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介護支援専門員(ケアマネジャー)とは?ケアマネのなり方、仕事内容、働く場所

介護支援専門員(ケアマネジャー)とは?ケアマネのなり方、仕事内容、働く場所

介護支援専門員(ケアマネジャー)は、介護サービスや介護保険のスペシャリストです。ここでは、介護支援専門員のなり方や仕事内容、給料事情などについてまとめました。 ケアマネになりたい! どうやって介護支援専門員になるの? ケアマネの給料が知りたい ケアマネが働く場所は? ケアマネになってからも必要な研修があるらしい こんな疑問や気になることにお答えしていきます。※2018/06/29追記介護支援専門員とは?介護支援専門員とは、要介護(支援)者が適切な介護サービスを受けられるようサポートする介護の専門職のこと。ケアマネジャー(ケアマネージャー)とも呼ばれます。介護支援専門員(ケアマネジャー)になるには、5年以上の実務経験を積んだのち、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格することが必要です。受験手数料は都道府県によって異なりますが、だいたい7,000円~9,000円かかります。2018年から、介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格が変更されました。まずは介護支援専門員になるまでの流れから見ていきましょう。介護支援専門員になるには介護支援専門員は、各都道府県が認定する公的資格です。介護支援専門員になるまでの流れは大きく4段階に分けられます。まず、有資格者として5年以上の実地業務、もしくは生活相談員や支援相談員として5年以上の相談援助業務をします。その後、各都道府県が実施している「介護支援専門員実務研修受講試験」を受験し、合格します。合格したら、今度は「介護支援専門員実務研修」を修了します。すべて修了したら、最期に各都道府県の介護支援専門員名簿に登録を行います。そこで介護支援専門員証の交付を受ければ、介護支援専門員(ケアマネジャー)として働くことができます。ちなみに、介護支援専門員証の交付は5年ごとに更新が必要です。介護支援専門員実務研修受講試験「介護支援専門員実務研修受講試験」とは、介護保険制度や要介護認定、居宅介護サービス計画に必要な専門知識があるかどうかを確認するための試験です。試験は都道府県が実施しており、受験費用も都道府県によって異なります。受験費用は、およそ7,000円~9,000円程度です。受験資格介護支援専門員実務研修受講試験の受験資格はいくつかありますが、2018年以降の試験から、この受験資格が変更になりました。ポイントを整理すると、 いままで対象だった介護等の業務やケース・ワーカーが対象外 介護職員に関しては、介護職員初任者研修、ホームヘルパー2級、実務者研修などの資格を持っている人の受験資格制度が対象外になり、介護福祉士として5年以上の実務経験が必要となります。合格ライン 介護支援専門員実務研修受講試験は、介護支援分野・保健医療福祉サービス分野の2つの分野にわかれています。2017年に実施された第20回目の試験では、介護支援分野で25問、保健医療福祉サービス分野で35問が出題され、それぞれ1問1点で採点されました。合格には、それぞれの分野で、70%以上を得点する必要があります。つまり、介護支援分野では15点、保健医療福祉サービス分野では23点をとる必要があるということです。合格率平成29年度の介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は21.5%でした。例年は13~19%あたりを推移しており、試験の難易度はそれなりに高いといえます。 試験日 合格率 第15回平成24年度(2012年10月28日) 19.0% 第16回平成25年度(2013年10月13日) 15.5% 第17回平成26年度(2014年10月26日) 19.2% 第18回平成27年度(2015年10月11日) 15.6% 第19回平成28年度(2016年10月2日) 13.1% 第20回平成29年度(2017年10月8日) 21.5% 試験内容・過去問試験内容は多岐に渡り、介護支援分野、保険医療サービス分野、福祉サービス分野に大分されます。 介護支援分野 保健医療サービス分野 福祉サービス分野 介護支援専門員の大きな役割であるケアプランの作成には、介護サービス全般を知っている必要があるだけでなく、介護保険にも精通している必要があります。さらに、利用者や介護サービス事業者、医療機関との話し合いも発生するため、幅広い知識が求められるのです。過去には以下のような問題が出題されています。 第19回介護支援専門員実務研修受講試験問題過去問 ( 介護支援分野 ) 問:介護保険法第1条又は第2条に規定されている文言はどれか。3つ選べ。(1)自立した日常生活(2)要介護状態等の軽減(3)医療との連携(4)利用者主体(5)介護の社会化 答え:正解は1・2・3(1)第1条に規定されている。(2)第2条第2項に規定されている。(3)第2条第2項に規定されている。(4)第1条に尊厳の保持等の規定があるが、利用者主体とは規定されていない。(5)第1条に国民の共同連帯の規定があるが、介護の社会化とは規定されていない。 引用: 株式会社シルバー産業新聞社「ケアマネージャー試験過去問題集」HP より 介護支援専門員実務研修介護支援専門員実務研修受講試験に合格したら、次は実務研修を受講しましょう。「介護支援専門員実務研修」とは、「介護支援専門員として必要な知識、技能を有する介護支援専門員の養成を図ること」を目的とした研修です。研修日数・期間介護支援専門員実務研修の研修期間は「6日間で合計44時間以上」と国によって定められていますが、実際の研修期間は各都道府県によって異なります。たとえば、東京都では15日間(87時間)の講義・演習と3日間の実習で構成されています。研修内容実務研修では、介護サービス計画(ケアプラン)の作成やモニタリングの実施など、ケアマネジメントの専門知識や技術を学習します。講義などの座学だけでなく、グループワークやミニワーク、個人/グループ発表、介護サービス計画作成演習なども行います。介護支援専門員になってから無事に介護支援専門員の交付証を得たら、いよいよ仕事開始です。ここでは、介護支援専門員の主な仕事内容や役割、給料や求人・働く場所、介護支援専門員になってから必要な更新研修についてまとめました。介護支援専門員の役割・仕事内容介護支援専門員の役割は主に二つあります。ケアプランの作成1つ目の役割は、ケアプラン(介護サービス計画)の作成です。ケアプランの作成には、本人や家族との面談によるインテーク、利用者の情報や面談から課題を把握・分析するアセスメントなどが必要です。ケアプランは、これによって「どのような介護サービスが、どのように受けられるのか」が決まるので、利用者本人や家族にとっては非常に重要です。介護支援専門員は、利用者の意向を把握するのはもちろん、「隠された意向」にも気づき、スポットライトをあてなければいけません。また、「できないことのカバーする」“補完的介護”ではなく、「できることを伸ばす」“良くする介護”のためのケアプランにする必要があります。事業者・関係機関とのサービス調整役2つ目の役割は、サービス事業者・施設等の連絡調整です。ケアプランが完成したら、介護サービスの提供事業者を探して手配します。事業者の選択も利用者の意向に沿うことが原則ですが、利用者側に知識や情報が乏しい場合は、介護支援専門員が代わりに選択することもあります。時には介護保険によるサービスだけでは対応できないこともあります。そうしたケースに備え、介護保険外のサービスについても通じておく必要があるでしょう。候補となった事業所に連絡を入れ、定員等の空きがあるかどうか確認し、サービスを調整します。事業者が決定したら、サービス担当者会議を開催します。介護支援専門員は、自らが進行役となり会議を進めていきます。ケアマネジャーの給与・給料・手取り厚生労働省の 平成28年度介護従事者処遇状況等調査結果 によれば、ケアマネジャーの平均給与(月給)は常勤で342,440円でした。非常勤の場合は276,380円です。一般的に、額面のおよそ75~80%が手取りとなるので、常勤のケアマネジャーの平均の手取りは、274,000円前後だといえるでしょう。同年の他職種との比較から、ケアマネジャーは介護職員よりも給与が高く、理学療法士や作業療法士と同程度の水準だといえそうです。詳しくは ケアマネジャーの給料ってどれくらい?平均と比較まとめ で知ることができます。働く場所・求人ケアマネジャーには、居宅介護支援事業所などで働く「居宅ケアマネ」と、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などで働く「施設ケアマネ」の2種類に分けられます。居宅ケアマネ多くのケアマネジャーは、居宅介護支援事業所に所属することになります。居宅ケアマネは利用者の自宅を訪問し、利用者の代わりに居宅で受けられる介護サービスを紹介したり、ケアプランを作成したり、給付費を計算・請求したりします。施設ケアマネたいして、施設ケアマネが所属するのは特定の施設です。そのため、施設ケアマネはその施設を利用している利用者のケアプランを作成します。施設ケアマネの多くは、介護スタッフとともに介護業務を行ったり、他の業務も兼務したりするのが一般的です。介護支援専門員更新研修介護支援専門員証は、5年ごとの更新が必要です。更新するためには、「介護支援専門員更新研修」を受講しなくてはいけません。介護支援専門員更新研修は、定期的な研修の機会を確保して、介護支援専門員としての知識や能力を維持することを目的としています。介護支援専門員更新研修を受講すべきか否か、受講するとしたらどのような研修を受講すべきかなどは、更新回数などによって変わります。下記のフローチャートから確認しましょう。更新を忘れると登録が取り消しに!更新期限を過ぎたのに更新研修を受けていない場合、また更新研修を受けたのに介護支援専門員証の交付申請を忘れてしまった場合、これまでは、ただちに登録が取消処分となっていました。しかし、「更新の手続きを忘れてしまっただけの人にとって処分が重すぎる」という声が多々あったため、2018年6月より、更新期限を過ぎてしまった場合でも、速やかに交付申請をしたり、介護支援専門員再研修を速やかに受講したりすればよいというルールができました。ただし、申請や再受講通知が来たのにそれを無視してケアマネ業務を続けた場合は、登録取消になる恐れもあるので注意しましょう。 AIがケアプラン作成?ケアマネジャーの将来性介護支援専門員の役割の一つである「ケアプラン作成」。実は最近、AI(人工知能)を使ってケアプランを作成しようという試みがなされています。AI によるケアプランの開発、提供を事業内容に掲げる株式会社シーディーアイは、日本初となる人工知能によるケアプラン作成の実証プロジェクトを本格的に開始しました(※)。※愛知県豊橋市でケアプラン作成を支援する人工知能の利用を開始 介護保険データを学習させた人工知能にケアプランを作成させ、ケアマネジャーが調整した上で利用者に提供し、利用者の身体状況の改善度やケアマネジャー業務の変化等を調査するとのことです。AIの登場でケアマネは不要になるのか?人工知能が作成したケアプランによって改善や業務負担軽減効果が見られれば、介護支援専門員(ケアマネジャー)の需要は減るのでしょうか?現実には、それほど単純ではないと言えるでしょう。なぜなら、ケアプランは介護保険データだけでなく、本人の意向や家族の状況、地域の事情、気候の変化(気温が下がってきたから痛みが増した等)など、さまざまな条件を総合的に考慮してはじめて、最適なものとなるからです。こうした微妙な調整をAIができるようになるには、まだまだ時間がかかると考えられます。まとめ介護支援専門員は、高度な知識やスキルが求められる介護の専門職です。介護の要となるケアプランは、長年の実務経験と深い見識にもとづいて作成されます。そのため介護職員にくらべて高い給与が支払われますが、能力や知識を維持するため、更新のたびに研修をする必要があります。また働く場所によっては、介護職員と一緒に介護業務を行う場合もあります。AIによるケアプラン作成という新しい試みが実施されてはいるものの、今後もケアマネジャーは居宅系・施設系サービスのどちらからも必要とされるでしょう。ケアマネジャー(介護支援専門員)の求人/募集/転職情報に興味がある方は、姉妹サイト【介護のお仕事】をご覧くださいね!

