介護現場が増えています。しかし実際には、導入コストや機能性のために、リフト式移乗機がうまく活用されていないケースも少なくありません。そうした従来の移乗用リフトの課題を克服した、新しい床走行式リフトの開発を行っているのがキョウワアグメント株式会社です。2017年9月末に開催された国際福祉機器展では、床走行式リフト「ヘルパー育(はぐみ)」の改良版が展示されていました。「ヘルパー育(はぐみ)」そしてその改良型機器について、キョウワアグメント株式会社の代表 柵木貞雄氏に話を聞きました。キョウワアグメント株式会社 代表の柵木貞雄氏に話を伺う 吊り下げ型リフト式移乗機の問題解決を目指すーーー昨年、床走行式リフト「ヘルパー育(はぐみ)」の販売を開始されました。今回出展しているのは、その改良版なんですね。そうです。「ヘルパー育(はぐみ)」も一般的な移乗用リフトに比べて小型ですが、改良版ではそれをさらに小型化しています。移乗機にしてはかなり小型の「ヘルパー育(はぐみ)」改良版。ーーーまずは「ヘルパー育(はぐみ)」について教えてください。「ヘルパー育(はぐみ)」は、これまでの吊り下げ型リフト式移乗機の問題解決を目指した、新しい移乗機器です。従来の吊り下げ型リフト式移乗機には、機能性やコストなどにさまざまな課題がありました。ひとつ目は、装置が大きいため導入しづらいという問題や、導入コストが高いのに限られた場所でしか使えず共有性がないという問題です。それにたいして「ヘルパー育(はぐみ)」は小型化・床走行式にしたことで、施設内での移動が容易で、コストの面でも導入しやすくなっています。ふたつ目は、吊り下げるときの揺れが、被介助者の方に不安感や恐怖感を与えることがあるという問題です。「ヘルパー育(はぐみ)」は吊り下げ型リフトとは異なり、専用スリングをアームに引っ掛け、腰と臀部をしっかり支えるので、揺れにくく安定した姿勢での移乗が可能です。自然な体勢での移乗が可能ーーー「ヘルパー育(はぐみ)」の使い方を教えてください。基本的な使い方は展示している改良版と同じなので、実際に車いすから移乗するところをご覧いただきましょう。まずは車いすに乗った状態で、専用のスリングシートを被介助者に装着します。その後、本体のアーム部分にスリングシートを引っ掛けます。その後は、電動スイッチでアームを持ちあげることで、車いすから体全体を浮かせていきます。スリングシートを装着し、アームに引っ掛けるだけ。 後ろから見た様子。自然な座位姿勢のまま身体が持ち上がっている。 従来のリフト式移乗機にくらべ、スリングシートの装着も簡単になっています。また「ヘルパー育(はぐみ)」に関しては、座位だけでなく臥床姿勢からの移乗も可能なので、座位姿勢にする手間と負担がかかりません。開発のきっかけとなった母の言葉ーーー開発のきっかけは?私の母が体調を崩し、車いすの利用を余儀なくされたことがきっかけです。移乗の際に吊り下げ式のリフトを使用していたのですが、ある日母が「まるで荷物みたいに吊り下げられている」と言ったんですね。そこから、「もっと利用者のことを考えた機器が作れないか」と思うようになったのです。私自身、もともと自動車メーカーの開発者をしていたこともあり、「よりユーザー目線にたった移乗介助機器が作れるはずだ」と考え試行錯誤を続けた結果、「ヘルパー育(はぐみ)」の開発に至りました。ーーー開発で苦労した点を教えてください。例えばスリングシートひとつとっても、利用者が痛みを感じないように作るとなると、かなり細かい調整や設計変更が必要になります。そうしたテストを何度も繰り返し行うので、開発には時間がかかりましたね。 茨城県グローバルニッチトップ企業促進育成事業に参画もーーー御社は昨年の「茨城県グローバルニッチトップで企業促進育成事業」に参画していますね。はい。その事業を通して、現在5つの介護福祉施設で「ヘルパー育(はぐみ)」を導入いただいています。そこでは、リフトよりも小型のため手軽に使用できる点や、介護者の負担を軽減する点を評価いただいています。ーーー今後の展開について教えてください。今回展示している「ヘルパー育(はぐみ)」の改良版は、在宅での使用を見越した改良を行っています。小型化もそのひとつです。今後は、施設でも自宅でも、誰もが安全に、簡単に移乗できるような世の中にしていければと考えています。編集部まとめ移乗機器というと、天井から吊り下げるタイプのものや、そうでなくてもかなり大掛かりな装置を想像しがちです。しかし国際福祉機器展で展示されていた「ヘルパー育」の改良版は、頑張れば家の中でも使えそうなサイズでした。在宅利用に向けた更なる改良を行っていきたいという力強い言葉に期待が高まります。

