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Dream Care

夜間の見回り回数が1/3に!現場発信の見守りロボ「Dream Care(ドリームケア)」|株式会社DREAM TOKYO

夜間の見回り回数が1/3に!現場発信の見守りロボ「Dream Care(ドリームケア)」|株式会社DREAM TOKYO

本体 非接触バイタルセンサー・カメラ・マイク・データ保存用メモリ等内蔵 その他 クラウドサーバーサービス 状態表示モニター(PCモニター別途) タブレット端末またはスマートフォン(別途) 無線LAN環境(別途)  製品概要 非接触で呼吸・脈拍・体動を検知可能なバイタルセンサを活用して、様々なデータを収集し介護スタッフの業務を支援。プライバシーを考慮した録画録音機能で施設側のリスクマネジメントにも貢献を目指したシステムです。 夜間の見回り回数が1/3に!現場発信の見守りロボ「Dream Care(ドリームケア)」|株式会社DREAM TOKYO平成30年度、夜勤職員配置加算の緩和条件として「見守りロボット」の導入が認められました。「見守りロボットを一定割合導入すれば、夜勤職員の休憩時間を増やすことができる」ということで、にわかに話題になっています。そんな見守りロボットを現場目線で開発・販売している会社が、今回ご紹介する「株式会社DREAM TOKYO」さんです。同社によれば、昨年秋頃から見守りロボットの問い合わせがじわじわと増加しているのだとか。注目度急上昇中の「Dream Care(ドリームケア)」が選ばれる理由を、同社営業部 部長の松村忠典氏にじっくり聞いてみました! 株式会社DREAM TOKYO 営業部 部長 松村忠典氏に話を聞いた 夜間の見回り回数が1/3に!Dream Careとは?「Dream Care(ドリームケア)」はバイタルセンサーを活用した非接触型の見守りシステムです。ある施設では、Dream Careを導入してから夜間の見回り回数を1/3まで減らすことができたとのことでした。Dream Careの一番の強みは、入居者様を見守るだけでなく、プライバシーを守りながら施設のリスクマネジメントにも貢献するという点です。まずは、Dream Careの3つの特徴をご説明します。 Dream Care本体。3つの丸が並ぶうち、中央がカメラ、左右が赤外線LEDだ1.バイタルセンサーをつかって非接触でモニタリング1つ目の特徴は、リアルタイムで入居者様の様子をモニタリングできるという点です。夜間巡回していても、部屋をのぞくだけでは本当に寝ているのかどうかまではわからないですよね。Dream Careなら、入居者様の睡眠を見える化することができるんです。入居者様の様子は、Dream Care本体に内蔵されているバイタルセンサーから取得しています。管理用のモニタでは、入居者様の状態を「睡眠」「安静」「活動」「不在」という4段階に分けてアイコン表示しています。さらに、脈拍と呼吸数も数値として表示されます。 アイコンと数値で分かりやすく表示。施設内の様子が一覧できるアイコンをクリックすると、睡眠状態などを15分ごとにグラフ化したデータも見ることができますし、過去の履歴をさかのぼってみることもできます。2.プライバシーに配慮した録画記録機能2つ目の特徴は、Dream Careに搭載されているカメラによる録画機能です。カメラといっても、監視のために搭載されているのではありません。その証拠に、Dream Careから映像を配信したり、常時録画したりすることはできない仕様になっています。このカメラは、あくまで記録用のカメラです。そのため、録画は限られたシチュエーションでしか開始されません。たとえば、入居者様の部屋に2人以上の人がいるときや、入居者様に激しい動きがあったとき、そして離床検知したときなどです。つまり、事件事故が起きやすいときにだけ作動して、記録を残しているのです。ーーー「PCには配信しない」ということですが、録画された映像はどうなるのでしょうか?本体に搭載したUSBメモリに保存しておき、必要に応じてPCで見てもらうというスタイルです。