知らないと損をするかも!ネットでできる介護の情報収集方法

知らないと損をするかも!ネットでできる介護の情報収集方法

みなさん、こんにちは。介護システムエンジニアの福村浩治です。介護エンジニアという職業柄、なんとかITの力を使って介護を便利にできないかと、これまでさまざまな方法を模索してきました。私は、ふだんからインターネットを使って介護の情報を調べることが多いです。ネット上には有益な情報がたくさんありますが、介護に向き合いはじめたばかりの「何がわからないかわからない」状態の人にとって、あふれる情報から必要な情報を見つけ出すのは至難のワザでしょう。介護の情報収集が十分にできていないと、「本来なら介護保険を使って自己負担1割でできたのに、それを知らなかったがために、全額自己負担してしまった」なんてこともありえます。実は、これに似たことを、私自身も経験したことがあるのです。介護保険の創設以前である約30年前、私の父が全額自己負担で自宅の階段に手すりをつけました。当時は、私も父も介護や障害福祉の知識がなかったのですが、申請しておけば、全額自己負担しなくてすんだかもしれません。もっとも、介護保険制度がある現在は、リフォーム会社から介護保険の利用を提案されるはずので、我が家のようなことは起こりにくいとは思います。しかし、自分や自分の家族がよりより介護をうけるためには、介護サービスの基礎知識や最新情報を知っておくに越したことはありません。 そこで今回は、今までと趣向を変えて、介護初心者の方に向けて、ネットを中心とした効率の良い介護情報収集方法を教えます。 基礎中の基礎!市役所の介護保険課「そろそろ介護が必要かも…」そう思ったら、まずは市役所の介護保険課 へ行きましょう。 介護保険課は、お住まいの市区町村により、名称が若干違う場合もあります(例:長寿介護課・介護福祉課など)。介護保険課とは、介護保険サービスを利用するための要介護認定の手続きや、介護に関する相談、介護保険の給付、介護に関する助成事業を行っているところです。「まずは対面で話を聞きたい」という人は、相談窓口で色々と教えてもらいましょう!「窓口に行く時間がない」という方は、市区町村のホームページから情報を閲覧することもできます。ホームページは、「お住まいの市区町村名 介護保険課」で検索すると見つかります。和歌山市の福祉保健課のページ( 和歌山市HP)ただし、各市区町村により情報量や内容の差がかなりあるので注意が必要です。 何件か確認してみましたが、 初心者向けに介護保険の説明が書かれている市区町村もあれば、サービス事業所向けの情報がほとんどのような市区町村もありました。後者の場合は、窓口に行くしかないでしょう。私は仕事柄、各市区町村のホームページを確認したり問い合わせをすることがよくあります。しかし、市区町村によりホームページの構成が違うため、どこにどの情報があるかがわかりづらかったり、ある市区町村では掲載されている情報が、べつの市区町村では掲載されていないということが多々あります。個人的には、掲載する情報や掲載方法を統一してもう少しわかりやすくしてほしいと思いますが、必要な情報が見当たらないときは、電話などで問い合わせしてみるのもありでしょう。相談は地域包括支援センターでも可能相談は、地域包括支援センターでも可能です。介護保険課のページ内にリンクがある場合もあります。なければ、「お住まいの市区町村名 地域包括支援センター」で検索してみてください。大阪市の地域包括支援センターのページ(大阪市HP)近所にどんなサービスがあるかを調べよう!「いざ、介護サービスを使おう!」と思っても、どんなサービスがあるのか、どこで受けられるのか、わからない人も多いのではないでしょうか。そんなときにおすすめなのが「介護サービス情報公表システム」です。介護サービス事業所の調べ方介護サービス情報公表システム とは、全国の介護サービス事業所・施設の情報が掲載されているホームページです。介護サービス情報公表システムのホームページ(厚生労働省HP)今回は、 自宅まで訪問して介護してほしい 自宅近く(大阪市内)の事務所がよい と考えている人と仮定して、サービス事業所を調べてみます。まず、都道府県で大阪をクリックします。その後、調べたいものを選択します。今回は、「自宅まで介護しにきてほしい」というニーズがあるため、介護サービスを提供している介護事業所を検索します。「介護事業所を検索する」をクリックしましょう。絞り込むための条件が表示されました。今回は、「自宅近くの事業所が知りたい」というニーズがあるため、「地図から探す」をクリックします。次に該当の市区町村を選択し、「サービスを選択」をクリックします。そうすると、自宅でサービスをうける訪問系サービス、施設でサービスをうける施設系サービスなど、さまざまなサービスが表示されます。該当のサービスにチェックをいれ、検索をクリックします。今回は、「自宅で介護してほしい」、つまり訪問系サービスを探しているので、「訪問介護」にチェックを入れます。すると、検索結果の事業所が無事表示されました。以上のように、「介護サービス情報公表システム」を使えば、求めているサービスを提供してくれる事業所や、自宅近くの事業所が簡単に調べられます。サービス内容も調べられるそもそもどのようなサービスが必要かは、状況によりさまざまですので、市区町村の窓口や、地域包括センター、居宅介護支援事業所などで決めていくことになります。2018年6月現在、介護サービスは53種類あります。これは制度の改正のたびに増えていっており、今後も増えていくことが予想されます。私自身、介護について調べた際、あまりにたくさんのサービスがあるため、混乱したのを覚えています。 介護サービス情報公表システムには、各サービスの説明や概要も掲載されているので、ご一読されることをお勧めします。福祉用具について知ろう!介護サービスのひとつに、「福祉用具貸与」があります。これは、車いすやリフトなどの福祉用具を利用することで日常生活上の便宜を図り、家族の介護の負担軽減などを目的としたサービスです。腰掛便座など の貸与になじまないものは、「特定福祉用具」として購入することもできます。どちらも、自己負担の1割~2割(今年8月からは3割も)で利用できるサービスです。福祉用具の検索方法テクノエイド協会のホームページから福祉用具が検索できる( テクノエイド協会HP )ここでは、福祉用具の検索方法をご紹介します。どのような福祉用具があるかは、公益財団法人テクノエイド協会のホームページで確認することが可能です。今回は、車いすを調べてみましょう。TOPページから、「福祉用具情報システム」をクリックします。 「福祉用具の検索」→ 「介護保険 福祉用具を探す」をクリックします。 その後、「サービス種類」と「サービス項目」を選択し、「検索」をクリックすると、検索結果が表示されます。以上のように、「福祉用具情報システム」を使えば、どのような製品があるかを調べることができます。「車いすがほしいけど、どんなものがあるのかわからない」「今使っているものより、もっと自分に合うものはないだろうか?」そんなときは、ぜひ一度ここで検索してみましょう。介護で忙しい日々を送る人へ今回は、介護サービスやサービス事業所の調べ方、福祉用具の検索方法をご紹介しました。相談窓口やレンタル・販売店に行かなくても、ある程度の情報であればインターネットを使って調べることが可能です。介護保険は、制度を持続するために年々複雑化しています。そのため、日々の介護で疲弊されている方の中には、最新情報をキャッチするのが難しかったり、いざというときに「そんなこと知らない!」と感じたりすることも多いと思います。日々の生活や介護に追われつつ、限られた時間のなかで情報を収集するなら、インターネットがとてもおすすめです。ホームページをチェックする程度なら、少し手が空いた時にもできるのではないでしょうか。次回も引き続き、介護の情報収集方法についてご説明したいと思います。

7割が「していない」ーーあなたの職場では、”ノーリフトケア(持ち上げない介護)”してますか?

7割が「していない」ーーあなたの職場では、”ノーリフトケア(持ち上げない介護)”してますか?