省エネで使いやすい!安心安全な電動アシスト機能付き歩行車「Flatia(フラティア)」|株式会社カワムラサイクル

省エネで使いやすい!安心安全な電動アシスト機能付き歩行車「Flatia(フラティア)」|株式会社カワムラサイクル

寸法 幅540mm×奥行700mm×800~900mm(折りたたみ時:幅370mm×奥行700mm×800mm) 重量 11.4kg 充電時間/連続使用時間 約80分/約5時間 最大使用者体重 100kg 製品概要通常の歩行車と同じ操作でも、自動で快適な走行をサポートしてくれる電動アシスト機能付き歩行車です。3つのセンサーにより、道の傾斜に合わせて自動でアシスト・ブレーキが働くだけでなく、体が離れたり、手が離れたりしても自動でブレーキが働きます。 省エネで使いやすい!安心安全な電動アシスト機能付き歩行車「Flatia(フラティア)」|株式会社カワムラサイクル9月末に行われた国際福祉機器展(HCR)では数々の最先端介護福祉機器が展示されていましたが、中でも注目を集めていたのが「歩行支援機器」です。ロボット技術を搭載した新しい歩行車やリハビリ支援機器を展示する企業ブースが賑わいを見せていましたが、そのひとつに株式会社カワムラサイクルがあります。カワムラサイクルは、「Flatia(フラティア)」という電動アシスト機能付き歩行車を販売している会社です。「Flatia(フラティア)」とはいったいどのような機器なのか?CS・営業本部 取締役本部長の伊藤正明氏に話を伺いました。CS・営業本部 取締役 本部長 伊藤正明氏に話を伺った車いすの専門メーカー、カワムラサイクル神戸市に本社を置く株式会社カワムラサイクルは、車いすを中心とした医療・介護用品メーカーです。主力商品は車いすで、手動式の車いすはもちろん、電動車いすやフルオーダー車いす、リクライニング車いすなど、多種多様な車いすを扱っています。また、歩行車やストレッチャーなどの取り扱いもあります。カワムラサイクルの展示ブースの様子。車いすはもちろん、歩行車もずらりと並ぶ。国際福祉機器展では、さまざまな車いすに加えて、今回ご紹介する「Flatia(フラティア)」をはじめとした歩行車の展示も行っていました。 Flatia(フラティア)とは? ーーーFlatia(フラティア)とはどのような歩行車なのでしょうか? 「Flatia(フラティア)」 とは、ロボットセンサが歩道の傾斜や歩行状態を検知し、それに合わせて自動でアシスト・ブレーキを行う電動機能アシスト付き歩行車です。例えば、上り坂では楽に上れるように自動アシストがかかりますし、つまづきなどで歩行車と利用者の距離が開いた場合も自動でブレーキがかかります。状況に合わせて自分で操作せずとも、Flatiaが判断して適切な速度の歩行をサポートしてくれるのです。3つのセンサが搭載Flatiaには、3つのセンサが搭載されています。ひとつ目が「グリップ内圧力センサ」です。これは、利用者がグリップを握っているか、押しているか引いているかなどを検知するセンサです。グリップから手が離れたことを検知すると、自動でブレーキがかかります。 グリップを離すと自動でブレーキがかかる。二つ目は「測距センサ」です。利用者と本体との距離を測り、設定値以上離れた場合はブレーキがかかります。つまづきなどで突発的に身体が離れた場合に、このブレーキ機能によって転倒を防止することができます。三つ目は「傾斜センサ」です。これは、歩道の傾斜に合わせて自動でブレーキやアシスト機能を働かせるためのセンサです。上り坂か下り坂かだけではなく、どの程度の傾斜なのかも検知し、勾配の大きさによってアシスト(ブレーキ)の力を自動で調整します。そのため、アップダウンの激しい道でも一定の速度で歩行することができます。もちろん、自分で速度を調節することも可能です。また、ハンドルの高さも5段階で調節ができます。 スピードは左ハンドルについた速度調節機能で3段階の変更が可能。 Flatiaの2つの特徴ーーー自動アシスト機能付き歩行車が続々発売されていますが、「Flatia」ならではの特徴はありますか?主に2つあります。一つ目は、短時間の充電でも長く使用できるという点です。Flatiaは、80分充電で5時間の連続使用が可能です。さらに、運転中での充電ができることも大きな特徴です。後輪の回転で電力をバッテリーに戻す”自家発電”の仕組みを搭載しているので、省エネルギーでお使いいただけます。二つ目の特徴は、形状です。Flatiaは、スーパーやコンビニの買い物かごを座面の上に安定して置くことができるよう設計しました。買い物かごは、ストッパーで奥にずれないよう固定されます。座面の上に買い物をそのまま置くことができるので、カートいらず。休憩椅子としても使える。カートなしで安心して買い物を楽しんでいただけるのはもちろん、アシスト機能によって重い荷物も楽に運べるため、これまで一人での買い物や重い食材を買うことを諦めていた方も、気軽にできるようになります。反響、安全性へのこだわりーーー購入した人や、HCRで操作を試された方の反響はいかがですか?操作性やアシスト機能に対する評価はもちろんですが、省エネに対する驚きの声や好評もいただいています。また当社では、より安心安全にお使いいただくために、“フラティア・マイスター制度”をとっています。フラティアマイスターとは、Flatiaのメンテナンス・トラブルシューティングまでできる専門知識のある人間のことで、約3時間の講習を必須としています。おかげさまで展示会などで試運転された方から「購入したい」という声をいただくことが多くありますが、Flatiaはフラティアマイスターのいる認定店にしか商品を卸しておりませんので、ご購入いただくには認定店までお越しいただく必要があります。自立支援に貢献する歩行車ーーー最後にメッセージをお願いします。近年の介護の傾向に「自立支援」があります。要介護者の方の不自由さを補うだけでなく、要介護度の改善をより重視していこうという流れです。当社のFlatiaもそうした流れを受け止め、開発段階からリハビリセンターの協力をいただいています。そこでは、車いすをご利用の方が歩けるようになったり、目線や視線が高くなったことで気持ちが前向きになりQOLが向上したりといった成果もあがっています。今後は、より多くの方にFlatiaをご利用いただき、そうした成果を実感しながら元気に日常を過ごして頂きたいと思っています。編集部まとめ今もっとも注目を集めていると言っても過言ではない「歩行支援ロボット」。ロボット技術を搭載した歩行支援機が続々発売される中で、「省エネ」という特徴が光るFlatiaは、国際福祉機器展でも多くのギャラリーに囲まれていました。「売れれば良いと言う考えではなく、いかに安心・安全にご利用いただけるかを重視した」という “フラティア・マイスター制度”によって、介護ロボットにつきものの故障や不具合に対する不安も取り除いてくれます。

