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【2018年版】介護ロボット分野がテーマの株式銘柄一覧

【2018年版】介護ロボット分野がテーマの株式銘柄一覧

超高齢社会へと投入する日本。医療や介護の世界では、人手不足が深刻な問題となっています。介護の人手不足解消として期待を集めているのが介護ロボットです。今、多くの企業が介護ロボットの開発に乗り出しています。2018年2月に閣議決定された「 高齢社会対策大綱 」では、介護ロボットの市場規模を2020年までに約500億円へ成長させる目標が打ち出されています。今後も拡大が期待できる介護ロボット業界。今回は、介護ロボットの開発を手がける企業をまとめました。東証一部 まずは、東証一部に上場している企業を紹介するよ! 大和ハウス工業株式会社大和ハウス工業株式会社はロボット事業を展開しており、さまざまな介護ロボットの販売代理店となっています。サイバーダイン社の「ロボットスーツHAL®」をはじめ、見守りロボットである「シルエット見守りセンサ」、パナソニックのベッド型ロボ「リショーネPlus」など、合計13種類のロボットを販売しています(2018年2月23日時点)。 大和ハウス工業株式会社のホームページはこちら 【体験レポ】大和ハウスの介護ロボット展示場「D’s TETOTE」に行ってみた!【前編】【インタビュー】なぜ大和ハウスが介護ロボットを?「D’s TETOTE」で聞いてみた【後編】住友理工株式会社 2014年10月、社名を「東海ゴム工業株式会社」から変更した住友理工株式会社。同社は独立行政法人理化学研究所(理研)とともに、要介護者の身体を抱え上げてベッドから車椅子へ移乗させるなどの介助作業を行う「ROBEAR」の共同開発を行っていました。 住友理工株式会社のホームページはこちら 富士機械製造株式会社要介護者の移乗を介助する移乗サポートロボット「Hug」の開発・販売を行っています。 富士機械製造株式会社のホームページはこちら 株式会社安川電機介助者の負担軽減を目的とし、要介護者のQOL向上のために日常生活で必要な歩行や、立ち座り動作を支援するための屋内移動アシスト装置を開発・販売を行っています。とくに歩行に関するロボットを積極的に開発しており、脊髄損傷者用歩行アシスト装置「ReWalk」や、足首アシスト装置「Cocoroe AAD」などが販売中です。 株式会社安川電機のホームページはこちら 株式会社村田製作所幸和製作所と共同で、要支援1~要介護1程度の歩行に不安がある方向けの電動歩行アシストカー「KeePace(キーパス)」を開発しています。 株式会社村田製作所のホームページはこちら坂道も楽々、だから安心。オートサポート歩行車「リトルキーパス」|株式会社幸和製作所 本田技研工業株式会社ヒューマノイドロボットASIMOの歩行理論をもとに、「倒立振子モデル」に基づく効率的な歩行をサポートする歩行訓練機器を開発しています。 本田技研工業株式会社のホームページはこちら   エア・ウォーター株式会社医療用ガスのトップサプライヤーとして、高度医療から暮らしにかかわる医療まで、包括的な医療ソリューションを展開しているエア・ウォーター株式会社。昨今では福祉介護施設の運営や福祉介護機器の製造販売も展開しており、その一つに超微粒子シャワー入浴装置「美浴(びあみ)」シリーズがあります。 エア・ウォーター株式会社のホームページはこちら シャワー式だから安全、なのにしっかり温まる。介護用入浴装置「美浴」|株式会社エア・ウォーター 株式会社ソルクシーズ主に金融、証券系などのシステム開発及びパッケージソフトの開発・販売などの様々な事業を行っている株式会社ソルクシーズ。各種センサー技術と、それを可視化するソフトウェア開発技術を新たな分野で応用するために立ち上げられた福祉介護の新規事業で開発されたのが「いまイルモ」です。「いまイルモ」は離れて暮らすご家族へ生活の様子をお伝えする、センサーによる見守り支援システム。在宅での使用が想定されています。 株式会社ソルクシーズのホームページはこちら 環境も生活リズムも見える化!まるで同居してるみたいな見守り支援システム「いまイルモ」|株式会社ソルクシーズ パラマウントベッド株式会社昭和22年に病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートしたパラマウントベッド株式会社。福祉や介護向けの製品開発を展開する中で、非接触型の見守りシステムである「眠りSCAN」を開発・販売しています。 パラマウントベッド株式会社のホームページはこちら ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社フランスベッドホールディングス株式会社ベッドをはじめとした家具類や、福祉用具・在宅医療機器の製造販売およびレンタルを行っているフランスベッド株式会社。近年は認知症に特化した取り組みを行っており、その一環として認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」や赤ちゃん型コミュニケーションロボット「泣き笑い たあたん」を販売しています。 フランスベッド株式会社のホームページはこちら 赤ちゃん型ロボットで「介護される」立場から「世話する」立場へ「泣き笑い たあたん」フランスベッド株式会社個人賠償責任保険も!認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」|フランスベッド株式会社ベッド内蔵型で体重も測れる「見守りケアシステムM-2」|フランスベッド株式会社自動寝返り支援ベッドで8割が「夜間の見回りが楽になった」!|フランスベッド株式会社 セコム株式会社今から15年前、日本で初めての食事支援ロボット「マイスプーン」を発売したセコム株式会社。高齢者向けの見守りサービス事業なども展開しているセコムでは、頸髄損傷や、ALS、脳性麻痺、筋ジストロフィー、慢性関節リウマチなどの疾患の人向けに自立支援ロボットを販売しています。 セコム株式会社のホームページはこちら世界初の”実用的な”介護ロボット!食事支援ロボ「マイスプーン」|セコム株式会社 TOTO株式会社誰もが使える”ユニバーサルデザイン”を心がけるTOTO株式会社。同社が高齢者や歩行が困難な人にむけて開発・販売しているのが 「ベッドサイド水洗トイレ」 です。その他にも、入浴介助の負担軽減が期待できる「バスリフト」などの販売も行っています。 TOTO株式会社のホームページはこちら より文化的な排泄介助をめざして「ベッドサイド水洗トイレ」|TOTO株式会社 東証二部 東証二部に上場している企業を紹介するね!象印マホービン株式会社象印マホービン株式会社では、離れて暮らしていても、ご家族のガス利用状況をeメールでお知らせする、「みまもりほっとラインi-pot」を開発しています。 象印マホービン株式会社のホームページはこちら ジャスダック ジャスダックに上場している企業を紹介します!株式会社菊池製作所「マッスルスーツ」などを販売する子会社のイノフィスを設立した 株式会社菊池製作所。そのほかにも、手の震えを抑える肘装着ロボットなどを開発しています。 株式会社菊池製作所のホームページはこちら 人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム) 株式会社幸和製作所株式会社村田製作所と共同で電動歩行アシストカー「KeePace(キーパス)」を開発しているほか、株式会社MJIと介護施設向けコミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」の共同開発なども行っています。 株式会社幸和製作所のホームページはこちら 坂道も楽々、だから安心。オートサポート歩行車「リトルキーパス」|株式会社幸和製作所株式会社構造計画研究所1959年に創業して以来、建物の構造設計業務をはじめとしたさまざまな業務を行ってきた株式会社構造計画研究所。そこで培ったセンシング技術を応用して、離床リスク検知センサー「EVER Relief」を開発・販売しています。 株式会社構造計画研究所のホームページはこちら 二段構えセンサーで離床をキャッチ!|「EVER Relief」株式会社構造計画研究所東証マザーズ 東証マザーズに上場している企業を紹介します! サイバーダイン株式会社介助者の身体負担を軽減する介護支援用ロボット「HAL」をはじめ、医療用下肢タイプのものや作業支援用のものなど、さまざまな用途で利用可能なロボットを開発しています。 サイバーダイン株式会社のホームページはこちら5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果ロボットスーツに新製品登場!「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは? さいごに今後、さらなる市場規模拡大が予想される介護ロボット市場。ベンチャーはもちろん大手企業も介護ロボット開発に乗り出しており、これからの動きに期待が集まります。経済産業省は、平成30年度の事業である「ロボット介護機器開発・標準化事業」に11億円の予算をあてることを決定しました。国内での開発支援はもちろん、海外展開を視野に入れた支援も行っていく予定です。介護ロボットONLINEでは、今後も介護ロボットを開発するメーカーへ積極的に取材を行っています。取材依頼は 問い合わせフォーム よりお願いします。2016年は30億円超え!介護ロボット市場の現状と将来予測