介護現場で働く人の3人に1人が、深刻な腰痛に悩んでいるといわれています。腰痛ゆえに、長期休業を強いられたり、介護職を辞めざるを得ない人もあとを絶ちません。最悪の場合は退職も!気をつけたい介護の腰痛~原因・対策・予防・助成金~そんな腰痛問題に、介護のやり方を根本的に変えることで対応しようという動きのひとつとして「ノーリフトケア(持ち上げない介護)」があります。ノーリフトケアとは、人力だけで要介護者を持ち上げない、抱えあげない介護のことです。ノーリフトケアを徹底することは、介護者の腰痛を防止するのはもちろん、持ち上げたり抱えあげたりする移乗にともなう要介護者の皮膚の損傷や不快感の軽減にもつながります。ノーリフトケア先進国であるイギリスやオーストラリアではすでにその成果が報告されており、日本でも少しずつ注目を集めているのです。介護ロボットONLINE編集部では、介護ロボットONLINEの読者に向けて、「ノーリフトケア(持ち上げない介護)」についてアンケートを行いました。約7割が「持ち上げない介護を取り入れていない」まずはじめに、自身の職場で持ち上げない介護を取り入れているかどうかを聞いたところ、「取り入れている」と答えた人が28.4%(21名)、「取り入れていない」と答えた人が68.9%(51名)となりました。(1)あなたの職場では、「持ち上げない介護」を取り入れていますか?続いて、持ち上げない介護を職場で「取り入れている」と答えた人に対して、具体的な対策方法に関するアンケートをとりました。(2)具体的にどのような対策をとっているか教えてください。具体的な対策方法を聞いたところ、「スライディングボード・スライディングシート」が90.9%(20カウント)ともっとも多く、次いで「移乗リフト」が27.3%(6カウント)、「介護ロボット(異常型)」が4.5%(1カウント)となりました(複数回答)。比較的安価で手軽な「スライディングボード・スライディングシート」は、ノーリフトケアを取り入れているほとんどの施設で活用されていることがわかります。一方で、移乗リフトや移乗型の介護ロボットを導入している施設は全体の3割程度と、まだまだ普及が進んでいない実態が浮かび上がりました。ノーリフトケアに好意的な人が大半、でも課題は山積み最後に、ノーリフトケアについて、自由な意見を聞いてみました。ここでは、そのコメントの一部を紹介いたします。(3)「持ち上げない介護」について、あなたの意見を自由に聞かせてください。「取り入れている」と答えた人のコメント ほとんどの人がノーリフトケアに好意的ですが、実際の業務中では、時間や手間の関係でついいつもどおりの介護をしてしまうという声もありました。また、現状のリフトや介護ロボットでは対応しきれない要介護者に向けて、より効率的にノーリフトケアができる商品を希望する声もあります。 持ち上げない介護推進派です。優しくなれる気がします。介護スタッフの中には時間に追われて手間だと考える人もいますが、それほどの時間もかからないし、やったことない人たちが手間だと言っている気がします。それに自分の腰は自分で守りたいです。自分が60歳になった時でも身体的な負担を感じることなく介護に携われる、そんな風でありたいと思います。理想は必要な人にリフト導入をしたいですが、高価なリフトを入れなくても、ボードやシートで持ち上げない介護をもっと推進できると思っています。 介護ロボット導入しており、今操作を修得中なんですが、いざ。と言う時にはふたり介助の方が早い場合があります。ちなみに、ご利用者様は、介護ロボットが良い。と言われる方もいらっしゃいます。 患者さんや利用者さんも無理矢理持ち上げられるより怖くないと思います。ただ力加減を間違えるとスライディングボードも危険なので要注意です   特養です。「座れたらトイレ」なので、本当に立てない人もトイレに行く、トイレで持ち上げない介助ができるロボットを熱望している。(現状の物は「少しでも立てる」のが前提なので実際は使えない) スライディングボードやシートをセッティングする時間がもったいなく、結局はいつものように腰に負担をかけてしまってる事が多い。  「取り入れていない」と答えた人のコメント「取り入れていない」と答えた人の多くも、ノーリフトケアを取り入れたいと考えていることがコメントからわかります。しかし、人的リソースや費用の問題から、なかなか取り入れるのが難しいという現状があるようです。 ノーリフトは、今後の介護の現場に必須だと思います。だだし、投入費用が切りすぎたり福祉機器の理解不足の現場が多い。在宅で利用出来るようになれば、自然に施設でも当たり前に使用されるようになると思う。 介護者の腰痛予防だけでなく、利用者のADLの維持や恐怖心を与えない·拘縮を予防する…といった事を考えると「持ち上げない介護」をして欲しい。でも、人員不足の現状、仕事をこなすことに重きが置かれ、その方のペースに合わせた介護ができない悲しい現状があるのも事実。 なかなか導入が難しい。機器を用意する手間がかかり、あっても使わない。   また、訪問介護をしている人からは、在宅でノーリフトケアに使用できるツールを導入する難しさに言及する声が多くあがっていました。 訪問介護では利用者さん宅移乗リフトなどの導入が難しいので、つい無理をします。また、スライディングシートやグローブも職場からは支給・貸与がないので、使用したいヘルパーは自費購入せざるを得ない状況です。 操作等間違えなければ機械を使っての介護は腰痛対策にもなり高齢者の方本人への負担も軽減されるのでいいのではないかと思う。施設では持ち上げない介護が実施されやすいと思うが、私のようにヘルパーとして在宅介護を行なっている者の場合、なかなか浸透しにくいのではないかと感じる。機械などを利用者宅に導入するとしても金銭面やスペース確保の点で問題になる可能性が高いこと、現在あるロボットなどを事業所で導入するとしても資金面や持ち運びが難しいため非現実的だと感じている。現在あるアシストスーツなどが小型軽量化し持ち運びしやすいものができれば持ち上げない介護という考え方が在宅の方でも浸透しやすくなるのではないかと思う。 ノーリフトケアの海外事情ノーリフトケアの考え方を早くから取り入れてきたのが、イギリスとオーストラリアです。イギリスでは1993年ごろから、にイギリス看護協会を中心にして、”人力だけで患者を持ち上げることを避ける”考え方を取り入れはじめました。オーストラリアでは、にオーストラリア看護連盟ビクトリア支部が、「押さない・引かない・持ち上げない・ねじらない・運ばない」というポリシーを1998年に発表しています。とくにオーストラリアでは、厚生労働省によるプロジェクトの結果として、持ち上げる介護による負傷が48%減少、損傷によって失われるお金が74%減少、労働者の苦情処理にかかるコストも54%削減できたという調査報告もなされています。ノーリフトケアを後押しする支援事業・補助金・助成金オーストラリアにおける成果の背景には、州政府による資金援助や講習会などのサポートがあります。日本においても、ノーリフトケアの後押しとなる支援事業や補助金制度がいくつかあります。ここでは、その一部をご紹介します。人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース)人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース)とは、介護事業主が、介護福祉機器の導入や賃金制度の整備をすることで、介護労働者の離職率の低下に取り組んだ場合、その費用等を助成する助成金です。介護福祉機器助成コースには、(1)機器導入助成、(2)目標達成助成の2つがありますが、そのうちの(1)機器導入助成では、介護労働者の労働環境向上のための介護福祉機器の導入した場合、その費用が助成されます。助成対象となる介護福祉機器は6種類ありますが、その中に「移動・昇降用リフト(立位補助機、非装着型移乗介助機器を含む) 」が含まれています。支給額は、機器の導入費用や保守契約費の合計額の25%で、上限は150万円です。さらに詳しく 人材確保等支援助成金(介護福祉機器助成コース)について知る介護ロボット導入支援事業(地域医療介護総合確保基金)介護ロボット導入支援事業(地域医療介護総合確保基金)とは、各自治体ごとに介護ロボットの導入費用を補助する事業です。対象となる機器は自治体によって異なりますが、多くの自治体で、ロボットスーツを含む装着型の介護ロボットや、次世代型の移乗リフト(非装着型の介護ロボット)を対象に含んでいます。平成30年度は、1機器につき導入経費の上限30万円程度(機器の1/2)が補助されることが多いようです。さらに詳しく 介護ロボット導入支援事業(地域医療介護総合確保基金) について知る まとめ今回のアンケートからは、日本ではまだまだノーリフトケアが徹底されていないということがわかりました。何かしらの対策をしている事業所であっても、忙しいときや緊急のとき、つい慣れ親しんだこれまでの介護のやり方をしてしまうケースも少なくなく、定着の難しさが浮かび上がっています。また、訪問介護では、そもそもノーリフトケアができるような環境を整備しづらいという実態も明らかになりました。ノーリフトケアが普及しない原因の一つに、ノーリフトのためのツール(移乗リフトや介護ロボット)の価格の高さがあります。日本にもノーリフトケアを促進する支援事業や補助金はありますが、より普及を進めるためには、オーストラリアのような国全体での取り組みが必要なのかもしれません。 < アンケート調査概要 >・調査期間:2018年6月13日(水)~6月20日(水)・調査対象:介護ロボットONLINEの読者▼関連記事はこちらから▼最悪の場合は退職も!気をつけたい介護の腰痛~原因・対策・予防・助成金~21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム)5分で分かる!ロボットスーツHAL®(ハル)の役割や効果

介護ロボット導入支援の補助対象となる製品一覧

介護ロボット導入支援の補助対象となる製品一覧

業務効率化や人材不足対策、ケアの質の向上が期待される介護ロボット。しかし、まだまだ高価なため、十分に普及が進んでいないのが現実です。そんな介護ロボットの導入ハードルを下げてくれるのが、国や自治体が実施している介護ロボット導入支援事業です。これまでに、さまざまな補助金・助成金が用意されてきました。そこで問題になるのが、「どんな商品が、介護ロボットとして補助金の対象になるの?」という点です。ここでは、過去に補助金の対象となった介護ロボットをまとめました。補助金や助成金を使って介護ロボットを導入したいと考えている介護事業者の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。介護ロボット等導入支援特別事業で対象となった介護ロボット平成27年度の補正予算にて52億円の予算があてられた「介護ロボット等導入支援特別事業」。1事業所につき、最大92万7000円の助成金が出たことで話題になりました。 介護ロボット等導入支援特別事業の補助対象となるには、3つの要件を満たしている必要がありました。補助対象となるための3つの要件 目的要件 日常生活支援における、ア)移乗介護、イ)移動支援、ウ)排泄支援、エ)見守り、オ)入浴支援のいずれかの場面において使用され、介護従事者の負担軽減効果のある介護ロボットであること  技術的要件 次のいずれかの要件を満たす介護ロボットであること。1.ロボット技術(※)を活用して、従来の機器ではできなかった優位性を発揮する介護ロボット2.経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」において採択された介護ロボット 市場的要件 販売価格が公表されており、一般に購入できる状態にあること。 ※ア)センサー等により外界や自己の状況を認識し、イ)これによって得られた情報を解析し、ウ)その結果に応じた動作を行う介護ロボット 「ロボット介護機器開発・導入促進事業」 で採択された介護ロボット一覧そのうち、具体的な介護ロボットが示されているのは、「技術的要件」の「2.経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」において採択された介護ロボット」です。「ロボット介護機器開発・導入促進事業」 で採択された介護ロボットは以下の通りです。 画像商品名(企業名) マッスルスーツ(株式会社イノフィス) HAL 腰タイプ 介護支援用(CYBERDYNE株式会社) 離床アシストロボット リショーネPlus(パナソニック エイジフリー株式会社) Flatia(フラティア)(株式会社カワムラサイクル) ベッドサイド水洗トイレ(TOTO株式会社) 真空排水式ポータブルトイレ キューレット(アロン化成株式会社) ラップポン・ブリオ(日本セイフティー株式会社) Neos+Care(ネオスケア)(ノーリツプレシジョン株式会社) OWLSIGHT (アウルサイト)福祉用(株式会社イデアクエスト) シルエット見守りセンサ(キング通信工業株式会社 ) Mi-Ru(ミール)(ワイエイシイエレックス株式会社/株式会社 ブイ・アール・テクノセンター) ーRadar-Light(レーダーライト)(株式会社CQ-Sネット) ーWellsリフトキャリー(積水ホームテクノ株式会社) ー移乗サポートロボット Hug T1(富士機械製造株式会社) 自治体の介護ロボット支援事業(補助金・助成金) で対象となる介護ロボット 一部の自治体では、介護ロボットの導入にかかる費用の一部を補助(助成)してくれる 「介護ロボット等支援事業」 が実施されています。補助内容は自治体によって異なりますが、平成30年度は、1機器につき導入経費の2分の1(上限30万円)が助成されるケースが多いようです。自治体による介護ロボット等支援事業では、補助対象となる介護ロボットがはっきりと決められているわけではありません。「ロボット介護機器開発・導入促進事業」で採択された介護ロボットやこれまでの前例を中心に、「こんなものが対象となりますよ」と例を示してくれているにすぎないのです。 ここでは、各自治体が補助対象として例示している介護ロボットの一例を紹介します。 神奈川県神奈川県では、 移乗介護、移動支援、排泄支援、見守り・コミュニケーション、入浴支援、介護業務支援の場面で活躍する介護ロボットの導入に対し、1台につき最大30万円を補助しています。補助対象ロボットとして、上で紹介したロボットに加え、下記のようなロボットが例示されています。 画像商品名(企業名) 自立支援型移乗介助ロボット「愛移乗くんⅡ」 (株式会社アートプラン) リトルキーパスS(株式会社幸和製作所) 見守りケアシステムM-1(フランスベッド株式会社) 認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」(フランスベッド株式会社) 服薬支援ロボ(ケアボット株式会社) 離床リスク検知センサ「EVER Relief」(株式会社構造計画研究所) 見守りライフ(トーテックアメニティ株式会社) Dream Care(株式会社DREAM TOKYO) ーナノミストバスベッドタイプ(株式会社EINS) ー 施設向けみまもりシステム「安心Ver2」(株式会社エイビス) ー バスリフト(TOTO株式会社) ー 離床・見守りセンサー(株式会社メディカル プロジェクト) ー 見守り支援ベッドシステム(パラマウントベッド株式会社) ー aams.介護(株式会社バイオシルバー) ー 非接触バイタル生体センサー(株式会社ミオ・コーポレーション) ー PALRO(富士ソフト株式会社) 宮城県宮城県では、平成30年度の介護ロボット導入支援関連事業として、「介護ロボット導入支援事業」と「ロボット等介護機器導入支援事業」を実施する予定です。介護ロボット導入支援事業では1台あたり最大30万円が、ロボット等介護機器導入支援事業では1施設あたり最大1000万円が補助されます。神奈川県の対象一覧で紹介した介護ロボット以外にも、以下のような機器が補助対象として例示されています。 画像商品名(企業名) 眠りSCAN(パラマウントベッド株式会社) ROBOHELPER SASUKE(マッスル株式会社) DFree(トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社) テレノイド(株式会社テレノイドケア) Pepper(ソフトバンク株式会社) SOTA(ヴイストン株式会社) ー遠隔見守りシステム ZONE D(デンソー株式会社) ースマートスーツ(株式会社スマートサポート) ーA.I.ViewLife (エイアイビューライフ株式会社) ーケアサポートソリューション(コニカミノルタ株式会社) その他の自治体その他の自治体も、おおむね上記で紹介した介護ロボットを補助対象としてます。上記以外には、下記の介護ロボットも対象としている自治体があります。 都道府県商品名(企業名) 埼玉県スカイリフト(アイ・ソネックス株式会社) 離床センサー「みてるもん」 (株式会社ヒート) 離床センサー ベッドコールBC-RN(株式会社テクノスジャパン) 広島県免荷式リフト POPO(株式会社モリトー) アシストホイール(株式会社ナブテスコ ) 自動体位変換機能マットレス オスカー(株式会社モルテン) 介護モニタリングシステム エンジェル・アイ(株式会社コンフォート ) 自動体位変換 スモールチェンジLAGUNA(株式会社ケープ) ここで紹介したものは、あくまで一例です。ここで紹介されていないからと言って、補助対象に該当しないということはありませんのでご安心ください。自治体によっては、似たような機器でも、補助要件を満たす内容であれば対象となります。また、一部の自治体では、その自治体独自の条件を追加しているところもあります。例 福岡県「福岡県ロボット・システム産業振興会議」または「ふくおか医療福祉関連機器開発・実証ネットワーク」のいずれかの会員である県内企業が開発、製造した介護ロボットも対象 まとめ介護ロボットONLINEでは、各自治体が実施している介護ロボットの導入支援事業(補助金・助成金)情報を随時発信しています。 ▼ 自分の地域の補助金情報を見る▼ 【平成30年度】自治体別介護ロボット導入支援一覧 「ここで紹介されていないけど、この商品は補助対象になるのかな?」と思ったら、各自治体に問い合わせてみましょう。