歩行を見える化!歩行評価インソール「PiT Care(ピットケア)」|リーフ株式会社

歩行を見える化!歩行評価インソール「PiT Care(ピットケア)」|リーフ株式会社

測定項目 TUGテスト 歩行テスト 片脚立位テスト 握力テストなど(オプション) 製品概要高齢者の歩行能力を簡単に測定できる、歩行評価インソールです。靴に専用インソールをセットするだけで測定ができ、データが自動で記録されます。動画機能で過去との比較も可能なので、経過と効果の「見える化」に役立ちます。歩行を見える化!歩行評価インソール「PiT Care(ピットケア)」|リーフ株式会社介護ロボット業界でもとくに注目を集める”歩行”関連ロボット。リーフ株式会社は、歩行リハビリ支援機器などを開発・販売する北九州の医療機器開発会社です。同社が新たに発売したのが、歩行評価インソール「PiT Care(ピットケア)」です。歩行訓練に特化したサービスを展開する介護施設の声を参考に開発を進めたというこの機器に関して、 PiT Care開発プロジェクトリーダー の安藤道得氏に話を伺いました。開発部 PiT Care 開発プロジェクトリーダー 安藤道得氏に話を伺った PiTCare(ピットケア)とはーーー御社には以前、 歩行リハビリ支援ツール「Tree」 について取材させていただきました。今回話を伺う「PiT Care(ピットケア)」は歩行評価インソールということですが、具体的にはどのような機器なのでしょうか?「PiT Care(ピットケア)」は、高齢者の歩行能力を簡単に測定・記録できるツールです。介護予防、介護サービス(デイサービス、デイケア)において多く採用されている、TUGテスト、歩行テスト、片脚立位テストなどに対応しています。歩行評価インソール「PiT Care(ピットケア)」ーーー特徴を教えてください。主な特徴は4つあります。一つ目の特徴は、TUGテストなどの歩行能力テストが簡単に実施でき、測定・記録が自動で行われるという点です。使い方は、まずふくらはぎに機器を装着し、次に専用のインソールを靴の中にセットするだけです。これだけで測定が簡単に実施できます。装着したところ。靴の中には専用のインソールが入っている。測定したデータは専用タブレットPCに表示され、利用者ごとに自動で記録されていきます。タブレットPCにインストールされているアプリには、レポート機能や動画機能など必要な機能ががすべて入っているので、他の機器は必要ありません。このように、1セットのツールだけで測定から記録、そしてフィードバックという一連の流れをすべてまかなえるものは当製品が初めてでしょう。二つ目の特徴は、測定結果をその場でフィードバックできるという点です。「PiT Care(ピットケア)」は、測定したデータを自動で記録するだけでなく、分析結果を分かりやすく数値化したレポートとして評価表にまとめてくれます。足跡(そくせき)などのデータを分析し、その結果を点数やアルファベットで採点したり、分析結果から今後のリハプログラムを組み立てたりすることも可能です。レポート(評価表)。総合評価が点数で表示されるなど、誰が見ても分かる工夫がされている。この機能により、これまで、専門知識のある理学療法士が手間と時間をかけて行ってきた分析やフィードバックが、すぐにかつ手軽にできるようになるのです。また、見やすいデータとともにフィードバックすることが可能なので、利用者様の満足度にもつながります。三つ目の特徴は、測定時の動画が撮れるという点です。過去動画との比較で、数値化できない変化や利用者の状態を知ることができます。高齢者の方の体力測定などは、基本的に数値としてすぐに改善が現れない場合もあります。しかし動画なら、歩き方や背筋の伸び具合などのちょっとした変化や改善を見て取ることができるので、利用者様のモチベーションのアップにもなります。4つ目の特徴は、カスタマイズ性です。「PiT Care(ピットケア)」は歩行能力を測定する機器ですが、施設様によっては、歩行テストと一緒に握力テストや体力測定などを行うことがあります。そうした場合、歩行能力測定以外のテスト結果も一緒に記録できるよう、アプリを自由にカスタマイズすることができます。また、測定結果をまとめたレポートを個別機能訓練加算の申請に使いたいという施設様の要望に応えるため、施設様にヒアリングしてそれぞれのフォーマットに最適化させていただくことも可能です。開発のきっかけーーー「PiT Care(ピットケア)」開発のきっかけを教えてください。北九州市にある 「社会福祉法人容風会 おきなの杜」という介護施設様よりご相談を受けたのがきっかけです。「おきなの杜」では以前より弊社の足圧モニタインソール「PiT」をご存知いただいており、新たに歩行訓練に特化したデイサービス「OKINA de ARUKU」を作るタイミングで、「PiT」を改良できないかとご相談いただいたのです。歩行訓練に特化したデイサービス「OKINA de ARUKU」 「PiT」は各部位の足圧や接地位置のデータを測定する主に医療現場で利用する機器なので、デイサービスにおける歩行訓練の指導で使いやすよう、測定結果に基づいて自動で歩行を評価してくれるアプリを新たに開発することにしたのです。ーーーこだわりを教えてください。一言で述べるなら、歩行の「見える化」ですね。普通であれば撮らない動画もどんどん蓄積していくことで、これまでは気づかなかった変化や、数値で現れない改善まで「見える化」させることができました。また、評価表の見やすさ・分かりやすさにもこだわっています。評価表は、タブレットPC上で確認できるのはもちろん、その場でボタン一つでプリントアウトできるので、利用者の方にも喜んでいただいています。利用施設での声ーーー反響を教えてください。「おきなの杜」のデイサービス「OKINA de ARUKU」センター長で理学療法士の原野麻央様からは、「ご利用者さまへ前回と比較した分析を加えたフィードバックが測定直後に提示できるようになり、わかりやすい説明ができるようになりました。」というお声をいただいています。また動画機能によって、数値だけでなく動画での結果が提示できているとのことでした。実際の利用シーン。動画を比較することでささいな変化にも気づくことができる。ーーー利用者の方の反応はいかがですか?同じく「OKINA de ARUKU」の原野様より、機器の装着感については「どのご利用者様からも装着が簡単で問題ないとの声をいただいています」と報告を受けています。また測定後にその場でわかりやすい結果表や動画のフィードバックすることで、次のリハビリも頑張ろうと前向きな声が聞かれるようになったとのことです。私自身も施設に出向いてヒアリングすることがありますが、その場で結果をもらって、それに基づいて的確なフィードバックがもらえるので、デイサービスに通うモチベーションが維持できるというお話を伺っています。また、施設としても「PiT Care(ピットケア)」のような介護現場においてデータエビデンスが収集・管理ができる機器を導入しているということが独自の強みとなり、介護予防や自立支援への意識が高い方、ケアマネジャーへのアピールポイントとしてご活用いただいているようです。自然に使える機器を目指してーーー最後にメッセージをお願いします。介護予防事業が開始し、今後ますます健康寿命の延伸が重要視されていく中で、「PiT Care(ピットケア)」のニーズは拡大していくはずだと考えています。開発の人間としては、自分の作った製品をより多くの人に使ってもらえるよう、今後もサービスの向上に励みたいと思っています。「介護ロボット」というと「難しそう」「使いづらそう」というイメージを抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、「PiT Care(ピットケア)」の特徴でもある使いやすさや分かりやすさにこだわり、違和感なく、自然に使っていただけるような製品づくりに挑戦していきます。編集部まとめ 歩行リハビリ支援ツール「Tree」 につづき、利用者の「歩き」を支援する介護ロボット開発に取り組むリーフ株式会社。介護予防や自立支援という概念が一般化してきた昨今、“歩行”の重要性はますます強調されてきています。「Tree」も「PiT Care」も、共通するのは“見える化による的確なサポートとモチベーションアップ”でしょう。介護の質が問われる今、こうしたロボット介護機器の活用が施設のブランドにもつながっていくと考えられます。

