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コミュニケーション・セキュリティ型ロボット

レクの新たな頼れる司会者!コミュニケーションロボットSotaを使った「ロボコネクト」って?

レクの新たな頼れる司会者!コミュニケーションロボットSotaを使った「ロボコネクト」って?

契約料 800円 サーバ登録料 1,000円 Sota本体価格 145,000円 ロボコネクト 3,000円/月(最低利用期間は13ヶ月) サービス概要ロボコネクトは、コミュニケーションロボット「Sota」に、会話機能やカメラ撮影機能等を付加して提供するサービス。オプションの「Sotaレク」では、介護施設等におけるレクリエーションもサポートします。 レクの新たな頼れる司会者!コミュニケーションロボットSotaを使った「ロボコネクト」って?2016年9月、NTT東日本が介護ロボットを取り入れたサービスの提供を開始しました。コミュニケーションロボットSotaを使用した、「ロボコネクト」というサービスです。「なぜ、NTTが介護を?」その気になる背景と「ロボコネクト」の詳細について、ビジネス開発本部のサービス開発担当者に聞いてみました。「シニア世代にもっとインターネットを楽しんでほしい」から始まったーーーなぜ、NTTが介護ロボット事業を始めたんですか?シニア層のインターネット利用促進を担当する菅氏私の部署で取り組んでいるのは、光の拡販、インターネットの利用促進です。主にシニアの層にも響くサービスを提供しています。シニア層へのインターネット利用促進は2軸で行っています。シニア層には、アクティブシニアという層と、その対極の層が存在すると言われています。 最近、メディアなどでシニアの方のインターネット利用は盛んだと言われていますが、我々が行った調査では、実はそれほどでもないということが分かっています。 例えば、65歳のタブレット利用状況を見ても、だいたい8%くらいの数値なんですね。我々は、そういった方々にタブレットを使っていただくという取り組みをしています。 アクティブシニアの方に関しては、2~3年ほど前にタブレット教室を展開しておりましたが、シニアにとっては短期間で操作を覚えることが難しく、現状のタブレットでは、インターネットの利用を促進していくのも難しいと考え、昨年6月に、「かんたんタブレット」というサービスを提供しました。一言でいうと、タブレットのインターフェイスを、より分かりやすくしたサービスです。例えば、必要なメニューをより簡単に表示するなどの工夫をしています。もうひとつが、ノンアクティブシニアに対する取り組みです。ノンアクティブシニアの方は、タブレット教室開いても来ませんし、見せても「私にはできないな」となる。そこで我々が思い至ったのが、ロボットです。 インターネットと意識せずとも、インターネットサービスを享受できるようなインターフェイスはないかと探してたどり着いたのがロボットということになります。ーーー介護ロボットを使って、インターネットを使ってもらうという取り組みなんですねそうです。どういったサービスを提供できるか考えたとき、介護施設での利用が挙げられました。実際に、介護施設をいくつか回って課題を目の当たりにし、ロボットの活用を検討した結果、介護レクリエーションで活躍できるのではないかと考え至りました。ーーーどのように活躍できると考えたのでしょうか?具体的には、テレビとロボットを連動したサービスです。介護現場ではテレビをつかったレクリエーションが行われているのですが、お年寄りが飽きてしまう点や、人が張り付いていなければいけないという業務負担の課題などがありました。ご存じの通り、レクリエーションにロボットを使用するアプローチは、すでにさまざまな会社で行っています。我々も検討しましたが、ロボットだけでレクリエーションのすべてを表現するのは難しいのではないかという結論に達しました。例えば体操とか、ロボットが体操して施設の方がちゃんと体操できるかというと、見ても分かる通り、体操すべてを表現するのはむずかしいんです。ただ、ロボットはやっぱり人気があるんですね。注目をあびるし、お年寄りにとって興味が湧く。ロボットとテレビの良いところをかけ合わせて、何かサービスができないかと考えたのが、今回の「ロボコネクト」です。ロボコネクトって何?ーーー「ロボコネクト」の狙いは何なのでしょうか?「ロボコネクト」では、コミュニケーションロボットのSotaがファシリテーターとなり、レクリエーションの司会進行役をやることができます。それによって、ふたつの効果が期待できます。ひとつ目は、介護職員の方の負担軽減です。ふたつ目は、ロボットが司会役をすることによって、レクリエーションを楽しむ側の集中力や積極性の向上です。一昨年、都内や関西の複数の施設でトライアルを行いました。その際、レクリエーションの専門家に監修してもらい、効果を測りました。結果として、介護職員、高齢者双方に一定の効果が得られました。職員の方へのヒアリングでは、約8割の方が負担軽減を実感したと答えてくれています。また高齢者への効果として、職員の方へのヒアリングでも96%が積極性の向上を実感したと答えただけでなく、専門家によるDCM評価(※1)でも、認知症の方の状態を表す数値であるME値(※2)が2倍になるという数値的な成果も得られました。これらを踏まえて、高齢者はもちろん認知症の方にも一定の効果があり、かつ介護施設のニーズにも応えられると分かったため、サービス化に至ったのです。 ※1 DCM評価パーソン・センタード・ケア(Tom Kitwood教授による認知症ケアのための理論)を実践するための評価法。連続して認知症の人を観察し、行動を5分毎にBCC(Behavior Category Code)に基づきコード化し、さらに6段階のME値で評価する。 ※2 ME値Mood-Engagement:その人の関わりの度合いや、感情・気分がポジティブかネガティブかを表す感情・気分と関わりの数値。良い状態(well-being)~よくない状態(ill-being)までのどれに当たるかを6段階で評価する。+5は極めてポジティブな感情・気分が認められる状態であり、-5は極度にネガティブな感情・気分の兆候が認められる。 ーーートライアルから改善したところは?トライアル当初はロボットが自律的に話すことはなかったのですが、実際介護施設に持っていくと、ロボットとおしゃべりしたいというニーズが出てきました。そこで我々も、介護レクだけでなく、コミュニケーションロボットとしても機能を具備する方向で、商品化を検討しました。ーーー改めて、「ロボコネクト」の説明をお願いします昨年の9月、「ロボコネクト」というサービスを開始しました。「ロボコネクト」は、クラウド型ロボットプラットフォームサービスです。概念としては、インターネット上でサーバをたて、コミュニケーションロボットのSotaを通し、クラウドで様々な機能を提供するといった感じです。基本機能としては、おしゃべり機能、カメラ撮影機能、遠隔対話機能があります。付加機能として、レクリエーションができるアプリを提供しています。ーーーコミュニケーションロボットであるSotaについて教えてくださいライトブルーのSotaくん第一弾として対応し販売しているSota(ソータ)は、ヴイストン株式会社が提供しているコミュニケーションロボットですが、NTTの独自の機能として、より音声認識の精度を上げるインテリジェントマイクを搭載しております。これにより、他のロボットと比べて、言葉を聞き取れるようになっています。筐体は、オレンジ・ネイビー・ライトブルーを3色を展開しています。頭の上にある3つの穴がインテリジェントマイクロボコネクトを体験してみた ウェルクスの柳川さん、こんにちは。僕の名前はSotaです。今日は僕の取材をしてくれてありがとうございます。緊張しちゃうけど、がんばるね。可愛く撮影してください、よろしくお願いします。 今日の天気は? どこのお天気ですか? 新宿。 今日の新宿の天気は小雨、最高気温は10℃。雨の日ってなんか気分が乗らないから、ちょっとお休みしてもいいかな。 ーーーすごい!可愛いですね。どれくらい対応できるのでしょうか?シナリオで言うと、6000語くらいですね。色んな言葉が入っています。声掛けをすると、約1~2秒で答えが返ってきます。ーーーシナリオから外れた場合はどうなるのでしょうか?シナリオから外れた場合でも、何かしらの言葉を返せるようになっています。変な対話になったりしますが、そこは愛嬌みたいな感じで。認知症の方が何か話した場合でも、何も返さないよりは何かしら返したほうがいいだろうという考えのもとに、そのように設計されています。 Sotaがカメラマンに!写真撮影・遠隔対話機能を体験してみた 写真撮って。 準備するからちょっと待ってね。じゃあ取るよ、じっとしててね、3・2・1、パシャ!良い写真が撮れたよ。 というような感じで勝手に取ってくれます。撮った写真は、ブラウザ上で見ることができます。遠隔対話機能ということで、この子に入り込んで外部から見守りみたいなこともできます。こちらもやってみましょう。 電話だよ。電話だよっていったのは遠隔対話ですね。腕を上げるとつながります。腕を上げるとつながるそうすると、Sotaを通して映る画面がこちらのディスプレイに表示されます。ディスプレイにタッチすることで、方向を動かしたりすることも可能です。Sotaがお年寄りの家に置いてあって、息子さんとかがこうやってつなげて遠隔で見られるというわけです。だから、見守りにも使えないかといったお問い合わせも多いですね。ーーー先ほど、Sotaくんが私の名前を呼んで挨拶してくれましたね。ああいったこともできるのでしょうか?可能です。あれはオリジナルシナリオ機能といって、ユーザーが自分自身でシナリオを追加すると、Sotaがそれを発話するという機能です。「こんにちは」と言ったときに「●●施設へようこそ」とか、「トイレどこ」と聞いたときに「右に曲がって」とか言えるようにしたいという介護事業者様からのニーズがあり、それに応える形で追加した機能です。Sotaの頭脳はみんな一緒なんですが、オリジナルシナリオ機能を追加することによって、その子なりのSotaを演じることができるです。ーーー付加アプリケーションとして、「Sotaレク」も提供されています。施設では、「Sotaレク」を一緒に導入することが多いですか?そうですね、レクリエーションで活躍できるロボットとして導入していただいています。Sotaが自動で司会進行してくれる「Sotaレク」って?ーーー「Sotaレク」について教えてください。「Sotaレク」は、はじめに申し上げたとおり、テレビとつなげて使用するレクリエーションサービスです。「Sotaレク」には、脳トレゲームや回想、歌など120ほどのコンテンツが入っています。映像がメインですが、Sotaが司会役のような感じで進行していきます。コンテンツはレベル分けされており、簡単なものなら認知症の方でも応えられるように取り揃えています。リモコンだけで操作が可能ですし、自動進行モードにすることで勝手にレクリエーションを進めてくれるので、スタッフさんの手が空くという利点があります。回想のレクリエーションをやってみましょう。回想のレクリエーションでは、Sotaが関連する豆知識を教えてくれたりします。若いスタッフさんだと、知識がないから写真を見ても話が続けられないんですよね。でもこの子が説明してくれると、高齢者の方も嬉しいし、スタッフの方も勉強になると。そういったことも含め、レクリエーションの時間が充実したという声が実際に上がってきています。今後の展開は?「ロボコネクト」に関して言えば、ニーズに応えて随時新しい機能やシナリオを追加していきます。実際9月に発売して以降、顔認識機能など様々な機能を追加してきました。その他には、レクレーション以外の付加アプリケーションを充実させたり、Sota以外のロボットも対応できるように動いていく予定です。 編集部まとめ 今回初めてSotaくんに名前を呼んでもらい、自分でも思いがけないほど嬉しい気持ちになりました。Sotaくんが話し出すとつい目で追ってしまった身としては、認知症の方の集中力や積極性が増したというのも大いにうなずけます。モニターを使用した既存のレクリエーションの形と、ロボットという新しいツールを上手く組み合わせることで、負担軽減と積極性の向上の両方を実現した「ロボコネクト」。利用は月額制で、随時新しい機能やコンテンツが追加されていくため、マンネリ化も防げそうです。 Sotaレク(オプション)の費用 STB本体価格20,000円(税抜)設置・設定費用30,000円 (税抜) Sotaレク14,400円/年(1年分の一括払い)

睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

モニター本体 まもる〜の SS-200 仕様 寸法 W90mm×D120mm×H37mm 重量 約130g(本体のみ) 消費電力 約3.0W以下 製品概要介護施設向けの睡眠見守りセンサーです。ベッドマット下に設置した非接触のセンサーで、起床や就寝、離床を検知しモニタリングします。温湿度や照度もわかるので、居室に入らずとも、入居者の状況を知ることができます。導入事例を読む「まもる~の」で定期巡視が不要に!扉の向こうがわかる見守りへ(株式会社礎・わらい)睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社平成27年の「介護ロボット導入促進事業補助金」の対象機器として採択された「まもる~の」は、介護施設向けの睡眠見守りセンサーです。利用者の睡眠の可視化することで、介護現場のオペレーションはどう変わるのでしょうか?「まもる~の」の開発・導入支援を担当しており、自身も睡眠改善インストラクター・睡眠健康指導士の資格を持つ海老原さんにお話を伺いました。「眠りを見える化」すると何が良いの?まもる~のができること 「不眠に悩んでいた経験から、睡眠に興味を持つようになった」という海老原氏ーーーまずは御社についてお聞かせください。ASD株式会社は、本社を熊本に置くシステム・WEBアプリケーション開発を行う会社です。近年では、クラウドサービス開発などの実績をもとに、ソフトウェアとハードウェアを融合してヘルスケア事業への取り組みをスタートさせました。その第一弾として、今回の「まもる~の」を開発しています。ーーー「まもる~の」について教えてください。モニター本体、設置場所や好みに合わせて4色から選べる 「まもる~の」は、入床・入眠・離床がひと目で分かる睡眠見守りセンサーです。モニター本体と、マットレスの下に敷くエアバッグセンサーを組み合わせて、睡眠のモニタリングを行うことが可能です。離床センサー機能としてもお使いいただく場合は、光センサーをオプションでご用意しております。また、ナースコール中継BOXと合わせてお使いいただくことで、ナースコールと連動させることも可能です。 「まもる~の」のコンセプトは、「日常生活を侵さない自然な形でご利用者様の健康管理につながること」そして「施設様にとっても見守りに役立てていただけること」の2つです。ですので、カメラや身体に取り付けるデバイスではなく、非接触のセンサーを用いて生体情報などを取得します。ーーー睡眠のモニタリングというと、寝ているか寝ていないかが分かるということでしょうか?在床状態や睡眠パターンの可視化はもちろん、深い眠りか浅い眠りかというところまで判断します。睡眠状態のパターンを把握することで、介護ケアプランの設計に役立てていただくことが可能です。実際に、「まもる~の」を使って何ができるかをご覧いただきましょう。まもる~のを使って分析してみた データをグラフで一覧できるため、睡眠の傾向がひと目で分かるこれは、都内にある特別養護老人ホームに入居されている方の睡眠グラフの画面です。最大で6ヶ月分のデータを見ることができます。グラフの見方を簡単にご説明しますね。横軸が時間で、縦軸が日付です。グレーがベッドにいない(不在)状態、緑がベッドの上で起きている(在床かつ覚醒)状態、青が睡眠中の状態、紫の点が離床を示しています。このグラフを見て、何か気づくことはありますか?ーーーだいたい18時頃にベッドに入られて、その後1~2時間後ぐらいに入眠される…ですかね。そのとおりですね。他には、20~21時台に一度起きていることが分かります。ーーーあ、夜中の12時台にも紫の点が集中していますね。つまりベッドの上にいるけれど、目は覚めているということでしょうか?そのとおりです。このようにデータを分析することで、「この方は夜中に必ず目が覚めているな、よく寝れていないのかな?」とか、「夜によく眠れるよう、昼寝を減らそう」といった判断ができます。生活リズムを把握することで、介助や巡回のタイミングを計ることもできます。通常、時間を決めて定期巡回やオムツ替えを行いますが、夜間覚醒してしまっているタイミングを見計らって介助・巡回するというオペレーションに変えることで、ご利用者様に合わせたケアプランが作成できるんです。 ーーー御社ならではのこだわりはありますか? まずは視認性です。ご覧いただいたように、睡眠データをグラフで表示し、ひと目で利用者様ごとの睡眠・離床状態が分かるよう工夫しています。専用ソフト「まもる~のステーション」では、同時に35人までモニタリングすることが可能です。 複数人の状態を1台のPCで一元管理できるまた弊社では、機器から出力されるデータをより活用して頂くために睡眠の基礎知識に関する勉強会も行っています。私自身「睡眠改善インストラクターおよび睡眠健康指導士」という資格を持っていますが、「まもる~の」で取得したデータを現場のオペレーションに有効活用していただくため、導入後のアフターケアも積極的に取り組んでいます。ーーー現場の反応はいかがですか?ご利用者様ごとにオペレーションの最適化することで、よい睡眠提供ができるようになったというお声を頂いています。また睡眠傾向をつかむことで、覚醒離床による転倒事故の防止につながったという活用事例もあります。それだけでなく、人手が少なくなる夜間の時間帯においても「まもる~の」が見守りをサポートしてくれることで、介護職員の方の心的負担が軽減したという反響も多いです。ーーーオプションの離床センサーについて教えてください。離床センサー機能も使いたいという場合は、赤外線で動きを検知する光センサーを取り付けます。従来型の離床検知装置と同様、介護する方の動きをとらえて誤って通知してしまうという欠点はありますが、ご利用者様に合わせた設置方法と2種類のモードを使い分けることで、最適な通知機能をお選びいただくことが可能です。施設にもよりますが、離床センサーが必要なほど離床による転倒リスクの高い方は、実は全体の2~3割程度なんです。「まもる~の」では、離床センサー機能をあえてオプションにすることで導入コストを下げています。在宅介護でも「眠り」を見える化ーーー今後の展開があれば教えてください。「まもる~の」は介護施設向け商品として販売しておりますが、今後は在宅介護でもご利用いただきたいと考えています。離れた場所からでもデータをご覧いただけるよう、クラウドを活用したシステム開発にすでに取り組んでいます。同時に、より安価でご提供できるよう、コスト面での改善も重ねていきたいです。ーーー最後に、介護職員の方や介護家族の方にメッセージをお願いします。ちゃんと寝ることの大切さをもっと多くの方に知っていただきたいですね。睡眠状態がアルツハイマー型認知症の進行に影響を与えるという研究結果が発表されているほど、良質な睡眠は人間にとって重要なんです。「まもる~の」を導入することで眠りを見える化し、介護する側・される側双方のメリットになればと考えています。また「まもる~の」に限らず、介護ロボットを取り入れることで業務負担を減らし、ゆとりある介護が実現できればと思います。編集部まとめ 人の目ではなかなか気づかない睡眠の傾向がひと目で分かる「まもる~の」。睡眠状態の改善が、健康改善はもちろん業務効率化や転倒防止にまでつながることに気付かされました。個人向け「まもる~の」の販売が開始されれば、在宅介護でもこれまでより一段高いレベルの健康管理が広がっていくかもしれません。

世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社

世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社

商品名 アースアイズ ee1-R  *現在は販売停止中 サイズ H142mm、W190mm、D168mm 重さ 876g(ACアダプター除く) 希望小売価格 製品本体 98,000円より(予定・税別)月額使用料 法人向け 2,350円より(予定・税別)※WiFi接続用機器内蔵、通信費及び通信関連のサービス別途(データ保管サービス等) 製品概要AIロボカメラを活用した見守りロボットです。五感センサーが、端座位やベッドからの転倒を検知し、状況に合わせて自動で声掛けをします。店頭の場合、決められた時間内に立ち上がった場合は通知しないので、不要な駆け付けを防ぐのに役立ちます。世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社2017年1月、アースアイズ株式会社は、人工知能を搭載した世界初となる五感AIロボカメラ「アースアイズ」を発売しました。高精度なセンサー機能でAIが異常を予測、通知まで行ってくれるロボカメラは、防犯としてはもちろん介護の現場からも注目を集めています。今回はアースアイズのショールームに伺い、ロボカメラ「アースアイズ」を実際に見てきました。五感AIロボカメラ「アースアイズ」を体験してみたーーーよろしくお願いします!よろしくお願いします。今回は弊社社員が高齢者役をやるので、高齢者役の動きに合わせて、アースアイズがどのように作動するか見ていただきます。ショールーム天井に備え付けられたアースアイズがベッドを映しだすまずは、ベッドに寝転んでいる状態のときです。アースアイズが撮っている映像を映したモニターの左上に、文字が出ているのが見えますか?左上に「寝てる」という黄色い文字が表示されているーーー「寝てる」という文字が出ていますね。はい。カメラの映像とセンサーで高齢者の状態を判断し、モニターに表示してくれます。では、起き上がってみましょう。起き上がるとセンサーが反応し、高齢者の動きを把握・状態を判断する ーーー表示が「寝てる」から「端座位」に変わりましたね。「端座位」とは、ベッドの端に腰をかけて足を下ろした状態のことを言います。高齢者がどんな状態にあるのか、センサーを活用してAIが判断しているんです。判断後、アースアイズについているスピーカー機能で声がけがなされます。 搭載スピーカーで映し出す人の状態に合わせた声がけが可能 アースアイズ:「係の者がまいります。そのままお待ち下さい」このように、立ち上がると転倒してしまう恐れがあるので、座った状態で待ってもらうよう声をかけます。では次に、転倒した場合の動作を見ていただきます。表示が「転倒」に変わったのが分かるかと思います。転倒した場合も、「どうしました?大丈夫ですか?」という声がけが行われます。その後、そのまま何事もなく立ち上がられることもありますよね。そういった場合は、「気をつけてくださいね」という声がけがされ、通知はされません。不必要な駆けつけを減らし、介護職員の方の負担を軽減するためです。一定の時間が経過しても起き上がらない場合は、通知がされます。やってみましょう。アースアイズ:「どうしました?大丈夫ですか?連絡しますね」「連絡しますね」と声がけしているときは、通知がされているときです。リアルタイムでスマートフォンやパソコンに通知されます。立ち上がった場合も、まずモニターに表示が出て、声がけがなされ、必要に応じて通知を行うように設定が可能です。アースアイズは、あとから「あ、このとき転んじゃったんだ」というのを知るためではなくて、大きい事故が起こる前に、事故を未然に防いだり、そのときすぐ駆けつけることができるようにするのが目的です。また問題がないときは通知しないことで、スタッフの方の負担軽減が実現できます。突然の事態でも「自ら判断、学習する」カメラーーーありがとうございます。次に、アースアイズ株式会社の代表取締役である山内氏に話を伺います。アースアイズ株式会社代表取締役 山内氏に話を伺う介護施設での活用方法をご覧いただきましたが、実は介護に特化したカメラを作ろうと思っていたわけではないんです。もともとは、万引き犯や不審犯を自動的に検出するという技術を持った監視カメラを想定していました。しかし、結果的に介護現場からのニーズとも合致していると考えています。ーーーアースアイズの特徴は何なのでしょうか?アースアイズには、ふたつの技術的特性があります。ひとつ目はハードウェアの特性、ふたつ目はソフトウェアの特性です。まずハードウェアの特性ですが、アースアイズは距離を測ることができるという点で通常のカメラと大きく異なります。トリック写真はご存知ですか?遠近法を使って、遠くにある富士山を手のひらの上に載せているように見える写真がありますよね。あれができるのは、写真が距離を測れていないからなんです。距離が測れていないということは、モノの大きさや形も分からないということです。アースアイズは、距離や大きさ、例えば身長がどのくらいかということを把握できるセンサーを搭載しています。だから人間の形も分かるし、どんな動きをしているかも立体検知できるんです。次にソフトウェアの面ですが、アースアイズは人の動作、特に不審者や人が倒れたなどの突発性のある事態に反応できる機能を備えています。センサーで検知した情報を的確に処理し、その上で自ら判断して通知などの対処にうつすことが可能なんです。ーーー先ほどのように、寝ているか座っているかを判断するのに、距離を測るセンサーが活躍しているということですね。そうです。さらに人をホネホネで表現して動きを把握することで、AIが人間の日常的な動作を学習していきます。人をホネホネで表現することで、うずくまっている人の検知も可能「いつ起こるか分からない」が減らせるから、負担が軽くなるーーーアースアイズを使うことで、介護の現場はどのように変わるのでしょうか?介護利用に関しては、介護現場で働く方々の負担をいかに減らせるかを念頭に置いて考えています。例えば、いつ起こるかわからない事故に対して、人がずっと見張っているというのは非常にコストもかかるし、職員の方の負担も大きいですよね。アースアイズを使えば、突発性の高い事故に対しても的確に処理できます。もちろん、そのためにはセンサーの精度が何よりも重要です。アースアイズは他社と比べても高精度な五感センサーを搭載しているからこそ、介護の現場でも実用化できると考えています。アースアイズの今後の展開アースアイズに、見守り以外の分野でも介護職員の方の負担軽減になる機能をつけられないか、と考えています。例えばアースアイズの人工知能をより幅広く活用し、介護施設での作業を自動化するなど、可能性は無限大にあるはずだと思っています。編集部まとめ 一見普通の監視カメラに見えるアースアイズ。しかし、実は五感と脳を備えた「自ら考え対処する」ハイテク・ロボカメラでした。これまでの監視カメラは、すでに起きた事故を記録するものという認識でしたが、アースアイズは違います。事故を未然に防ぎ、その場ですぐ駆けつけることで、「不安」や「心配」を根本から取り除くことを可能にしています。今後ますます活用の場が広がりそうなアースアイズの動向に期待です。