「看取り介護」とは?具体的な内容や看取り介護の問題点

「看取り介護」とは?具体的な内容や看取り介護の問題点

ff平成18年に看取り介護加算が実施されてから、「病院以外での看取り」が注目され始めました。ある調査では、7割の特養がすでに看取り介護を実施していることがわかっています。介護をする人にとって、「看取り介護」は避けては通れない業務になってきているのです。 看取りとは?看取り介護とは? ターミナルケアとは何が違うの? 具体的にどんなことをするの? 看取り介護加算について知りたい!看取り介護の問題点は? ここでは、看取り介護をする人に向けて「看取り介護」の基礎知識をまとめます。※2018/02/19修正・追記しました。看取りとは?近年、「どんな状態であっても長く生きる」という考え方から、「残された時間を有意義なものにする」「自分らしい最期を過ごす」という考え方にシフトしつつあります。そこで注目をあびたのが「看取り」および「看取り介護」です。そもそも「看取り」とは何を指しているのでしょうか?看取りの定義全国老人福祉施設協議会の「看取り介護実践フォーラム」(平成25年度)では、看取りを下記のように定義しています。 看取り 近い将来、死が避けられないとされた人に対し、身体的苦痛や精神的苦痛を緩和・軽減するとともに、 人生の最期まで尊厳ある生活を支援することつまり看取り介護とは、要介護状態を改善したり維持したりするための介護ではなく、本人ができるだけストレスなく、自分らしい最期を迎えるための介護だといえるでしょう。ターミナルケアとは何がちがうの?看取り介護とならんで使われる言葉に、ターミナルケアがあります。ターミナルケアは「終末医療」と訳されることからもわかる通り、主に終末期の医療および看護のことを指します。対して看取り介護は、医療行為ではなくおもに終末期における介護・介助のことを指します。つまり大きな違いは、医療行為なのか否かにあるといえるでしょう。具体的な看取り介護の内容は?では、実際の看取り介護はいったいどのようなことをするのでしょうか?介護報酬の「看取り介護加算」は、以下の5つの条件を満たした場合に算定できるとされています。 1 当該施設の看護職員、病院または診療所、指定訪問看護ステーションのいずれかの看護職員との連携で24時間連絡できる体制をとること 2 看取りに関する指針を定め、施設入所の際に、入所者とご家族に看取りに関する定めた指針について内容の説明を行い、同意を得ること 3 医師、看護職員、ケアマネージャー、介護職員などが当該施設においての看取りについての協議を行い、指針について適宜見直すこと 4 看取りに関しての職員研修を行うこと 5 看取りケアは個室または静養室などを利用し、本人、ご家族、周囲の入所者に配慮すること ここでは、看取り介護加算の算定基準を参考に、看取り介護の内容についてまとめます。24時間体制での介護、連携看取り介護は、24時間体制で行われます。夜中であっても医療機関に連絡できるように、あらかじめ体制を整えておく必要があります。本人・家族への説明と同意看取り介護は、本人や家族の同意がなければ行なえません。施設での看取り介護はどのようなものかをじゅうぶんに説明し、納得してもらう必要があります。たとえば、病院との違いや施設において対応可能な医療行為の選択肢、意思確認の方法等についての話し合いを行います。多職種協働のケアカンファレンス、看取り介護計画見直し看取りに向けたケアカンファレンスは、医師、看護職員、ケアマネジャー、介護職員などの多職種が協働して開催し、本人が最期をより豊かに過ごせるよう、各職種でできること・すべきことを話し合います。また看取り介護計画は、週に1回程度の見直しが求められます。看取りに関する研修を行うこと看取り介護を行うには、事前に研修をする必要があります。研修は、下記のような内容が想定されます。  生きることの意味 死に逝くことについて 施設における看取り介護の考え方 本人、家族とのコミュニケーション  身体機能低下プロセスと変化への対応  夜間、緊急時の対応 など 引用元: 特別養護老人ホームにおける看取り介護ガイドライン 個室または静養室を利用すること看取り介護を行うときは、家族が気兼ねなく付き添いできるよう、個室または静養室を利用します。またその際、できるだけストレスなく過ごせるよう、室温や採光、換気などの環境整備にも気を配る必要があります。看取り介護加算の単位数や対象事業者看取り介護加算は、特別養護老人ホーム、グループホーム、特定施設入居者生活介護の3つの事業者が算定できます。 対象事業者 特別養護老人ホーム、グループホーム、特定施設入居者生活介護 単位数は3段階に分かれており、実際に看取りまで行うと、1580単位を取得することができます。平成30年度の介護報酬改定では、取得できる単位数が一部増加しました。 死亡日以前4日以上30日以下 1日につき144単位 死亡の前日および前々日 1日につき780単位 死亡日 1日につき1580単位 【徹底解説!】平成30年度介護報酬改定 総まとめ看取り介護の背景と問題点「看取り介護加算」の創設や強化によって、看取り介護を実施する介護施設が増えてきています。平成30年度の介護報酬改定でも、看取りやターミナルケアに関係する加算が強化されることになりました。その背景には、「多死社会」と「看取り難民」問題があります。41万人が”看取り難民”化する「多死社会」多死社会とは、高齢者の増加により死亡者数が非常に多くなり、人口が少なくなっていく社会形態のこと。具体的には、団塊の世代が平均寿命に到達する2040年、年間死亡数が現在の1.5倍である167万人にのぼると推計されています。多死社会が到来すると、医療保険の財源の膨張するなどさまざまな問題が発生すると予測されています。なかでも深刻な問題として、病院の入院ベッドが不足することによる死亡場所の不足があげられます。厚生労働省によると、2040年には約41万人の看取り場所が足りなくなると推計されています。つまり、このままでは「最期の時を迎えても死ぬ場所がない」”看取り難民”が発生してしまうのです。そうならないためにも、今「看取りの場」の選択肢として、介護事業所による看取り介護が強化されているのです。8割の介護職員が精神的負担「大きい」看取り介護を実施する介護施設が増えてきた一方で、看取り介護の問題点も明らかになってきました。問題点のひとつに、介護職員の負担増があげられます。ある調査では、精神的負担が「大きい」と回答した介護職員が全体の83%にのぼったと報告されており(※)、看取りに不慣れな介護職員や、夜間に不安を感じる介護職員への対応が求められています。具体的には、夜間帯における看護・介護職員の配置を増強させたり、看取り研修を充実させたりすることが考えられます。※出典:平成21年度老人保健健康増進等事業「特別養護老人ホームにおける看取り対応に関する調査研究事業報告書」(三菱総合研究所) 看取り介護をサポートするロボット看取り介護を実施する介護職員のサポートとして、介護ロボットがあります。とくに要介護者の見守りを支援する「見守り支援ロボット」は、夜間帯の介護職員の負担を軽減すると期待されています。ここでは、介護ロボットONLINE編集部が選んだ、看取り介護にも活躍しそうな介護ロボットを紹介します。ネオスケア(Neos+Care)|ノーリツプレシジョン株式会社ネオスケアは、3Dセンサを用いて人の動きを検知し、それをシルエット画像で表示することで、早く正確に、しかもプライバシーに配慮しながら見守りができる予測型見守りシステムです。オプションの生体モニターでは人体のわずかな動きや生体反応がない状態も測定・検知できるため、看取り時の容体の急変にも速やかに対応することができます。業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン眠りSCAN|パラマウントベッド株式会社眠りSCANは、マットレスの下に敷くだけでベッド上に居る人の状態をリアルタイムでモニタリングできる、非接触型の見守りシステムです。センサーが呼吸・心拍などの情報も測定します。アラーム設定を看取りに活用することなどが考えられます。ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社EVER Relief|株式会社構造計画研究所 EVER Relief は、ベッド上の動きや状態を見守る離床リスク検知センサーです。バイタルセンサーによって就寝中の異常を検知することができるため、看取りにも活躍します。担当者によれば、「EVER Relief」のバイタルセンサーによって看取り検知ができた施設もあるとのことでした。二段構えセンサーで離床をキャッチ!|「EVER Relief」株式会社構造計画研究所 まとめ看取り介護とは、要介護者のストレスや苦痛を緩和することを目的とし、最期までその人らしくいられるための介護のこと。それを実現するためには、本人や家族の同意はもちろん、介護施設として24時間体制の介護・看護や、介護職員の知識・経験が求められます。そのために介護職員の負担が大きくなっているという問題はあるものの、”看取り難民”をなくすためには今後も介護施設での看取りが推進されていくでしょう。看取りを実施する介護事業所は、「看取り介護加算」等をうまく取り入れつつ、介護職員の負担や不安を軽減するための対策をたてていく必要があります。介護職員は、看取り介護はすでに避けては通れない業務であると考え、研修に参加するなどのステップアップが必要だといえるでしょう。 <参考資料>株式会社三菱総合研究所(2007年3月) 平成21年度老人保健健康増進等事業 「特別養護老人ホームにおける看取り介護ガイドライン」および 「特別養護老人ホームにおける看取り対応に関する調査研究事業報告書」 2018年の介護報酬改定を解説!介護ロボット導入で加算も介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表現役介護職員160名にアンケート調査を実施!97%が「人材不足を感じる」一方で対策は「特にしていない」が4割