部屋にカメラをとりつけることに抵抗感を抱く方もいらっしゃいますが、Dream Careはこのようにプライバシーに配慮しているので、その点を納得いただいた上で導入していただいています。3.異常発生時のアラート通知機能3つ目の特徴は、アラート通知機能です。Dream Careでは、主に以下の3つのシーンのときに管理用のPCのモニタにアラートを通知します。 呼吸や脈拍に異常値が発生した場合 不在を検知した場合 夜間活動を検知した場合  (離床検知・徘徊報知) 異常を検知したときは、一覧画面の下にアラートメッセージが表示され、デバイスからはアラート音が鳴り響きます。また事前に登録したメールアドレス宛にメッセージが届くようになっています。2018年4月には新機能もさらに、2018年4月には、新しくスナップショット機能を追加する予定です。スナップショット機能とは、アラートが出た最初の瞬間だけ写真をとって、その写真をPCに表示するという機能です。実際にDream Careをお使いいただいている施設から、「アラートが鳴って駆けつけても、直前に何が起こったのかわからない。駆けつける前に状況が把握できれば、準備して駆けつけることができるので負担も減るし、より早く対応できる」と相談をいただいたことがありました。プライバシーを守りつつ、スタッフの方に事前に状況をお知らせするにはどうすればいいかと考えたときに、スナップショットをとって共有するという方法にたどり着いたのです。開発のスタートはリスクマネジメントからーーーインタビュー冒頭で、Dream Careは「施設のリスクマネジメントにも貢献する」とおっしゃっていましたが、なぜでしょうか?実は、Dream Careは、愛知県にある介護施設様からのある要望から開発がスタートしているんです。その要望とは、「事件や訴訟問題につながるトラブルを防ぎ、施設を守りたい」というもの。つまり、組織のリスクマネジメントとして活用できる機器を探していらっしゃいました。万が一のときのエビデンスを残すなら監視カメラがよいのかもしれませんが、プライバシーに配慮すべき介護施設では使えません。そこで、センサーをつかったシステムを開発しようと考えました。開発中、実際にその施設でデモをしてみると、「リスクマネジメント」に対するニーズだけでなく、「使いやすさ」に対するニーズが非常に多く寄せられました。そこでスタッフの方も使いやすいように改良を重ねているうちに、経営側も現場側も活用しやすいシステムになったのです。転倒が3割減!現場から支持される反応の速さーーー現場で働く方々は、Dream Careをどのように評価しています?現場スタッフの方からとくに好評いただいているのが、センサーの反応速度ですね。これまで、離床センサーとしてスタンダードだったマット型センサーは、踏んだらアラートが鳴るという仕組みなので、アラートが鳴った時点ですでに離床状態にあるわけです。だから、急いで駆けつけても当然離床のタイミングには間に合わず、少なからず転倒事故が起きてしまっていました。それに比べてDream Careは、離床の初期の動作でアラートを作動させることができるので、アラートが鳴ってから駆けつけても離床のお手伝いに間に合います。実際にある施設では、「Dream Careを導入してから転倒が3割減った」とお話されていました。ーーー離床の前の動作でアラートを鳴らすとなると、心配なのが誤報です。寝返りと間違えませんか?寝返りと間違えないように、動きの大きさやタイミング、時間などで離床かどうかを判断しています。ただ、動きは人それぞれで異なりますので、Dream Careでは「離床と判断する基準」を個別に調整できるようにしています。利用者ごとに活動量やアラート検知時間などが設定できる設定自体は非常に簡単です。夜間の活動量をパーセント表示で設定できるようになっており、数値が低いほど小さな動きでも離床と判断します。「この方はよく寝返りをうつな」という場合は70%と設定するなど、感覚的に設定いただけます。看取り時にはスタッフの精神的負担にもーーーバイタルデータがとれるということは、看取りにも活用できるのでしょうか。そうですね。当商品は医療機器ではありませんが、呼吸や脈拍などのデータを参考に、看取りにご活用いただけると考えています。