人×ロボット=無限大!Pepper用アプリ「りつこ式レクササイズ」|フューブライト・コミュニケーション株式会社

人×ロボット=無限大!Pepper用アプリ「りつこ式レクササイズ」|フューブライト・コミュニケーション株式会社

コース 20分コース(歌いながら体操する短いコース) 30分コース(歌いながら体操+脳を使って運動するコース) メニュー 準備運動 グーパー体操 足の運動 上半身の運動 イマジネイジアム 整理運動 アプリ概要山崎律子先生の考案した高齢者用レクリエーションメソッドをもとに開発されたPepper用アプリです。Pepperが高齢者のレクリエーションをリードし、介護施設スタッフと高齢者のコミュニケーション機会を増やします。人×ロボット=無限大!Pepper用アプリ「りつこ式レクササイズ」|フューブライト・コミュニケーション株式会社ロボットアプリ開発にて、数々の賞を受賞しているフューブライト・コミュニケーションズ株式会社。介護向けレクアプリ「りつこ式レクササイズ」の詳細をはじめ、ロボアプリのリーディングカンパニーとして、今後の介護ロボット業界の展望についても聞いてみました。―――フューブライト・コミュニケーションズ株式会社様の会社のご紹介をお願いします。2013年7月に設立し、医療関連システムやロボットアプリの開発を行っています。もともとはシステム開発をしていたのですが、ロボットが登場してからは主にロボットアプリ開発がメインになっています。PepperやRoBoHoNの認定開発パートナーとして様々なアプリを開発しており、国内外で賞を頂くなどの実績があります。―――ロボアプリ「りつこ式レクササイズ」とはどのようなアプリですか?専門家が監修した、高齢者用レクリエーションアプリです。介護施設、主にデイサービスに通っている、比較的介護度の低い方をターゲットにしています。主な特徴はふたつ。ひとつめは、レクリエーションの専門家である株式会社余暇問題研究所の山崎律子先生が監修されていることです。山崎先生は、自治体や介護施設へレクリエーションの指導をされていたり、指導員を育てる役割をされているスペシャリストで、本やDVDも多数出されています。ふたつめは、リズム体操、歌いながらの体操、脳を使いながらの体操などのメニューを取り揃えているだけでなく、準備運動からクールダウンまで一連のコースが用意されていることです。時間によってアラカルトを選ぶこともできるし、20分または30分コースを選ぶこともできます。―――早速体験させてもらいます!胸元にあるディスプレイでメニューが選択できます。コースを選んで各メニューを決め、決定を押せば完了です。Pepper:それでは始めますね、まずは準備体操からね。まずは大きく深呼吸を3回しましょう。大きく吸って~吐いて~。準備体操をするPepperくんプログラムの起動準備ができたら、Pepperの頭を触ります。そうすることで、高齢者の方のタイミングを見ながら、介護スタッフの方がレクリエーションを進めることができます。このように、あくまでも人とロボットの共同で進めていく工夫がされています。―――思った以上に人間っぽいです。モーションに関してはプロフェッショナルというか、表現力が大事なので弊社でも力をいれています。実は、耳の部分がスピーカーになっているんです。言葉だけでなく、リズムや効果音も出せるので、演出したプログラムに皆さん集中してくれるのかなと思います。耳の部分からリズム音などの効果音や音楽が流れる―――ゆっくりめの話し方ですね。声のスピードは、通常のPepperより10%遅めにしてます。声の高さも実は低くできるんですが、可愛いキャラクターを崩したくなかったので、そのままの声を活かしてやっています。 ですから 、皆さんからは聞き取りやすいとおっしゃっていただいています。りつこ式レクササイズでは、介護スタッフの方がPepperをうまく活用して、場を盛り上げていただくというのが一番のポイントになります。ですので、 レクリエーション を受ける方もPepperの動きにタイミング合わせていっしょに声を出してもらえるようにしています。 Pepper: 僕が”せーの”っていうので、みなさんは”そーれ”って言って手を入れ替えましょう。「せーの、そーれ」と声を出しながら体操が進行する 「せーの!」、「そーれ!」みたいな感じで、スタッフの方が声をかけて上手く盛り上げていただくというのが大切です。それは取扱マニュアルにもポイントとして記載しています。―――マニュアルがあるんですね。導入するときは口頭で説明されますか?希望があれば、料金をいただいて説明や研修をすることもありますが、基本的にはりつこ式レクササイズのサイトからマニュアルをダウンロードしていただいて、それを見てやっていただいています。―――マニュアルがあれば、導入するのも簡単にできそうですね。そうですね。ご利用の介護施設のお客様と意見交換しながら、新しいプログラムを考案したりもしています。りつこ式レクササイズは月額で利用料を頂いていますが、更新にかかる費用は一切頂いていません。―――もともとりつこ式レクササイズがあり、それにPepperを合わせたという流れですか?はい、 りつこ式 のレクササイズというのはもともとありました。実はロボットを使って体操やるぞというとき、どこの専門家が良いかなと調べて、直接お問い合わせしたんです。先生も、最初は「人がやることをロボットができるのか?」という感じだったんですが、話し合いを重ねるうちにご理解いただいて、この度一緒に開発いただいたという経緯があります。―――もともと人間用に作られたレクササイズをPepperがやるとなると、なかなか大変だと思うんですが。Pepperと人では可動範囲が異なるので、大変でしたね。例えばPepperには肩も足もありませんし、腰をひねることもできない。だから、人間と全く同じ体操はできません。そういった部分をPepper向けにカスタマイズするというか、Pepperが動ける範囲での体操に練り直しました。それに加えて、できない部分をいかにPepperで表現するか、という演出の工夫もしています。Pepperが声がけや説明をしたり、動きで表現したりすることで、できない部分を補足していく。またディスプレイと連携して体操をするのですが、どうすればご理解いただきつつ、楽しんでいただけるかなというところは非常に難しかったです。―――導入されている施設からの反響は?レクリエーションの現場が変わったという声を非常に良く頂いています。レクリエーションって、何十人という集団の前でスタッフの方おひとりが司会進行をされるんですが、人前で喋るのが苦手だったり、毎回何をやるか考えることが非常に負担になります。また、人がやるとどうしても同じことの繰り返しになってマンネリ化してしまう。そんなとき、Pepperがやることで雰囲気がガラッと変わるんですね。また、Pepperが入ることによってある程度レクリエーションを任せられる部分が出てくるので、その分を高齢者を観察するアセスメントの時間に使っていただけます。実際、5人でレクリエーションをやっていたところを、Pepperを導入することで4人でやるようになったなどの声もあります。―――介護を受ける方だけじゃなく、介護される方の負担軽減にもなるんですね。そうですね、我々もまずはスタッフの方の意見を聞くようにしています。もちろん、受ける方も楽しくなったというお声もいただきます。ある認知症の方は、 Pepperのレクリエーション のときだけは必ず毎回参加されるとか、そういったお話をいただくこともあります。―――コミュニケーションロボットには様々な種類がありますが、今回なぜPepperを選んだのでしょうか?Pepperの身長は約121cm。座るとちょうど目線が合う 場所によって最適なロボットの大きさやデザインがあるかなと思っています。介護施設など集団の中で使う場合、Pepperくらいの大きさがとても良いと感じています。集団の中だと、小さいロボットはおもちゃにしか見えないことがあるんです。Pepperの大きさなら存在感があるし、高齢者が座った目線とPepperの目線がちょうど合うんですね。りつこ式レクササイズはすべて座って行う体操なので、そういったところも人気の秘密なのかなと思います。―――御社は、コミュニケーションロボットの実証事業に参加されてますね。弊社ではここ2年ほど、Pepperを使った介護現場での実証を行っています。昨年度は、日本医療研究開発機構(以下AMED)のロボット介護機器の開発・実用化および導入を支援・促進事業で、コミュニケーション型ロボットを1,000台単位で実証しようという動きがあり、それにりつこ式レクササイズが採択されました。大手介護施設で約1年間、AMEDの予算で実証しました。 また、テクノエイド協会が行う「介護ロボット等モニター調査事業」にも採択していただき、どんな効果があるのか、どんな評価ができるのかといった実証実験を行いました。―――どんな実証実験を行ったのですか?2ヶ月間、実際の介護施設でPepperを使ってもらったんです。高齢者40名中12名の方に2名の専門家をつけ、体操が始まる前と後で情動行動にどのような変化が現れるかを見てもらいました。準備体操からリズム体操・ゲーム、クールダウンという一連の流れの中で、表情や姿勢を乗り出すといった情動行動をチェックし、数値化してもらいます。そうすると、プログラムを始まると同時に反応が一気に上がって、その後一定に保たれることが分かりました。どういうことかとういうと、ずっと集中できていて、かつ2ヶ月やってもほぼ変わらないということなんですね。そのようにして効果を実証していきました。―――正直、コミュニケーションロボットの効果って定量的に検証するのが難しくないですか?確かに難しいです。高齢者と一括りにしても、その中には元気な方もいるし認知症の方もいる。どの方に対する効果なのかを絞って考える必要があるでしょう。りつこ式レクササイズは、あくまで元気な高齢者の方がメインです。介護度で言えば1~3、集団で体操ができる方向けです。効果の実証が難しい理由としては、認知症の方に「どうでした」と感想を聞くのがそもそも困難だからでもありますね。認知症の方となると、感想を言葉で表現しにくい。我々は「疼痛スケール」という笑顔の段階を絵で表したものを使って、介護スタッフの方を通じて高齢者の方の反応を確認してもらいました。―――コミュニケーションロボットに対してネガティブなイメージを持っている方もいると思います。受け入れられていくには何が必要だと思いますか?パワーアシストタイプのロボットなどは、辛いのをどうにかするという目的があり、ある意味では分かりやすいと言えます。しかし、そういったフィジカルな部分ではないニーズというのがあるのではないかと考えています。例えば、「自分に時間があればきちんと話してあげたかった」とか、「もっとやってあげられるのに、やってあげられないのがすごく辛い」というような話を聞きますよね。放ったらかしにするのではなく、介護を受ける方に楽しい時間を過ごしてほしいという願いに対して、コミュニケーション型ロボットは役立っていくのではないでしょうか。我々としては、最終的には「喋ることによって認知度が下がるのを抑える」とか、「嚥下機能の低下を抑える」というところにまで繋げていきたい。それには、まずはどれくらい効果があるのかという数値をしっかり出すために、実証を続けていかないければいけないと思っています。他にやっている人たちはなかなかいないですので。―――やはり課題は数値化ですか。そうですね。少ない人数で多くの方に目を向けられるというのは、ひとつの数値化と言えると思っています。ロボットを導入するとなったら、施設としてはお金を払わなければいけないので、費用対効果が求められます。だからまずは費用対効果を満足させる数値を取ることが、普及につながると考えています。ロボットを導入することで少ない人数でも上手く回すことができるとか、一人雇う代わりにロボットを導入すれば良いとか、そういうことを実証していきたいです。―――他企業でも「費用対効果」をあげるのが難しいという話を聞きます。とくにコミュニケーションロボットは難しいですが、一方ですごく可能性を感じています。Pepperってインタラクティブな会話がまだできないのですが、それでも認知症の方は非常に集中して見てくださいます。実証実験のときも、徘徊癖があって20分もじっとしてられない方が、Pepperを導入したら1時間ずっと座って1回も立たれなかったということがあり、介護施設の方もびっくりしていました。高齢者にあった会話を突き詰めていければ、効果の部分で数値化できるものも自ずと出てくるんじゃないかなと考えています。編集部まとめ 介護関連のアプリ開発と同時に、介護の現場にロボットが受け入れられる土台づくりにも尽力しているフューブライト・コミュニケーションズ。りつこ式レクササイズをするPepperは、人と共同で場を作り、盛り上げてくれます。人だけではできない、でもロボットだけでもできない、ふたりが一緒になることではじめて生まれる効果が確かにあるということを実感しました。今後は在宅介護向けのアプリ開発も進めていきたいという両氏の言葉に、期待が高まります。