未来の必須資格?介護ロボット専用資格「スマート介護士」とは

未来の必須資格?介護ロボット専用資格「スマート介護士」とは

2019年3月、新しい介護資格である「スマート介護士」が創設されるのをご存知ですか?「スマート介護士」とは、介護ロボットなどを効果的に活用して、介護の質の向上と業務効率化ができる介護士のこと。2019年3月に予定されている第一回目の試験に向けて、2018年秋頃から受験エントリーが開始します。今回は、今後の介護のスタンダードになるかもしれない「スマート介護士」資格について、お役立ち情報をまとめていきます。スマート介護士とは?スマート介護士とは、介護ロボットやセンサーを活用して、介護の質の向上と効率化を図ることのできる介護士のことです。創設したのは、社会福祉法人善光会のサンタフェ総合研究所。ここでは、介護事業者向けの経営コンサルティングサービスや、介護ロボットメーカー企業向けの開発・販売コンサルティングサービスなどを行っています。今回の「スマート介護士」の創設の背景には、介護ロボット普及の伸び悩みがあります。超高齢社会に突入し、介護人材不足が進む中、介護ロボットの需要は確実に増えているにもかかわらず、なかなか普及が進んでいないのが現状です。その理由に、運用の難しさがあります。介護ロボットそのものの操作だけでなく、介護ロボットの特性を把握した上で、効率的なオペレーションシステムを構築したり、利用者の指導を行ったりできる人材はそれほど多くありません。そこで、介護ロボットを活用できる人材を育成するためにも、「スマート介護士」が資格化されたのです。スマート介護士の対象者 善光会によれば、スマート介護士の対象者は以下の通りとなっています。 介護施設の管理者(施設長、介護主任、ユニットリーダーなど) 施設介護、訪問介護に従事される方 福祉用具の開発/販売に携わる方 介護ロボット・ICT機器の開発/販売に携わる方 今後のスケジュール 2019年3月の創設にむけて、今年9月より、エントリーが開始されます。今後のスケジュールは以下のとおりです。 平成30年9月 受験エントリー受付開始、公式テキストブック販売開始 平成31年3月 第一回「スマート介護士」試験その他の資格:ロボット福祉検定 「スマート介護士」と似た検定として、「ロボット福祉検定」があります。 ロボット福祉検定とは、人とロボットが共存する社会の実現に向けて、福祉・介護分野におけるロボットと人が一体となって何が出来るかを考え、安全・安心・適切に活用することができる人材育成を目的とした検定です。 「自分の職場でも介護ロボットを使い始めた」「介護ロボットを導入してほしいといわれたけど、どうやって導入を決めればよいのかわからない」 そんな思いや悩みを抱えている方は、ぜひ新しい資格にチェレンジしてみてはいかかでしょうか?人とロボットの共存がテーマ「福祉ロボット検定」って何?<参考資料> 社会福祉法人善光会「介護ロボット運用の専門資格「スマート介護士」を創設します」(http://zenkoukai.jp/japanese/?p=6104 , 2018/06/11)

【どうなる?平成30年】介護保険法の改正ポイントをわかりやすく解説【まとめ】

【どうなる?平成30年】介護保険法の改正ポイントをわかりやすく解説【まとめ】

3年ごとに改正される介護保険法。平成29年に公布され、翌平成30年4月に施行された今回の改正では、「自己負担額が3割に増加」と大きくニュースに取り上げられました。しかし、注目すべきなのは自己負担額の見直しだけではありません。じっくり読み解いていくと、私たちの生活に大きな影響を与える改正ポイントが多数あるのです。今回は、介護保険法の改正ポイントをまとめて、わかりやすく解説します。介護保険法の改正とは2000年に施行されて以来、3年ごとに改正されてきた介護保険法。介護保険とは、40歳以上のすべての人が介護保険の被保険者となり、要介護認定をうけた人の介護サービスを1~2割負担で利用できるようにする制度です。介護保険法は、そんな介護保険制度について定めた法律のこと。これまでに4回改正されており、利用者の自己負担額などが改正されてきました。今回の改正では、大きな改正ポイントが5点あります。それぞれわかりやすく解説していきます。5つの改正ポイント自己負担割合が最大3割負担に!1つめの改正は、サービス利用料の自己負担額の増加です。これまで、サービス利用料の自己負担額は、所得に応じて1割負担もしくは2割負担でした。しかし、今回の改正にともなって、最大で3割負担となる人が出ることになります。ただし、自己負担額の上限は、44,000円とされています。自己負担額が3割になるのは、現在2割負担している人のうち、特に高所得の人です。対象となる具体的な基準はまだ公表されていませんが、現時点では、「合計所得金額が 220万円以上」かつ「年金収入+その他合計所得金額340万円以上(単身世帯の場合。夫婦世帯の場合463万円以上)」と想定されています。厚生労働省の試算によると、3割負担となる対象者数はおよそ12万人。これは利用者全体の3%にあたります。収入に応じて保険料が変わる!2つめの改正は、介護納付金における総報酬割の導入です。これによって、40~64歳の被保険者による負担が、収入に応じて変わることになります。詳しい説明の前に、まずは介護納付金の流れについて説明しましょう。介護給付費(1年間の介護保険給付費の総額)の財源は、50%が税金、残りの50%が被保険者による保険料でまかなわれています。このうち、被保険者による保険料はさらに2つにわかれ、1つが65歳以上の被保険者(第1号被保険者)による保険料、もう1つが40~64歳の被保険者(第2号被保険者)による保険料によって成り立っています。今回、改正の対象となるのは、後者の第2号被保険者の保険料の仕組みです。第2号被保険者の保険料は、介護給付費の全体の28%と決められています。全体の28%にあたる介護給付費を、第2号被保険者の人数で割った数字が、第2号被保険者1人あたり保険料となります。第2号被保険者の保険料は、効率よく、かつ確実に徴収するために、被保険者が加入している医療保険から納付されます。これまで、各医療保険者が納付する金額(介護納付金)は、医療保険に加入している第2号被保険者の人数で決められていました。そのため、加入人数が多い医療保険者は、報酬額にかかわらず、多く介護納付金を収める必要がありました。上の図の場合、A医療保険の加入者のほうが、B医療保険の加入者より平均月収が少ないにもかかわらず、加入人数が多いという理由で、A医療保険者はより多くの介護納付金を収めることになるのです。それが、今回の改正で、人数ではなく、保険者の報酬額に応じて決められることになりました。上の図の場合、A医療保険とB医療保険の加入人数は異なりますが、全体の報酬額が同額であるため、A・Bの介護納付金は同じです。つまり、人数ではなく報酬額に応じて介護納付金が決まるということは、加入者の所得に応じて負担額が変わるということを意味しているのです。3割自己負担の導入にもいえることですが、今回の改正では、「高所得者がより多く負担する仕組み」がいっそう強化されたといえます。自立支援・重度化防止を見据えた「インセンティブ」3つめの改正は、自治体の機能を強化し、高齢者の自立支援・重度化防止のための取組を進めることです。中でも重要なのが、自立支援・重度化防止のための取組に対して付与される財政的インセンティブ(報奨金)です。インセンティブが付与される指標案には、「要介護状態の維持・改善の状況等」も含まれています。つまり自治体は、高齢者の要介護度を下げられれば、国からインセンティブがもらえることになります。医療・介護ニーズに応えた「介護医療院」4つめの改正は、新しい介護保険施設となる「介護医療院」の創設です。「介護医療院」とは、長期にわたって療養が必要な要介護者に対して、医療や看護・介護・生活上の世話を行うことを目的とする施設です。背景には、今後、増加が見込まれる慢性期の医療・介護ニーズがあります。地域共生社会の実現に向けた「共生型サービス」5つめの改正は、地域共生社会の実現に向けたさまざまな規定です。ここでは、そのうちの一つである、介護保険と障害福祉両方の制度に位置づけられた「共生型サービス」について説明します。「共生型サービス」とは、高齢者と障害者が同一の事業所でサービスを受けやすくするための新しいサービスの形です。これまで、障害者と高齢者は、別々の事業所でサービスを受けなければいけませんでしたが、今回の改正によって、障害福祉サービス事業所等でも、介護保険事業所としてサービスを提供することができるようになります。介護保険法、改正したらどう変わる?ここまで、今回の改正ポイントを5つにしぼって解説してきました。ここからは、改正にともなって訪れると考えられる変化について、考えていきましょう。介護離職者が増えてしまうまず考えられるのが、介護離職者の増加です。介護離職者とは、家族等の介護を理由に、今の仕事を辞める人のことを指します。介護離職者が増えると考えられる理由は、「自己負担額の増加」と「自立支援・重度化防止に対するインセンティブの付与」の2つです。利用者の負担が増えれば、介護サービスを利用するのでなく、自分で介護しようと考える人が増える可能性があります。中には、増加するサービス費を支払うことができず、やむを得ず会社を辞めて介護に専念する人も出てくるかもしれません。もう ひとつの懸念は、自治体に付与される要介護度の改善に対するインセンティブの存在です。要介護度が改善すること自体はよいことですが、家族にとっては、介護度が重い方がより多くの介護サービスを利用できることになるため、要介護度の判定には慎重になることがほとんどです。そこへきて、要介護度の改善にインセンティブが付与されるとなると、「できれば重めの介護度を」と考える家族の思いとは裏腹に、これまで以上に厳しく判定され、軽い介護度と認定される可能性があるのです。そうなると、受けられる介護サービスの量が減ってしまい、家族の負担が増えることにもなりかねません。中には、介護離職をして、自ら介護にあたらざるを得ないという人も出てくる可能性があります。今後ますます自己負担が増えていく?次に考えられるのが、自己負担額のさらなる増加です。今回の改正では「現役世代並みの所得のある者」を対象に利用者負担割合の見直しが行われましたが、対象者が全体の約3%にとどまるなど、大きなインパクトではありませんでした。しかし、膨張し続ける社会保障費や、止まらない少子化などを考慮すると、介護にかかる財源の確保には、今後も頭を悩ませ続けることになるでしょう。これまでの改正で、1割から2割、そして3割と、少しずつ大きくなってきた自己負担割合ですが、さらに拡大される可能性は十分にあると考えられます。まとめ3年ぶりなった、平成29年(2017年)介護保険法改正。大きな話題となった「利用者負担の増加」は、平成30年(2018年)8月から施行される予定です。自己負担割合の拡大をはじめとした今回の改正は、要介護者はもちろん、周囲の家族や介護スタッフにも影響を与えます。改正をうけて、これからの介護がどう変わっていくのか、介護ロボットONLINEでは引き続きウォッチしていきます。」<参考資料>厚生労働省『 「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」 の公布について(通知) 』厚生労働省「 地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律のポイント 」【徹底解説!】平成30年度介護報酬改定 総まとめ

「マッスルスーツ」の試着会に潜入!(特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ ・社会福祉法人章佑会)

「マッスルスーツ」の試着会に潜入!(特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ ・社会福祉法人章佑会)