実際に、すでにDream Careをご利用いただいている施設からは、看取りに関連したお声が寄せられています。たとえば、「バイタルデータから息を引き取られた時間が正確にわかるため、ご家族に詳細な時間をお伝えすることができた」というスタッフの方がいらっしゃいました。またアラート通知のおかげで急変にもすぐ気づくことができるので、看取り時のスタッフの精神的負担が軽減されるでしょう。1週間の無料貸出・介護ロボ補助金も対象にーーー導入プロセスを教えてください。お問い合わせいただきましたら、まずは現地調査をします。その際、何台必要なのかなどをお聞きした後、お見積りをお出しします。ご希望であれば、1週間程度のデモ設置をしていただくことも可能です。その後、デモの結果に応じて録画設定などのご相談も承ります。導入の前には、必ず入居者様とご家族に設置の案内をしていただき、必要に応じて同意書にご了承いただきます。ここまで終わったら、後は工事をするだけです。Dream Careは、神奈川県をはじめ多数の自治体で「介護ロボット導入支援事業」の補助金対象となっていますので、初期費用が心配な事業所様もぜひご相談ください。目的は人員削減ではなく質の高いケアーーー最後に、介護スタッフや介護家族の方にメッセージをお願いします。営業として施設の方にDream Careを紹介して思うのは、「見守りシステムを入れても、スタッフの数が減らせるわけではない」ということです。見守りシステムは、作業そのものを手伝うわけではありません。Dream Careは、人の代わりにおむつを替えることもできませんし、入浴介助することもできません。しかし、現場で働く方々が作業しやすいような環境づくりのお手伝いはできます。我々は、入居者の方の尊厳や生活の質を高めるための道具の一つとして、Dream Careを使ってほしいと思っています。「ケアの質をあげるために、少し余裕がほしい」という思いを、Dream Careが叶えていければと思います。編集部まとめ現場発信で開発された「Dream Care(ドリームケア)」。スナップショット機能などの独自の工夫が、現場フレンドリーです。また、もともと施設のリスクマネジメントという視点から開発されただけあって、万が一の事故や事件のときにも安心な機能が的確におさえられています。転倒や見回り回数が減ったという具体的な実績は、現場の意見を吸い上げて改善を重ねていった結果だといえるでしょう。装置仕様電源 100V~240V消費電力 20W動作温度 4~35℃動作湿度 20~80% (結露なきこと)寸法 205×105×41.5重量 250g

職員と現場を守る!これからの介護リスクマネジメント

職員と現場を守る!これからの介護リスクマネジメント

利用者の命に関わりかねない、介護現場の事故やトラブル。しかし、どんなに気をつけていても、起きるときは起きてしまいます。介護現場での事件・事故は、利用者に危険を及ぼすだけでなく、介護職員の精神的な外傷になったり、訴訟問題に発展したりすることも。最近では、利用者の暴言や暴力から介護職員を守ったり、”モンスター家族”から施設を守ったりするという観点からも、リスクマネジメントに注目が集まっています。そこで今回は、介護現場で働く職員や施設経営者の皆さんに向けて、介護のリスクマネジメントの重要性について解説していきます。また、職員や施設をリスクから守るのに使える最新機器も紹介します。介護の事故で損害賠償も!?|介護ロボット導入、5割が安全を重視介護のリスクマネジメントとはそもそも「リスクマネジメント」とはどのような意味でしょうか。介護現場におけるリスクマネジメントとは、介護事故やトラブルを未然に防いだり、被害を最小限に抑えたりするための「予測と準備」のことです。具体的には、よくある事故の原因を分析し、事故が発生する状況を予測したり、事故が起こらないように準備したりすることを指します。しかし、介護現場においては、事故が100%起きないように対応することはほぼ不可能です。そのため、事故を防ぐための予測・準備はもちろん、事故の発生に備えた準備も必要になってきます。リスクマネジメントが重要な3つの理由介護現場は、提供するサービスの特性上、他業界の現場よりも重大事故やトラブルが発生するリスクが高いといわれています。