最悪の場合は退職も!気をつけたい介護の腰痛~原因・対策・予防・助成金~

最悪の場合は退職も!気をつけたい介護の腰痛~原因・対策・予防・助成金~

腰痛は日本の国民病と言っても過言ではありません。厚生労働省のデータによると、なんと日本人の4人に1人が腰痛を抱えていることが分かっています。とくに利用者を抱きかかえての移乗作業や中腰作業が多い介護業界は、腰痛に悩まされる人が後を絶ちません。腰痛が悪化した結果、退職せざるを得ない人もいます。ここでは介護業界で働く人に向けて、介護職につきまとう腰痛の原因や対処方法をまとめました。さらに介護施設を運営する方に向けて、腰痛対策の重要性とそのためにできることをまとめました。介護職における腰痛の現状4日以上の休業を要する職業病の約6割が腰痛だということをご存知でしたか?介護職の腰痛による休業はこの10年で約2.7倍にまで増加しており、介護業界で働く人、介護施設を運営する人双方にとって、大きな問題となっています。介護業界における腰痛の原因厚生労働省によれば、腰痛の発生要因は動作要因、環境要因、個人的要因などさまざまで、多くの場合いくつかの要因が複合的に関与しています。介護の現場では、下記のような動作や環境が、腰痛を引き起こしていると考えられます。 人力による人の抱上げ作業 前かがみ・中腰での作業 ちなみに、国により若干異なりますが、欧米諸国では1人で持ち上げることのできる重量を約 25kg までと制限しています。それ以上の重量のあるものや人を繰り返し持ち上げたり抱えあげたりする介護現場で働く人は、腰痛リスクが高いと言えるでしょう。腰痛にならないためには?予防や対処方法腰痛は単に痛いという身体的苦痛にとどまらず、痛みや不自由さから来る精神的なリスクや、休業や通院・入院費といった経済的負担にもつながる問題です。また、腰痛は一度なってしまうと治りづらい病気でもあり、完治するのはたったの10%とも言われています。よって、腰痛になる前の予防が非常に重要です。ここでは、腰痛予防のポイントをまとめました。移乗介助時の対策ポイント 厚生労働省は、特に腰痛を引き起こす原因となる移乗介助において、次のような対策を挙げています。  利用者の残存能力を活かした介助方法を用いる。 スライディングボードやスライディングシートを活用。 一人で抱え上げない。複数化および福祉機器(リフト、スライディングシートなど)を活用。入浴介助時の対策ポイントまた、腰痛発生状況がもっとも高い入浴介助中の対策ポイントとして、下記を挙げています。 滑り止め対策(滑りにくい作業靴を履く、滑り止めマット) 水分補給をこまめに。 冷え対策(水気・汗を拭き取る、着替える、水をはじくエプロンを着用して作業、など)  入浴介助を担当する回数や時間を調整する。その他の予防・対処方法その他、腰痛を防ぐための方法としては、腰部保護ベルトやコルセットの使用、腰痛予防体操、ボディメカニクスの応用などがあります。参考:辛い介護の腰痛をやわらげる身体介助のちょっとしたコツ|腰痛の予防に良いグッズ 参考:ボディメカニクスを知ろう!~腰への負担が軽くなる介助のテクニック~腰痛対策としての介護ロボットって?腰痛の原因となる移乗介助を減らす、無くすといった根本的解決のためには、福祉用具を変えるのも一つの手です。今回は、腰痛予防につながる次世代福祉用具、介護ロボットをご紹介します。マッスルスーツ|株式会社イノフィスマッスルスーツとは、人工筋肉を使った腰痛予防のための装着型介護ロボットです。介助者がマッスルスーツを身につけることで、荷物を持ち上げる際の腰に対する負担が35%軽減、荷物を降ろす時の負担に関しては約6割も軽減されるという測定結果も出ています。取材記事・体験レポはこちら:人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィスHAL®介護支援用(腰タイプ)|CYBERDYNE株式会社HAL®介護支援用(腰タイプ)は、人が体を動かすときに脳から筋肉へ送られる信号を読み取り、腰にかかる負荷を軽減する装着型介護ロボットです。2016年2月時点で国内の75施設で利用されています。HAL-CB02モデルは防水機能も装備されているため、腰痛発生率がもっとも高い入浴介助中でも使うことができます。スマートスーツ|株式会社スマートサポートスマートスーツは、「軽労化」をコンセプトに、中腰姿勢の維持や重量物の持ち上げによる疲労や負担を軽減するための装着型ロボットです。介護だけでなく、農作業や配送作業などにも広く使われています。負担軽減効果に加えて、お腹を引き締めるコルセット効果があるため、腰痛を発症しにくい”お腹に力を入れて固くした状態”をアシストしてくれます。腰痛対策のための助成金制度・講習会腰痛は、しばしば休業や休職、ひいては退職をともなう恐れもあるため、介護従事者はもちろん、介護施設運営者、経営者にとっても大きな問題です。ただでさえ介護人材の確保が困難になっている昨今、腰痛による休職者や退職者を減らすのは、円滑な運営上不可欠になってくるでしょう。腰痛を防ぐという職場環境の改善は、従業員の定着率を向上させ、労災を防ぎ、企業イメージをアップするための重要な経営課題です。政府も、腰痛による休職者や退職者を減らすために、助成金制度を設けています。それが職場定着支援助成金です。職場定着支援助成金とは? 職場定着支援助成金 介護労働者の身体的負担を軽減するために導入した介護福祉機器によって労働環境の改善がみられた場合に、機器導入費用などを助成する。 助成種目 助成内容 助成される場合 機器導入助成 介護福祉機器の導入費用の25%(上限150万円) 労働環境の改善がみられた場合 目標達成助成 介護福祉機器の導入費用の20%生産性要件を 満たした場合は35%(上限150万円) 従業員の離 職率の低下が図られた場合 上記の介護ロボットも、こちらの助成金の対象になる可能性があります。腰痛予防対策講習会とは?助成金以外の取り組みとして厚生労働省が実施しているのが、腰痛予防対策講習会です。  腰痛予防対策講習会とは、全都道府県の社会福祉施設及び病院・診療所等を対象に実施される、腰痛予防を図るための無料の講習会です。対象者は医療保健業看護従事者向け、社会福祉・介護事業の介護従事者向け、社会福祉・介護事業の事業者向けの3つに分かれており、「介護用福祉機器」を用いた実技を中心とした講習などが行われます。日程、開催地や申込みは 中央労働災害防止協会HP から確認できます。 欧米での腰痛対策事情は?海外でも、介護業務による腰痛は問題とされてきました。イギリスやオーストラリアでは、いち早く国をあげての腰痛対策に取り組んでいます。そのひとつが、ノーリフティングポリシーです。 ノーリフティングポリシーとは 「持ち上げない方針」のこと。1993年にイギリス看護協会が「人力のみで患者を持ち上げることを避ける」ことを新しく取り入れ、95年に「ノーリフティングポリシー(持上げない方針)」を発表された。 またオーストラリアでは、1998年に「押さない・引かない・持上げない・ねじらない・運ばない」という、介助時には福祉機器などを利用し、人力のみでの移乗介助や移動を制限することを発表しました。その結果、オーストラリアの厚生労働省は、適切にノーリフトプログラムが実施されたことによって、調査した施設では負傷が48%減少し、損傷によって失われるお金は74%減り、労働者の苦情処理にかかるコストも54%削減できたと発表しています。まとめ腰痛は、単に痛いというだけにとどまらず、精神的リスクや経済的負担という問題にもつながります。例えば腰痛の治療費や入院費として、平均13万円かかるとされています。また治すためには、約22日間の在院が必要です(※1)。介護従事者一人ひとりが気をつけるのはもちろんですが、介護ロボットの導入といった施設レベルでの取り組みも不可欠となってくるでしょう。 ※1:厚生労働省「医療給付実態調査 平成23年度」、「患者調査 平成23年」、総務省統計局「人口推計 平成23年度」 <参考資料> 公益財団法人テクノエイド協会(2014)『介護福祉経営士 実行力テキストシリーズ9 新しい福祉機器と介護サービス革命 導入の視点と活用のポイント』日本医療企画 厚生労働省「職場定着支援助成金」(2017年6月27日) 厚生労働省(2013年)「職場における腰痛予防対策指針の改訂 及びその普及に関する検討会報告書」 厚生労働省(2016年)「平成28年度国民生活基礎調査」

5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果

5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果

ロボットスーツが介護の分野に参入し始めています。現在もっとも有名なロボットスーツといえば、サイバーダインのHAL®(ハル)でしょう。HAL®を代表とするロボット技術を応用したアシストスーツは、複数の企業から開発、販売されています。ここでは、HAL®(ハル)をはじめとするロボットスーツの仕組みや価格、体験できる場所などをまとめました。ロボットスーツに新製品登場!「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは? ロボットスーツHAL®とは?現在、ロボットスーツの代名詞的存在となっているのが、CYBERDYNE株式会社のHAL®(ハル)です。CYBERDYNE株式会社は、筑波大学大学院システム情報工学研究科・サイバニクス研究センターセンター長である山海嘉之教授の研究成果を商品化するため、2004年6月に設立された会社です。CYBERDYNE株式会社によれば、「HAL®(Hybrid Assistive Limb®)は、身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる、世界初※のサイボーグ型ロボット」とのこと。ここでは、HAL®(ハル)の仕組みや価格、体験できる場所をまとめました。 ※ WIPO(世界知的所有権機関)にて、本国際特許はNotable Inventionに認定。 ロボットスーツ HAL®の種類HAL®は、MEDICAL TYPEとNON-MEDICAL TYPEの大きく2つに分かれています。MEDICAL TYPEMEDICAL TYPEであるHAL®医療用下肢タイプ (JPモデル)は、身体に装着することによって装着者の身体運動を支援する機器です。装着者の下肢関節動作をアシストし、リハビリ歩行訓練に使われます。NON-MEDICAL TYPENON-MEDICAL TYPEには、装着者のトレーニングを促すタイプと、装着者の動作負荷を軽減するタイプがあります。 HAL®福祉用(下肢タイプ) 装着者自身の脚での歩行や立ち座りのトレーニングをアシスト HAL®自立支援用(単関節タイプ) 腕や脚の関節に対応できる集中的なトレーニングに特化 HAL®介護支援用(腰タイプ) 移乗介助のような介助動作において腰部にかかる負荷を低減 HAL®作業支援用(腰タイプ) 重量物を持ったときに腰部にかかる負荷を低減ロボットスーツ HAL®の仕組みHAL®は、装着者の「こう動きたい」という意思を脳が送り出す信号から読み取り、それに合わせてパワーユニットをコントロールすることで、動作を補助する装着型ロボットです。生体電位信号を読み取る例えば私たちが「歩きたい」と考えたとき、脳は歩くための筋肉に司令を出します。その際に、脳から筋肉へ信号が送り出されます。これが生体電位信号です。HAL®はこの生体電位信号を読み取り、装着者の「歩きたい」という意思を認識します。動作に合わせてパワーユニットをコントロール装着者の「歩きたい」という意思に合わせてHAL®のパワーユニットが働き、各関節に装備されたモーターや制御機器が作動して装着者の動きを補助します。そうすることで、ふだんより大きな力を出すことができたり、スムーズに動くことができたりするのです。ロボットスーツ HAL®の価格 現在、NON-MEDICAL TYPEのHAL®の個人向けレンタルは行われておらず、医療・介護福祉等の施設のみレンタル/リース可能です。 HAL福祉用(下肢タイプ) CYBERDINE株式会社HPより 初期導入費用 6ヶ月 1年 3年 5年 両脚 550,000円 188,000円 178,000円 168,000円 158,000円 片脚 400,000円 139,000円 132,000円 125,000円 118,000円 HAL®自立支援用(単関節タイプ) 大和ハウス工業株式会社HPより 保証期間など 法人向け5年レンタル 税別価格(税込価格) 初期導入費用400,000円(432,000円)+130,000円(140,400円)/月×5年 備考 ・個人のお客様にはご案内できません。・両回転セットの価格です。・5年総額 8,200,000円(税込8,856,000円) HAL®介護支援用(腰タイプ) 大和ハウス工業株式会社HPより 保証期間など 法人向け3年レンタル 税別価格(税込価格) 初期導入費用100,000円(108,000円)+78,000円(84,240円)/月×3年 備考 ・個人のお客様にはご案内できません。・3年総額 2,908,000円(税込31,40,640円) HAL®介護支援用(腰タイプ)また、HAL®介護支援用(腰タイプ)はCYBERDYNE株式会社公式HPにて購入プランが用意されています。 1台購入プラン(税込) HAL®介護支援用(腰タイプ) 2,000,000円   初期導入費用 108,000円 合計 2,108,000円 保守費用(税抜) 月額/台 20,000円 備考 ・ご利用期間中については、機体ごとに定額保守サービスが必要・利用期間中は自動更新・最長期間は5年 ロボットスーツHAL®を体験できる場所CYBERDYNE STUDIOサイバーダイン スタジオは、CYBERDYNE(サイバーダイン)のロボットスーツHAL®を中心に、先端福祉機器やロボット技術・サイバニクス技術をテーマに展示・運用している施設です。ここでは、団体ツアーやHAL®を使ったトレーニング「HAL FIT®」を行うことができます。 場所:イーアスつくば 施設入場料:無料 ロボケアセンター ロボケアとは、HAL®を用いたロボットフィットネス 「HAL FIT®」を主としたトレーニングを提供するサービスです。ロボケアセンターは全国に3個所あり、「HAL FIT®」のほかに、訪問看護事業、リハビリ特化型デイサービス事業を展開しています。 鈴鹿ロボケアセンター 〒513-0816 三重県鈴鹿市南玉垣町3500−3 湘南ロボケアセンター 〒251-0041 神奈川県藤沢市辻堂神台2−2 大分ロボケアセンター 〒874-0011 大分県別府市内竈(大字) ロボットスーツHAL®の体験費用HAL®デモンストレーション 詳細 約90分~120分で、ロボットスーツHAL®の装着体験するコース 種類 記載なし 料金 装着者1名につき 15,000円(税込)※備品レンタル費を含む 体験できる場所 CYBERDYNE STUDIO・鈴鹿ロボケアセンター・大分ロボケアセンター HAL®デモンストレーション 腰タイプ体験コース 詳細 約60分かけてHAL®作業支援用(腰タイプ)・HAL®介護支援用(腰タイプ)の装着体験するコース 種類 HAL®作業支援用(腰タイプ)HAL®介護支援用(腰タイプ) 料金 2名まで10,000円(税込)※備品レンタル代を含む 体験できる場所 CYBERDYNE STUDIO、鈴鹿ロボケアセンター、湘南ロボケアセンター、大分ロボケアセンター HAL®福祉用下肢タイプ装着体験 詳細 湘南ロボケアセンターへ問い合わせ 種類 HAL®福祉用下肢タイプ 料金 18,000円 体験できる場所 湘南ロボケアセンター また神奈川県では、ロボット体験施設として、介護ロボットの活用現場を公開しています。横浜市の成仁会 長田病院では、原則として毎週水曜日、ロボットスーツHAL福祉用(下肢タイプ)をはじめとしたさまざまな介護ロボットを公開しています。 詳細 介護ロボットの活用現場を公開 種類 HAL®福祉用(下肢タイプ) 公開場所 医療法人社団成仁会 長田病院(横浜市) 問い合わせ先 介護ロボット普及推進センター事務局(県高齢福祉課企画グループ) その他の代表的なロボットスーツまとめHAL®はアクチュエーターにモーターを搭載していますが、ロボットスーツには人工筋肉やバネを使用しているものもあります。ここでは、HAL®以外のロボットスーツを紹介します。マッスルスーツ|株式会社イノフィス東京理科大学発ベンチャーである株式会社イノフィスは、マッスルスーツという装着型ロボットを開発・販売しています。マッスルスーツは、腰にかかる負担を補助する腰補助用ロボットスーツです。空気圧を供給すると非常に大きな力で収縮する、McKibben型と呼ばれる人工筋肉を使用し、荷物の上げ下ろしなどの動作の際にかかる腰の負担を約6割も軽減するとされています。人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム) 標準モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) 名称腰補助用マッスルスーツ寸法Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm重量本体:6.6kg(基本的な本体構成部のみ)高圧タンク:1.5kg(1.5リットル)(タンクタイプのみ)アシスト力最大35.7kgf(140Nm)アシスト部位腰、脚(腰を落として持ち上げる場合)希望小売価格600,000円(税別) 軽補助モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) 名称軽補助モデル寸法Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm重量本体:5.2kg(基本的な本体構成部のみ)高圧タンク:1.5kg(1.5リットル)(タンクタイプのみ)アシスト力最大25.5kgf(100Nm)アシスト部位腰、脚(腰を落として持ち上げる場合)希望小売価格600,000円(税別) スタンドアローン(タイトフィット・ソフトフィット) タイトフィットソフトフィット名称スタンドアローン寸法Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm重量5.0kg5.1kgアシスト力最大25.5kgf(100Nm)アシスト部位腰、および脚(脚のチカラで作業する場合)希望小売価格700,000円(税別)800,000円(税別)Honda歩行アシスト|本田技研工業株式会社ホンダでは、ロボティクス技術とそれらを応用した製品の総称を「Honda Robotics」と定め、ヒューマノイドロボット「ASIMO」などの開発を行っています。その一環として開発された「Honda歩行アシスト」は装着者の歩行をサポートする歩行訓練機器で、すでに法人向けにリース販売が開始しています。腰と両脚にフレームを装着し、歩行時の股関節の動きを左右のモーターに内蔵された角度センサーで検知します。検知結果に基づいて、背中部分の制御コンピューターがモーターを駆動させ、下肢の振り出しや蹴り出しをサポートする仕組みです。 法人向けリース販売月額 45,000円/台、3年間のリース契約(定期保守点検1回/年と実機講習会費用(2名)を含むアクシブ(ACSIVE)|株式会社今仙技術研究所名古屋工業大学と株式会社今仙技術研究所が共同開発した「アクシブ(ACSIVE)」もロボットスーツのひとつです。脳卒中などで片側が麻痺している、または足が上がりにくい方向けの歩行支援機として開発されました。モーターではなくバネと振り子の作用を応用し、装着した脚の振り出しをサポートします。 片脚用 180,000円(税別) 両脚用 350,000円(税別) 株式会社今仙技術研究所より 無動力で安心、快適。「歩き」を助ける「ACSIVE(アクシブ)」 |株式会社今仙技術研究所 ロボットスーツのメリット・デメリット ロボットスーツには、(1)介助者の動きを助けるタイプと、(2)装着者のトレーニングをサポートするタイプに別れます。それぞれのメリットとデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。介助者の動きをサポートするタイプメリット 腰痛予防になる 介助負担が軽減される 要介助者にとっても安心感のある介助ができるデメリット 装着に手間がかかる 使い方を覚えるなど、現場の負担を増やすことがある 保険加算が存在せず、施設に高額な費用負担が強いられる 装着者のトレーニングをサポートするタイプメリット 効率のいい動き方、身体の使い方をロボットが教えてくれる 動きをモニタなどで確認することで、修正しやすくなる トレーニング意欲を高める デメリット 装着に手間がかかる ロボット本体の重量が負担となる 特に(1)介助者の動きをサポートするタイプのロボットスーツの課題として、「導入したはいいものの定着しない」という声がよくあがります。介護の現場でロボットスーツが持続的に使用されるには、装着の手間を減らすだけでなく、運用方法や費用対効果に関する教育が不可欠と言えそうです。 まとめロボットスーツは、もはや未来のデバイスではありません。実際に多くの介護福祉施設、病院で導入されており、今後も利用者は増加していくと考えられます。ただし、普及にはまだ課題が残っており、使う側の意識や知識が求められています。装着型のロボットは、実際に体験してみないとその良さが分からないという面が確かにあります。まずは体験施設などで、自らメリット・デメリットを実感してみると良いでしょう。パワーアシストスーツ市場規模が1.4倍に!でも本当に使えるの?介護ロボット一覧表【種類別 】計57機器※随時更新【体験レポ】大和ハウスの介護ロボット展示場「D’s TETOTE」に行ってみた!【前編】介護ロボットを見れる・触れる場所まとめ