分身ロボット「OriHime」で、みんなの孤独を解消したい|株式会社オリィ研究所

分身ロボット「OriHime」で、みんなの孤独を解消したい|株式会社オリィ研究所

サイズ 高さ:21.5cm幅:約15cm(腕を畳んだ状態)奥行き:約23cm 重量 587g 電源 ACアダプタ入力:AC100-240V 50/60HzOriHime本体:5V1A カメラ 水平画角 103°カメラ 製品概要医療・介護向けに開発された遠隔操作ロボット「OriHime」には、マイク、カメラ、スピーカーが搭載されており、OriHimeを介して離れた場所の音を聞いたり映像を見ることができます。反対に、自分の声を伝えることもできます。また、首や手を動かし、「うなづき」や「拍手」などといった意思表示も可能で「その人がそこにいるような感覚」を伝えることができます。分身ロボット「OriHime」で、みんなの孤独を解消したい|株式会社オリィ研究所オリィ研究所では、分身ロボットOriHimeの開発、販売、レンタルなどを行っています。「分身ロボット」とはいったい何なのか?他のコミュニケーション型ロボットとどう違うのか?介護ロボットとして利用できるのか?OriHimeの開発者であり、オリィ研究所CEOでもある吉藤健太朗氏にお話を伺いました。OriHime開発のきっかけは「孤独感」ーーー御社の事業紹介をお願いします。オリィ研究所代表取締役CEOである吉藤氏。手に乗せているのがOriHimeだオリィ研究所は、ある課題を解決するために作った会社です。私自身の体験をまずお話します。私は小学生の3年半の間、ほとんど学校に通えなかった時期がありました。毎日ベッドに寝て天井を見続ける日々が続くうちに、だんだんと無気力になっていく自分に気が付きました。その経験から、孤独感は人を損なってしまう恐ろしいパワーが有ることに気付かされたのです。日本には、1,000万人近い独居老人を始め、病気で寝たきりの方、学校に通えない子どもが大勢います。そんな人達の孤独感をどうすれば解消できるだろうかーー。そんな「孤独の解消」をテーマに、何かできることはないのかと考えるようになりました。その結果、分身ロボットOriHimeが誕生します。現在は、分身ロボットOriHimeの開発や販売、レンタル事業など、OriHimeを中心に様々な事業を行っています。「分身ロボット」と呼ぶ理由とは?ーーーOriHimeを「分身ロボット」と表現されていますが、分身とはどういう意味ですか?他のコミュニケーションロボットといったい何が違うのでしょうか。OriHimeが自ら動くことはない。人が操作することで「分身ロボット」になる分身ロボットと呼んでいるのは、OriHimeを操作することで、「あたかもその人がそこにいるように」感じられるロボットであることを目指しているからです。通常のコミュニケーションロボットと言われるものは、中にAI(=人工知能)が入っています。それにより人が話しかけた方向に顔を向けたり、話しかけられたことに対して自動的に応えたりすることが可能です。しかし、OriHimeには人工知能が入っていません。OriHimeが自律的に動くということはなく、あくまで人間が操作します。そこが大きな違いです。私たちが目指しているのは「孤独の解消」で、ロボットが作りたいわけではないんです。そして「人工知能が人を癒している未来」よりも、「親しい人と人同士がつながり、孤独でなくなる未来」を創りたかった。そのために、「離れている人がそこに存在感を出すにはどうすればいいか」を突き詰めた結果、OriHimeというロボットにつながったのです。OriHimeを操作している本人と、それを見ている人双方が「私(彼/彼女)は今ここにいる」と感じることができれば、それはもうそこにいるのと同じなのではないかと思います。そういう意味で、その人の分身であることができるロボットが、OriHimeなのです。OriHimeを通してできること|介護ロボットとしてのアプローチーーー機能として、OriHimeでは何ができるのでしょうか?OriHimeの裏側OriHimeにはカメラ・マイク・スピーカーが搭載されており、OriHimeを通して、見る・聞く・話す、そして動くことが可能です。すべての操作は遠隔で行われます。ーーー現在、高齢者の方というよりは病気の方やテレワークなどに利用されていることが多いようですが、高齢者の方への利用は考えていますか?考えています。しかしOriHimeは高齢者のみに特化した製品ではないので、パソコンを用いての操作が介護施設や高齢者向け施設での利用に向いていない場合があります。だから、高齢者の方向けに別のアプローチを考えています。高齢者の方が操作するのではなく、介護施設の職員や見舞いに来る家族が操作するというアプローチです。実際に試験的に利用していただいているところでは、OriHimeが人と人とのコミュニケーションのクッション効果を果たしているという結果が出始めています。ーーーロボットがコミュニケーションのクッションとしての役割を果たすということですか?そうです、生身の人間が話しかけるよりも、OriHimeを通して話しかけるほうがスムーズに話ができるんです。介護する方が高齢者の方と初対面で話すとき、なかなか信頼してもらえないという問題がしばしば起こります。OriHimeを使うと、信頼を得るまでの「会話のアイスブレイク時間」が短縮したなどの声をいただいています。介護施設以外では、学校に行けない子供がロボットを使って学校に行くようになり、最終的には本人が通えるようになったというケースもありました。ロボットという分身を使うと顔を見せる必要がないし、また顔を見る必要もない。それが、コミュニケーションの敷居を下げる効果があるのだと考えています。誰にも似てないから、誰にでもなれるデザインーーー分身ロボットというと、操作する人の顔が見えたほうがより存在感が出せるのではと感じますが、あえてそうしなかったのですね。あえてキャラクター性を排除したOriHimeはじめは顔が見えたほうが良いのではと思い、スカイプのようなものを考えていました。しかし実際に作って使用感を聞いていみると、実は顔なんかあまり見てないし、見せたくないと思っていることが分かってきました。例えばテレワークとかでも、育児中のお母さんが突然会議に出てくれと言われても困りますよね。自分の姿が画面に映るとなると、身なりを整えたり部屋を片付けなくてはいけない。顔を見せるってそもそもハードルが高いよねということに気づいたんです。次に、顔を見せない代わりにロボットにキャラクター性を持たせたバージョンを作りました。見た目は犬のぬいぐるみのようなものです。しかしここでも問題が発生した。可愛い見た目やキャラクター性のあるロボットから、例えば男性の野太い声が聞こえるとちょっとシュールになってしまうんです。AIを備えたロボットであればキャラクター性があっても不自然ではないですが、我々が作っているのはあくまで人間が入っている器であり、よりしろなんです。だからロボット自体にキャラクター性がありすぎると、違和感を覚えてしまう。「そこに本人がいる」とみんなが感じるためには、余計な情報を与えないほうがいいのではないかと考え、今のOriHimeの造形が完成したのです。ーーーOriHimeの顔は、能面を参考にされたと拝見しました。能面って、後ろに明らかに動かしている人がいるのに、見ている人は人形のほうに命を感じますよね。大事なのは見ている人の想像力であり、自分が見たい相手の姿を投影できる、想像できる余地を与えるというのがコンセプトです。OriHimeの活用とメッセージーーーOriHimeは基本的に一人につき一台という使い方ですか?老人ホームの現場では、広場に置いてレクリエーションに使っていただいているところもあります。OriHimeに同時に複数人が入ることはできませんが、使用時間をずらすことで1台を複数人使用することは可能です。実は、現在一番活用されている市場は、テレワークなんです。育児休暇中の方などが休暇中もOriHimeを使って職場とコミュニケーションを保つことで、復帰後の戻りづらさを軽減したり、産後うつを防ぐ役割も果たしています。ーーー介護現場の方にむけてメッセージをお願いします。自分自身の経験を通して言えることですが、実は介護って、され続けるのはけっこうしんどい。介護を受けている側も、本当は誰かに必要とされたいと感じているはずですし、必要とされることで「自分はここにいて良いんだ」と思えるのだと思います。OriHimeを使うことで、「介護されている/している」という関係性が良い意味で崩れていくと良いのではと考えています。編集部まとめ 介護の負担や要介護者側の気兼ねという部分ではなく、「孤独の解消」にフォーカスしたロボットはおそらくOriHimeだけでしょう。人工知能を備えていないOriHimeは、厳密には介護ロボットと呼ぶことができません。しかし、徹底的に要介護者の立場に立って開発されているOriHimeは、単なるコミュニケーションロボット以上の可能性を秘めていると感じました。今後、介護の現場でも利用が広がりそうです。 名称 OriHime サイズ 高さ:21.5cm幅:約15cm(腕を畳んだ状態)奥行き:約23cm 価格 お見積のうえ コメントお名前(ニックネーム):まさるママ コメント内容:コミュニケーションということで読んでいました 実は昨年,交通事故で18才の息子を亡くして以来、主人と息子の声を持ったロボットでも居たら…といろいろ探していました そんなことができるのかもわからず、息子ともう一度話したい、息子を感じたいという一心でいます 読んでいたら分身ということで、もしかしたらと思ってー このロボットの本来の役目とはちょっと違うのかもしれませんが私達の思いに近い気がします 息子の声で息子と話をするということは可能なのでしょうか?