2018年5月28日、特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ(社会福祉法人・章佑会) で、マッスルスーツ(株式会社イノフィス)の試着会が行われました。マッスルスーツとは、移乗介助などの際に腰にかかる負担を軽減してくれる腰補助用のロボットスーツです。人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス「やすらぎミラージュ」では、昨年の8月ごろから、介護職員の腰痛対策に力を入れているとのこと。機能訓練指導員である高山さんは、「これまでに、移乗ボードをはじめとした10種類以上の介護福祉機器のデモを行ってきた」と話します。今回は、そんなやすらぎミラージュでのマッスルスーツ試着会に、介護ロボットONLINE編集部が潜入します。また、試着会の仕掛け人である高山さんに、成功するデモ・試着会の秘訣も伺いました!<取材協力> 特別養護老人ホームやすらぎミラージュ (社会福祉法人章佑会)株式会社イノフィス 【16:30】マッスルスーツの試着会、開始! 試着会がスタート! 今回の試着会では、サイズ違いの2台のマッスルスーツが用意されました。まずは、メーカー担当者から簡単な会社説明・商品説明がされます。はじめは「動画でしか見たことない」「重そう…」という反応がちらほら見られました。しかし、「マッスルスーツを装着することで“できないことができるようになる”のではなく、“今できているが、たいへんなこと”が、今より楽にできるようになる」という説明をうけ、少しずつ興味をひかれていくのがわかります。ここがポイント!マッスルスーツを使うと…× できないこと → できるようになる ではなく◯ 今できているけど、たいへんなこと → 今より楽にできるようになる 装着する様子を見守るスタッフの方々その後、メーカー担当者が、マッスルスーツを装着する様子を実演します。「慣れれば10秒で装着できます」という説明に、驚きの声が上がりました。装着する様子を見ながら、「足の部分に留め具がないのが楽そうで良いね」「歩きにくくないのかな」という反応が。「歩く場合は、太もものパッドをはずせば大丈夫です」と、メーカー担当者が一つ一つの疑問に丁寧に回答してくれました。空気圧式の人工筋肉を使用しているため、力の緩急がつけられ、動きもなめらか その後、マッスルスーツの仕組みなどの説明が行われます。「ずっと装着しているというわけではなく、“この場面で使おう”と決めて運用したほうがうまくいく」「装着している人だけでなく、そのまわりの協力も必要」という説明も。実際の運用事例などをあげながら、具体的な使い方を紹介していきます。効果は、実際に使って実感してもらうのが一番!ということで、さっそくスタッフの方々にも試着してもらいます。【17:00】マッスルスーツを試着してみる 試着会スタート!試着会では、高山さんから2点の案内がありました。 一人一回、かならず試着すること トイレ介助を想定して、介助者役、利用者役(被介助者役)の両方を試すこと 効果を実感するために、事前に10kg程度の重りを入れた箱が用意されています。装着した人は、箱の持ち上げと、トイレ介助を想定した移乗動作を行います。 移乗介助体験中。あちこちで「すごい!」と歓声があがる 「あるとないでは全然ちがう!」重りを持ち上げるデモでは、違いが顕著にわかるのか、「おお!」と驚きの声があがっていました。「あるとないではぜんぜん違う!」「誰かが後ろからひっぱったのかと思った」など、みんな効果を実感しているようです。施設長もマッスルスーツを体験。箱の中には10kgの重りが入っている マッスルスーツを装着した状態、装着していない状態の両方で同じ重さの荷物を持ち上げると、とくに違いがわかるようでした。「慣れるまでがたいへんそう」一方で、トイレ介助を想定したデモでは、効果にぴんときていない人もちらほら。「まだ慣れないから違和感があるのかも」「着させられている感があって、効果を実感するまでいかない」「自分にあった装着位置や空気の分量をさがすまでが大変そう」という声も聞こえてきました。ただし、被介護者役をした人の中には、違いを感じていた人も多かったようです。「最後のぐっとひかれる感じがなかったので、楽だった」「椅子に下ろすとき、余裕のある感じだった」という声が上がっていました。高山さんは、「スタッフはもちろん、利用者様にもどのような変化があるのか、被介助者役をやって感じるのはとても大切」と話します。ここがポイント! 機器を試すときは、スタッフとしてだけでなく、利用者としてどのような変化があるかを体感する。 途中で夜勤のスタッフも参加。業務中のスタッフも、試着が終わった人と交代して参加していた 試着会開始時に集まったのは7名でしたが、その後、続々と参加する人が増え、最終的には計22名のスタッフがマッスルスーツを体験していました。より多くの人が参加できるように、あらかじめ交代しつつ業務を回せるよう、アナウンスしていたのだそうです。約1時間ほどの試着会を終えたあと、質疑応答に入ります。【18:00】質疑応答質疑応答では、試着した際に感じた疑問や運用を想定した疑問が多数あがりました。ここでは、そのうちのいくつかを紹介します。Q. 壊れたりしないの?A. これまでに約3300台出荷しているが、今のところ基本的な構造上の欠陥での故障はない。また、すでに30万回の耐久テストにパスしている。Q. 濡れても使えるの?A. 電力を使っていないので、濡れても使える。水を浴びても大丈夫。カバーは取り外して洗うことも可能。Q. なぜ空気圧の強さを感覚に頼るのか?A. オプションで、空気圧の強さが数値でわかるゲージをつけることもできる。しかし、一度自分の強さを覚えてしまえば、ゲージを見る必要はなくなる。【18:30】試着会、無事終了質疑応答を終え、無事試着会が終了しました。最後に感想を聞いてみると、「今すぐにでも使いたい!」という声が多数上がりました。「まずは使って、効果を実感して、感動してほしい」という試着会の狙いは、大成功したようです。「定年まで現役」を目指すやすらぎミラージュの取り組みここからは、今回の試着会の仕掛け人である高山さんに、試着会開催の秘訣を聞いていきます。「やすらぎミラージュ」では、昨年8月からさまざまな機器の体験会や勉強会を行ってきたとのこと。スタッフを巻き込んだ試着会を成功させるには、どのような苦労や工夫があったのでしょうか。<インタビュー協力> 施設長 平野修司氏機能訓練指導員・作業療法士 高山美季氏 移乗介助の見直しからはじまったーーー昨年から職員の腰痛予防対策に力を入れているとのことですが、なにかきっかけがあったのでしょうか?きっかけは、全介助が必要な大柄の男性利用者様が入所されたことです。これまで、当施設でフルリクライニング車いすを使用する全介助が必要だったのは、比較的小柄な方でした。しかし、大柄の男性が入所されたことで、スタッフから「移乗介助がたいへんだ」という声があがるようになりました。それをうけて、スタッフはもちろん、被介助者であるご利用者様もより負担なく移乗できる方法を探し始めたのです。約1年かかった意識変革当時、当施設では腰痛予防に対する意識があまりなく、移乗介助する際もベッドの高さを変えないまま行うなど、さまざまな課題がありました。そこで、まずは移乗ボードを導入し、腰痛予防を意識した介助をすすめていくことにしました。しかし、移乗ボードの良さは伝わっても、実際の業務ではなかなか使われない、ということが多発しました。その背景には、「これまで何の問題もなくできていたのだから、必要性を感じない」という思いがあったはずです。そのため、まずは腰痛をもっているスタッフに紹介して、効果を実感してもらうことにしました。紹介してみると、「こんなものがあったんだ」という反応が多かったですね。現場で働くスタッフは、なかなか外からの情報がキャッチできないことも多いので、まずは知ってもらうことが大事なんだなと改めて感じました。そこから約1年間かけて、少しずつ「安全で負担のない介護」の重要性をいっしょに勉強していき、ようやく意識がかわってきた、というところです。ここがポイント! ・課題を感じているスタッフからはじめる。・定着には時間がかかることを覚悟する。 試着会成功の秘訣ーーーはじめから今日のように、みなさんが積極的に新しい機器を受けいれていたというわけではないんですね。今日の試着会には多くの方が参加されていましたが、開催前に高山さんの方で働きかけたことはあったのでしょうか?今回の試着会は強制ではありませんが、勤務中のスタッフも参加できるように、交代制をとってもらいました。また、事前にマッスルスーツの簡単な説明やメリットを伝え、できるだけ多くの人に興味をもってもらうよう工夫しています。ここがポイント! ・事前に興味を持ってもらえる情報を伝えておく。・多くの人が参加できる体制を整える。 導入を決めるのは介護スタッフーーーありがとうございます。今回の試着の様子をうけて、率直な感想を教えてください。思ったよりよい反応だったので安心しましたね。私がよかったと感じたのと同じことを、みんなにも感じてもらえたと思います。実際に導入するかどうかを決めるのは、スタッフからのヒアリングを行ったあとです。どのような場面でどう使うのか、具体的にイメージしたうえで判断します。おむつ交換のシーンで使うとしても、いきなりすべての時間帯で使えるというわけではありません。まずは比較的余裕のある時間帯から取り入れる必要がありますし、その際の業務の流れも変更しなければいけなくなるでしょう。私が行っているのは、あくまでも「きかっけづくり」です。実際に使用するのは、現場で働く介護スタッフ。だからこそ、導入の判断は介護スタッフといっしょに決めます。ここがポイント! ・試着会後のスタッフのヒアリングはかならず行う。・具体的な運用方法に落とし込んでから検討する。 定年まで現役で働いてもらいたい時代の流れとともに、介護のあり方も変化してきています。「痛いのも重いのも我慢する」というやり方から、「道具を活用して負担を軽減する」というやり方にシフトしてきました。これまでのやり方を続けていけば、今は若くて腰痛を感じていなくても、数年後には腰痛を発症して、働けなくなってしまうかもしれません。この人手不足の時代に、そうなるのはあまりにももったいない。「定年まで現役で働いてもらいたい」というのが、当施設の願いです。これからは、数十年後をみすえた、新しい介護方法を模索していく必要があると考えています。メーカーによる導入計画の支援も盛況を博した今回のマッスルスーツ試着会。メーカーであるイノフィスでは、導入計画の支援も行っています。メーカー担当者は、「導入して終わりではなく、使いこなしてもらうのが目的。1年後に“導入してよかった”と思っていただけるよう、継続的に支援していく」と話します。助成金や補助金の案内も随時行っているため、気になる施設はぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。<施設情報> 特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ (社会福祉法人章佑会)所在地:東京都練馬区大泉町4-24-7 *マッスルスーツのお問い合わせは イノフィスHP から