介護の事故で損害賠償も!?|介護ロボット導入、5割が安全を重視

介護の事故で損害賠償も!?|介護ロボット導入、5割が安全を重視

テレビや新聞でも話題になる介護事故。最近では、埼玉の特別養護老人ホームに入所していた高齢女性が介護ミスで死亡した事故にたいして、遺族が約4千万円の損害賠償を求めたことで大きな話題となりました。介護現場のヒヤリハットの多くは、福祉用具を使用しているときに発生しています。介護現場で新しい福祉用具がなかなか普及しないのも、事故への不安が大きいからでしょう。とくに介護ロボットのような次世代福祉機器は、「自分で制御しきれないかもしれない」「いつ故障するか分からない」という不安がつきまといます。介護事故って何?どんな介護事故が多いの?介護ロボットの安全性は?万が一事故が起きたらどうする?などなど、介護と事故にまつわる不安と疑問について解説していきます。介護事故の傾向介護事故の8割が転落・転倒事故!福祉介護施設は、介護事故が発生した場合に自治体へ詳細を報告するよう義務付けられています。自治体によって差はありますが、報告の約8割が転落や転倒による事故となっています。その他の事故として、食べ物を喉につまらせたり誤嚥したりすることによって肺炎などを併発する事故、体位交換などの介助を行っている際に骨折させたり皮膚を傷つけてしまう事故、薬の誤薬・処方漏れなどがあります。損害賠償は9割が「無し」介護職員が感じる介護事故へのプレッシャーは、単に「利用者に怪我をさせてはいけない」という気持ちだけでなく、事故によっては訴訟が起こり、損害賠償を請求される恐れもあることが関係しています。しかし実際には、介護事故によって損害賠償を請求されるケースはまれです。世田谷区の事故報告によれば、介護事故による損害賠償の有無は、約9割が「なし」を占めています。介護事故の要因介護事故の要因には、人的要因、物的要因、環境要因の3つが挙げられます。ただし、「人」「モノ」「環境」のどれかが単体で事故要因となるよりは、複数が絡み合って最終的に事故につながることが多いのが実態です。福祉機器による事故の実態は?その中でも、「モノ」つまり福祉機器が介在している事故・ヒヤリハットには、以下のような特徴があります。 移動・移乗時、歩行中に多い 車いすに多い 転倒・転落が多い 人に起因したものが多い  福祉用具の中で、とくに死亡事故に多いのは介護ベッドと電動車いすです。ただし「製品に起因する事故」に比べ、「製品に起因しない事故」は件数も多く、かつ重篤な被害を発生させていることが分かっています。つまり、介護事故の多くは福祉機器が原因なのではなく、ヒューマンエラーが原因ということです。<<ヒヤリ・ハットについてのお役立ち情報>>こテクノエイド協会では、福祉用具の安全な利用を推進するためにネット上で みんなのヒヤリ・ハットを集めています 。その数、なんと300ケース以上!ぜひ検索してみてください。介護ロボットの事故に対する不安物的要因の介護事故はそれほど多くないということが分かりました。しかし、次世代福祉機器である介護ロボットはどうでしょうか?介護ロボットはこれまでの福祉機器とは異なり、センサーなどで情報を検知し自ら判断し、稼働するという新しい福祉機器です。もし、ロボットが情報の検知や判断の部分を誤ってしまったらどうなるのでしょうか?5割以上が介護ロボットの「安全性」を重要視介護ロボットの安全性に対する不安は、内閣府が行った「介護ロボットに関する特別世論調査」にも表れています。「介護ロボットを選ぶ際の重視点」として、5割以上の人が「安全認証を取得していること」を挙げているのです。また 当社が独自に行ったアンケートでは、「機械の故障で事故が起きたら責任はどうなるか分からない」「壊れるのが早いのでは」といった意見も寄せられました。介護ロボットそのものの安全性はもちろん、万が一事故が起きたときの責任の所在や、使い続ける際の耐久性に対する不安があることが分かります。介護ロボットの安全規格このような不安に応えて、介護ロボットの安全性を保証する安全規格が新たに策定されました。生活支援ロボットの国際安全規格ISO13482について解説します。生活支援ロボットの安全規格介護ロボットを含む生活支援ロボットは、産業用ロボットにくらべ人との接触度が高いため、これまでの安全規格ではカバーできない問題をはらんでいます。そこで政府は、介護ロボットの開発促進や普及を促すために、国際安全規格の策定への取り組みを始めました。経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)によって2009年に開始された「生活支援ロボット実用化プロジェクト」は、生活支援ロボットの安全性検証手法の研究開発を目的とした事業です。ここでの研究成果によって、2014年に生活支援ロボットの国際安全規格ISO13482が策定されました。国際安全規格ISO13482を取得済みの介護ロボット世界で初めて国際安全規格ISO13482認証を取得したのは、日本の介護ロボット「リショーネ®」です。「リショーネ®」は、ベッドが車いすに分離する画期的な離床支援ロボットです。取材記事:ベッドが車いすに大変身!離床アシストロボット「リショーネPlus」|パナソニックエイジフリー株式会社 その他、ISO13482認証を取得している生活支援ロボットは以下のとおりです。 Honda歩行アシスト|本田技研工業株式会社 HAL作業支援用(腰タイプ)・HAL介護支援用(腰タイプ)|CYBERDYNE株式会社  ガイダンスロボット LIGHBOT|日本精工株式会社 ロボットアシストウォーカー RT.2|RTワークス株式会社 取材記事:高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社介護ロボットによる事故に対する保険や対応安全規格があるとは言え、介護ロボットに対する不安が完全になくなるというわけではありません。万が一介護ロボットを使用して事故が起こった際、どうすれば良いのでしょうか?介護ロボット専用の保険介護ロボットによる万が一の事故に備えて、介護ロボット専用の保険があります。三井住友海上火災保険株式会社が販売している「医療機関総合補償プラン」は、病院等の医療機関に向けた介護ロボットをはじめとする特殊なリスクに対応した補償プランです。 電気的・機械的事故によって介護ロボットに生じた物的損害 設備・用具等の欠陥による事故の損害賠償金 職員のミスによる事故の損害賠償金など、さまざまなリスクに対応しています。介護ロボットによる事故は誰の責任?「もしロボットが事故を引き起こしたら、誰がその責任をとるのか?」という命題には、まだまだ問題が山積みです。NEDOは「国際ロボット展」にて、「無人ロボットが人に危害を与えてしまった」という想定の模擬裁判を行い、ロボットの安全上のリスクについて社会全体で検討する必要があることをアピールしました。介護ロボットを含む生活支援ロボットの本格的な普及にともない、ロボットと人が共存していくために、法整備も含めた早急な対応が求められています。まとめ介護事故の傾向と、介護ロボットの安全性についてまとめました。国際安全規格が策定されたとはいえ、万が一の事故が完全になくなるという保証はありません。既存の福祉用具と同様、要介護者・介護者双方が介護ロボットのリスクを十分に理解した上での活用が必要と言えそうです。 <<この記事で参考にさせてもらった資料>> 朝日新聞デジタル「介護ミスで母親が死亡」 遺族が特養老人ホーム提訴へ(2017/07/13) 世田谷区(2014)「平成26年度 介護保険事故報告」 内閣府政府広報室 (2013)「介護ロボットに関する特別世論調査」 公益財団法人テクノエイド協会(2014)『介護福祉経営士 実行力テキストシリーズ9 新しい福祉機器と介護サービス革命 導入の視点と活用のポイント』日本医療企画