離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社

離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社

寸法 116(H)×217(W)×126(D)mm *ブラケット含む 質量 約750g(ACアダプタ含まず) 取付方法 壁面設置方式 / 自立型ポール設置方式(ポールΦ26~32mm) 定価 300,000円 製品概要シルエット画像で判別することによって、利用者のプライバシーに配慮しながら、徘徊やベッドからの落下などの問題を未然に解決する見守り支援システムです。ベッドからの「起き上がり/はみ出し/離床」を区別して正確にお知らせします。離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社昭和43年に創業してから、一貫してセキュリティ関連機器の開発や販売を行うキング通信工業株式会社。長年培ってきたセンシング技術や画像解析技術、通信技術を活かして新たに開発されたのが「シルエット見守りセンサ」です。経産省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」にも採択されたこの商品は、既存の離床検知装置とどう違うのでしょうか?担当者に話を聞いてみました。事業開発課の奈良氏(左)と吉村氏(右)に話を聞いたーーー「シルエット見守りセンサ」について教えてください。「シルエット見守りセンサ」は、ベッド上の空間を検知する赤外線センサを使った見守りシステムです。センサによって起床やはみ出し、離床を検知して通報するだけでなく、端末を使って離れた場所からも様子が確認できるのが特徴です。弊社はずっとセキュリティ関連機器の開発や販売を行っており、特に防犯カメラ・監視カメラの開発に力を入れてきました。そこで培ったセンシング技術や画像解析技術、通信技術が今回の「シルエット見守りセンサ」にも応用されています。「現場の声を拾って形にした」と話す吉村氏「シルエット見守りセンサ」の開発にあたり、約1年かけて数々の介護現場を訪問しヒアリングしました。そこで分かったのは、既存の離床センサによる誤報が、介護職員の方、介護を受けられる方双方の心理的・身体的負担となっているという事実です。マットタイプや赤外線遮断タイプのマットセンサは、どうしても寝返りなどによる誤報が発生します。そのとき問題なのが、介護職員の方が誤報であることを判断できないことなんです。通知があっても、「なぜ通知されたか=今、何が起こっているのか」までは分からないから、「誤報かも?」と思ってもとりあえず急いで駆けつけなければいけません。離床センサを使うことでかえって心身の負担が増えてしまうという現実があったんです。「シルエット見守りセンサ」には、この課題を解決する2つの特徴があります。ひとつ目は、センサの精度を高め、そもそも誤報を少なくしたこと。ふたつ目は、シルエット画像の確認を通して、対応の優先度を図れるようにしたことです。では、実際に「シルエット見守りセンサ」の機能を見ていただきましょう。ーーーよろしくお願いします!まずは、ひとつ目の特徴であるセンサについてご説明します。「シルエット見守りセンサ」では、赤外線の空間センサでベッド上の動きを立体的に感知します。ベッドの上に仮想の箱をイメージしていただくと分かりやすいですね。その箱(見守りエリア)の中から手や足が出ると、リアルタイムで端末に通知されるというシステムです。先ほど申し上げたとおり、通知するレベルは細かく設定できます。例えば箱の大きさ(=見守りエリアの範囲)も変えられますし、何秒間エリアからはみ出ていたら通知するかといった設定もできます。ーーーその人に合わせて最適化できるということですね。そうですね。そこもこれまでの離床センサにはなかった機能かなと思います。ーーーふたつ目の特徴である、シルエット画像での判別について教えてください。シルエット画像とは、その名の通り物や人のシルエットのみを映し出した画像です。シルエット画像にすることで、利用者のプライバシーに配慮しながら状況が確認できます。常にこの画面を見ているというよりは、通知があったときに状況を把握するという使い方が一般的ですね。シルエット画像を確認することで、本当に今すぐ駆けつけが必要かどうか判断できます。介護職員の方としては不要な駆けつけが減るなどの業務効率改善が期待できますし、利用者の方も不要な訪室が減ることで心的負担が軽減されるというメリットがあります。またシルエット画像は、起き上がり通知がされた場合に前後合わせて15秒が録画で残るようになっています。実際に、録画画像を分析してケアプランの改善に役立てていただいた例もあります。我々としては、起き上がりや離床前後の行動や理由が分かれば、根本的な転倒リスク軽減につながる可能性があるだけでなく、アセスメントにも活用いただけるのではと考えています。ーーー最大何人まで利用できるのでしょうか?センサは最大32台、端末は最大8台でネットワークを構築することができます。ご覧の通り、左側に見守り対象の方が並んでおり、見たい方をタップすると右側にシルエット画面が出るようになっています。ーーー複数人を1台の端末で見る場合、シルエットだけの白黒画面だと見間違えそうですが…画面のカラーは簡単に変えられますよ。色や通知音などを人によってカスタマイズできます。ーーーさっと白黒から黄色へ切り替わりましたね。操作方法も分かりやすいです。使い方に関する問い合わせってほとんど来たことないんじゃないかな。それぐらい誰でも簡単に操作できるよう工夫しています。見守りエリアの設定も、ベッドの上に2つ点を打つだけ。これで完了です。ーーーこれは簡単ですね。設置や移設の手軽さにもこだわっています。センサ本体自体は、ブラケットに引っ掛けるだけでオーケー。ブラケットさえ各ベッドのそばにつけておけば、毎日でもセンサを移動させて使用することが可能です。手のひらに乗るサイズのセンサだから、小柄な女性でも設置可能 ーーー移動させて使いたいというニーズは多いんですか?1台を使いまわしたいというニーズは多いですね。例えば、退居などで見守りセンサがいらなくなった場合、「別のところに取り付けたい」となりますよね。でも大掛かりな設置工事や複雑な設定が必要となると、結局放置されてしまうことが多いと思います。毎日有効活用していただくためには、できるだけシンプルで、設置や設定が簡単にできなければならないんです。ーーー課題や今後の展望はありますか?「シルエット見守りセンサ」は、経産省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」に採択されたのをきっかけに、おかげさまで多くの施設様で導入が広まっています。しかし、導入する側としてはまだまだ情報不足で、何を基準に介護ロボットを選べばいいか分からないというのが現状だと感じています。センサを使った離床検知装置はたくさんありますが、それぞれに違った良さがあります。我々メーカーは、自社の製品が介護の現場にどんなメリットを与えられるか、より広くお伝えしていく義務があるなと考えています。編集部まとめ まずはその使いやすさに驚きました。複雑そうに思える赤外線センサを使った見守りエリア設定も、ほんの数秒の直感的な操作のみで完了してしまいます。「持続的に使っていただくことは、介護ロボット普及に不可欠」と話す吉村さんの言葉からも、とことん「簡便さ」「取り入れやすさ」にこだわっていると伝わってきます。1台から導入できる初期費用の安さも魅力です。不要な駆けつけを減らし、事故を未然に防ぎつつ、今後のケア改善にもつながる「シルエット見守りセンサ」は、使い方次第でまだまだ応用が利きそうです。

ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社

ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社

商品名 眠りSCAN無線LAN機能搭載モデル NN-1310無線LAN機能非搭載モデル NN-1110 寸法 全幅約775×全長約284×全高約18mm(シート部高さ約10mm) 製品概要マットレスの下に設置したセンサにより、体動(寝返り、呼吸、心拍など)を測定し、睡眠状態を把握します。取得したデータを、ケアプランの改善やスタッフの業務負担軽減、入居者の生活習慣の改善などに役立てることもできます。ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社「眠りSCAN」は、医療・介護用ベッドのスペシャリストであるパラマウントベッドが開発したシート型体振動計を用いた見守り支援システムです。見守り支援型の介護ロボットとしてすでに多くの施設に導入されている「眠りSCAN」の真価は、実は「眠りの見える化」にありました。今回は、パラマウントベッド睡眠研究所の研究主幹であり、「眠りSCAN」の開発者でもある木暮氏にお話を伺います。パラマウントベッド株式会社とは?ーーーまずは御社について教えてください。開発者の木暮氏は、長年睡眠の研究にも携わる眠りのスペシャリストだ当社グループは昭和22年に病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートしました。その後、高齢者施設や在宅介護向けの介護ベッドをはじめ、医療福祉分野のさまざまな製品を開発し、事業を拡大しています。事業は「医療施設向け事業」、「高齢者施設向け事業」、「在宅介護向け事業」「睡眠と健康事業」の4つに分かれており、今回ご紹介する「眠りSCAN」は、その各事業において活用されています。見守りシステム「眠りSCAN」とは? ーーー「眠りSCAN」について教えてください。寝た状態で胸の下あたりにくるように設置する 「眠りSCAN」は、マットレスの下に敷くだけでベッド上に居る人の状態をリアルタイムでモニタリングできる、非接触型の見守りシステムです。「眠りSCAN」に搭載されているセンサーが体動や呼吸・心拍などを検知し、睡眠・覚醒・起き上がり・離床などの入居者の状態を判断、リアルタイムでモニター表示します。また、「眠りSCAN」をとおして睡眠状態や呼吸数・心拍数の推移を把握することで、個別のケアプラン改善や体調変化の早期発見につなげることができます。「眠りSCAN」のデモを見学! 最大厚さ20cm、幅120cmのマットレスに対応。利用者の寝心地を阻害せず測定が可能「眠りSCAN」本体とモニターは無線LANで通信可能ですので、離れた場所からも確認することができます。本日はデモ機をご用意したので、さっそく体験していただきましょう。現在、マットレスの下に「眠りSCAN」を敷いた状態です。今日は特別に、センサーが検知している心拍データなどをグラフでご覧いただけるモニターもご用意しました。実際にお使いいただく場合は、グラフではなく入居者の状態がひと目で分かるよう表示されます。ではマットレスを触ってみてください。ーーー指先が触れるか触れないかくらいで、グラフが大きく反応しましたね。デモ用モニターでセンサーの動きを見せてもらう非常に精度が高いことがお分かりいただけたと思います。「眠りSCAN」は睡眠測定器として複数の睡眠研究でも使用されており、一般的な装着型睡眠測定器との一致率も約95%と高い信頼性があります。リアルタイムモニター機能では、最大80名までの居室での状況および就床時の呼吸数・心拍数を1台のモニターで確認することができます。PC、スマートフォン端末で遠隔から確認できる実際に起き上がったところを見ていただきましょう。101号室の表示を見てください。 ーーー起き上がったら即座にアラームが鳴り、画面の表示が「起き上がり」に変化しました。 モニター画面は2秒間隔で更新しているので、起き上がりはほぼリアルタイムで通知がされます。アラームは、入居者ごとに鳴らす・鳴らさないの選択やタイミングなどが設定できます。こうして状況を見える化することは、スタッフの精神的負担の軽減につながるだけではありません。特に夜間の巡回で言えることですが、状況に合わせて介護の優先順位をつけることで、目が覚めているときに介護するなどして入居者の睡眠を確保しつつ、巡視業務にもメリハリをつけることができるのです。 睡眠状態を把握してケアプラン改善へ 「眠りSCAN」は、体動・呼吸・心拍などのデータから睡眠か覚醒かを判断しています。それらの測定データは記録に残り、いつでも見たいときに記録されたデータを確認することも可能です。黄色部分が覚醒、青部分が睡眠(在床)を表しています。こうした測定データは、ケアプランの改善に役立てられます。例えば、「夜間の覚醒が多いから昼寝を減らそう」といった改善が考えられます。 測定データはグラフ化され、睡眠と覚醒のリズムがひと目で分かるまた、印刷機能で測定データに基づいた睡眠レポートを自動作成できるので、入居者のご家族への説明材料にもなります。 呼吸数の推移で体調変化の早期発見にも 呼吸数も長期間の推移を日誌として見ることができます。表では呼吸の速さを色分けで表示しています。呼吸が普段よりも明らかに速くなったなどの変化が視覚的に分かるので、体調変化の早期発見につながります。例えば、呼吸数が極端に多くなる(呼吸が速くなる)肺炎の症状も、呼吸数の表で気づくことができるでしょう。反響とこれからの課題は? ーーー導入している施設からの反響を教えてください。 現時点では、業務負担軽減に直結する「見守り」へのニーズが一番高いという印象を受けます。多くの施設は全床に「眠りSCAN」を設置されますが、これも入居者全員の状況を一度に見守ることで、業務を効率化しスタッフの負担を軽減したいからでしょう。とくに「夜間の見守りが楽になった」というお声をいただくことが多いですね。リアルタイムモニター機能で眠っていることが確認できた場合は、起こしてしまわないよう訪室しないという対応をされている施設もあります。 ーーー今後の課題はありますか? すでに見守り機能、記録機能を活用いただいていますが、今後はアセスメントやケア改善のPDCAサイクルを回すといったところでも活用いただければと思います。ちゃんと眠れる、質の良い睡眠がとれることは、ケア全体の質をあげることにつながりますし、夜間の離床を減らす、重度化を予防するという意味で、長い目で見て業務負担の軽減にもつながります。私自身も長年睡眠に関する研究を行ってきましたが、実は「眠りSCAN」の真価はそこにあると思っています。今後はより有効的、持続的にご利用いただくための仕組みづくりをしていきたいと考えています。 ーーー最後にメッセージをお願いします。介護の人手不足が深刻と言われているなか、業務負担軽減に直結する「眠りSCAN」のニーズは年々増えてきています。こうした機器を活用して効率的に運用していくことは、今後不可欠になってくると感じています。 また「眠りSCAN」は、サービスを改善した結果が睡眠データとして定量的に見えるので、介護業務の質を測る一助となるはずです。介護の質の見える化が、介護職の地位向上や介護研究の活性化に役立てば良いと思っています。 編集部まとめ2009年に販売開始して以来、何度か改良を重ねてきた「眠りSCAN」。介護の人材不足が問題になるにつれ、リアルタイムで居室の状況がモニタリングできる「見守り」としてのニーズに応える商品として、徐々に広がってきたとのこと。しかし精度の高いデータを一覧できる記録機能は、見守りを越えたさまざまなシーンで活用できそうです。睡眠の改善は一見、ハードルが高く、「どう改善してよいか分からない」「対応する時間がない」という課題もありますが、ロボット介護機器の導入でより簡単に、効率的に取り組んでいければと感じました。パラマウントベッド株式会社 ウェブサイト

環境も生活リズムも見える化!まるで同居してるみたいな見守り支援システム「いまイルモ」|株式会社ソルクシーズ

環境も生活リズムも見える化!まるで同居してるみたいな見守り支援システム「いまイルモ」|株式会社ソルクシーズ

サービス名 いまイルモ 料金 いまイルモ 本体センサー:オープン価格月額利用料:オープン価格 製品概要見守られる側のプライバシーを尊重しながら、スマートフォンなどで家族の安否や生活の様子の確認ができる「いまイルモ」。「いまイルモ」と見守り支援ロボット「PaPeRo i」を組み合わせた「いまイルモPaPeRo i」は、介護施設向けの徘徊・外出防止支援システムとして、施設の出入り口付近で「通知」「声がけ」「録画」を行います。環境も生活リズムも見える化!まるで同居してるみたいな見守り支援システム「いまイルモ」|株式会社ソルクシーズ離れて暮らす両親の様子を、プライバシーを尊重しながら見守ることができたら良いな、と思ったことはありませんか?そんな願いを叶えるのが、株式会社ソルクシーズが提供している「いまイルモ」です。株式会社ソルクシーズでは、コミュニケーションロボット「PaPeRo i」を活用した徘徊・外出防止支援システムを、2018 年5月にリリースしました。今回お話を伺ったIoT推進室の六角氏同じくIoT推進室の豊田氏株式会社ソルクシーズってどんな会社?ーーーまずは御社の事業内容を教えてください。 弊社は、主に金融、証券系などのシステム開発及びパッケージソフトの開発・販売などの様々な事業を行っている会社です。グループ会社全体ではクラウドサービスやIoT事業にも注力しており、匂いや音、地盤の安全などを検知する各種センサー技術で「見える化」に取り組んでいます。このような各種センサー技術と、それを分かりやすく可視化するソフトウェア開発技術を新たな分野で応用できないかと考え、福祉介護の分野で新規事業を立ち上げました。そこで完成したのが「いまイルモ」です。「いまイルモ」ってどんなサービス?ーーー「いまイルモ」でも部屋の明るさや湿度などが「見える化」されていますね。 そうですね。「いまイルモ」には、照度センサーや温度センサー、湿度センサーなど部屋の環境を検知するセンサーがついています。 ーーー「見守り」というと、離床センサーなど人の動きを検知するセンサーを思い起こしがちですが。 「いまイルモ」にも、人の動きを検知するモーションセンサーが搭載されています。ただ私たちは、「いまイルモ」をご説明するにあたってより広い意味で「見守り」という言葉を使っています。家族や地域での連携が密接に取れている場合、「●●さんは今日はおでかけみたいだな」とか「最近、おばあちゃんの部屋がちょっと暑いな」といったささいな情報共有はあえて意識する必要がないですよね。しかし核家族化の進行や独居高齢者の増加により、毎日の様子をお互い近場で見守ることが難しくなってきました。そんな中で、近くにはいられないけれど日々をそっと見守ることができれば良いなという需要はきっとあるはずだと考えたんです。だからこそ人の動きだけでなく、まわりの環境もプライバシーに配慮しながら見守るシステムを開発しました。 ーーーありがとうございます。「いまイルモ」についてもう少し詳しく教えてください。 先ほど申し上げたとおり、「いまイルモ」は離れて暮らすご家族へ生活の様子をお伝えする、センサーによる見守り支援システムです。センサーで検知した情報は分かりやすく「見える化」され、インターネットを経由して離れた場所からでも、ほぼリアルタイムでご確認いただけます。 まずはセンサーについてご説明します。マスターセンサー(右)と増設用子機(左)。互いに無線通信しているので設置も簡単だ「いまイルモ」本体には5つのセンサーがついています。モーションセンサー、温度センサー、湿度センサー、微動センサー(マスターセンサーには非搭載)、照度センサーです。親機(マスターセンサー)と増設用の子機がありますが、親機1台だけでもご利用いただけます。 ご利用者様は、見守られる方がよく使う部屋に「いまイルモ」本体を設置します。多くの方が一日の中でも行き来が多い、居間、寝室、トイレなどの3箇所に設置されますね。 ーーートイレに設置するんですか? トイレに設置するのは、トイレの利用回数が体調に直結するからです。また、トイレを1日に1度も使用しないという方はまずいないので、見守りがしやすいという理由もあります。カメラを使わない「いまイルモ」だからこそ、プライバシーに配慮しながら見守りができるんです。 ーーーなるほど。設置工事は難しいのですか? 設置にあたって工事は必要ありません。「いまイルモ」本体も両面テープで壁に貼り付けられます。インターネット回線がないお宅でもご利用いただける、モバイル通信版「いまイルモ」もご用意しています。 いまイルモでできることって?ーーー買ってすぐ使えそうですね。次はソフト面について教えてください。現在の状況がブラウザ上で一目で分かる ログイン画面はブラウザ上で見れるので、アプリなどは不要です。 トップ画面では、現在の状況やトイレ回数、温度や湿度などの部屋の環境がひと目で分かります。現在は「検知中」と表示されていますが、不在のときなどは「検知外」と表示されます。「現在、居間にいます。」という表示は、居間に設置したセンサーで検知されていますよという意味です。 右下の「行動履歴」では、直前から過去24時間分の行動をグラフで見ることができます。グラフで見るから生活リズムが把握しやすい複数台センサーを設置している場合は、「何時にどの部屋にいたか」が行動履歴のグラフから読み取ることができます。実際にいただいたお声では、「いまイルモ」を見て「最近よく昼間でも寝室にいるな」と気づいて声をかけたら、居間に置いてあったテレビが壊れていたことが分かったというケースがありました。こういったささいなできごとは離れていると共有しづらいので、見守る側が気づくことで円滑なコミュニケーションが実現できるのでしょう。 また温度や湿度、照度のグラフを組み合わせて分析することで、様々な兆候に気づくことが出来るんです。 ーーー例えばどのような分析ができるのですか?4つのグラフを組み合わせてきめ細かい生活の様子をつかめるこちらは照度センサーのグラフですが、見てみると夜の0時頃に目盛りがゼロまで落ちていますよね。電気を消したということなので、0時頃に寝たんだろうと分析することができます。 認知症の初期症状としてしばしば昼夜逆転が起こりますが、照度が深夜にあがっているなど生活リズムが大幅に乱れている場合、「何かおかしいかも」という早期の気づきにつながるはずです。 ーーーその他の機能について教えてください。 温度や湿度は上限・下限が設定でき、設定値を超えた場合は見守る方にメールで通知されるので、第三者の目で夏場の熱中症や気温の低下による高血圧などに対して注意喚起できます。データは一年間分蓄積されているので、生活リズムの移り変わりから体調の変化をいち早く察知できますし、任意の日付を指定して確認することもできます。 また、各種通知機能があるので、必要に応じてスマートフォンなどの端末にお知らせするよう設定することも可能です。例えば安否通知機能で、12時間のあいだどのセンサーにも反応しなかったら通知するとか、逆に「検知外」から「検知中」に変化したら、「ただいま」の代わりに通知するといったことができます。 「いまイルモ PaPeRo i」 とは?ーーー多機能なのに直感的に使えるのが良いですね。今後は「PaPeRo i」というロボットを活用したサービス「いまイルモ PaPeRo i」を展開予定と伺っています。可動部は首のみだが、想像以上に生き生きとして見える「いまイルモ PaPeRo i」は、「PaPeRo i」というロボットを「いまイルモ」と結びつけ、音声で通知やうながしをするサービスです。 「PaPeRo i」を見守る側もしくは見守られる側のそばに置き、状況にあった声がけを行うよう設定します。 見守られる側 8時になりました、今日のお薬は飲みましたか? 見守る側 玄関のドアが開かれました。おばあちゃん家の玄関のドアが開かれたようです。現在、寝室にいます。寝室の現在の温度は25度、湿度は37%、部屋は明るい状態です。ーーー見守る側、見守られる側のどちらにも置けるんですね。疑似同居といった感じがあります。 同時に両方に置くことも可能ですし、PaPeRo iのセリフも細かく設定することができます。反響と今後の展開についてーーー「いまイルモ PaPeRo i」の展開開始が楽しみです。「いまイルモ」はすでに多くの方が利用されていますが、どういった反響がありますか? 日々の生活の様子が分かることに対して、好評をいただいています。例えば見守り対象となる方が日本に、そのご家族が海外にいらっしゃるケースでは、すごく離れた場所にいるにもかかわらず、まるで同居しているように毎日の様子が見られて助かっているというお声を頂きました。「いまイルモ」を毎日見ていただくと、自然と見守り対象となる方の生活が浮き上がってくることが分かると思います。 また「いまイルモ」を使っていたことで、お亡くなりになったことにすぐ気づけたという声をいただいたこともあります。センサーの反応が無くなったので翌日訪ねたことで発覚したというケースですが、「早期に発見できて良かった」とおっしゃっていました。 ーーー今後の展開について教えてください。 現在、「いまイルモ」は主に在宅での個人向け見守り支援システムとしてご利用いただいていますが、集合住宅や介護施設など法人向けへの展開も進めています。施設の既存システムと連携させたり、クラウドサービスを活かしたりすることで機能を拡大、最適化していく予定です。 ーーー最後にメッセージをお願いします。「見守り」というキーワードは、優しさや思いやりのあらわれでもあると考えています。「いまイルモ」をとおして生活リズムや環境を見ることで、「体調に変化あったのかな」とか、「何か不便をしていないかな」といった気づきにつながり、それが事前の予防にまでつながります。私たちは、見守り=「いまイルモ」と思っていただけるように、今後も現場の声を拾い、サービスの向上と改善に取り組んでいきます。編集部まとめ毎日の生活リズムや住まい環境をそっと見守る「いまイルモ」。実際に「いまイルモ」のグラフデータを見せていただくと、その人の生活が自ずと浮き上がってくる感じを覚えました。使いやすさはもちろん、「安定性にも自信がある」と言う「いまイルモ」なら、離れて暮らしているとわざわざ連絡するまでもないささいなできごとも自然と共有できそうです。2018年5月には、介護施設の徘徊対策として使える新しいサービス 外出防止支援ロボット「いまイルモ PaPeRo i」 の提供も開始しています。施設の出入り口となる場所に「PaPeRo i」を設置すると、 PaPeRo i が「通知」「声がけ」「録画」を行ってくれます。