サービス利用者である高齢者は加齢とともに心身機能が低下しているため、事故やトラブルが起こりやすい状況にあるからです。ここでは、なぜ介護現場でリスクマネジメントが必要なのか、3つの観点から解説します。事故やトラブルが利用者の命を危険にさらす介護現場で起こる事故やトラブルは、利用者の生命や健康を危険にさらしかねません。たとえば、利用者が転倒して骨折した場合、命にかかわらなくても、骨折のせいで身動きできなくなったために、廃用症候群や認知症が進行してしまう恐れがあります。高齢者にとっては、小さなケガも大きな被害となりうるのです。増加傾向にある介護事故の高額訴訟介護サービスの普及にともなって、介護事故の訴訟件数も増加傾向にあるといわれています。その背景には、介護職員の人手不足によるサービスの低下や、介護を受けることに対する利用者や家族の意識の変化などがあると考えられています。それにともない、高額訴訟も増えてきました。あるケースでは、夜間に利用者がトイレで転倒し亡くなったことに対し、「施設の管理が悪い」として、事業所に3402万円の支払いが命じられています(※)。こうした高額な賠償金請求は、介護事業所を倒産に追い込む恐れもあります。介護事故の高額訴訟事例(※) 転倒による死亡 3402万円 誤嚥による死亡 1400万円 入浴介助中の水死事故 約2160万円 ※引用:介護リスクマネジメント研究会・小林彰宏監著, 2016, 『これならわかる〈スッキリ図解〉介護事故・トラブル』株式会社翔泳社また、一度訴訟問題が起きれば、その地域における介護事業所の信頼は失われるでしょう。リスクマネジメントは、利用者だけでなく事業所の存続のためにも不可欠になってきているのです。職員のモチベーションを左右する見過ごされがちですが、リスクマネジメントは介護職員の人材確保という観点からも重要です。 介護のお仕事研究所による調査 では、介護職員の9割以上が、利用者からの暴言・暴力を「受けたことがある」と回答していることがわかっています。こうした利用者から介護職員への暴言・暴力も、介護現場におけるリスクのひとつです。画像引用: 介護のお仕事研究所 また、最近では金銭目的で職員や施設に理不尽な要求をする”モンスター家族”も問題になっています。仮に、これらのリスクに対して介護事業所が何の対策も講じず放置しておけば、介護職員の不安や不満は高まり、モチベーションは下がる一方でしょう。いずれは施設全体の士気の低下につながり、離職率を上昇させることになりかねません。介護職員にとっての処遇・職場改善の一環としても、リスクマネジメントは重要性を増してきているのです。介護リスクマネジメントの2つのアプローチ介護現場では、利用者・職員・施設を守るために、リスクマネジメントが不可欠であることがわかります。ここからは、介護現場でのリスクマネジメントのアプローチ方法について解説してきます。介護におけるリスクマネジメントには、大きくわけて2つのアプローチがあります。利用者の尊厳や安全を守る 介護職員や組織を守る同じ事故に対しても、アプローチ方法に応じて取られる対策が異なります。ここでは、「利用者Aさんの転倒事故」を例に、1と2それぞれの観点から具体的な対策を考えてみましょう。1.利用者の尊厳や安全を守る利用者の尊厳や安全を守るという観点でまず考えられるのは、転倒事故を起こさないように、類似事故のヒヤリ・ハット事例を事業所内で共有することです。ヒヤリ・ハットが共有されていれば、転倒事故が起きやすい状況を未然に避けたり、転倒しにくい環境をつくったりすることができます。また、利用者Aさんの心身状態や転倒リスクを把握しておくことも大切です。心身状態に応じてオペレーションを変更したり、転倒リスクが高い時間帯に見回りを行ったりという対策が必要になってくるでしょう。その際、「転倒しないように身体拘束する」という考え方は、利用者の尊厳を損害していることになるためNGです。2.介護職員や組織を守る介護職員や組織を訴訟などから守るという観点では、事故発生時のエビデンス(証拠・根拠)となる記録を残すことがリスクマネジメントになります。