【体験レポ】大和ハウスの介護ロボット展示場「D’s TETOTE」に行ってみた!【前編】

【体験レポ】大和ハウスの介護ロボット展示場「D’s TETOTE」に行ってみた!【前編】

あの大和ハウスが、ロボット事業を展開しているのをご存知ですか?少子化と高齢化という2つの問題を前にして、大和ハウスが着手しているのがロボット事業です。取り扱う介護ロボットは、装着型のロボットスーツ「HAL®」やアザラシ型のメンタルコミットロボット「パロ」など多岐にわたります。そんな介護ロボットを展示しているショールームが、大和ハウス工業東京本社にあります。「介護ロボットに興味はあるけど、なかなか触れる機会がない」「一度体験してみたい」「どんな介護ロボットがあるのか知りたい」そんな思いを抱えている人は、ぜひ大和ハウスの介護福祉機器を展示している「D’s TETOTE」に行ってみましょう。今回は、介護ロボットONLINE編集部が「D’s TETOTE」に行ってみた感想をレポートします! どこにある?今回伺った介護福祉機器展示場「D’s TETOTE」は、大和ハウス工業 東京本社1階にあります。JR水道橋駅から徒歩2分程度にある本社ビルを入ると、すぐ左手にガラス張りの部屋が見えました。ここが、介護ロボットのショールーム「D’s TETOTE」です。入り口には「ご自由にお入りください」の文字が。心配な人は事前に予約しておこう。最近では、アジアやヨーロッパなど海外からの見学者も多いとか。今回は特別に、ロボット事業推進室グループ長 新倉氏にショールームを案内してもらいました。<ロボット事業推進室 グループ長 新倉氏何が見られる?「D’s TETOTE」では、大和ハウスが取り扱う介護ロボットが随時展示されています。展示されるロボットは日によって変わる場合があるので、目当ての介護ロボットがある人は事前に確認しておくと良いでしょう。今回展示されていたロボットは以下の通りです。 会社名 ロボット名 プールス株式会社 除菌タオルディスペンサー Purus(プールス) 株式会社知能システム メンタルコミットロボット PARO(パロ) CYBERDYNE株式会社 HAL®福祉用下肢タイプ(ハル) ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社 会話支援装置 comuoon®(コミューン) 大和ハウス工業株式会社 狭小空間点検ロボット moogle(モーグル) キング通信工業株式会社 見守り支援ロボット シルエット見守りセンサ 株式会社TESS ペダル付き車いす COGY(コギー) 株式会社モリトー 免荷式リフト POPO(ポポ) 介護ロボットを見学&体験!ロボットの中には、実際に体験できるものもいくつかあります。さっそく編集部も体験させてもらいました!1.除菌タオルディスペンサー Purus(プールス)ひとつめは「Purus(プールス)」という自動おしぼり製造機。本体の中に除菌液とおしぼりのもととなる専用のロール紙が入っており、好みのおしぼりの長さや厚さを設定することが可能です。一見介護とは関係なさそうに思えますが、標準的なおしぼりより大きなおしぼりを作ることができるので、お手拭きや身体を拭く清拭(せいしき)などに利用されています。2.メンタルコミットロボット PARO(パロ)コミュニケーションロボットとして国内外で有名なPARO(パロ)。アメリカでは、認知症の方への医療機器として登録されています。体中にセンサーが搭載されており、撫でると動物と同じような反応を返してくれます。実際に触ったり抱っこしたりすると、見た目以上に高性能であることが容易に見て取れます。ぬいぐるみのような可愛らしさだけでなく、本物の動物のようなリアルさ、反応の多様さに驚きました。抱っこすると目を閉じて寝てしまうPARO(パロ)新倉氏は、「PARO(パロ)は言葉は発しませんが、撫でるだけで血圧が安定するなど、アニマルセラピーと同じような効果が期待できます」と説明します。利用者がPARO(パロ)に関わっている間の時間を有効活用することで、職員の負担軽減だけでなく、より質の高いケアを実現することもできそうです。3.ロボットスーツ HAL®(ハル)ロボット事業推進室の原点となった、HAL®福祉用(下肢タイプ)CYBERDYNE社のロボットスーツHAL®(ハル)。画像のHAL®福祉用(下肢タイプ)は、装着者自身の脚での歩行や立ち座りのトレーニングをアシストするロボットスーツです。立ち座りや歩行動作に不自由を感じる人でも、HAL®を使った運動を通じて身体機能を改善することができます。住宅だけでなく、医療機関や介護福祉施設の建築数でもトップクラスの大和ハウス。新倉氏は、「介護施設という建物の建築だけでなく、その建物で生活している方や業務に従事している方々へお役に立てる事はだろうかとスタートしたのがロボット事業です。HAL®のような商品を取り扱うことで、必要とされる方のお役に立て、オンリーワンの施設になるお手伝いもできると考えています」と話します。今回は、腰痛リスク軽減を目的としたHAL®介護支援用(腰タイプ)を装着してみました。HAL®介護支援用(腰)は、腰部負荷を低減して腰痛リスクを軽減してくれる本体重量は約3kgだが、装着してみるとあまり重さは気にならない腰とお腹まわり、大腿部へ合計4本のベルトをしめたら装着完了です。実際には皮膚にセンサーを貼り付け、そこから生体電位信号を読み取ることで意思に従った動作を補助してくれます。 4.会話支援装置 comuoon(コミューン)comuoon(コミューン)は、難聴者の方向けの卓上型会話支援装置です。本体正面から約30度の範囲内にいる人へ音の明瞭度・指向性・レスポンスの良さにより、話し手の声を聞こえやすくしてくれます。医療・介護施設はもちろん金融機関等のカウンターや調剤薬局にも多く導入されています。実際に聞いてみると、声が少し大きめに聞こえるのが分かります。新倉氏は、「健常な方だと音がちょっと大きくなっただけと感じるかもしれませんが、高齢による難聴や70デシベル程度の中等度難聴者の方であれば効果は実証済み、補聴器装着者や人工内耳でも高い改善効果が期待できます」と説明します。 5.見守り支援ロボット シルエット見守りセンサセンサが検知している情報を手前のタブレットで見ることができるシルエット見守りセンサは、シルエットで利用者の動きを判断することで、プライバシーに配慮しつつ危険を事前に通知してくれる見守り支援ロボットです。新倉氏は「無線環境で使用でき、電源を確保すればどこでも持ち運びできるのも魅力です」と説明します。展示場では、タブレットの表示画面を見ることもできます。関連記事:離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社 6.足こぎ車いす COGY(コギー)COGY(コギー)はペダル付きの足こぎ車いすです。足こぎですが、一方の足で漕ぎ出すともう一方の足が動くという反射の機能を応用することで、軽度から重度の片麻痺の人の操作も可能にしています。左足を踏み出すと右足が反射で動き、前に進む。操縦も左手のみで行う現在は全国で約6000台、主に事福祉用具貸与事業者からの在宅レンタルや病院・介護施設のリハビリスペースなどで使われています。新倉氏は「脳梗塞や脳卒中で片麻痺になられた方が外に出る喜びを感じていただいたり、運動量をあげていただくためにも有効」と説明します。実際に操作してみると、漕ぎ出しの軽さを実感します。左手だけの操縦も想像より簡単で、すぐ覚えられました。 7.免荷式リフト POPO(ポポ) 免荷式リフトのPOPO(ポポ)は、リフト機能で立ち上がりを支援したり、免荷機能で歩行時の負担を軽減してくれる介護ロボットです。利用者は身体にハーネスを装着し、リフトで持上げられながら立ち上がります。 ハーネスは腰と大腿部に取り付ける。操作は上げ下げの2つだけだ歩行時も自分の体重を免荷してくれるため、膝が痛いケースや手術後の早期トレーニングにも適用できます。また、免荷機能により床から足が離れても転倒しないため、転倒恐怖症を持つ高齢者の方も安心して歩行訓練ができます。「膝を落としてみてください」の指示に恐る恐る下半身の力を抜く。足を離してもハーネスがしっかり身体を支えてくれた以上が、今回見学できた介護ロボットでした。画像で見たことはあっても実際に目にしたことがなかったものばかりで、非常に新鮮でした。PARO(パロ)やcomuoon(コミューン)、POPO(ポポ)は、体験してみないと分からない魅力があります。言葉の説明だけでなく、実感として介護ロボットの良さを感じてみたいという人にとって、有意義な時間が過ごせること間違いなしです。 予約不要。誰でも入場可能介護福祉機器を展示する「D’s TETOTE」は大和ハウス工業 東京本社1階にあり、誰でも入場可能です。ただし、展示されている介護ロボットが入れ替わる可能性があるため、心配な人は事前に予約しておくと良いでしょう。予約は 大和ハウス工業のロボット事業ページ からできます。 後編 では、大和ハウスの介護ロボットにかける想いを伺います!後編を読む→ 【インタビュー】なぜ大和ハウスが介護ロボットを?「D’s TETOTE」で聞いてみた【後編】 編集部まとめロボット事業の今後の展開への質問に対して、「2025年問題を前にして、まだまだ暗中模索している最中だ」という率直な言葉が印象的でした。介護ロボットはあくまで「世の中を良くする」手段であり、目的ではないことを強調する新倉氏のインタビューからは、介護ロボットの課題よりもむしろ可能性を感じます。介護ロボットに興味のある人もない人も、一度実物を触って体験してみることで、介護ロボットはもちろん介護そのものについても理解が深まるのではないでしょうか。 『CYBERDYNE』、『ROBOT SUIT』、『ロボットスーツ』、 『ROBOT SUIT HAL』、『ロボットスーツHAL』、『HAL』、 『Hybrid Assistive Limb』 は、CYBERDYNE株式会社の登録商標です。 「メンタルコミットロボット」は国立研究開発法人産業技術総合研究所の登録商標です。 「パロ」は株式会社知能システムの登録商標です。 『POPO』『ポポ』は株式会社モリトーの登録商標です。 『comuoon』はユニバーサル・サウンドデザイン株式会社の登録商標です。 『プールス』『Purus』はプールス株式会社の登録商標です。 『COGY』『コギー』は株式会社TESSの登録商標です。