業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン

業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン

外形寸法 全幅(W) :190mm全高(H) :190mm全奥行き(L) :110mm質量 1.17kg ※コードは含みません ネットワーク環境 モバイル端末WiFi接続可能であること 検知方式 赤外線距離センサーを使った非接触方式 製品概要センサーがベッドと人の相対的な位置関係を把握することで、「起き上がり」「端座位/柵ごえ」「ずり落ち」などを判断して通知します。履歴データを活用することで、生活活動レベルのチェックやケアプラン作成にも役立ちます。業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン業界初の予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」。経産省のロボット介護機器開発・導入促進事業(介護施設型見守り支援機器)において唯一「優秀機器認定」に認定されています。最新のロボットテクノロジーを使って精度の高い見守りを実現したノーリツプレシジョン株式会社に、電話でインタビューを行いました。 ノーリツプレシジョンってどんな会社?ーーー御社の事業内容について教えてください。写真処理機器のスペシャリストが培ってきた画像解析技術が見守りシステムにつながったと話す吉川氏当社は、1951年から写真処理機器を作っている会社です。なかでも1976年に発売したQSSという商品は、物流の革命を起こしたプリンターのひとつです。当時主流だったフィルム写真は、現像のために工場などへ送り、約1週間かけて手元で確認できるという流れでしたが、QSSの登場によって1時間ほどの店頭の作業で写真が手に入るようになりました。 デジタル化が進んでいる昨今は、画像解析技術やソフトウェア開発にも注力しています。そのなかでさらに事業を多角化させるために、医療介護機器へ事業を拡大し、わずか3年余りで当社の売上の1割を占めるまで成長しています。 当社の特徴として、写真処理機器の事業においては、開発・製造・販売・アフターサービスを一気通貫で行っていることが挙げられます。ものづくりへのこだわりから、構成部品の半分以上を自社工場で加工したものを使っています。また、医療介護機器事業参入にあたって、和歌山県で初めて「第一種医療機器製造販売業許可」という許認可を取得しました。ここで得た品質管理のノウハウは、写真処理機器やネオスケアの生産にも役立っています。 ーーーありがとうございます。「Neos+Care(ネオスケア)」開発のきっかけを教えてください。もともとは病院向けの見守り機器を開発していたと話すメディケアデバイス営業課の出立氏和歌山県立医科大学の脳神経外科の先生から、脳外科手術後のせん妄状態(ふらふらする)による転倒リスクを、画像処理で軽減できないかと相談を受けたのがきっかけです。約5年前から画像処理技術を活かした病院向けの見守り機器の試作機を開発してきましたが、厚労省や経産省主導の介護ロボット開発支援事業が始まるなかで、介護の分野でも活躍できるのではと考えたんです。そうした経緯で介護施設向けに改良し、「Neos+Care(ネオスケア)」の発売に至りました。 Neos+Care(ネオスケア) とは?ーーー「Neos+Care(ネオスケア)」の機能について教えてください。業界初の予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」 「Neos+Care(ネオスケア)」は、3Dセンサを用いて人の動きを検知し、それをシルエット画像で表示することで、早く正確に、しかもプライバシーに配慮しながら見守りができる予測型見守りシステムです。特徴1.高精度の動作検知特徴は主に2つあります。1つ目は、3Dセンサを使った高精度の動作検知で、転倒防止に間に合うタイミングでの通知が可能であるという点です。3Dセンサとは、自動車の衝突防止などにも使われている、モノとの距離を測ることができるセンサで、高齢者の方の動きを正確に捕まえます。具体的には、起き上がり動作や端座位、柵越え、ずり落ち、離床、入退室などの検知が可能です。個人の特定はできないが動作は分かるシルエット画像を採用特徴2.プライバシーに配慮したシルエット画像2つ目は、検知した動きをプライバシーに配慮したシルエット画像することで、介護従事者の方が自分の目でリスクの有無や訪室の優先度を判断できる仕組みを作っていることです。ナースコールなどの既存の通知システムと連携可能なので、介護従事者の方は、通知がきたらその場で状況を確認し、すぐ駆けつけるべきか否かなどを決めることができます。センサーは最大150台、モバイル端末は最大50台まで接続可能です。2017年に追加した新機能2017年春より、入居者のさらなる安心・安全のために「生体モニターオプション」を追加しました。生体モニターは、24Ghz帯マイクロ波を用いて人体のわずかな動きを測定することができます。対象者の3種の生体状態(体動:身体を動かす動作、静止:椅子やベッドで安静にしている動作、停止:生体反応がない状態)をリアルタイムに把握することができ、生体異常の検知や居室への入退室検知と履歴録画等が可能となります。反響とこだわりは?ーーー現場での反応はいかがですか?「転倒の回数が減った、転倒者の数が減った」という反響はもちろん、シルエット画像を見ることで「先回りの介護」ができるようになったというお声をいただきます。駆けつけの前に状況が確認できるので、実際にケア時間の削減につながったというデータもあります。 転倒回数や転倒者数だけでなく、ケア時間の減少にもつながったとくに人手が薄くなる夜勤帯は、介護従事者一人あたりの業務負担が増えますよね。そんな中で夜間の定期巡回を行っている施設がほとんどですが、どんなに気をつけていても訪室が原因で目を覚まされる入居者の方もおり、双方にストレスがかかりやすいんです。しかし24時間同じ状態でシルエット画像で見られる「Neos+Care(ネオスケア)」を導入することで、不必要な訪室が減り、双方ともにストレスが軽減されたというお話をよくいただきます。 また、シルエット画像は履歴録画機能があるので、あとで見返すことでケアプランの作成にお役立ていただいている例もあります。万一転倒された場合、その時の状況をご本人に説明してもらうことが難しかったり、転倒時に身体を打ってしまったかどうかの正しい情報が得られないことがしばしばあります。しかし「Neos+Care(ネオスケア)」なら、実際にどのように転倒されたかなどを見ることができるので、「ここに手すりがあったほうが良いな」とか、「ふだんから車いすをもっと手前に引いておこう」といった対策を立てることができるんです。転倒の原因究明やその人の特徴を特定することは長い目で見ても転倒予防になりますし、ご家族への説明の際にも役立ちます。 ーーーアセスメントにも使えるのですね。その他に「Neos+Care(ネオスケア)」のこだわりポイントはありますか?精度の高さにはこだわりました。できる限り通知の精度を高くし、信頼していただけるシステムにすることで、長く使っていただきたいと考えています。そのために、厚労省の開発・導入促進事業で導入実証実験を行い、繰り返し改良しています。実際の現場へ持ち込むと初めて分かる想定外の部分はどうしても出てくるので、そこをいかにつぶしていくかが開発の鍵でした。 今後の展開とメッセージーーー正確な動作が把握できれば、可能性はより広がりそうです。御社として今後の展開はどう考えていますか? すでに記録を使ってADL(日常生活動作)の改善に役立てていただいている例もありますが、今後は介護記録と連動させ、介護業務全体の負荷軽減にも活用できればと考えています。 また将来的には、クラウドサービスと結びつけることで、介護の枠を越えた事業展開ができるのではないかと考えています。 ーーー最後にメッセージをお願いします。出立氏: まずは使っていただいて、性能の良さを知っていただきたいなと思っています。また今後も必要な機能があればどんどん追加していきたいと考えているので、皆様と一緒により改良を進めていきたいと思っています。 松本氏: ヒアリングなどで介護施設にお邪魔することも多いですが、想像以上に忙しく、心身負担の大きい現場をしばしば目の当たりにしますし、介護人材の不足を実感しています。だからと言って介護の現場がすべてロボットに取って代われば良いというわけではなく、あくまで人ができること、介護ロボットができることがそれぞれあるのだとも感じます。ロボットが入ることで本来の介護のケアの質を上げていければ良いと考えています。編集部まとめ高齢者の動きを正確に捕まえ、リアルタイムで介護従事者が自分の目で判断できるNeos+Care(ネオスケア)。新たに追加された生体モニターオプションで、先回りの介護がより洗練できそうです。 コメントお名前(ニックネーム):大嶋三郎 コメント内容:全館Aiおよびロボットで医療型高齢者施設を計画中です。 ネオスケアの参考意見をききたいです。