介護ロボット一覧表【種類別 】計65機器※随時更新

介護ロボット一覧表【種類別 】計65機器※随時更新

さまざまなタイプが続々発売されている介護ロボット。介護ロボットの種類は、ロボットスーツのようなタイプやぬいぐるみのようなものまで多岐にわたります。ここでは介護ロボットの種類を紹介し、それぞれの介護ロボットを一覧にまとめました。※2018/05/28更新介護ロボット、約7割が「導入していない」――導入阻む原因1位は「価格」|ウェルクスが「介護ロボット」に関する調査を実施介護ロボットの価格が気になる!いくらで買えるのか調べてみた【HAL、PALRO、パロetc】介護ロボットの普及率はどのくらい?普及を阻む3つの要因介護ロボットの3つの領域介護ロボットの中には、一見ロボットには見えないようなものまであり、「介護ロボットって何だろう?」「どのような種類があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。介護ロボットの種類は、現在大きく3つに分けられています(※)。 介護支援型のロボット 自立支援型のロボット コミュニケーション・セキュリティ型のロボット です。 ※公益社団法人かながわ 福祉サービス振興会 介護ロボット推進本部より 介護支援型ロボット介護支援型ロボットは、介護者の介護業務を支援するロボットです。移乗や入浴、排泄などの介護業務は、介護者の身体的・精神的負担となります。これらの負担を介護ロボットによって軽減することで、腰痛予防、介護スタッフの離職率低下、より質の高いケアの実現など、さまざまなメリットが期待できます。 介護支援型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 HAL®介護支援用(腰タイプ) CYBERDYNE(サイバーダイン) 株式会社 皮膚にセンサーを貼り付け、生体信号を読み取り動作時のパワーををアシストするロボットスーツ。 スマートスーツ 株式会社スマートサポート 機械的な動力を用いず、弾性体(ゴム)の張力だけで軽労化効果を発生させるパワーアシストスーツ。 マッスルスーツ 株式会社イノフィス(イノフィスの取材記事を読む) 人工筋肉で腰にかかる負担を補助する装着型の腰補助用デバイス。 美浴 株式会社エア・ウォーター(エア・ウォーターの取材記事を読む) 半自動で、入浴介助の時間を約1/3まで短縮可能なドーム型のシャワー入浴装置。 リショーネPlus パナソニックエイジフリー株式会社 (パナソニックエイジフリーの取材記事を読む) ベッドと車いすを分離合体させることによって、ベッドと車いすの移乗介助を手助けするロボティックベッド。 愛移乗くん 株式会社アートプラン(アートプランの取材記事を読む) 下半身に障害がある人向け移乗補助装置。本体におんぶされるイメージで寄りかかり、リモコン操作で90°回転して移乗。 ドリーマー アドロールス株式会社(アドロールスの取材記事を読む) 専用カップからでる温水が出て陰部と肛門を洗浄。完全自動化した全自動排泄処理ロボット。 AYUMI EYE 株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団(早稲田エルダリーヘルス事業団の取材記事を読む) 利用者の腰にベルトで装着して歩くだけで身体機能測定ができる歩行解析デバイス。 PiT Care リーフ株式会社(リーフの取材記事を読む) 高齢者の歩行能力を簡単に測定・記録できる歩行評価インソール。TUGテスト、歩行テスト、片脚立位テストなどにも対応。 ヘルパー育 キョウワアグメント株式会社(キョウワアグメントの取材記事を読む) 吊り下げ型リフト式移乗機の問題解決を目指した床走行式リフト。スリングシートを装着し、アームに引っ掛けて移乗する。 Keipu 株式会社アイザック(アイザックの取材記事を読む) ベッドや車椅子から直接のり移れる新しいスタイルの移乗・移動ロボット。その場で360度旋回できるのが特長。 ごっくんチェッカー 株式会社ハッピーリス(ハッピーリスの取材記事を読む) 嚥下音を”聞ける化”・”見える化”して、正しく飲み込めているかを確認できる介護ロボット。誤嚥していないか、喉頭残留がないかなどが判断できる。 ケアコラボ ケアコラボ株式会社(ケアコラボの取材記事を読む) クリエイティブなケアをするための新しい介護記録ソフト。利用者ごとにタイムラインが存在し、そこにスタッフやご家族が「記録」を投稿していくというスタイルが特徴。 自動寝返り支援ベッド 住友理株式会社 介護支援ロボットの研究用プラットフォーム。熊型で、寝たきりの要介護者にも対応できる移乗支援ロボットとして動くデモ動画が話題に。 ROBEAR フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 体位変換にかかる負担を減らすために、自動で寝返りをサポートしてくれる介護ベッド。般的な3モーターの介護ベッドに自動寝返り機能が備わっており、ゆっくりとベッドを傾けることで体位変換を行うことができる。 ロボヘルパーSASUKE マッスル株式会社 ベッド⇔車いす間の移乗介助をアシストする移乗アシストロボット。 自立支援型ロボット自立支援型ロボットは、要介護者の自立を支援するロボットです。移動や食事、排泄といった日常生活動作の支援だけでなく、リハビリをサポートして将来的な自立を支援するタイプもここに含まれます。 自立支援型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 Honda歩行アシスト 本田技研工業株式会社 「倒立振子モデル」に基づく効率的な歩行をサポートする歩行訓練機器。 ACSIVE(アクシブ) 株式会社今仙技術研究所 (今仙技術研究所の取材記事を読む) 「受動歩行」理論に基いて作られた無動力の歩行支援機。 ReWalk 株式会社安川電機 脊髄損傷者用歩行アシスト装置。 Tree リーフ株式会社 (リーフの取材記事を読む) 足圧測定を装着し、音と映像に合わせて的確なリハビリができる歩行リハビリ支援ツール。 愛移乗くん アートプラン株式会社(アートプランの取材記事を読む) 下半身に障害がある人向け移乗補助装置。本体におんぶされるイメージで寄りかかり、リモコン操作で90°回転して移乗。 RT.1、RT.2 RT.ワークス 株式会社(RT.ワークスの取材記事を読む ) ハンドルに手を添えて歩くだけで最適なアシストをしてくれる、ロボットアシストウォーカー。 キューレット アロン化成株式会社(アロン化成の取材記事を読む) 新幹線のトイレと同じ真空式を採用した水洗ポータブルトイレ。 流せるポータくん 株式会社アム(アムの取材記事を読む) 水があふれでないタイマー機能を搭載した水洗ポータブルトイレ。3種類の施工方法から選べる。 リトルキーパス 株式会社幸和製作所(幸和製作所の取材記事を読む) 上り坂・下り坂や転倒につながる急加速、横傾斜を検知し、状況に合わせて全自動でアシストをしてくれるオートサポート歩行車。 ラップポン 日本セイフティー株式会社(日本セイフティーの取材記事を読む) 排泄物を自動で袋に包んで密封してくれる、水を使わないポータブルトイレ。 マイスプーン 株式会社セコム(セコムの取材記事を読む) 手の不自由な方が体の一部を動かすだけで、自分で食事ができるようにするロボット食事支援ロボット。 服薬支援ロボ ケアボット株式会社(ケアボットの取材記事を読む) 設定した時間に自動的に薬を排出することで、薬の飲み過ぎや飲み忘れ、飲み間違いを予防してくれる服薬支援ロボット。 Flatia 株式会社カワムラサイクル(カワムラサイクルの取材記事を読む) ボットセンサが歩道の傾斜や歩行状態を検知し、それに合わせて自動でアシスト・ブレーキを行う電動機能アシスト付き歩行車。 ベッドサイド水洗トイレ TOTO株式会社(TOTOの取材記事を読む) 水洗トイレでありながら、従来のポータブルトイレと同様にベッドのそばに後付けで設置することができる、動かせる水洗トイレ。 モフトレ 株式会社Moff(Moffの取材記事を読む) IoTを使った介護事業所向けの自立支援サービス。「Moffバンド」が動きを計測し、結果や分析内容がタブレット上に表示される。 DFree トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(トリプル・ダブリュー・ジャパンの取材記事を読む) 下腹部に装着することで体内の動きを検知・分析し、排尿のタイミングを予知・通知してくれる排泄予知ロボット。 RODEM 株式会社テムザック(テムザックの新商品発表会レポートを読む) 一般的な車いすが「前から“座る”」形式であるのに対し、RODEMは「後ろから“乗る”」形式をとっているのが特徴。 パワーアシストハンド 有限責任事業組合LLPアトムプロジェクト 空気の膨張・収縮をによって、手指関節のリハビリテーションを行うリハビリ補助ロボット。 Hug 富士機械製造株式会社 ベッドから車椅子、車椅子からトイレといった座位間の移乗動作や、脱衣所での立位保持をサポートする移乗サポートロボ。 コミュニケーション・セキュリティ型ロボット コミュニケーション型ロボットは、利用者とコミュニケーションをとったり、ロボットがアウトプットするコミュニケーションを手段として用いることで、利用者の活動を向上させるロボットです。言語を使ったコミュニケーションをとるものだけでなく、非言語的なコミュニケーションをとるものも含まれます。 コミュニケーション型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 PALRO(パルロ) 富士ソフト株式会社 AIによる自律的な会話、歩行、遠隔操作ができるコミュニケーションロボット。 ユニボ ユニロボット株式会社 個人の趣味・嗜好・生活習慣を学習し、交流を促進するソーシャルロボット。 いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん ピップRT株式会社(ピップRTの取材記事を読む) 5種類のセンサやスイッチを内蔵し、接し方によって反応を返す家庭向けのコミュニケーションロボット。 Tapia(タピア) 株式会社MJI タッチパネルモニタを搭載し、ビデオ通話や天気予報案内をするライフパートナーロボット。手のひらサイズの「Tapia mini(タピアミニ)」も。 BOCCO ユカイ工学株式会社(ユカイ工学の取材記事を読む) 専用アプリを通じて、音声またはテキストメッセージをやりとりできる、「家族をつなぐ」コミュニケーションロボット。 テレノイド 株式会社テレノイドケア(テレノイドケアの取材記事を読む) 石黒浩教授によって開発された遠隔操作型アンドロイド。想像力を掻き立てる造形でコミュニケーションを引き出す。 OriHime(オリヒメ) 株式会社オリィ研究所(オリィ研究所の取材記事を読む) 「孤独の解消」を目指して開発された走査型の分身ロボット。遠隔で通話ができる。 ロボコネクト(Sota) NTT東日本株式会社(NTT東日本の取材記事を読む) クラウド型ロボットプラットフォームサービス「ロボコネクト」とコミュニケーションロボットのSotaがファシリテーターとなり、レクリエーションの司会進行するサービス「Sotaレク」。 りつこ式レクササイズ フューブライト・コミュニケーションズ株式会社(フューブライト・コミュニケーションズの取材記事を読む) Pepperを使った高齢者用レクリエーションアプリ。比較的介護度の低い人がターゲット。 健康王国 for Pepper 株式会社エクシング(エクシングの取材記事を読む) Pepperを使った音楽療養コンテンツ。体操やクイズなどのレクリエーションができる。 なでなでねこちゃん トレンドマスター株式会社(トレンドマスターの取材記事を読む) 4つのセンサーが動きを感知し、撫でられた場所にあった鳴き声をあげる、猫型のコミュニケーションロボット。 泣き笑い たあたん フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 手足に触れると赤ちゃんを模したセラピー人形が泣き声や笑い声をあげたりする、赤ちゃん型コミュニケーションロボット。 まいにちロボレク 株式会社ロゴス(ロゴスの取材記事を読む) Pepperを使った介護施設向けのロボアプリ。人レクリエーションと全体レクリエーションの2コース搭載している他、顔認証機能、問題出し分け機能、データ蓄積機能を搭載。 パロ 知能システム株式会社 アザラシ型のコミュニケーションロボット。アメリカでは、認知症の方への医療機器として登録。体中にセンサーが搭載されており、撫でると動物同様に反応。 ここくま 株式会社NTTドコモ・BCC株式会社 他(BCC株式会社の取材記事を読む 離れて暮らす家族をつなぐための、新しいコミュニケーションツール。テディベア型のコミュニケーションロボットにボイスメッセージ機能やおはなし機能などを搭載。 こんにちは赤ちゃん トレンドマスター株式会社(トレンドマスターの取材記事を読む 「赤ちゃんと暮らす幸せ」を基本コンセプトに据え、1歳児をモチーフに開発したコミュニケーションロボット。 Qoobo ユカイ工学株式会社(ユカイ工学の取材記事を読む 犬や猫などのペットの代わりとしていやしを感じてさせるクッション型のセラピーロボット。 スマイビ 株式会社東郷製作所(東郷製作所の取材記事を読む 目・口・首の動きや声、ランプで喜怒哀楽を表現する赤ちゃん型コミュニケーションロボット。 Kibiro 株式会社FRONTEOコミュニケーションズ(FRONTEOコミュニケーションズの取材記事を読む 離れた場所にいても専用アプリから生活の様子を確認したり、コミュニケーションをとることが可能。 セキュリティ型ロボットは、利用者の動きなどに応じて介護者へ状況を通知し、離れた場所からでも見守りを可能にするロボットです。見守り支援型ロボットとも呼ばれます。 セキュリティー型ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 おへやプラス ニフティ株式会社(ニフティの取材記事を読む) 部屋の温度・湿度の見守りと、遠隔のエアコン操作による室温調整が可能な見守りサービス。 おでかけキャッチ フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) 見守る側の家族や介護者が認証キーを持つシステムをとる認知症の外出通報システム。レンタル利用者を対象とした個人賠償責任保険付帯サービスも。 Mi-Ru(ミール) ワイエイシイエレックス株式会社(ワイエイシイエレックスの取材記事を読む) カメラを使った介護施設向け見守りシステム。専用携帯端末からの声がけが可能。 眠りスキャン パラマウントベッド株式会社(パラマウントベッドの取材記事を読む) マットレスの下に敷くだけでベッド上に居る人の状態をリアルタイムでモニタリングできる、非接触型の見守りシステム 。 Neos+Care(ネオスケア) ノーリツプレシジョン株式会社(ノーリツプレシジョンの取材記事を読む) 3Dセンサを用いて人の動きを検知しシルエット画像で表示する見守りができる予測型見守りシステム。 まもる~の ASD株式会社(ASDの取材記事を読む) 入床・入眠・離床がひと目で分かる睡眠見守りセンサー。 アースアイズ アースアイズ株式会社(アースアイズの取材記事を読む) AIを搭載し、人の姿や動作を分析して通知するカメラを使った見守りシステム。 いまイルモ 株式会社ソルクシーズ(ソルクシーズの取材記事を読む) 照度センサーや温度センサー、湿度センサーなど部屋の環境を検知する見守りシステム。「PaPeRo i」というコミュニケーションロボットを活用したサービス「いまイルモ PaPeRo i」も。 シルエット見守りセンサ キング通信工業株式会社(キング通信工業の取材記事を読む) ベッド上の空間を検知する赤外線センサを使った見守りシステム。 OWLSIGHT福祉用(施設向け) 株式会社イデアクエスト (イデアクエストの取材記事を読む) 慶應義塾大学理工学部 中島真人教授が開発した技術に基づく、個人の識別せずに危険を検知する見守りシステム。 見守りケアシステムM-2 フランスベッド株式会社(フランスベッドの取材記事を読む) ベッド上の利用者のの離床動作を検知して通知するベッド内蔵型の見守りロボット。体重測定機能もあり。 Dream Care 株式会社DREAM TOKYO(DREAM TOKYOの取材記事を読む) バイタルセンサーを活用した非接触型の見守りシステム。入居者を見守るだけでなく、プライバシーを守りながら施設のリスクマネジメントにも貢献する機能が特徴。 ベッド見守り支援ソリューション NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社(NECネッツエスアイ・トーテックアメニティの取材記事を読む) 「見守りライフ」を活用した見守りソリューション。主な機能は、離床検知機能、健康見守り機能、同時見守り機能、メール配信機能の4つ。 ライフリズムナビ+Dr. エコナビスタ株式会社(エコナビスタの取材記事を読む) 「リアルタイムの見守りにプラスして、日々の健康状態を見える化し、変化の予兆をいち早く捉えることに力を入れた次世代見守りロボット。 今のところ、多くの市販されている介護ロボットは、この3つのどれかに分類できます。もっとも、ひとつの介護ロボットに、二つ以上の機能を備えるものも少なくありません。例えば、「愛移乗くん」(株式会社アートプラン)は、移乗介助を支援してくれる「介護支援型」という側面に加え、人によっては誰の手も借りずに自ら移乗できるようになるという点で、「自立支援型」のロボットでもあります。 厚生労働省・経済産業省による分類 介護ロボットの支援事業を主導する厚生労働省と経済産業省は、とくに重点的に開発をすすめる分野として、下記の6分野13項目を策定しました。 移乗介護(装着型/非装着型) 移動支援(屋外用/屋内用/装着型の歩行支援) 排泄支援 (ポータブルトイレ/排泄予測/トイレ内でのサポート) 見守り・コミュニケーション(介護施設用/在宅介護用/コミュニケーションロボット) 入浴支援 介護業務支援 この分類は、あくまで政府が優先的に開発・普及を進めたいと考えるロボットを元にしているので、この分類に収まらない介護ロボットも当然存在します。例えば、利用者の服薬を支援するロボットや食事を支援するロボットなどがすでに商品化されています。 その他の介護ロボット一覧 ロボット名 会社名 説明 マイスプーン 株式会社セコム(セコムの取材記事を読む) 食事支援 ケアボット 服薬支援ロボ(ケアボットの取材記事を読む) 服薬支援 ごっくんチェッカー ハッピーリス (ハッピーリスの取材記事を読む) 嚥下支援 まとめ 介護ロボットは、目的によって大きく3種類に分けられるのが一般的となっています。厚生労働省や経済産業省は、さらに細かく5分野8項目を設け、その分野から重点的に開発や導入支援を行っています。介護ロボットの進歩は、ロボット技術・介護技術の進歩とともにあります。今後、技術の進歩によって現在の3領域から徐々に細分化していく可能性は十分に考えられます。CYBERDYNE社のHAL®のように、介護ロボットから医療機器へクラスチェンジするものも出てくるでしょう。※商品の追加希望がございましたら、お気軽に 問い合わせフォーム よりご連絡下さい。