介護ロボットの価格が気になる!いくらで買えるのか調べてみた【HAL、PALRO、パロetc】

介護ロボットの価格が気になる!いくらで買えるのか調べてみた【HAL、PALRO、パロetc】

介護ロボットが個人で買える時代になってきたね! でも、高いんじゃないの?僕たちでも買えるのかな?介護ロボットが市販される時代になってきました。最近では、個人で購入できる介護ロボットも存在します。しかし、その価格はピンきり。数百万円以上するものから数万円で買えるものまでさまざまです。今回は、気になる介護ロボットの値段を調べてみました。介護ロボットの価格介護ロボットといっても、種類や大きさ、機能は多種多様。それによって値段も変わります。介護ロボットには、要介護者の移乗などをサポートする介護支援型、リハビリなどをサポートする自立支援型、レクリエーションをしたり要介護者の見守るを代替するコミュニケーション・セキュリティー型の3タイプがあり、そのなかでもコミュニケーション・セキュリティー型の介護ロボットは比較的低価格で購入できることが多いです。さっそく、代表的な介護ロボットの価格を紹介します。サイボーグ型ロボットHAL® 販売価格目安:2,000,000円~ レンタル目安:139,000円~8,200,000円 HAL®は、「身体機能を改善・補助・拡張・再生することができる、世界初※のサイボーグ型ロボット」」です。 ※ WIPO(世界知的所有権機関)にて、本国際特許はNotable Inventionに認定。 現在、NON-MEDICAL TYPEのHAL®の個人向けレンタルは行われておらず、医療・介護福祉等の施設のみレンタル/リース可能です。HAL®福祉用(下肢タイプ) CYBERDINE株式会社HPより 初期導入費用 6ヶ月 1年 3年 5年 両脚 550,000円 188,000円 178,000円 168,000円 158,000円 片脚 400,000円 139,000円 132,000円 125,000円 118,000円HAL®自立支援用(単関節タイプ) 大和ハウス工業株式会社HPより 保証期間など 法人向け5年レンタル 税別価格(税込価格) 初期導入費用400,000円(432,000円)+130,000円(140,400円)/月×5年 備考 ・個人のお客様にはご案内できません。・両回転セットの価格です。・5年総額 8,200,000円(税込8,856,000円)HAL®介護支援用(腰タイプ) 大和ハウス工業株式会社HPより 保証期間など 法人向け3年レンタル 税別価格(税込価格) 初期導入費用100,000円(108,000円)+78,000円(84,240円)/月×3年 備考 ・個人のお客様にはご案内できません。・3年総額 2,908,000円(税込31,40,640円) HAL®介護支援用(腰タイプ)また、HAL®介護支援用(腰タイプ)はCYBERDYNE株式会社公式HPにて購入プランが用意されています。 1台購入プラン(税込) HAL®介護支援用(腰タイプ) 2,000,000円   初期導入費用 108,000円 合計 2,108,000円 保守費用(税抜) 月額/台 20,000円 備考 ・ご利用期間中については、機体ごとに定額保守サービスが必要・利用期間中は自動更新・最長期間は5年 5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果パワーアシストスーツ市場規模が1.4倍に!でも本当に使えるの? ヒューマノイドロボットPALRO(パルロ) 販売価格目安:670,000円 レンタル目安:124,000円~724,000円 PALRO(パルロ)は、人工知能を有した会話ロボットです。顔認識機能で個人を判別し、連鎖的に会話を広げることができます。位置認識機能で自由に歩行し、インターネットを介した遠隔操作も可能です。高齢者福祉施設はもちろん、家庭でもコミュニケーションロボットとして活躍できるPALRO(パルロ)ですが、現状は家庭用のサービスは準備中となっています。ここでは、高齢者福祉施設等での仕様を想定した「ビジネスシリーズ 高齢者福祉施設向けⅡ」の価格を紹介します。PALRO(パルロ)は、購入もしくはレンタルが可能です。購入価格 PALRO(パルロ)公式HPより 希望小売価格(税別) 670,000円 通常レンタルサービス 価格 PALRO(パルロ)公式HPより 通常料金 契約期間 2ヶ月 契約金(税別) 40,000円 月額(税別) 40,000円 送料(税別) 4,000円(納品時+返却時) 総額(税別) 124,000円 長期レンタルサービス(24ヶ月)価格 PALRO(パルロ)公式HPより 通常料金 契約期間 24ヶ月 契約金(税別) 0円 月額(税別) 30,000円 送料(税別) 4,000円(納品時+返却時) 総額(税別) 724,000円メンタルコミットロボット パロ|株式会社知能システム 販売価格目安:388,800円~453,600円 レンタル目安:124,000円~724,000円パロはアザラシ型のコミュニケーションロボットです。アメリカでは認知症の方への医療機器として登録されています。体中にセンサーが搭載されており、撫でると動物と同じような反応を返すことで、利用者にアニマル・セラピーと同様の効果を与えます。パロの開発メーカーである株式会社知能システムや全国の取扱店・販売代理店で購入することができます。メンテナンスパック付 パロ 株式会社知能システム公式HPより メーカー販売価格(税込) 453,600円 3年保証/送料無料メンテナンスなし パロ 株式会社知能システム公式HPより メーカー販売価格(税込) 388,800円1年保証/送料無料 また、メンテンナンスパック付のパロは、一般の企業向けリース会社で契約することもできるとのことです。(株式会社知能システム公式HPより) (例)リース期間:36ヶ月 月々のリース料は12,000~15,000円程度(実際のリース料、再リース料は各リース会社により異なります。)癒やし効果でギネス登録!アザラシ型メンタルコミットパロの効果や価格その他市販されている介護ロボットの価格を紹介介護支援型マッスルスーツ モデル名 希望小売価格(税別) 標準モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) 600,000円 軽補助モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) 600,000円 スタンドアローン(タイトフィット)  700,000円 スタンドアローン(ソフトフィット) 800,000円 21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム)人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス 離床アシストロボット リショーネPlus 希望小売価格 90万円(税抜・配送・組み立て費用別)  ベッドが車いすに大変身!離床アシストロボット「リショーネPlus」|パナソニックエイジフリー株式会社ベッドもロボット化する時代!介護ベッドのメーカーとレンタル方法まとめ リトルキーパス 価格 185,000円(税抜)  坂道も楽々、だから安心。オートサポート歩行車「リトルキーパス」|株式会社幸和製作所 ロボットアシストウォーカー RT.1、RT.2 RT.1 (アールティーワン) 単体228,000円(税別)通信付き(3年)248,000円(税別) RT.2(アールティーツー) 単体 118,000円(税別) 高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社 コミュニケーション・セキュリティー型BOCCO 価格 29,000円(税抜)  シンプルなのに使い方無限大!家族をつなぐロボットBOCCO|ユカイ工学株式会社いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん 希望小売価格 25,000円(税別) 認知機能の向上も!コミュニケーションロボット「いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん」|ピップRT株式会社 テレノイド 価格 600,000円(税別)操作端末付  介護や認知症に期待。遠隔操作型アンドロイド「テレノイド」|株式会社テレノイドケア介護ロボットの価格は高すぎる?市販されている一部の家庭向けコミュニケーションロボットを除くと、大半の介護ロボットが数十万円以上で販売されていることがわかります。実はこの「価格の高さ」が、介護ロボットの普及を阻む原因の一つとなっているのです。 介護ロボットONLINEが独自で行ったアンケートによれば、半数以上の施設が、「介護ロボットを導入していない」理由として「価格が高いから」を選択しています。中には、「導入に必要なコストや手間がかかりすぎている」、「導入は試みたいが、その過程における必要人員を割けられない」という意見もありました。介護ロボット、約7割が「導入していない」――導入阻む原因1位は「価格」|ウェルクスが「介護ロボット」に関する調査を実施介護ロボットの普及率はどのくらい?普及を阻む3つの要因補助金でまかなえないの?価格の高さのせいで普及が進まない現状をうけ、政府は介護ロボットの購入費用を全額負担する補助金制度を平成27年度に実施しました。それが「介護ロボット等特別導入支援事業」です。この補助金制度には全国の介護福祉施設から申込みが殺到し、多くの介護ロボットが導入されました。しかし、この補助金制度は平成27年度以降は実施されず、現在は各自治体による補助金制度があるのみです。多くの自治体は、上限を10万円とし、介護ロボット導入経費の2分の1する支援事業(介護ロボット導入支援事業)を行っています。ただし、先述したとおり、介護ロボットの大半は10万円以上するため、この補助金制度ではまかなえないのが現状です。介護ロボットのこれから高額な介護ロボット。価格が高いゆえ、高性能であってもなかなか普及が進んでいません。今後、介護ロボットは安くなるのでしょうか?「1台10万円」をめざす政府は、開発・導入支援のコンセプトとして、これまで非常に複雑かつ高価だった介護ロボットを、単純かつ安価にして、実際に「使える」ものにしていくことを明らかにしています。具体的には、1台10万円程度で購入できることを目指しています。大事なのは費用対効果介護ロボットに限らず、新たな機器を導入するときに重要なのは、価格ではなくむしろ費用対効果です。高くてもその分人件費が削減でき、将来的にはプラスになるということであれば、多少無理してでも導入したいという施設はいるはずです。介護ロボットの費用対効果に関しては、あまり調査が進んでいません。コミュニケーションロボットに関するある調査では、「価格が安い方が効果は大きかった」という結果も出ています(※)。介護コミュニケーションロボット「34%が改善」|実証試験総まとめ【第1回】なぜ「活動」に着目?意外な結果から分かったコミュニケーションロボットの可能性【第2回】レクリエーションを代替する介護ロボットの問題点――改めて「レクリエーション」とは【第3回】 これは、介護ロボットそのものの機能以上に、「いかに活用するか」によって効果の表れ方が大きく変わることを示唆しています。とはいえ、導入する施設としては、業務負担の軽減や自立支援促進などの面で「介護ロボットがどれだけ効果があるのか」が分からなければ、なかなか導入に踏み切れないのも事実です。今後は、介護ロボットの費用対効果を客観的・定量的に測っていく必要があるでしょう。 ※介護分野における コミュニケーションロボットの活用に関する 大規模実証試験報告書まとめまだまだ高額な介護ロボット。最近では、大手住宅メーカーの大和ハウスが総合販売代理店をとなりレンタルを開始するなど、できるだけ導入しやすい環境づくりが整えられつつあります。しかし、政府がめざす「1台10万円」にはおよびません。介護負担軽減、自立支援促進のために、今後も更なるコスト削減が求められます。介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表介護ロボット一覧表【種類別 】計57機器※随時更新【徹底解説!】平成30年度介護報酬改定 総まとめ