心を開ける存在へ。赤ちゃん型コミュニケーションロボット「スマイビ」|株式会社東郷製作所

心を開ける存在へ。赤ちゃん型コミュニケーションロボット「スマイビ」|株式会社東郷製作所

販売価格 販売価格 73,440円(消費税込) [本体価格:68,000円 ] セット内容 本体1体 アダプタ1ヶ 取扱説明書1冊 サイズ  H440mm×W200mm×D190mm 重量  約1.2kg 製品概要いやし型赤ちゃんロボット「スマイビ」は、声や動き、ランプでの感情表現によって利用者に癒やしを与えることで、介護社の見守り負担等を軽減します。心を開ける存在へ。赤ちゃん型コミュニケーションロボット「スマイビ」|株式会社東郷製作所創業から130年以上の歴史をもつ老舗ばね会社の株式会社東郷製作所。実は、介護福祉機器の開発・販売も行っています。そのなかでも注目なのが、赤ちゃん型コミュニケーションロボット「スマイビ」。中京大学と共同開発したというこの商品、いったいどんなロボットなのでしょうか?スマイビについて話を伺いました。なぜ、ばねメーカーが介護ロボットを?弊社は1881年に村の鍛冶屋として創業した会社です。創業当初は鍛造農具の製造・販売を行っておりました。1940年にばねの製造を開始し、現在は主に小物ばねメーカーとして、自動車関連部品を中心に幅広い製品展開を行っています。それと同時に、変化する社会情勢の課題、とくに少子高齢化社会の到来をみすえ、介護・福祉関連への参入も果たしました。介護保険制度が始まる前の1998年から、体位変換装置「おきらく」の販売も開始しています。ーーースマイビの開発背景を教えてください。スマイビは、中京大学との産学連携で商品化されたロボットです。原型となる赤ちゃん型ロボットの開発を中京大学が進めていたところへ、弊社が産学連携という形で2010年から参加しました。赤ちゃん型コミュニケーションロボット「スマイビ」とはーーースマイビとはどのような商品なのでしょうか?動くのは首・目・口のみだが、ランプ点灯及び声との相乗効果で表現力はとても豊かだ。スマイビは、赤ちゃん型コミュニケーションロボットです。赤ちゃんは会話ができなくても、声、表情、しぐさでお母さんとお話し、コミュニケーションをとります。また、母性を刺激し愛しさ、喜び、いやしを与える存在です。そんな存在を目指して開発しました。皆さんを笑顔にするロボットです。スマイビの4つの特長スマイビにはさまざまな特徴があります。一つ目の特長は、目・口・首の動きや声、ランプで喜怒哀楽を表現する点です。喜怒哀楽は、スマイビの扱い方によっても変化します。スマイビ本体に搭載されている複数のセンサーが姿勢や揺れ等を検知するので、抱っこされたら喜んだり、逆さまにするなど乱暴に扱うと悲しんだりします。身長は44cm、体重は約1.2kg。本物の赤ちゃんよりは軽いが、その分抱きやすい。二つ目の特長は、本物の赤ちゃんの声を使用している点です。その音源は500種類に及びます。非言語的な赤ちゃんの音声は、特に耳の聞こえづらい方や認知症の方にも無理なく自由な想像を促す効果があります。介護者の方はその効果を応用して、利用者の方に向けて「スマイビがこう言ってますよ」などの声掛けで活動を促すことができ、結果的に介護負担の軽減につながる可能もあるのです。三つ目の特長は、抱きやすい重さ・形状・抱き心地にこだわった点です。赤ちゃんを抱っこするようにスマイビも抱っこしてお使い頂くことを考えています。四つ目の特徴は、反応がランダムな点です。与えられた刺激に対して常に同じ反応ではない為、一定な動きではなく、様々な表情を演出します。うれしさはごきげんランプで表現。機嫌が良いと、赤色LEDが点灯して“ホホ”を赤らめます。介護負担の軽減にも効果ありーーー確かに、私も実際にスマイビに触れてみて、とてもいやしを感じました。こうしたいやし効果が介護負担の軽減につながる理由を教えてください。まず、スマイビを利用した声掛けでの促しによる負担軽減が考えられます。例えば、入浴を拒否されるご利用者には「スマイビがお風呂に入ると良いよと言ってますよ」と話しかけることで、入浴への説得時間を低減できる可能性があります。次に、ご利用者にいやしや安心感を感じていただくことで、夜間の徘徊や不穏などの低減につながると考えられます。とくにスマイビを抱きかかえるという行為は、安心感を得るのにとても役立つと考えています。さらに、スマイビのお世話をお願いすることが、介護者の方の時間的余裕にもつながります。忙しい介護現場で、介護者の方は同時に複数の作業をこなすことが求められていますが、そんなときスマイビのお世話を依頼してご利用者に充実した時間を過ごしてもらうことで、介護者の方も安心して自分の作業を進めることができます。赤ちゃん型ロボットなので、「ちょっと見ててもらえますか?」というやり取りがとても自然にできるところもポイントのひとつです。介護者の方にとって、ご利用者の方をお待たせすることは申し訳ない気持ちや焦りにつながり、それが心理的負担にもなるため、“時間稼ぎ”的な使い方がコミュニケーションロボットの新しい活用方法として定着していけばと考えています。