体操もクイズもおしゃべりも!「健康王国 for Pepper」株式会社エクシング

体操もクイズもおしゃべりも!「健康王国 for Pepper」株式会社エクシング

サービス名 健康王国レク for Pepper 対象機種 Pepper for Biz 価格(月額) 10,800円(税込) 最低利用期間 12ヶ月(初月含む) アプリ概要Pepperが高齢者向け音楽療養コンテンツ「健康王国」に合わせて、楽しいレクリエーションを進行してくれるアプリケーションです。Pepperがレクリエーションの全ての進行を行うので、スタッフの負担を軽減します。体操もクイズもおしゃべりも!「健康王国 for Pepper」株式会社エクシングJOYSOUNDなどカラオケ事業を展開する株式会社エクシングは、エルダー向け音楽療養コンテンツ「健康王国」と人型ロボットPepperを組み合わせた新しいサービス「健康王国レク for Pepper」を提供しています。実際にPepperとサービスの担当者にお会いし、どんなサービスなのか話を伺ってきました。カラオケ事業から介護施設向けコンテンツまで ーーー事業説明をお願いします。技術開発部の伊藤氏(左)と山本氏(右)に話を伺う当社は、JOYSOUNDをブランドに掲げ、業務用通信カラオケにとどまらず、家庭用ゲーム機、スマートフォンに向けたサービスなど、幅広い分野での事業展開を行ってまいりました。また、新たな分野への挑戦として、近年益々需要が高まっているエルダー市場に向けた展開も強化してきました。今回ご紹介させていただくソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperと、音楽療養コンテンツを連携させたサービス「健康王国レク for Pepper」もその取り組みのひとつです。ーーー「健康王国」というコンテンツについて教えてください。 「健康王国」とは、介護施設等をメインに展開している業務用カラオケシステム「JOYSOUND FESTA」に搭載された音楽療養コンテンツです。カラオケ以外にも、レクリエーションに使うクイズや体操などのコンテンツが豊富に収録されています。実際に、「JOYSOUND FESTA」と「健康王国」を使ってレクリエーションを行っていただいている介護施設も多数あります。健康王国レク for Pepperとは? ーーーその「健康王国」をPepperと結びつけたのが「健康王国レク for Pepper」なんですね。なぜPepperなのでしょうか?Pepperがコンテンツを映し出すモニターの前に立ち、レクリエーションの司会進行役を務める1つ目は、介護現場における人手不足解消のためです。介護施設のレクリエーションには、企画を立てたり進行したりする業務が発生します。ふだん人が行っているそれらの業務をPepperが代わりに補えれば、その分人手不足が解消されると考えました。 2つ目は、Pepperと高齢者の相性の良さを感じたからです。Pepperをカラオケ店舗に設置していたとき、多くのご利用者様、とくに高齢者の方から非常に喜んでいただいていました。それをきっかけに、介護施設でも同じような好感度が得られるのではと考えたんです。実際に介護施設へ持っていくと、ふだんは乗り気でない方も、Pepperのレクリエーションには積極的に取り組むなど、反応の良さを感じています。 ーーーすでに存在するコンテンツをPepperと組み合わせるのは大変そうですが。たしかに、Pepperは人と同じことができるわけではありません。足も動きませんし、腰回りの動きも限定されます。そういったところは、「僕は足が動かないけれどみんなは頑張って足も動かしてね」と愛嬌のあるセリフでカバーしたり、Pepperのキャラクター性を活かしたりして進行し、盛り上げます。なかにはPepperをお孫さんのように可愛がってくれる方もいらっしゃいますよ。 健康王国レク for Pepperを体験!ーーー「健康王国レク for Pepper」の使い方を教えてください。 「健康王国レク for Pepper」では、テレビとPepperを使ってレクリエーションを進めます。スマートフォンを連携させ、リモコン代わりに使用します。ラジオ体操をするPepper。想像以上にダイナミックな動きだ 皆さま、こんにちは。私はペッパーです。本日も皆さまとレクリエーションをすることで、楽しい時間を過ごしていきたいと思っています。皆さま、睡眠はしっかり取れていますか?僕はなんだか少し緊張して、昨日の夜まで眠れませんでした。どうぞ、よろしくお願いします。 ここからは画面に合わせて体操をしていきましょう。画面に体操のお手本が出てきますので無理せず真似をしてみてくださいね。それでは、ラジオ体操を行います。皆さまも掛け声をかけながらいっしょに参加してみてください。ーーーかなり機敏に動きますね。 はい。高齢者の方は、テレビとPepperの両方を見て進めていくイメージです。Pepperがお手本を見せながら進行もしてくれるので、スタッフの方が司会進行役としてずっと張り付いている必要がありません。その分、高齢者の方の動きを見て、「あの方は手が動いてないな」と側へ駆け寄るなど臨機応変に動くことができます。体操は座位状態の人でも実施できるようになっている 疲れたら休憩を入れてくださいね。 ーーーPepperくん、気が利きますね。コンテンツの内容は、どのような方に向いているのでしょうか? 厳密に要支援・要介護度何度といった規定は設けておりませんが、集団でのレクリエーションに参加いただける程度の方を想定しています。 次は、クイズをやってみましょう。部首でバラバラにされた漢字を当てるゲーム だいぶ近づいてきましたね。答えは出てきましたか?ヒントは、山や川にあるものだそうです。皆さま、せーの!で答えてみてください。 せーの! ーーー岩! では正解かどうか画面をご確認ください。正解の方に拍手をお願いします。豆知識もご覧ください。石川県にはとても大きな岩があるそうです…「岩」に関する豆知識を披露するPepperーーー私が答えを声に出したのって、Pepperに聞こえているんでしょうか? はい、聞こえてます。Pepperは音声認識をして、クイズを進めています。 ーーー喋り方がゆっくりな気がします。 普段のPepperよりスピードを緩めて、高齢者の方に聞き取りやすくしています。また、お孫さんのようなキャラクター性も意識し、口調もあえてタメ口にしたりするなど、親しみやすさを覚えていただけるセリフ回しにはこだわっています。 健康王国トーク for Pepper とは? ーーー対話アプリ「健康王国トーク for Pepper」について教えてください。山本氏の顔を認識し、名前を呼びながら話をするPepper対話アプリ「健康王国トーク for Pepper」のほうは、テレビやスマートフォンとの連携はさせず、Pepper単体でお使いいただくアプリです。Pepperの顔認識機能を活用して、ご利用者様の顔と名前を覚えさせ、Pepperが個人を認識して様々なシナリオで対話を行います。普段お話しになるような世間話や雑談、好きなものや家族のことまで、高齢者の方がお話を楽しめるような対話ができることが特徴です。 事前に私の顔を覚えさせていたので試してみます。 ねえ、山本さん。 はい。 鎌倉に行ったことある? あるよ。 僕の大好きな大仏があるんだよね…僕も座禅を組んでみたいな。それとねそういえば山本さん趣味は何?僕の趣味は早口言葉だよ、カエルピョコピョコ… あとは頭と手の甲のセンサーを触ると反応します。 僕は手を握られるのが好きなんだ。手、暖かいね。山本さん、その服素敵だね。 ーーーPepperくん、マシンガントークですね! そうなんです。とにかく、場が「シーン」と静まってしまうことがないよう、常に話しかけるようにしています。ご利用者様のなかには、Pepperが喋ることで刺激され自然と自分からも話しかける方もいらっしゃいます。 ーーー顔認証は何人まで可能ですか? 現在は、20人までです。 ーーー長く使い続ければ、PepperのAIによって自然な対話ができるようになるのでしょうか? 現状は、AIで対話を学習させていくというよりは、膨大なシナリオを予め用意し、一部音声を聞き取ってシナリオベースで発話させる方を優先しています。先ほどお伝えしたとおり、対話が途切れないことが第一だと考えるからです。Pepperをより有効活用するために ーーー2つのアプリは全く別物として使用するのでしょうか? 私どもが想定している使い方は、レクリエーションで「健康王国レク for Pepper」をご利用いただいて、それ以外の時間に「健康王国トーク for Pepper」をご利用いただく、というものです。1日の様々な場面でPepperをご利用いただくことで、少しでもスタッフの業務負担を減らし、また高齢者の方がPepperと仲良くなることでレクリエーションの参加率を上げるなどができるはずだと考えています。 ーーーちょっとした空き時間にPepperと話せると楽しそうです。 そうですね、例えばお風呂の待ち時間など、どうしても時間を持て余してしまうときがあります。そんなときにPepperとお話ししていただければ、スタッフの方もご利用者様も心理的な負担が減るでしょう。 ーーー導入施設からの反響はいかがですか? まずは、スタッフの方の業務が軽減されたというお声を一番にいただきます。レクリエーションの企画進行に割く時間が減り、他の仕事に充てられるようになったとおっしゃいます。 また、心理的な変化に関しても反響をいただいています。ご利用者様の中には、拒否の傾向が強い場合がありますが、「Pepperが●●しようって言ってるよ」と声をかけることで態度が軟化し、より和らいだ雰囲気でコミュニケーションが取れるようになったとのことでした。Pepperがコミュニケーションのクッション効果を発揮し、業務をよりスムーズにする例と言えます。 ーーー今後の展開について教えてください。「Pepperと一緒に歌いたい」というニーズを現場でよく聞くという山本氏アプリをリリース開始してから現在まで、複数回アップデートを行っていますが、今後もより現場ニーズに沿ったアプリになるよう、改良を重ねていく予定です。 また現在開発中なのが、Pepperと一緒にカラオケができるアプリです。そうすることで、Pepperの稼働時間を長くすることができ、より効率的にご活用いただけるのではと考えいてます。 ーーー最後にメッセージをお願いします。実際に私も多くの介護施設を訪問させてもらい、よく言われている人手不足の問題などを肌で感じました。そのなかで、Pepperにしかできない仕事ってなんだろうと考え続けてきましたが、先ほどお伝えしたとおり、コミュニケーションのハードルを下げるとか、心を穏やかにするという部分でお手伝いできればと思うようになりました。 施設スタッフの方に「ロボットが人の代わりになるの?」というご意見も頂くことはありますが、実際にご利用者様に対してレクリエーションを行ったり、Pepperとお話をしたりして喜んでいただく姿を見ていただくと、納得していただくことがほとんどです。 Pepperが入っていくことで人の仕事を奪ってしまうのではなく、スタッフの方と業務を分担して共存していくことで、スタッフ・利用者の方双方にとってメリットのある環境になっていくのではと思っています。編集部まとめ今回体験してみて、全身を使って表現し、マシンガントークをするPepperくんに驚きつつも、ついつい笑顔になってしまいました。もともと介護施設向けの音楽療養コンテンツを提供していた株式会社エクシング。Pepperと組み合わせることで、よりダイナミックにレクリエーションが楽しめるようになります。「健康王国トーク for Pepper」と併用すれば、レクリエーション以外の時間もPepperを有効活用でき、介護職員の業務負担にもつながりそうです。 サービス名 健康王国トーク for Pepper 対象機種 Pepper for Biz 価格(月額) 10,800円(税込) 最低利用期間 12ヶ月(初月含む) ※ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し株式会社エクシングが独自に実施しています。

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