介護ロボット一覧表【種類別 】計65機器※随時更新

介護ロボット一覧表【種類別 】計65機器※随時更新

さまざまなタイプが続々発売されている介護ロボット。介護ロボットの種類は、ロボットスーツのようなタイプやぬいぐるみのようなものまで多岐にわたります。ここでは介護ロボットの種類を紹介し、それぞれの介護ロボットを一覧にまとめました。※2018/05/28更新介護ロボット、約7割が「導入していない」――導入阻む原因1位は「価格」|ウェルクスが「介護ロボット」に関する調査を実施介護ロボットの価格が気になる!いくらで買えるのか調べてみた【HAL、PALRO、パロetc】介護ロボットの普及率はどのくらい?普及を阻む3つの要因介護ロボットの3つの領域介護ロボットの中には、一見ロボットには見えないようなものまであり、「介護ロボットって何だろう?」「どのような種類があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。介護ロボットの種類は、現在大きく3つに分けられています(※)。 介護支援型のロボット 自立支援型のロボット コミュニケーション・セキュリティ型のロボット です。 ※公益社団法人かながわ 福祉サービス振興会 介護ロボット推進本部より 介護支援型ロボット介護支援型ロボットは、介護者の介護業務を支援するロボットです。移乗や入浴、排泄などの介護業務は、介護者の身体的・精神的負担となります。これらの負担を介護ロボットによって軽減することで、腰痛予防、介護スタッフの離職率低下、より質の高いケアの実現など、さまざまなメリットが期待できます。 介護支援型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 HAL®介護支援用(腰タイプ) CYBERDYNE(サイバーダイン) 株式会社 皮膚にセンサーを貼り付け、生体信号を読み取り動作時のパワーををアシストするロボットスーツ。 スマートスーツ 株式会社スマートサポート 機械的な動力を用いず、弾性体(ゴム)の張力だけで軽労化効果を発生させるパワーアシストスーツ。 マッスルスーツ 株式会社イノフィス(イノフィスの取材記事を読む) 人工筋肉で腰にかかる負担を補助する装着型の腰補助用デバイス。 美浴 株式会社エア・ウォーター(エア・ウォーターの取材記事を読む) 半自動で、入浴介助の時間を約1/3まで短縮可能なドーム型のシャワー入浴装置。 リショーネPlus パナソニックエイジフリー株式会社 (パナソニックエイジフリーの取材記事を読む) ベッドと車いすを分離合体させることによって、ベッドと車いすの移乗介助を手助けするロボティックベッド。 愛移乗くん 株式会社アートプラン(アートプランの取材記事を読む) 下半身に障害がある人向け移乗補助装置。本体におんぶされるイメージで寄りかかり、リモコン操作で90°回転して移乗。 ドリーマー アドロールス株式会社(アドロールスの取材記事を読む) 専用カップからでる温水が出て陰部と肛門を洗浄。完全自動化した全自動排泄処理ロボット。 AYUMI EYE 株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(早稲田エルダリーヘルス事業団の取材記事を読む) 利用者の腰にベルトで装着して歩くだけで身体機能測定ができる歩行解析デバイス。 PiT Care リーフ株式会社(リーフの取材記事を読む) 高齢者の歩行能力を簡単に測定・記録できる歩行評価インソール。TUGテスト、歩行テスト、片脚立位テストなどにも対応。 ヘルパー育 キョウワアグメント株式会社(キョウワアグメントの取材記事を読む) 吊り下げ型リフト式移乗機の問題解決を目指した床走行式リフト。スリングシートを装着し、アームに引っ掛けて移乗する。 Keipu 株式会社アイザック(アイザックの取材記事を読む) ベッドや車椅子から直接のり移れる新しいスタイルの移乗・移動ロボット。その場で360度旋回できるのが特長。 ごっくんチェッカー 株式会社ハッピーリス(ハッピーリスの取材記事を読む) 嚥下音を”聞ける化”・”見える化”して、正しく飲み込めているかを確認できる介護ロボット。誤嚥していないか、喉頭残留がないかなどが判断できる。 ケアコラボ ケアコラボ株式会社(ケアコラボの取材記事を読む) クリエイティブなケアをするための新しい介護記録ソフト。利用者ごとにタイムラインが存在し、そこにスタッフやご家族が「記録」を投稿していくというスタイルが特徴。 ROBEAR 住友理株式会社 介護支援ロボットの研究用プラットフォーム。熊型で、寝たきりの要介護者にも対応できる移乗支援ロボットとして動くデモ動画が話題に。 自動寝返り支援ベッド  フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 体位変換にかかる負担を減らすために、自動で寝返りをサポートしてくれる介護ベッド。般的な3モーターの介護ベッドに自動寝返り機能が備わっており、ゆっくりとベッドを傾けることで体位変換を行うことができる。 ロボヘルパーSASUKE マッスル株式会社 ベッド⇔車いす間の移乗介助をアシストする移乗アシストロボット。 自立支援型ロボット自立支援型ロボットは、要介護者の自立を支援するロボットです。移動や食事、排泄といった日常生活動作の支援だけでなく、リハビリをサポートして将来的な自立を支援するタイプもここに含まれます。 自立支援型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 Honda歩行アシスト 本田技研工業株式会社 「倒立振子モデル」に基づく効率的な歩行をサポートする歩行訓練機器。 ACSIVE(アクシブ) 株式会社今仙技術研究所 (今仙技術研究所の取材記事を読む) 「受動歩行」理論に基いて作られた無動力の歩行支援機。 ReWalk 株式会社安川電機 脊髄損傷者用歩行アシスト装置。 Tree リーフ株式会社 (リーフの取材記事を読む) 足圧測定を装着し、音と映像に合わせて的確なリハビリができる歩行リハビリ支援ツール。 愛移乗くん アートプラン株式会社(アートプランの取材記事を読む) 下半身に障害がある人向け移乗補助装置。本体におんぶされるイメージで寄りかかり、リモコン操作で90°回転して移乗。 RT.1、RT.2 RT.ワークス 株式会社(RT.ワークスの取材記事を読む ) ハンドルに手を添えて歩くだけで最適なアシストをしてくれる、ロボットアシストウォーカー。 キューレット アロン化成株式会社(アロン化成の取材記事を読む) 新幹線のトイレと同じ真空式を採用した水洗ポータブルトイレ。 流せるポータくん 株式会社アム(アムの取材記事を読む) 水があふれでないタイマー機能を搭載した水洗ポータブルトイレ。3種類の施工方法から選べる。 リトルキーパス 株式会社幸和製作所(幸和製作所の取材記事を読む) 上り坂・下り坂や転倒につながる急加速、横傾斜を検知し、状況に合わせて全自動でアシストをしてくれるオートサポート歩行車。 ラップポン 日本セイフティー株式会社(日本セイフティーの取材記事を読む) 排泄物を自動で袋に包んで密封してくれる、水を使わないポータブルトイレ。 マイスプーン 株式会社セコム(セコムの取材記事を読む) 手の不自由な方が体の一部を動かすだけで、自分で食事ができるようにするロボット食事支援ロボット。 服薬支援ロボ ケアボット株式会社(ケアボットの取材記事を読む) 設定した時間に自動的に薬を排出することで、薬の飲み過ぎや飲み忘れ、飲み間違いを予防してくれる服薬支援ロボット。 Flatia 株式会社カワムラサイクル(カワムラサイクルの取材記事を読む) ボットセンサが歩道の傾斜や歩行状態を検知し、それに合わせて自動でアシスト・ブレーキを行う電動機能アシスト付き歩行車。 ベッドサイド水洗トイレ TOTO株式会社(TOTOの取材記事を読む) 水洗トイレでありながら、従来のポータブルトイレと同様にベッドのそばに後付けで設置することができる、動かせる水洗トイレ。 モフトレ 株式会社Moff(Moffの取材記事を読む) IoTを使った介護事業所向けの自立支援サービス。「Moffバンド」が動きを計測し、結果や分析内容がタブレット上に表示される。 DFree トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(トリプル・ダブリュー・ジャパンの取材記事を読む) 下腹部に装着することで体内の動きを検知・分析し、排尿のタイミングを予知・通知してくれる排泄予知ロボット。 RODEM 株式会社テムザック(テムザックの新商品発表会レポートを読む) 一般的な車いすが「前から“座る”」形式であるのに対し、RODEMは「後ろから“乗る”」形式をとっているのが特徴。 パワーアシストハンド 有限責任事業組合LLPアトムプロジェクト 空気の膨張・収縮をによって、手指関節のリハビリテーションを行うリハビリ補助ロボット。 Hug 富士機械製造株式会社 ベッドから車椅子、車椅子からトイレといった座位間の移乗動作や、脱衣所での立位保持をサポートする移乗サポートロボ。 コミュニケーション・セキュリティ型ロボット コミュニケーション型ロボットは、利用者とコミュニケーションをとったり、ロボットがアウトプットするコミュニケーションを手段として用いることで、利用者の活動を向上させるロボットです。言語を使ったコミュニケーションをとるものだけでなく、非言語的なコミュニケーションをとるものも含まれます。 コミュニケーション型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 PALRO(パルロ) 富士ソフト株式会社 AIによる自律的な会話、歩行、遠隔操作ができるコミュニケーションロボット。 ユニボ ユニロボット株式会社 個人の趣味・嗜好・生活習慣を学習し、交流を促進するソーシャルロボット。 いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん ピップRT株式会社(ピップRTの取材記事を読む) 5種類のセンサやスイッチを内蔵し、接し方によって反応を返す家庭向けのコミュニケーションロボット。 Tapia(タピア) 株式会社MJI タッチパネルモニタを搭載し、ビデオ通話や天気予報案内をするライフパートナーロボット。手のひらサイズの「Tapia mini(タピアミニ)」も。 BOCCO ユカイ工学株式会社(ユカイ工学の取材記事を読む) 専用アプリを通じて、音声またはテキストメッセージをやりとりできる、「家族をつなぐ」コミュニケーションロボット。 テレノイド 株式会社テレノイドケア(テレノイドケアの取材記事を読む) 石黒浩教授によって開発された遠隔操作型アンドロイド。想像力を掻き立てる造形でコミュニケーションを引き出す。 OriHime(オリヒメ) 株式会社オリィ研究所(オリィ研究所の取材記事を読む) 「孤独の解消」を目指して開発された走査型の分身ロボット。遠隔で通話ができる。 ロボコネクト(Sota) NTT東日本株式会社(NTT東日本の取材記事を読む) クラウド型ロボットプラットフォームサービス「ロボコネクト」とコミュニケーションロボットのSotaがファシリテーターとなり、レクリエーションの司会進行するサービス「Sotaレク」。 りつこ式レクササイズ フューブライト・コミュニケーションズ株式会社(フューブライト・コミュニケーションズの取材記事を読む) Pepperを使った高齢者用レクリエーションアプリ。比較的介護度の低い人がターゲット。 健康王国 for Pepper 株式会社エクシング(エクシングの取材記事を読む) Pepperを使った音楽療養コンテンツ。体操やクイズなどのレクリエーションができる。 なでなでねこちゃん トレンドマスター株式会社(トレンドマスターの取材記事を読む) 4つのセンサーが動きを感知し、撫でられた場所にあった鳴き声をあげる、猫型のコミュニケーションロボット。 泣き笑い たあたん フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 手足に触れると赤ちゃんを模したセラピー人形が泣き声や笑い声をあげたりする、赤ちゃん型コミュニケーションロボット。 まいにちロボレク 株式会社ロゴス(ロゴスの取材記事を読む) Pepperを使った介護施設向けのロボアプリ。人レクリエーションと全体レクリエーションの2コース搭載している他、顔認証機能、問題出し分け機能、データ蓄積機能を搭載。 パロ 知能システム株式会社 アザラシ型のコミュニケーションロボット。アメリカでは、認知症の方への医療機器として登録。体中にセンサーが搭載されており、撫でると動物同様に反応。 ここくま 株式会社NTTドコモ・BCC株式会社 他(BCC株式会社の取材記事を読む 離れて暮らす家族をつなぐための、新しいコミュニケーションツール。テディベア型のコミュニケーションロボットにボイスメッセージ機能やおはなし機能などを搭載。 こんにちは赤ちゃん トレンドマスター株式会社(トレンドマスターの取材記事を読む 「赤ちゃんと暮らす幸せ」を基本コンセプトに据え、1歳児をモチーフに開発したコミュニケーションロボット。 Qoobo ユカイ工学株式会社(ユカイ工学の取材記事を読む 犬や猫などのペットの代わりとしていやしを感じてさせるクッション型のセラピーロボット。 スマイビ 株式会社東郷製作所(東郷製作所の取材記事を読む 目・口・首の動きや声、ランプで喜怒哀楽を表現する赤ちゃん型コミュニケーションロボット。 Kibiro 株式会社FRONTEOコミュニケーションズ(FRONTEOコミュニケーションズの取材記事を読む 離れた場所にいても専用アプリから生活の様子を確認したり、コミュニケーションをとることが可能。 セキュリティ型ロボットは、利用者の動きなどに応じて介護者へ状況を通知し、離れた場所からでも見守りを可能にするロボットです。見守り支援型ロボットとも呼ばれます。 セキュリティー型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 おへやプラス ニフティ株式会社(ニフティの取材記事を読む) 部屋の温度・湿度の見守りと、遠隔のエアコン操作による室温調整が可能な見守りサービス。 おでかけキャッチ フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 見守る側の家族や介護者が認証キーを持つシステムをとる認知症の外出通報システム。レンタル利用者を対象とした個人賠償責任保険付帯サービスも。 Mi-Ru(ミール) ワイエイシイエレックス株式会社(ワイエイシイエレックスの取材記事を読む) カメラを使った介護施設向け見守りシステム。専用携帯端末からの声がけが可能。 眠りスキャン パラマウントベッド株式会社(パラマウントベッドの取材記事を読む) マットレスの下に敷くだけでベッド上に居る人の状態をリアルタイムでモニタリングできる、非接触型の見守りシステム 。 Neos+Care(ネオスケア) ノーリツプレシジョン株式会社(ノーリツプレシジョンの取材記事を読む) 3Dセンサを用いて人の動きを検知しシルエット画像で表示する見守りができる予測型見守りシステム。 まもる~の ASD株式会社(ASDの取材記事を読む) 入床・入眠・離床がひと目で分かる睡眠見守りセンサー。 アースアイズ アースアイズ株式会社(アースアイズの取材記事を読む) AIを搭載し、人の姿や動作を分析して通知するカメラを使った見守りシステム。 いまイルモ 株式会社ソルクシーズ(ソルクシーズの取材記事を読む) 照度センサーや温度センサー、湿度センサーなど部屋の環境を検知する見守りシステム。「PaPeRo i」というコミュニケーションロボットを活用したサービス「いまイルモ PaPeRo i」も。 シルエット見守りセンサ キング通信工業株式会社(キング通信工業の取材記事を読む) ベッド上の空間を検知する赤外線センサを使った見守りシステム。 OWLSIGHT福祉用(施設向け) 株式会社イデアクエスト (イデアクエストの取材記事を読む) 慶應義塾大学理工学部 中島真人教授が開発した技術に基づく、個人の識別せずに危険を検知する見守りシステム。 見守りケアシステムM-2 フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) ベッド上の利用者のの離床動作を検知して通知するベッド内蔵型の見守りロボット。体重測定機能もあり。 Dream Care 株式会社DREAM TOKYO(DREAM TOKYOの取材記事を読む) バイタルセンサーを活用した非接触型の見守りシステム。入居者を見守るだけでなく、プライバシーを守りながら施設のリスクマネジメントにも貢献する機能が特徴。 ベッド見守り支援ソリューション NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社(NECネッツエスアイ・トーテックアメニティの取材記事を読む) 「見守りライフ」を活用した見守りソリューション。主な機能は、離床検知機能、健康見守り機能、同時見守り機能、メール配信機能の4つ。 ライフリズムナビ+Dr. エコナビスタ株式会社(エコナビスタの取材記事を読む) 「リアルタイムの見守りにプラスして、日々の健康状態を見える化し、変化の予兆をいち早く捉えることに力を入れた次世代見守りロボット。 今のところ、多くの市販されている介護ロボットは、この3つのどれかに分類できます。もっとも、ひとつの介護ロボットに、二つ以上の機能を備えるものも少なくありません。例えば、「愛移乗くん」(株式会社アートプラン)は、移乗介助を支援してくれる「介護支援型」という側面に加え、人によっては誰の手も借りずに自ら移乗できるようになるという点で、「自立支援型」のロボットでもあります。 厚生労働省・経済産業省による分類 介護ロボットの支援事業を主導する厚生労働省と経済産業省は、とくに重点的に開発をすすめる分野として、下記の6分野13項目を策定しました。 移乗介護(装着型/非装着型) 移動支援(屋外用/屋内用/装着型の歩行支援) 排泄支援 (ポータブルトイレ/排泄予測/トイレ内でのサポート) 見守り・コミュニケーション(介護施設用/在宅介護用/コミュニケーションロボット) 入浴支援 介護業務支援 この分類は、あくまで政府が優先的に開発・普及を進めたいと考えるロボットを元にしているので、この分類に収まらない介護ロボットも当然存在します。例えば、利用者の服薬を支援するロボットや食事を支援するロボットなどがすでに商品化されています。 その他の介護ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 マイスプーン 株式会社セコム(セコムの取材記事を読む) 食事支援 ケアボット 服薬支援ロボ(ケアボットの取材記事を読む) 服薬支援 ごっくんチェッカー ハッピーリス (ハッピーリスの取材記事を読む) 嚥下支援 まとめ 介護ロボットは、目的によって大きく3種類に分けられるのが一般的となっています。厚生労働省や経済産業省は、さらに細かく5分野8項目を設け、その分野から重点的に開発や導入支援を行っています。介護ロボットの進歩は、ロボット技術・介護技術の進歩とともにあります。今後、技術の進歩によって現在の3領域から徐々に細分化していく可能性は十分に考えられます。CYBERDYNE社のHAL®のように、介護ロボットから医療機器へクラスチェンジするものも出てくるでしょう。※商品の追加希望がございましたら、お気軽に 問い合わせフォーム よりご連絡下さい。