万が一、Aさんが転倒してしまった場合に考えられるリスクとして、「転倒事故対策を怠っていたとして、利用者や家族が訴訟を起こす」「転倒時にできた傷やアザを、職員からの虐待でできたものではないかと疑われる」などがあげられますが、これらのリスクを最小限におさえるためには、エビデンスが何よりも重要だからです。記録といえば、事故発生時に書く「事故報告書」などの文書作成をイメージしがちですが、事故現場を写真で残したり、関係者の話を録音したりといった方法も、エビデンスとしては有効です。最近では、見守りロボットに撮影・録画機能がついているものもあり、職員や施設のリスクマネジメントとして活用されるケースも増えてきました。そんな見守りロボットをいくつか紹介します。Dream Care(ドリームケア)|株式会社DREAM TOKYODream Care(ドリームケア)は、「万が一のときにエビデンスを残せる見守りロボットを作ってほしい」という介護事業所の依頼を受けて開発された、非接触型の見守りシステムです。本体にはカメラが搭載されており、事件・事故が起きやすいときだけ作動して、記録を残します。2018年4月には新たにスナップショット機能が追加され、事故リスクが高いと判断した瞬間を写真にとり、その写真をPCに表示できるようになりました。夜間の見回り回数が1/3に!現場発信の見守りロボ「Dream Care(ドリームケア)」|株式会社DREAM TOKYOシルエット見守りセンサ|キング通信工業株式会社シルエット見守りセンサは、ベッド上の空間を検知する赤外線センサを使った見守りシステムです。ベッド上にいる利用者のシルエットのみを映し出した「シルエット画像」で、プライバシーに配慮しながらも状況確認できるのが特徴です。シルエット画像は、起き上がり通知がされた場合に前後合わせて15秒が録画で残るようになっているため、万が一のときのエビデンスとして活用できます。離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社組織の自衛が利用者の身体拘束を招くこともリスクマネジメントを考えるうえでは、利用者を守るためのアプローチはもちろん、組織やそこで働く職員を守るためのアプローチも欠かせないことがわかりました。しかし、組織や職員の自衛および法的な責任の回避ばかりを意識してしまうと、利用者の尊厳が損なわれる危険性もあります。たとえば、転倒事故を避けるあまりにAさんをベッドに縛りつけた場合、それは身体拘束にあたります。一般的に、利用者の行動自由度が高ければ高いほど、転倒などのリスクも高くなります。しかしだからといって、事故を起こさないために利用者の自由を奪ってよいということにはなりません。介護のリスクマネジメントでは、利用者の尊厳と組織としての自衛のバランスを取りつつ、持続的な対策を取ることが求められるのです。10年で倍増!身体拘束の実態と介護ロボットの光と影介護のリスクマネジメントの効果は大きい介護現場において、リスクマネジメントは事件や事故を未然に防ぐだけでなく、職員が安心して働ける環境をつくるという意味でも重要視されてきています。適切なリスクマネジメントを行うことで、利用者や家族、地域から信頼を得たり、スタッフの離職率を引き下げたりといった効果が期待できます。しかし、職員や施設を守ることだけを重視しすぎると、利用者の尊厳を損なってしまう恐れもあります。利用者の尊厳と組織としての自己防衛のバランスをとりつつ、プライバシーに配慮した見守りロボット等を活用した新しいリスクマネジメントが今、求められています。【介護職の夜勤の悩み別!】あなたの施設におすすめの見守りロボット<参考資料>介護リスクマネジメント研究会・小林彰宏監著, 2016, 『これならわかる〈スッキリ図解〉介護事故・トラブル』株式会社翔泳社介護のお仕事研究所「9割超が「経験あり」、介護職が受ける暴言・暴力に関する実態結果を発表」(2018年4月17日, https://kaigo-shigoto.com/lab/archives/4082)

【介護職の夜勤の悩み別!】あなたの施設におすすめの見守りロボット

【介護職の夜勤の悩み別!】あなたの施設におすすめの見守りロボット