機能を凝縮してコスト削減ーーースマイビ開発のこだわりを教えてください。できるだけお客様のお求めやすい価格帯を達成するために、可能な限り部品点数を減らす努力をしました。実は開発当初は、今よりずっと多機能なロボットだったんです。腕が動いたり音声認識機能がついていたり、ロボットとしては現在のスマイビよりも高性能だったのですが、より多くの方にお求めやすい価格でお届けしたいという思いから、機能を絞り込みました。スマイビの“耳”となるマイク。言葉の意味を理解する機能は外したが、声や音に反応する首振り機能は残した。その分、絞り込んだ機能の一つ一つにはとてもこだわっています。例えば口の動きです。滑らかで可愛い動きを実現するために、何度もトライアンドエラーを繰り返しました。理想的なバランスを追求するためにシャフトの調整には試行錯誤しましたね。 声に合わせて口が動く。想像以上に滑らかでリアルな動きだ。 スマイビがコミュニケーションを活発化、クッション役も果たすーーー利用者の反響はいかがですか?スマイビをご購入いただいたお客様からはがきが届いたことがあります。差出人は80代のご夫婦で、はがきにはスマイビが届いてから家の中がとても明るくなったと書かれていました。とくに奥様が非常に喜ばれ、これまで笑い声のなかった家が賑やかになったと御礼の言葉が添えられていました。そうしたお話を伺うと、我々としてもとても嬉しいですね。ーーー介護者の負担軽減についての反響はいかがですか?私は販売担当として、スマイビの活用方法の説明ために介護現場を回っていますが、先ほど申し上げたような介護負担軽減効果を認めてくださる施設が増えてきたという実感がありますね。特に、スマイビが介護者・要介護者間のコミュニケーションのクッションとなることで、ご利用者の尊厳を維持しながら、お互いが気持ちよく生活できるという点が評価をいただいています。スマイビを使った問題解決を提案ーーー課題はありますか?スマイビに限らず、コミュニケーションロボットは使ってもらわないと効果が実感できないモノです。しかし現状では、コミュニケーションロボットというジャンル自体がまだまだ発展途上で、理解や興味が十分に得られていないと感じています。我々メーカーとしては、コミュニケーションロボットがいかに役立つか、効果があるかという点を分かりやすく説明し、今ある問題の早急な解決に向けたご提案を行うのが必要だと考えています。また、コミュニケーションロボットはまだ十分に認知されていないジャンルです。ただ一方で、コミュニケーションロボットが新たに国の補助事業の対象になる(※1)など、少しずつ注目と期待が集まっていることも事実です。尚、スマイビは2016年度、AMED(日本医療研究開発機構)の「ロボット介護機器開発に関する調査」の実証試験において評価用ロボットとして採択されております。こうした大きな流れの中で、スマイビを利用して介護現場の問題解決に寄与するために努力を続けてまいります。 ※1 経済産業省(2017年10月12日) 「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂しました~自立支援に資するロボット介護機器の開発を後押し!~ より介護者・要介護者双方の良き“話し相手”にーーー最後にメッセージをお願いします。介護現場をヒアリングすると、徘徊や夜間の覚醒、不穏、介助抵抗などにお困りの介護スタッフの方がとても多いことに驚きます。スマイビは、そうした諸問題を解決する可能性を秘めているコミュニケーションロボットです。操作は非常にシンプルで、基本的にはバッテリーとスイッチの電源をいれ音量操作するだけ。本物の赤ちゃんのように、あえて空気を読まずに泣いてしまったりするのも、コミュニケーションをとる楽しさやリアルタイム感につながると考えています。一見デメリットにも思える“言葉が通じない”という要素は、素直に心を打ち明けられる相手になれるというメリットでもあります。これまでにない新しい商品だからこそ、なかなか良さが伝わりづらい商品かもしれませんが、最適な活用方法も合わせてご提案いたしますので、ぜひ一度弊社にご相談いただければと思います。最終的には、スマイビが皆さんの良き話し相手となれば幸いです。編集部まとめ実際にスマイビのデモ機を送ってもらい、編集部でその機能を確かめてみました。フワフワとしたさわり心地と確かな存在感のある絶妙な重さで、抱っこをすると安心感を抱きます。利用者のいやしはもちろん、介護者の負担軽減にもつながる使い方・提案の仕方を模索しているという言葉からは、誠実さが伺えました。デモ機は無償での貸出を行っているため、気になる人はぜひ こちらから申し込みしてみてはいかがでしょうか。(※デモ機の返送費用のみ自己負担となります。) 商品名 スマイビ 販売価格 販売価格 73,440円(消費税込) [本体価格:68,000円 ] お試しデモ機貸出し相談応(対象条件等詳細は こちら ) セット内容 本体1体 アダプタ1ヶ 取扱説明書1冊 サイズ H440mm×W200mm×D190mm 重量  約1.2kg 動作時間 約10時間(満充電時のバッテリー駆動時間) 