ロボットスーツに新製品登場!「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは?

ロボットスーツに新製品登場!「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは?

ロボットスーツ「HAL®」を販売するCYBERDYNE株式会社が、9月25日に新製品「HAL® 腰タイプ 自立支援用」を発表しました。これまで、介護スタッフの腰補助デバイスや歩行・トレーニングをアシストするロボスーツを販売し話題になってきた同社。今回はどのような製品となっているのでしょうか?調べてみました。新製品「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは「HAL® 腰タイプ 自立支援用」は、足腰の弱った高齢者向けに、介助なしでの立ち座りや身体機能向上を目的とした“自立支援用”の装着型デバイスです。すでに2017年10月2日、介護施設に向けて限定販売が開始されています。CYBERDYNE株式会社「 新製品「HAL®腰タイプ 自立支援用」販売開始のお知らせ 」(2017年9月25日)より仕組みは既存の「HAL®」と同じ「HAL®福祉用(下肢タイプ)」などと同様、“生体電位信号”を応用した仕組みです。身体を動かそうとしたときに脳から筋肉へ送られる信号(=生体電位信号)を読み取ることで、その人の意志に合わせて機器が動き、動きがアシストされます。既存のHAL®については、 5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果 で確認できます。対象者は?効果は?対象者は、足腰の弱った高齢者などが想定されています。身体機能向上で自立度がアップCYBERDYNE社によれば、体幹動作や立ち座りの動作をする際に装着し、動作を繰り返すことで、徐々に身体機能が鍛えられるとのことです。「HAL® 腰タイプ 自立支援用」の装着によって身体機能が向上すれば、機器を外した状態でも、日常生活での自立度を高めることが期待できるといいます。介護する人の負担も軽減立ち座り動作などは、日常生活で頻回におこる動作です。よって、それらを介助する人にとっては、負担が大きいといえます。そのため、「HAL® 腰タイプ 自立支援用」の装着によって自立度が向上すれば、介護する人の身体的負担も大きく軽減する可能性があります。まずは介護施設向けに限定販売 「HAL® 腰タイプ 自立支援用」 は、介護施設向けに限定販売されています。その後、現場での実証確認・更なる高機能化を図ったうえで、販売台数を順次拡大していくとのことです。「重介護問題」解決に向けてこれまで、介護する人の腰補助デバイスやリハビリ・トレーニングを想定したロボットスーツを開発・販売してきたCYBERDYNE。今回は“自立支援用”と銘打つだけあり、「健康寿命の延伸」「重介護問題の解消」を視野に入れた製品となっています。介護業界の大きな流れとして、今後ますます“高齢者の自立”が重視されていく中、こうした機器がさらに増えていくことが予想されます。<参考資料>CYBERDYNE株式会社「 新製品「HAL®腰タイプ 自立支援用」販売開始のお知らせ 」(2017年9月25日)

パワーアシストスーツ市場規模が1.4倍に!でも本当に使えるの?

パワーアシストスーツ市場規模が1.4倍に!でも本当に使えるの?

スーツのように装着して、歩行を支援したり業務負担を軽減したりしてくれる「パワーアシストスーツ」。すでに業務で使用している介護施設も少なくなく、介護ロボットのなかでもとくに注目をあつめています。そんなパワーアシストスーツの国内の市場規模が26億7600万円となったことが、矢野経済研究所の調査によりわかりました。前年に比べて1.4倍の成長を遂げた背景には、介護ロボ導入補助金制度による介護ロボット特需の存在があります。 「パワーアシストスーツって何?」 「いくらで買えるの?」  「本当に介護現場で使えるの?」 「今後の市場規模はどうなるの?」 すでに市販されているパワーアシストスーツを紹介しながら、あなたの疑問に答えていきます。5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果パワーアシストスーツとは?パワーアシストスーツとは、スーツのように身体に装着することで、動きをアシストしてくれる機器のことです。動きをアシストすることで、歩行支援やリハビリに効果を発揮したり、重作業時にかかる身体的負担を軽減したりします。 イノフィスのマッスルスーツを装着したところ人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス矢野経済研究所は、パワーアシストスーツを3つに分類しています。 歩行支援型 歩行支援を目的とするタイプ 作業支援型 重作業等において身体的負担の軽減を目的とするタイプ ー どちらでもない それぞれ、動力源をもつものともたないものがあります。介護の現場では、装着型の移乗支援ロボットとしてパワーアシストスーツが取り上げられることが多いです。市場規模1.4倍!背景に「介護ロボ支援事業」あり矢野経済研究所の調査によれば、2016年度のパワーアシストスーツの市場規模は26億7600万円でした。これは、2015年度とくらべて約46%も拡大していることになります。その理由としてあげられるのが「介護ロボット等導入支援特別事業」の存在です。介護ロボット等導入支援特別事業とは?介護ロボット等導入支援特別事業とは、介護ロボットを導入する費用を助成してくれる事業です。  平成27年度の補正予算として成立し、平成28年以降に実施されました。 介護ロボット等導入支援特別事業 介護ロボットの導入を特別に支援するため、1施設・事業所につき300万円を上限に導入費用を補助するとしていたが、応募が殺到したため上限が92万7,000円に引き下げられた。52億円という異例の予算がついたことでも話題に。これによって介護事業所は費用ゼロで介護ロボットが導入できるため、全国の事業所から応募が殺到しました。この助成金制度が、パワーアシストスーツをはじめとする介護ロボット特需を生んだのです。使えない、持ち腐れ…パワーアシストスーツ導入の実態介護ロボット特需により多くの事業所がパワーアシストスーツを導入しました。しかし、すべての事業所で問題なく活用されているとはいえない現状があります。Twitterでは、パワーアシストスーツを始めとする介護ロボットの“使い勝手の悪さ”を指摘する声もあがっています。 前に介護ロボットの出張に行ったけど、全く魅力を感じなかった。。。ハルとかの介護ロボの装着に時間かかるし、使用可能回数少な過ぎだし。。。だったら、そのまま頑張っちゃうって人が大半じゃないかと感じた‼︎— りーこ (@rxxyxxoxx) 2016年2月14日 介護ロボットなー、ニュースで何度か見たけど、使用する際のセッティングが面倒臭そうだったな。あんなに時間がかかるんじゃ、現場では使えない。— どもちぇふ (@dhomochev_c) 2015年5月14日 腰痛軽減ベルト(介護ロボットのひとつ)なるものもあるけど、なんたっていちいち装着するのがめんどくさい!ロボットの重みのほうが腰に負担かけんじゃないの(笑)のレベルなんだよ実状は。— ねご(猫)ねーさん (@spectrum100) 2017年12月10日 「装着が面倒」「機器が重すぎる」といった実用性の不十分さが指摘されている一方で、使う側である介護事業所の理解不足も問題となっています。介護事業所のなかには、「補助金がでるから」と安易に導入を決めてしまった結果、上手く活用できず、せっかくの機器を「持ち腐れ状態」にしてしまっているところも少なくありません。介護ロボブーム終了で市場減少…でもこれからが本番!良くも悪くも世間を騒がせた「介護ロボット等導入支援特別事業」も終了し、介護ロボット特需はいったん下火になりました。それにともなって、2017年のパワーアシストスーツの市場規模は縮小するだろうと考えられています。2020年度までに市場規模は40億5000万まで成長しかし、このまま縮小を続けるわけではありません。矢野経済研究所によれば、パワーアシストスーツの市場規模は2020年度までに40億5000万円まで成長するだろうと予測されています。画像引用: 矢野経済研究所「パワーアシストスーツ市場に関する調査を実施(2017年)」 作業支援型、歩行支援型ともに需要は拡大し、前者は新たな業務用ツールとして、後者は個人向けの健康維持ツールとしてますます注目を集めると考えられています。すでに市販されているパワーアシストスーツここでは、すでに市販されているパワーアシストスーツを、作業支援型・歩行支援型にわけてご紹介します。作業支援型 企業名 商品名 価格 株式会社イノフィス マッスルスーツ 標準モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ):600,000円(税別) CYBERDINE株式会社 HAL®介護支援用(腰タイプ) 1台購入プラン:2,000,000円(別途初期導入費用:108,000円) 人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム) 歩行支援型 企業名 商品名 価格 株式会社今仙技術研究所 ACSIVE(アクシブ) 片脚用:180,000円(税別) 株式会社今仙技術研究所 aLQ by ACSIVE 46,000円(税別) CYBERDINE株式会社 HAL®自立支援用(単関節タイプ) 法人向け5年レンタル:初期導入費用400,000円(432,000円)+130,000円(140,400円)/月×5年 無動力で安心、快適。「歩き」を助ける「ACSIVE(アクシブ)」 |株式会社今仙技術研究所求められるのは「低価格化」「使いやすさ」「効果の実感」まだまだ高額なイメージの“パワーアシストスーツ”。普及の鍵となるのは、「低価格化」「使いやすさ」「効果の実感」の3つです。とくに個人向けの歩行支援型スーツは、気軽にレンタル・購入できる価格であることが強く求められるでしょう。2016年6月に販売を開始した今仙電機製作所の無動力歩行アシスト「aLQ by ACSIVE」は、歩行効率が約20%向上させるという実績がありながら、税込で5万円をきる価格を実現しています。補助金制度ととも介護ロボットブームが去った今こそ、パワーアシストスーツの真価が問われていくでしょう。<参考資料>矢野経済研究所(2017年12月)「パワーアシストスーツ市場に関する調査を実施(2017年)」介護ロボットポータルサイト「ロボット一覧 (開発対象ロボット介護機器)」(2018年1月18日取得)日本経済新聞 電子版(2017年2月12日)「介護ロボ特需、現場とズレ 補助金先行、持ち腐れも」介護ロボット一覧表【種類別 】計57機器※随時更新5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果