介護職につきものの「夜勤」。長時間労働やワンオペなどの問題が注目されがちですが、一方で「自分のペースで働ける」「夜勤手当がつく」などの理由から、夜勤専従(日勤はせず、夜勤だけを担当する働き方)で働く人もいます。介護職の夜勤は、日中よりも配置人数を減らしている施設がほとんどです。その分、日中よりも業務量は減りますが、それでも一人あたりの業務負担は重くなります。また、夜勤中は、万が一施設内でトラブルが発生しても頼れるのは自分のみ、ということもあるでしょう。自分のとっさの判断がすべてなので、夜勤スタッフにのしかかる責任は重大です。近年、そんな夜勤を助けるツールのひとつとして、「見守りロボット」が注目されているのを知っていますか?「見守りロボット」とは、複数の入居者を同時に見守ることができたり、入居者の離床やひとり歩きなどを検知し、必要に応じてスタッフまでお知らせしてくれたりする、新しい見守り支援機器です。平成30年度の介護報酬でも、見守り機器の導入が「 夜勤職員配置加算 」の緩和条件になることが決まっており、ますます期待が高まっています。今回は、夜勤にありがちなお悩み別に、おすすめの見守りロボットを紹介していきます。悩み別のおすすめ見守りロボット盛り上がりを見せつつある「介護ロボット」のなかでも、とくに期待が集まっている「見守りロボット」。期待度の高まりとともに、多種多様な見守りロボットが開発・販売されています。ここでは、悩み別にあなたの施設におすすめの見守りロボットを紹介します。お悩み1.夜勤の急変がこわい 初めての夜勤でまさかの急変!頼れるスタッフも少ないし、テンパりながらなんとか自分で対応。でも、そのときの恐怖がトラウマで、夜勤に入るたびに急変が起きないよう祈ってます…。 急変を予知してくれる「 ライフリズムナビ+Dr. 」がおすすめ! 夜間は急変が起こりやすい時間帯です。スタッフが少ない中で急変が起きたら、たとえ経験の浅い新米介護士であっても、自分の判断で動かなくてはなりません。慣れないうちは、「万が一最悪の事態になったら…」と考えると恐怖に足がすくむこともあるでしょう。急変の体験がトラウマとなり、「夜勤につくのがこわくなった」という人も少なくありません。そんな悩みにおすすめなのが、急変を予知する「 ライフリズムナビ+Dr. 」です。医師ならではの着眼点で「まさか」の予兆を見える化「ライフリズムナビ+Dr.」|エコナビスタ株式会社ライフリズムナビ+Dr.で訪室していない間も安心|グランフォレスト鷺宮の活用事例 ライフリズムナビ+Dr.は、「急変にはかならず予兆がある」という医師の気づきから開発された、予兆を見える化する健康見守りロボットです。3種類のセンサーで利用者の状態をモニタリングし、現在の状態と過去の状態を比較することで、微妙な変化を察知します。3種類のセンサーからは、それぞれ睡眠データ、温湿度データ、活動量データが取得され、ベッド上の動きや睡眠の深度、無呼吸途中覚醒などがモニター表示されます。お悩み2.居室数が多くて巡回がたいへん 夜間巡回で安否を確認するけど、全居室を回るのは大変だし、ちゃんと眠れているか、呼吸をしているか不安になるときがあります…。 居室内の状況が一覧で見られる「眠りSCAN」がおすすめ! 夜勤の主な業務のひとつに、夜間巡回があります。1~2時間に1回程度の頻度でフロアを見回り、利用者の呼吸状態や体調に異変がないかを確認します。しかし、消灯後の居室内で入居者ひとりひとりの状態を把握するのは一苦労です。見回りのタイミングややり方によっては、眠っている入居者を起こしてしまうことにもなりかねません。そんな悩みにおすすめなのが、睡眠測定器として睡眠研究にも使われている「眠りSCAN」です。ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社眠りスキャンでは、最大80名までの居室での状況および就床時の呼吸数心拍数を1台のモニターで確認することができます。「ちゃんと眠っているか」「呼吸に問題はないか」などを見える化することで、状況に合わせて介護の優先順位をつけたり、目が覚めているときに介護するなどして入居者の睡眠を確保したりすることができます。何より、リアルタイムで入居者の状況が一覧で見られるので、訪室していないときでも安心感があります。お悩み3.万が一のときのエビデンスを残したい 介護の現場では、どんなに注意していても事故やトラブルが起きてしまうもの。