【介護×ICT】未来をつくるkaigoカフェと介護ロボットONLINE共催イベントレポート!

【介護×ICT】未来をつくるkaigoカフェと介護ロボットONLINE共催イベントレポート!

2018年5月30日、未来をつくるkaigoカフェと介護ロボットONLINE共催のイベントを開催しました。イベントでは、下記の3社をお呼びし、それぞれ自社商品の紹介や活用事例などについて講演してもらいました。 株式会社オトングラス:OTON GLASS(オトングラス) トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社:D Free(ディーフリー) ケアコラボ株式会社:carecollabo(ケアコラボ) 当日は、「これからのケアの現場に役立つ最新テクノロジーを体験できる!」と銘打って、計7社による展示ブースも用意。今回は、当日の様子や講演内容について、介護ロボットONLINEがレポートします!テーマは「介護×ICT」今回のイベントテーマは、「介護×ICT」。「介護ロボットに興味があるけど、本当に使えるの?」「触る機会がない介護ロボットを見てみたい!」そんな思いを持つ人の、新しい機器や考え方の出会いの場になってほしいという思いから開催が決定しました。当日は、今話題の介護ロボットを開発・販売する注目企業3社を招き、「介護×ICT」の可能性について語ってもらいました。株式会社オトングラス|OTON GLASS(オトングラス)株式会社オトングラス 高橋昌希氏 OTON GLASS(オトングラス)は、文字を読むことが困難な人のために開発された、スマートグラスです。OTON GLASSをかけて、読みたい文字のほうを向き、めがねについているボタンを押すだけで、書かれた文字が音声として読み上げられます。開発のきっかけは、開発者の父親が、脳梗塞による失読症になったこと。しゃべることは問題なくできますが、文字を読むことができなくなったのだといいます。そのような人々に、文字を音声に変換して、内容を理解してもらうのが、オトングラスの役割です。実際に高橋氏がオトングラスをかけて資料を目の前に掲げると、資料に書かれている文章がめがねから流れてきました。 読みあげる音声は、iPhoneのSiriやスマートスピーカーのアシスタントのよう オトングラスは現在、一般販売用のモデルを開発中。2018年中の販売を目指しているとのことです。トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社|DFree(ディーフリー)トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 中西敦士氏DFreeは、世界初の排泄予測デバイスです。幅6cm程度のセンサーを使って膀胱の膨らみを検知し、排尿のタイミングを予測することで、適切な時間にトイレ誘導が行えたり、排泄に不安がある人も安心して外出できたりします。世界が注目!排泄予知ロボット「DFree」|トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社中西氏によれば、DFreeを導入することで適切なタイミングでのトイレ誘導が可能となり、結果的に高齢者の不安をやわらげ、おむつやパッドの消費量を減らすことも可能なのだとか。独自の調査では、約50%の削減に成功したところもあるそうです。さらに、自立排泄サポートや空振り回数の減少により、排泄介助にかかる時間が約30%削減したという事例も報告されました。平成30年度の介護報酬改定でも、新たに「排せつ支援加算」が創設されるなど、排泄支援が注目を集めています。同社では、2018年6月1日、一般向け排尿予測センサー「DFree Personal」の販売を開始しました。「DFree Personal」は日常生活での個人利用を想定したサービスで、DFree本体とスマホなどの端末をBluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能となっています。ケアコラボ株式会社:carecollabo(ケアコラボ)ケアコラボ株式会社 上田幸哉氏  carecollabo(ケアコラボ)は、さまざまなサービスの記録を、タイムラインで統合して表示する新しい介護記録システムです。「ケアコラボ」で介護はもっとクリエイティブに!”利用者”中心の記録システム|ケアコラボ株式会社紙での記録に比べ、情報の分析や活用がしやすいというメリットと、既存のシステムに比べ、「利用者を軸とした記録になっているため、一括して管理できる」というメリットをあわせもつのが大きな特徴です。ケアコラボを使えば、スマホで撮った写真や動画をタイムラインにそのまま投稿できたり、それを家族とも共有したりできます。講演では、ケアコラボを使いながら看取りまで行ったある家族の事例を紹介しつつ、「看取りまでの期間だけでなく、看取ったあとも家族を支えるのに役立っている」とアピールしていました。ケアコラボは、職員1名につき、月額使用料が800円という価格帯も、大きな魅力のひとつです。これまでの介護記録システムとはちがった視点で開発されたケアコラボに、会場にいる多くの人が興味を惹かれている様子が伺えます。休憩時間には展示ブースで体験も 盛況を博した展示ブースでの介護ロボット・ICT体験 講演が終わったあとは、休憩時間を利用した展示ブースでの体験がはじまりました。今回展示されたのは、講演の3社の商品を加えた計7商品。どれも最先端技術を応用した、新しい介護機器です。展示商品 カイテク株式会社:ウェアラブルIoTを活用した高齢者の自立支援サービス「モフトレ(株式会社Moff)PLIMES株式会社:人工知能が嚥下を測る嚥下計「GOKURI」株式会社ロジック:訪問介護事業支援クラウドサービス 「Care-wing 介護の翼」株式会社ライブリッジ:介護求人メディア「pitaru」 「Care-wing 介護の翼」は、ICタグを使用して開始時刻と終了時刻を記録し、自動的に情報がシステムに送信される訪問介護事業支援クラウドサービスだ PLIMES株式会社の「GOKURI」は、首に装着するだけで嚥下を測ってくれる嚥下計。人工知能が正しい嚥下の検出を手助けする カイテク株式会社が展示するのは、ウェアラブルIoTを活用した高齢者の自立支援サービス「モフトレ(株式会社Moff)。デイサービス関係者などが話を聞き入っていた 株式会社ライブリッジが紹介するのは、介護求人メディア「pitaru」。テキスト・写真・動画など様々な素材を組み合わせて記事化していくことで、想いの詰まった専用ページを簡単につくることができる ディスカッションではさまざまな意見が休憩時間をおえ、最後に少人数に分かれたディスカッションが行われました。今回のイベントに参加していたのは、介護の現場で働く人、介護事業所を経営する人、介護ロボットやICTに興味のある一般の人など、さまざまな職種の人々です。それぞれの立場から、「介護×ICT」の今とこれからについて話し合います。発表された意見はその場でまとめて共有された(協力:ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社) その後の発表では、「上司が積極的な施設もあるけど、部下との認識を合わせることが大切」という現場目線の意見や、「いろんなディバイスが出てきて記録ができるようになってきたが、分散してしまっているのでそれぞれの管理が必要」という現状の課題などがあがりました。無事終了! ご参加くださった皆様、ありがとうございました! 大盛況に終わった「介護×ICT」イベント。介護ロボットONLINEが行ったアンケートでは、「介護ロボットを導入したい」という声が多数寄せられました。ここでは、寄せられた声を抜粋して紹介します。コメント抜粋 ・農業の進化を見れば、医療・介護もテクノロジーの活用が必須だと思います。・介護ロボットを導入すれば、人が本来やるべきことに専念できる。・「人」でなくてもいい仕事は、いっぱいあります。 未来をつくるkaigoカフェ代表の高瀬氏は、最後の挨拶でこう話していました。「けっきょく、介護ロボットも使う人次第。自分がじっさいに活用して、どういう未来を描きたいのかを明確にした上で、うまく付き合っていけたらいと思います」。介護ロボットONLINEでは、これからも介護ロボットに関する新しい情報を発信し、みなさんとよりよい介護の未来を模索していきます!<会場提供> ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ株式会社 (https://www.ctp.co.jp/) <講演協力> ケアコラボ株式会社 上田幸哉氏(http://page.carecollabo.jp/)トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 中西敦士氏(https://dfree.biz/index.html)株式会社オトングラス 高橋昌希氏(https://otonglass.jp/) ■未来をつくるkaigoカフェURL:http://www.kaigocafe.comNPO法人未来をつくるkaigoカフェ(代表:高瀬 比左子)は、介護に関する身近なテーマをもとに肩書や役職を気にせず自由に思いを語ることで、自分自身の見落としていた可能性や自分自身の中に眠るものを呼び覚まし、一歩踏み出すきっかけを作れる場を提供する活動をおこなっています。

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