【介護ロボットフォーラム2017】最新介護ロボットを紹介!見守りロボ、排泄予測ロボも

【介護ロボットフォーラム2017】最新介護ロボットを紹介!見守りロボ、排泄予測ロボも

2018年1月22日、介護ロボットフォーラム2017が開催されました。介護ロボットフォーラムとは、すでに商品化あるいは、近々商品化を予定している介護ロボット等を一堂に集める展示会です。今回は全24社の介護ロボットが展示され、説明や相談が行われました。そんな展示会に、介護ロボットONLINE編集部も行ってきました!編集部が気になった介護ロボットを中心に、フォーラムの様子をお届けします。介護ロボットフォーラム2017とは介護ロボットフォーラムは、厚生労働省の「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業」の一環として2016年から開催されている展示会兼相談会です。展示会場では、介護ロボットの動向やシーズ・ニーズの報告をしあう「介護ロボットシンポジウム」も同時開催されました。会場は大混雑!シンポジウムは終始立ち見状態フォーラム会場であるTOC有明には、全24社の介護ロボットが展示されました。開場早々多くの人が来場し、会場内は混雑状態。介護ロボットの注目度の高さが伺えます。 どの介護ロボットの前にも人だかりができていた 介護ロボットの国内施策や海外動向を報告するシンポジウムは、常に立ち見状態。介護ロボット開発メーカーだけでなく、介護施設関係者や自治体関係者など、多くの人が傍聴していました。 介護ロボットの海外の動向を報告する株式会社日本政策投資銀行の植村 佳代氏気になった介護ロボットをピックアップ!今回のフォーラムでは、見守り支援、移乗支援(装着/非装着)、自立支援、排泄支援など、多種多様な介護ロボットが展示されていました。その中でも気になった介護ロボットをピックアップしていきます。介護報酬改定で注目度アップ!見守り支援ロボット展示会場で目立ったのは、展示されている見守り支援ロボットの多さです。約1/3以上が見守り支援ロボットだったといっても過言ではないでしょう。その背景には、平成30年度の介護報酬改定があるといえます。「見守りロボが夜勤職員のかわりとなることで、夜勤職員配置加算の条件が緩和される」という方針が、2017年の審議会で打ち出されたのです。詳しくはこちら: 介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表 エアコンみまもりサービス|パナソニック株式会社パナソニック製のエアコンと、別売りのルームセンサを組み合わせて見守りをする「エアコンみまもりサービス」。遠隔でエアコン操作できるのはもちろんのこと、非接触のバイタル生体センサであるルームセンサによって室内にいる人の活動量や睡眠状態を見守ることができます。介護事業所向けの製品で、在宅での活用は実証段階とのこと。新築やリフォーム時だけでなく、必要な部屋1台から導入可能な点も魅力です。ケアサポートソリューション|コニカミノルタ株式会社居室天井に設置する行動検知センサによって、居室内にいる人の起床や離床、転倒などを検知・通知します。ベッド上の状態を通知する見守り支援ロボットが多い中、居室内全体の様子を知ることができる点が魅力です。遠赤外線で夜間の見守りもでき、転倒時には前後30秒録画することでエビデンスを残すことができます。メーカー担当者によれば、「転倒時のエビデンスを残す機能で、家族への説明がスムーズにいったという例もある」と話していました。シルエット見守りセンサ|キング通信工業株式会社防犯カメラを中心としたセキュリティ機器メーカーのキング通信工業は、はやい段階から見守り支援ロボットを開発・販売しています。「シルエット見守りセンサ」は、ベッド上の人をシルエットで表示することで、プライバシーに配慮しながら見守ることができる見守りロボット。遠隔からシルエット画像を確認することで、本当に今すぐ駆けつけが必要かどうか判断できます。取材記事はこちらから: 離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社 介護支援から自立支援へ?パワーアシストスーツ見守り支援ロボットについで目立っていたのが、パワーアシストスーツです。パワーアシストスーツとは、スーツのように装着することで、介護作業時やリハビリ時に身体の動きをサポートしてくれる装着型のロボットのこと。これまでは介護する人の動きを支援する“介護支援”的な側面が強かったのですが、昨今の流れにのり、被介護者の動きをサポートする“自立支援”的側面が強調されていたのが印象的です。展示会場では、多くの人が実際に装着し、使用感に驚きの声を挙げていました。マッスルスーツ|株式会社イノフィスマッスルスーツは、主に介護者の腰にかかる負担を軽減するためのウェアラブルロボットです。装着者の動作をアシストしますが、電力を使っていない点が特長です。そのため、入浴介助など水を使うシーンでも使用することができます。メーカー担当者によれば、今後は被介護者のリハビリや自立支援にむけた活用方法も模索していきたいとのことでした。取材記事はこちらから: 人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス HAL|CYBERDYNE株式会社もっとも有名なパワーアシストスーツのひとつであるHAL。2017年10月には、足腰の弱った高齢者向けに「HAL® 腰タイプ 自立支援用」を新たに販売開始しました。メーカー担当者によれば、現状では自立支援用よりも「HAL®介護支援用(腰タイプ)」のほうが需要が高いとのことですが、今後は自立支援用の注目度が高まるだろうとのことです。関連記事はこちらから: ロボットスーツに新製品登場!「HAL® 腰タイプ 自立支援用」とは? 新たな重点分野!排泄予測とコミュニケーションロボット介護ロボットには、重点的に開発・普及をすすめるために「ロボット技術の介護利用における重点分野」が定められています。2017年10月、新たに1分野5項目が追加されました。今回のフォーラムでも、新しい重点分野に該当する介護ロボットが多数展示されていました。【排泄予測ロボット】DFree|トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社DFreeは、腹部に装着するだけで排尿前後のタイミングを教えてくれる、ユニークな排泄予知デバイスです。本体には超音波センサが内蔵されており、膀胱の大きさの変化を捉えることで「そろそろ出そうだ」もしくは「出ました」というお知らせをしてくれます。自立支援の波は、排泄分野にまで届きはじめているようです。取材記事はこちらから:世界が注目!排泄予知ロボット「DFree」|トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社【コミュニケーションロボット】 Chapit| 株式会社レイトロンChapit(チャピット)は、在宅での使用を想定したコミュニケーションロボットです。コミュニケーション以外にも、音声で家電を操作できる「家電コントロール機能」や、ゴミの日や服薬の時間を教えてくれる「タイムサポート機能」があります。フォーラムでは、音声で照明を点灯するデモを行っていました。【コミュニケーションロボット】パロ|株式会社知能システムパロは、アザラシ型メンタルコミットロボットです。全身に張り巡らされたセンサーと人工知能によって、触れると動物のような動きを返します。これにより、アニマルセラピーと同等のセラピー効果があると言われています。メーカー担当者によれば、国内以上にヨーロッパ圏での導入が進んでいおり、日本では介護事業所よりも個人で購入する人が多いとのことでした。関連記事はこちらから: 癒やし効果でギネス登録!アザラシ型メンタルコミットパロの効果や価格 排泄支援、リハビリ支援…その他の介護ロボットたち今回紹介した介護ロボット以外にも、移動支援や排泄支援、リハビリ支援などさまざまなロボットが展示されていました。 移動・移乗支援ロボ「ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2」(RT.ワークス) リハビリ支援ロボ「歩行リハビリ支援ツール Tree」(リーフ) 排泄支援ロボ「水洗ポータブルトイレ キューレット」(アロン化成)介護ロボットの流れは「介護支援から自立支援へ」シンポジウムでは、厚生労働省や経済産業省から今後のロボット政策についての説明がなされました。とくに経済産業省は、これまでの介護従事者を支援する介護ロボット開発のサポートから、被介護者の自立を支援する介護ロボット開発のサポートに軸足をうつそうとする姿勢を強調しており、「介護支援から自立支援へ」という介護業界全体の流れを後押しする様子がみうけられました。関係者へのヒアリングでは、介護報酬改定をうけた見守り支援ロボへの影響はまだあまり出ていないということでしたが、新設される介護事業所では見守り支援ロボの導入が一般的になってきた印象を受けているとのことで、今後の普及に期待がもてそうです。<介護ロボットフォーラム2017 詳細情報>開催日 :平成30年1月23日(火)  11:00~16:30開催場所:TOC有明 4階コンベンションホールWESTホール(東京都江東区有明)参加費 :無料(入退場自由)事務局 :公益財団法人テクノエイド協会

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