しっぽがあなたをいやしてくれる。クッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」|ユカイ工学株式会社

しっぽがあなたをいやしてくれる。クッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」|ユカイ工学株式会社

サイズ 幅330× 高さ160× 奥行き540 (mm) 重量 約1000g 電源 充電池 電池持ち時間 8時間以上 製品概要Qoobo(クーボ)は、しっぽがついたクッション型セラピーロボットです。Qooboを撫でると、それに反応してしっぽを振ってくれます。高齢者施設での検証も行っており、癒やしの効果が期待できます。しっぽがあなたをいやしてくれる。クッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」|ユカイ工学株式会社「かわいい!」「ほしい!」――今、ネットで大反響のロボットがあります。それが、ユカイ工学株式会社のクッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」です。ユカイ工学は、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」)などのユニークなロボット開発で有名なロボティクスベンチャー。シンプルなのに使い方無限大!家族をつなぐロボットBOCCO|ユカイ工学株式会社今回は、クラウドファンディング開始から1週間も待たずに目標額を達成した「Qoobo(クーボ)」の魅力を、デザインを担当した高岡氏に伺いました。 Qoobo(クーボ)のコンセプトデザインを担当した高岡氏に話を伺う。しっぽが癒やし。クッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」とは?ーーークッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」とはどのような商品なのでしょうか?「Qoobo(クーボ)」は、犬や猫などのペットの代わりとしていやしを感じていただく、クッション型のセラピーロボットです。仕事が忙しいとか動物にアレルギーがあるなど、動物を飼いたくても飼えないご家庭の方に特にお使いいただきたいと思って開発しました。ーーー一番の特徴は、しっぽはあるのに手足や顔がないという点ですが、なぜこうした形になったのでしょうか?犬や猫は、言葉をしゃべるわけではないのになんとなく感情が伝わってきますよね。それには表情という要素もありますが、なにより“しっぽ”という存在が大きいと思っています。だから、「しっぽだけでもコミュニケーションがとれるんじゃないか?」と考えてしっぽに着目したんです。また、あえて顔や手足をつけないことで、使う人それぞれの好きな姿かたちを想像してもらえる、という利点もあります。日本画は余白を残すことで観る人に想像を促しますが、それと同様に、クーボがどのような動物なのかという部分を、お使いいただく方に委ねたいなと思ったんです。犬派・猫派とか、どんな顔かなどは好みが分かれがちなところですが、顔がついていなければ分かれようがないというか(笑)。だからこそ、どなたにでも親しんでいただけるものになったのだと思っています。しっぽの動きの秘密は加速度センサーーー「Qoobo(クーボ)」の機能について教えてください。「Qoobo(クーボ)」にはオン・オフスイッチがついているだけで、あとはとくに操作の必要がありません。電源をオンにした状態でQoobo(クーボ)をゆっくりなでると、ゆっくりしっぽをふります。早めになでると元気にふってくれます。 なでる速度によって、しっぽのふり具合が変わる。 多くのロボットは、話しかけたり触ったりしてもなかなか反応が返ってこずそれにストレスを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、Qoobo(クーボ)はすぐに返事(=しっぽの動き)を返すことができます。ーーー動きのパターンはどれくらいあるのでしょうか?まだ開発段階なので、非常にシンプルな動きのみとなっています。しっぽは、Qoobo(クーボ)本体に搭載されている加速度センサーによって動いているのですが、今後は触られていなくても何となく気まぐれに動くとか、ちょっとしたイベントのような面白い動きも追加していければと考えています。自分の「こんなのあったらいいな」を形にーーー開発の背景、きっかけを教えてください。きっかけは今年の春先に行った社内の開発合宿です。デザイナーやエンジニアを交えた数人ずつのグループが、それぞれほしいものや「あったらいいな」と思うものを作るという合宿でした。そこで私を含む4人のグループが作ったのが、Qoobo(クーボ)の原型となっています。ーーーQoobo(クーボ)のようなものが欲しかったんですか?そうなんです。実家で飼っている犬のことを思い出して、一緒に寝たりしたいなあ、寂しいなあと思って提案しました。 「自分の欲望を形にしました」と笑う高岡氏。 実は、合宿ではQoobo(クーボ)の人間バージョンも作ったんです。まるで呼吸しているように膨らんだり縮んだり、一緒に添い寝して寝返りをうつと音がなったり、という仕掛けを持った、人に見立てた抱きまくら型ロボットです。いっしょに“添い寝”できる抱きまくら型ロボット(写真奥) でも、外部の方にその抱きまくら型ロボットを見せると、ちょっと反応がいまいちというか…(笑)。一方で、Qoobo(クーボ)は原型の段階から「欲しい」と好意的に見ていただく方が多く、「同じように感じている方もいるんだな」と手応えを感じました。 ーーー開発でむずかしかったことやこだわりはありますか?一番はしっぽの動きですね。関節の種類などは、メカの設計を担当するエンジニアが試作を繰り返しながら試行錯誤しています。同時にプログラムも微調整をしつつ、なるべくシンプルな構造で最大限リアルな動きができるよう、改良を重ねています。みんなの生活に溶け込むロボットーーーQoobo(クーボ)はどのような使い方が考えられるのでしょうか?一般的に言って、ロボットや電気を使うおもちゃが長時間電源を入れてもらえるということは少ないですよね。電動のおもちゃは、長時間動いているとなんとなく煩わしく感じられてしまうことが多いです。しかし、Qoobo(クーボ)は逆に、お家でゆっくり過ごしているときや、何気ないときでも電源を入れて、そばにおいて触れ合っていただければと考えています。ーーーQoobo(クーボ)の想定ユーザーとしては、ひとり暮らしの方が主なのでしょうか?当初は20~30代くらいの一人暮らしの女性を想定していましたが、今ではより幅広い方にお使いいただけると考えています。現在は、実際に高齢者施設などに持ち込み、いやし効果の検証をしている最中です。「いやしの効果を説明したい」高齢者施設での検証もーーーどうして高齢者施設に持ち込むことになったのですか?開発の早い段階からQoobo(クーボ)に興味を持っていただいている、獨協医科大学の坂田 信裕教授から、医療や介護の分野でも活用できるのではないかとお話をいただいたことがきっかけです。坂田教授は、医療とロボットを結びつける研究などもされており、Qoobo(クーボ)の開発でもさまざまな意見やアイディアをいただきました。ーーー高齢者施設での反応を詳しく教えてください。さまざまな反応がありましたが、皆さん何かしらの反応をしてくださいましたね。ふだんあまり笑顔を見せない方がにやりとしたり、逆に「怖い」とおっしゃる方もいたり。Qoobo(クーボ)のことを可愛がってくれる方が、「昔は猫を飼っていた」という思い出話を始めることもありました。Qoobo(クーボ)がきっかけとなって、自分の記憶を辿って楽しんでもらえるなんて素敵だなと思ったのを覚えています。「怖い」という反応をされる方にとっても、何かしらの意思表示をする機会となったのは良いことだと感じています。もしかしたら慣れてくれるかもしれませんし、実際の生活に長く置かせていただいた上でどのような効果があるのかという点は、こちらとしても非常に興味がありますね。海外メディアやネットでも話題ーーーQoobo(クーボ)は、海外やネットでも大きな話題となっています。Qoobo(クーボ)は米国メディアパネル・イノベーションアワードにて特別賞「Special Award Gadget Nation Award」を受賞したのをきっかけに、海外メディアでも多数取り上げていただきました。おかげさまで、クラウドファンディングでは目標額を超えた支援をいただいています。クラウドファンディングを行ったおかげで、さまざまな方から応援や意見をいただく機会が増え、開発チームのモチベーションになっています。動物が家にいる安らぎを、Qoobo(クーボ)で。ーーー最後にメッセージをお願いします。Qoobo(クーボ)は、一見すると「なんだろう?」と思ってしまう見た目ではありますが、実際にひざに乗せてなでてみると、「動物ってこんな感じだったかも」と感じていただけるセラピーロボットです。家に動物がいるという安心感や安らぎを、Qoobo(クーボ)を通して感じていただければとてもうれしいです。編集部まとめ一風変わったコミュニケーションロボット「Qoobo(クーボ)」。編集部も実際に触れてみました。そっと触ると、すばやくしっぽが反応します。動きはなめらかですが、動きに合わせて控えめなモーター音が聞こえました。抱えてみると、ちょうど枕やクッションを抱えているようなサイズ感で、一般的なペットロボットよりは大きく、存在感を感じます。そうした手触りや動き、存在感に、実家で飼っていたペットを思い出し、温かい気持ちになりました。「ペットが飼いたくても飼えない」一人として、いやし効果を実感できました。 シンプルなのに使い方無限大!家族をつなぐロボットBOCCO|ユカイ工学株式会社 コメントお名前(ニックネーム):山形県ヨッシー コメント内容: 素晴らしいアイディアです。 発売が楽しみです。(みんなが手軽に購入できる価格だとうれしいです)