万が一のときに介護スタッフを守れるように、エビデンスを残せないかしら。 本体に録画映像が残る「Dream Care(ドリームケア)」がおすすめ! 介護サービスを提供する上で避けては通れない、事故やトラブル。事故を起こさないためのリスクマネジメントはもちろん必要ですが、どんなに気をつけていても起きるときは起こってしまいます。職員と現場を守る!これからの介護リスクマネジメント事故やトラブルで心配なのが、入居者のケガやトラブルを介護スタッフや施設の設備のせいだと糾弾されることです。実際にスタッフや施設設備に非があるのなら謝罪と是正をすべきですが、そうでない場合はその説明をする必要があります。しかし、記録や証拠がなければ、どんなに言葉を尽くしても相手に伝わらないということもありえます。スタッフの身の潔白を証明したり、入居者や家族に納得してもらえるよう説明するために活用できるのが、「 Dream Care(ドリームケア)」です。夜間の見回り回数が1/3に!現場発信の見守りロボ「Dream Care(ドリームケア)」|株式会社DREAM TOKYO「Dream Care」は、離床検知やバイタル異常時の通知ができる非接触型の見守りロボット。離床の初期の動作でアラートを作動させたり、入居者様の様子をアイコン・数値表示で常時お知らせたりすることが可能です。さらに、特徴のひとつとして、搭載されているカメラによる録画機能があります。入居者に激しい動きがあったときや離床検知したときーーつまり、事件事故が起きやすいときに限り、カメラが作動して記録を残してくれるのです。録画記録はPCなどに配信されず、本体のSDメモリに残されるのみなので、プライバシーにも配慮されているといえます。お悩み4.アラートが鳴りすぎて、つい電源を切ってしまう 今の離床通知センサは、離床したときだけでなく体位変換や排せつ介助のときもアラートが鳴るから、介助中は電源を切っています。でも、そのあとに電源をつけ忘れることが多く、離床センサの意味がありません…。 自動で見守りを再開していくれる「 見守りケアシステムM-2 」がおすすめ! これまでの離床マットや赤外線センサなどによる離床通知機器は、入居者・介護スタッフ関係なく、人間を検知したらアラートを出すものがほとんどでした。スタッフが介助に入るたびにアラートが鳴ってしまうため、介助中は機器の電源を落とすという施設も少なくありません。しかし、電源を落としたことを忘れてしまい、本当に必要なときに通知されないという事態を引き起こすこともよくあるといいます。そんなヒューマンエラーをなくすためにおすすめなのが、自動で見守りを再開してくれる機能付きの「 見守りケアシステムM-2 」です。ベッド内蔵型で体重も測れる「見守りケアシステムM-2」|フランスベッド株式会社「見守りケアシステムM-2」は、ベッド内蔵型の見守りロボット。ナースコールと連携させた離床通知はもちろん、利用者の日々の体重測定も自動でしてくれるすぐれものです。M-2のコントローラーには見守りを一時停止する機能が搭載されており、その機能を使えば、一時停止モードから10分後に自動的に電源をオンにしてくれます。また、一時停止中にベッドに人が乗った場合も自動でオンになるので、介助後の「電源を入れ忘れた!」がなくなります。改めて考えたい「見守りロボット」のメリット・デメリットこれまでの離床センサなどと比べて、最近開発された新しい見守りロボットには、下記のようないくつかの特徴があります(※)。 離床だけでなく、多様な状況を自動認識する 対象者に応じた通知設定ができる 報知とあわせて画像などの情報も提供できる 転倒につながる動作や予兆動作が検知できる 離れた場所からリアルタイムで安全確認ができる 失報誤報が予防できる※参考 厚生労働省(2015)『介護ロボット重点分野別講師養成テキスト』 ここからは、「見守りロボット」全般に共通するメリットやデメリットについてあらためて考えてみましょう。見守りロボットのメリット厚生労働省による調査によれば、見守りロボットを本格導入したある施設にて、以下のような効果が得られたと報告されています。導入効果からもわかるとおり、見守りロボットにはさまざまなメリットがあるといえます。