自らがお世話する存在へ。赤ちゃん型ぬいぐるみロボット「こんにちは赤ちゃん」|トレンドマスター株式会社

自らがお世話する存在へ。赤ちゃん型ぬいぐるみロボット「こんにちは赤ちゃん」|トレンドマスター株式会社

主な素材   ポリエステル・ABS・ナイロン 商品サイズ   W285×H380×D120 電池 単4アルカリ乾電池×2本(別売) 電池寿命   連続6時間 製品概要「こんにちは赤ちゃん」は、シンプルな加速度センサーと音声センサーを内蔵した赤ちゃん型コミュニケーションロボット。高齢女性の孤立化対策、認知症予防の話し相手として開発されました。自らがお世話する存在へ。赤ちゃん型ぬいぐるみロボット「こんにちは赤ちゃん」|トレンドマスター株式会社2017年10月、経済産業省が介護ロボットの 「重点開発分野」を新たに追加したと発表 しました。その中のひとつに、「コミュニケーションロボット」があります。にわかに盛り上がりを見せるコミュニケーションロボット業界ですが、これまでにも 「なでなでねこちゃん」 などの親しみやすいコミュニケーションロボットの開発を行ってきたトレンドマスター株式会社が、新たに赤ちゃん型のコミュニケーションロボットを発売しました。すでに「かわさき基準」の認証に向けた効果検証も行っているという「こんにちは赤ちゃん」について、代表の中田氏にインタビューしていきます。トレンドマスター株式会社代表取締役社長の中田氏に話を伺う「こんにちは赤ちゃん」 とは?2017年10月28日に新発売した「こんにちは赤ちゃん」ーーー「こんにちは赤ちゃん」とはどのような製品ですか? こんにちは赤ちゃんは、「赤ちゃんと暮らす幸せ」を基本コンセプトに据えて、1歳児をモチーフに開発した、新しいコミュニケーションロボットです。音センサーと振動センサーを内蔵していますので、あやしたり話しかけたりすると1歳児の言葉で返事をします。とはいえ1歳児なので、正確な言葉にはなっていません。その不明確さが、いかにも1歳児の赤ちゃんを表現しています。可愛い外観のぬいぐるみ本体の中に、脱着可能のセンサーユニットが入っていますが、それを取り外すとぬいぐるみや服は洗えますので、清潔な状況を保つことができます。ご年配の方は、アクティブな方も介護が必要な方も、ややもすると孤立しがちです。こんにちは赤ちゃんと暮らすことで、子育てをしていた活き活きとした時代を思いおこし、心の安定とコミュニケーションの促進を図れるロボットをめざしました。ーーー開発の背景やきっかけを教えてください。 高齢者福祉施設に入居されている女性の方の多くは、人形をお持ちの方が目立ちます。人形を抱くことで、ふだんお世話や保護される側の高齢者の方が保護する側となるため、心の安定につながるのではと考えたのです。しかしながら既存の人形の多くは、重い、洗えない、あるいは高額などの理由で、気軽に購入することが難しいと感じていました。そこで、それらを改善した商品開発を目指しました。こんにちは赤ちゃんの“5つのこだわり”ーーー開発中に特に気をつけたこと・こだわりはなんですか? 開発上のキーワードは、5点です。可愛い・簡単・リアリティー・清潔・安価です。「可愛さ」という点では、ぬいぐるみのデザインに加え、肌触りや抱き心地・ドレスのデザインにもこだわりました。見た目だけでなく、使っても総合的に「可愛い赤ちゃん」ができたと自負しています。手や顔はさらりとした肌触りで、服はより丈夫な生地でできている「簡単さ」では、他社のコミュニケーションロボットと比較しても圧倒的に操作が簡単にできるよう、シンプルさにこだわりました。「こんにちは赤ちゃん」では電池を入れてスイッチを入れるだけで良く、何か設定をしたりボタンを押したり、決まった言葉を入力したり、Webに接続したりする必要が一切ありません。「リアリティー」では、特に音声にこだわりました。本当の1歳児の声を録音し、可愛い言葉(喃語)を抽出しました。また、それらをあやし方に対応した配列で並べています。言葉の中には、ご機嫌な状態・ぐずった状態など、感情も含まれています。放置すると1分ほどぐずって寝ますし、抱き起すと自動的に再起動します。「清潔さ」にもこだわりました。従来は、常に人形といると、汚れて感染症の原因になることもありましたが、センサーユニットを外せば、すべて洗える素材と構造にしました。洗浄後の再使用の場合は、十分乾いているか確認してお使いいただきたく思います。服はマジックテープ式になっており、簡単に着脱可能だ「安価」こそ、最大にこだわったポイントです。一人でも多くの方に「赤ちゃんと暮らす幸せ」を感じていただくためには、他社と同様の価格設定では、高すぎて手が出ないと思いました。そこで、音声認識機能・AI機能・通信機能など、コストが上がる要因は開発段階ですべて削り落としました。施設にご入居の方のおこずかいで購入できる、8000円(税別)でご提供します。新たなターゲットは“子育て経験のある女性”ーーー前回の「なでなでねこちゃん」での実証試験結果を踏まえ、意識されたことはありますか?   昨年の「なでなでねこちゃん」「ワンちゃん」を踏まえ、「こんにちは赤ちゃん」は、その延長線上に位置づけています。「なでなでねこちゃんシリーズ」ならびに「なでなでワンちゃん」は、AMED、テクノエイド協会にてそれぞれ実証実験を行いました。そこで分かったことは、あたりまえの事ですが、「猫好きの方には“ねこちゃん”を、犬好きの方には“ワンちゃん”をお使いいただくと良い」ということです。今回は、ターゲットに「子育て経験のある女性」を想定して “赤ちゃん”を取り上げました。「こんにちは赤ちゃん 」も来月12月からテクノエイド協会にて実証調査を行うことになりましたので、具体的にどのような効果があるのか検証したいと考えています。すでに効果検証も実施中ーーー利用者の声・外部の評価・反響にはどんなものがありますか? 発売して間もないですが、少しずつ反響をいただいています。そのでも代表的なコメントをご紹介します。80歳代の認知症の女性は、若いころから人形が好きで、着せ替え人形やぬいぐるみ多数に囲まれて暮らしていらっしゃいました。その方に「こんにちは赤ちゃん」をお使いいただいたところ、一番のお気に入りとなり、毎日一緒に暮らしていただいているとのことです。ご本人からは、「ぬいぐるみの軽さと抱き心地や、話しかけると返事をしてくれるところが良い」とおっしゃっていただきました。外部の評価としては、現在かわさき基準の認証に向けて、認知症ネットワーク・発達障害の方への検証を実施している最中です。また、テクノエイド協会によるマッチングにて、高齢者福祉施設の東京聖新会でも 20人規模の検証を実施する予定です。低単価でシンプル、扱いやすいコミュニケーションロボットをめざしてーーー介護や福祉の現場で悩まれている介護家族や介護職員の方に対してメッセージをお願いします。 弊社は、「家族の幸せを創り出す」ことを会社の理念とし、高齢者や介護職員の方、ご家族の皆さまが、今よりも少しだけ幸せを感じていただけることを、継続的にご提案しております。この度、厚労省様の重点分野に、見守り及びコミュニケーションロボットが追加されました。通信やAIを搭載した、高度で高価格なロボットが脚光を浴びています。弊社は、低単価でシンプル、高齢者の方や介護職員の方に扱いやすいコミュニケーションロボットの開発を継続して参ります。高度で高価格なロボットを導入される前に、「こんにちは赤ちゃん」や「なでなでねこちゃん」を使ってみてください。きっと、幸せを感じていただけると思います。編集部まとめ前回の 「なでなでねこちゃん」の取材 では、「おもちゃ屋ならではの身軽さで、今後も人の役に立つものを作りたい」と話した中田氏。今回は「子育て経験のある女性」をターゲットに、やはり親しみやすいぬいぐるみ型のコミュニケーションロボットを発売しました。1万円を切る介護ロボットは、まだまだ多くありません。そんななか、手に入れやすい価格帯での提供を続けるトレンドマスター株式会社に、今後も期待が集まります。 発売予定日 2017年10月28日 売価(各種) 8,000円(税込8,640円) 商品サイズ W285×H380×D120 電池 単4アルカリ乾電池×2本(別売) 電池寿命 連続6時間 

ベッド内蔵型で体重も測れる「見守りケアシステムM-2」|フランスベッド株式会社

ベッド内蔵型で体重も測れる「見守りケアシステムM-2」|フランスベッド株式会社

発売日 2017年5 月1日(水)(見守りケアシステムM-2) 価格 オープンプライス 製造/販売 フランスベッド株式会社 問い合わせ先 03-6741-5579 (病院施設企画室) 製品概要センサーがベッド利用者の体動や動作を検知し通知します。「動き出し」「起き上がり」「端座位」「離床」「離床管理」の5つの通知モードから選び、ベッドからの転倒、転落の危険性を軽減するほか、認知症の方の徘徊による事故等の予防につながります。ベッド内蔵型で体重も測れる「見守りケアシステムM-2」|フランスベッド株式会社介護ベッドをはじめ、さまざまな福祉用具の開発、レンタル事業を行っているフランスベッド株式会社。介護ロボットONLINEでは、以前にも泣き笑い たあたんや おでかけキャッチを取材しました。今回取材するのは、今注目度が急上昇している“見守り支援ロボット”。平成30年度の介護報酬改定で、見守り支援ロボットが夜勤職員配置加算の緩和条件として認められることになったのです。 「見守りケアシステムM-1・M-2」について、商品開発部の今西氏に話を伺いました。 商品開発部 今西忠之氏に話を伺う「見守りケアシステム M-1・M-2」とは?「見守りケアシステムM-2」は、ベッドご利用者様の離床動作を検知して通知するベッド内蔵型の見守りロボットです。見た目は普通の介護ベッドに見えますが、実はこちらのベッドにも「見守りケアシステムM-2」が内蔵されています。ベッド自体は通常の3モーター等の電動ベッドで、そこに追加でセンサを内蔵します。新車にオプションをつけるイメージですね。4つのセンサでベッド上の動きをキャッチ当製品の旧モデルとして、「見守りケアシステムM-1」(2013年2月発売)があります。まずは「M-1」と共通する機能をご紹介します。センサは、ベッドの足の根元に搭載されています。4ヶ所のセンサがそれぞれ重量を測ることで、人の重心を読みとっているんです。たとえば、ベッドの上で人が起き上がると重心が下の方に寄りますし、端座位(ベッドに腰かけた状態)だと左右どちらかに寄りますよね。そのように極めて正確にベッド上の人の動きをレスポンス良くキャッチすることができます。。4段階のアラート設定「見守りケアシステムM-2」では、ベッド上の人の状態を「動き出し」・「起き上がり」・「端座位」・「離床」の4段階で判断します。4段階すべてでアラートがなるわけではなく、そのうちのひとつの段階を選択していただき、その状態になったときだけアラートを発します。起き上がりから離床までの動きがゆっくりの方には「離床」モードで、起き上がったらすぐ離床するという方には「起き上がり」モードで通知してもらう、といったご利用者様の状態に合わせてカスタマイズが可能です。1度目の通知後、ご利用者様が完全に離床した状態になったら、2度目の通知がなされます。ーーー「動き出し」と寝相を間違えることは無いのでしょうか?大きな寝相に対しては、アラートが発されることもあります。ただ、「動き出し」モードを選択されたご利用者様は離床にともなうリスクが非常に高い方が多いので、「それでもいいから知らせてほしい」というニーズがありますね。ヒューマンエラーをなくす「自動見守り再開機能」現場から好評をいただいているのが、「自動見守り再開機能」です。一般的な離床センサは、ナースコールの配線を分配して設置されています。この「見守りケアシステム」シリーズも同様です。そのため、排泄介助などのたびにセンサが反応しないようにナースコールもろとも電源をオフにすることが多いのです。しかし、介助が終わったあとにオンにするのを忘れてしまい、センサもナースコールも使えないまま放置してしまうというヒューマンエラーが多発していると分かりました。当製品では、コントローラー自体に一時停止する機能を追加し、一時停止モードから10分後に自動的に電源がオンになるようにしています。また一時停止中にベッドに人が乗った場合も、自動でオンになります。 M-2における新たな新機能とは?「M-1」をさらにブラッシュアップさせたのが、2017年5月に発売した今回ご紹介する「M-2」です。主に2つの機能が追加されました。無線LAN対応でリアルタイム表示ひとつめは、通信機能を追加した点です。これにより、PC上でリアルタイムにご利用者様の状態を見守ることが可能になりました。最大20台まで一気に見守ることができるので、遠目からでも複数のご利用者様の状態をご覧いただけます。ご利用者様の表示をダブルクリックすると、個人の情報をまとめて見ることができます。アラームの履歴や体重の変化、現在の状況などが見られるこの画面は、印刷することも可能です。ニーズが多かった体重測定機能ふたつめは、体重測定機能を追加したことです。当製品をご利用いただいている事業所から、「体重も計れないのか」というお問い合わせを非常に多くいただきました。詳細な重さまで量るのは価格等の問題で難しいと考えていたのですが、「目安でも良いから知りたい」という声が多く、今回追加に至りました。体重計のような使い方に加えて、ベッド離着床時に自動で体重計測を行いますので、日々ベッドを利用するだけで1日の平均体重をベッドが6か月分記録されます。つまり、毎日の体重確認に加えて体重増減の傾向を簡単に確認することが可能なのです。現場の声を吸いあげた改良、オプション機能もその他にも、リモコンの位置を頭から足元に移動させるといった改良を行っています。またオプションとして、バイタルセンサと温湿度センサを追加することで、心拍や居室内の環境を見守ることもできるようになりました。こうした改良は、営業時代から付き合いのある事業所の方々にヒアリングし、そこで得た声を参考にしています。他社よりも「正確」「簡単」をめざしてーーー開発の背景を教えてください。弊社が「見守りケアシステムM-1」の開発を手がけはじめた当初、すでに同等の製品が他社から販売されていました。しかし市場リサーチを行った結果、「正確性」と「操作の簡単さ」に課題があるということが分かりました。取説なしでも操作できるとくに「操作の簡単さ」は、継続的にお使いいただくのに不可欠な要素です。そのため弊社では、「取扱説明書を見なくても使える」製品をめざして開発をはじめました。ーーー介護ロボットのなかには、操作が難しく持ち腐れになってしまうという話をよく聞きます。そうならないためにも、誰でも使えるように操作の面ではこだわりました。液晶に表示される問いに答えるあいだに設定が終わるようにしたり、クリックとダブルクリックだけでほとんどの操作ができるようにしたりという工夫をほどこしています。ーーーM2は厚生労働省の「モニター調査事業」でも検証されていましたね。はい、そちらの事業でも、介護職員の方から「取説を見なくても直観的に操作でき、簡単に使いこなせた」と言っていただきました。導入先からも、「使い方が分からない」という問い合わせはいただいたことがないですね。サーバーレスでランニングコスト削減もう一つ他社と大きく違うのが、サーバーをたてていないという点です。他社の同等製品は、サーバー(サービスを提供するコンピュータ)をたてて情報を集めたり、集めた情報を解析したりしています。その分高度な処理ができるケースもありますが、一方でサーバーを管理する手間がかかったり、保守費用などが発生したりすることも多いです。介護現場で働く方々はコンピュータに詳しくない方も多いので、買い切りでできるだけシンプルなシステムをご提供できるよう工夫しました。「見たら欲しくなる」見守りロボットーーー最後にメッセージをお願いします。ここまでご説明したとおり、すごく使いやすい機器になっています。ぜひ一度見ていただきたいですね。見たらたぶんほしくなると思います(笑)。弊社では全国各所にショールームをご用意しておりますので、足を運んでいただければと思います。また、介護事業所様であればデモ機をお持ちして実際にお使いいただけますので、弊社までお気軽にお問い合わせください。編集部まとめ取材時には、「実は介護の現場ではそれほどバイタル情報が求められていないのでないか」「デモでお使い頂くときも取説は置いていかない」など、現場の真のニーズを捉えているゆえのいわば独自路線的なフランスベッド社ならではの姿勢が随所に見られました。見守り支援ロボットが各社で開発・販売されているなか、著しい差別化をはかるのがますます難しくなる中、あくまでユーザーファーストを貫く「見守りケアシステムM-2」は、たしかに“見たら欲しくなる”ロボットだろうと実感させられました。

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