もっとも大きなメリットは、転倒をはじめとする事故の減少でしょう。離床の通知自体が既存の機器にくらべて速くなったことにくわえ、離れた場所からでもタイムリーに入居者の動きを確認できるため、早期対応や緊急度の判断がしやすくなります。もうひとつのメリットは、利用者の自立やQOLの向上につながるという点です。厚生労働省の調査によれば、導入した施設の職員の半数以上が、「利用者の生活の質(QOL)が良くなった」と回答していることがわかっています。見守りロボットは、利用者の生活リズムや行動パターンを見える化することで、利用者に合わせたケアを可能にするのです。さらに、間接的なメリットとして、職員の意識向上や職場環境の改善による離職率の低下などがあげられます。見守りロボットが業務負担を減らしたり、質の高いケアの提供をサポートしたりすることで、介護人材の確保や育成につながる効果も期待できます。見守りロボットのデメリット見守りロボットのデメリットとして覚えておきたいのは、「見守りロボットはスタッフ(人間)の代わりにはなれない」ということです。見守りロボットができるのはあくまで見守りの支援であり、必要に応じて実際に対応したり介助したりするのは、介護スタッフである人間です。その点を理解していないと、「見守りロボットを導入しても業務効率化にならない」「ロボットなんか役に立たない」という誤った認識を抱くことになってしまいます。後ほど詳しく説明しますが、制度上も、見守りロボットが人間ひとり分の代わりになることはありえません。大事なのは、見守りロボットをいかに活用して、ケアの向上につなげるかという視点であることを覚えておきましょう。見守りロボットで「夜勤職員配置加算」の算定要件が緩和平成30年度の介護報酬で、見守りロボットの導入が「夜勤職員配置加算」の緩和条件になることが決まりました。介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表夜勤職員配置加算とは、夜勤が発生する特別養護老人ホーム(以下、特養)などで決められている最低基準よりも多く人員を配置した場合に加算されるものです。これまでのルールでは、夜間に最低基準よりも1人以上多く職員を置いた場合に報酬が加算されるとしていました。それが今回の改定で、以下のように変更になりました。平成30年度の介護報酬改定 1.ベッド上の入所者の動向を検知できる見守りロボットを、入所者数の15%以上に設置している場合2.見守りロボットを安全かつ有効に活かすための委員会を設置し、必要な検討を行っている場合この両方を満たしている場合に、夜勤職員の数が最低基準を0.9人上回っていれば取得できるとする。 つまり、見守りロボットが夜勤職員の0.1人分に相当するということです。これによって夜勤職員の数を減らすことはできなくとも、職員の勤務時間を減らすことはできるので、休憩時間が多くとれるなどのメリットがあると考えられます。だからといって、安易に見守りロボットを導入するのはおすすめできません。自分の施設の課題や問題点、見守りロボットのデメリットなどを理解した上で、最適な機器を選ぶことが重要になってきます。悩みに応じて見守りロボットを選ぼう見守りロボットには、入居者の事故の軽減やQOLの向上など、多くのメリットがあります。長期的には、職員の意識向上や職場環境の改善効果、それにともなう離職率の低下まで期待できます。夜勤は、スタッフに身体的・精神的な負担が重くのしかかる重労働です。長時間労働やトラブルが重なることで、介護職を離れてしまうスタッフもいます。そんなスタッフの悩みを見守りロボットで解決するには、導入前にスタッフや施設の課題を洗い出す必要があります。見守りロボットにもさまざまな種類がありますが、悩みに応じて最適な機器を選ぶことで、見守りロボットの効果が最大限に生かされるでしょう。<参考資料>厚生労働省(2015)『介護ロボット重点分野別講師養成テキスト』市場規模500億円にむけて本格始動!平成30年度の介護ロボット関連事業まとめ睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

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