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企業インタビュー

「動かない」を検知して、心理的負担軽減へ|「ペイシェント・ウォッチャー」株式会社アルコ・イーエックス

「動かない」を検知して、心理的負担軽減へ|「ペイシェント・ウォッチャー」株式会社アルコ・イーエックス

寸法 直径250mm × 高さ75mm 対応ベッドサイズ シングルベッド 見守り範囲 ベッド周辺30cm程度 希望小売価格 198,000円(税抜) 製品概要赤外線カメラで部屋の明暗に関係なく撮影でき、部屋の様子を外から見守ることができる見守りシステムです。情報はインターネット経由でスマホやパソコンにお知らせ。ナースコールにつないでお知らせしたり、記憶メディアを装着すれば録画ができます。         「動かない」を検知して、心理的負担軽減へ|「ペイシェント・ウォッチャー」株式会社アルコ・イーエックス株式会社アルコ・イーエックスは、約30年間鉄道のソフトウェア開発を行ってきました。今年4月、そんな会社が介護ロボットを発売します。「ペイシェント・ウォッチャー」は、クラウドシステムを活用した新しい病床見守りシステムです。同社の代表取締役である木田氏に、開発の背景や製品の魅力を伺いました。クラウドシステムを組み合わせた新しい見守りのカタチーーー御社の事業内容を教えてください。弊社はもともと、鉄道関係のソフトウェア開発を行ってきた会社です。電車を時刻表通りに運行させたり、安全に稼働するさせるための鉄道業務知識が必要とされるソフトウェアを開発してきました。しかしリーマンショックの影響で、それだけでは事業が立ちいかなくなってきました。そこで何か新しいことを始めようと、業務知識が少ない人でも出来るWebプログラミングを使ったクラウドシステムの開発を始めたんです。そんなある日、富士通株式会社から患者見守り技術の特許ライセンスを使わないかと打診がありました。それをきっかけに、クラウドシステムと見守り技術を合わせて、新しい見守りシステムが作れないだろうかと思考するようになりました。それが今回の病床見守りシステム「ペイシェント・ウォッチャー」の製品化につながったのです。ーーー特許技術やクラウドシステムなど、すでにあるものを組み合わせて新しいものを開発されたんですね。そうですね。良い技術があっても、どのように使うかが問題になってきます。クラウドシステムと組み合わせた「ペイシェント・ウォッチャー」は、在宅でも施設や病院と同じ環境で見守りをすることが可能になるんです。ーーー在宅でもすでに導入されていますか?発売してからまだ数週間しかたっていませんので、残念ながら実績はありません。しかし、施設や病院ではすでに導入し、ご利用いただいています。我々としては、在宅介護の方に使っていただくことも念頭に置いて開発してきました。「ペイシェント・ウォッチャー」は、施設はもちろんのこと在宅介護の負担も減らしていけると確信しています。「動かない」も検知!ペイシェント・ウォッチャーだからできることって?ーーー病床見守りシステム「ペイシェント・ウォッチャー」について教えてください。「ペイシェント・ウォッチャー」は、赤外線カメラで撮影した画像を解析し、異常を知らせる見守りシステムです。通知は、クラウドを通じてパソコンやスマートフォンへ飛ばすことはもちろん、ナースコールを鳴らすことも可能です。使い慣れたナースコールに組み込むことで、既存のオペレーションに違和感なくなじむことができます。また、USBスロットに記録メディアを差し込むと録画をすることも可能です。ーーーどんな動きをしたら、ナースコールにお知らせが行くのですか?対象者に合わせて設定することが可能です。例えば、起床だけ知らせるとか離床だけ知らせる、あるいはどちらも知らせるということができます。また設定によって、動きだけでなく「動かない」ことを検知させることも可能なんです。これまでの見守りシステムには、主に離床マットが使われてきました。要介護者が起き上がり、離床マットを踏むことで動いたことを知らせるというものです。しかしこれでは、要介護者が「動かなくなった」ことには気づけません。動かないことを検出できることは、カメラを使った見守りシステムならではの機能なんです。現場の声を吸い上げた改善が「安心」を実現ーーー寄せられた意見や反響はありますか?「ペイシェント・ウォッチャー」は、発売するまでに複数の施設で実証実験を行いました。その過程でさまざまな要望が出てきました。ナースコールとの接続もその時に出てきた要望の一つです。今後も、より介護従事者が安心して負担なく見守りできるシステムにするために、改善を重ねていくつもりです。編集部まとめ 「これまでの離床通知システムとの最大の違いは、動くことだけでなく「動かない」ことをも検知できるところだ」という木田氏の言葉に、既存の見守りシステムとは違うペイシェント・ウォッチャーの可能性を感じました。見守り作業は、常に気にしていなければならない、見逃してはならないという心理的な負担をともないます。ペイシェント・ウォッチャーが人間の目の代わりをしてくれることで、業務負担とともに精神的なプレッシャーを軽減することが期待できるでしょう。

詰まらない構造だから安心!水洗式ポータブルトイレ「流せるポータくん」|株式会社アム

詰まらない構造だから安心!水洗式ポータブルトイレ「流せるポータくん」|株式会社アム

製品名 流せるポータくん3号 寸法 幅570×奥行き710×高さ600mm 重量 24.0kg 希望小売価格(税抜) 標準便座タイプ298,000円洗浄便座付きタイプ348,000円 製品概要バケツ洗浄の手間が省ける、ポータブル水洗トイレです。高さ調整可能な家具調式の「流せるポータくん2号」、洗浄便座にもできる、レンタル対応の「流せるポータくん3号」があります。 詰まらない構造だから安心!水洗式ポータブルトイレ「流せるポータくん」|株式会社アム水洗ポータブルトイレ「流せるポータくん」シリーズを開発・販売している株式会社アム。同シリーズは介護保険の対象となっており、リーズナブルな費用で導入・レンタルができます。「流せるポータくん」の魅力や開発秘話に加えて、レンタル費用や設置工事に関しても詳しく聞いてきました。仮設トイレのレンタル事業から始まったお話を伺った専務取締役の新保氏(左)と福祉事業部の河口氏(右) ーーー御社の事業内容について教えてください。 弊社は、介護用品の製造販売と現場用仮設資材のレンタル事業を行っている会社です。もともとは工事現場などで使用する仮設トイレのレンタル事業から始まり、その後介護用の水洗ポータブルトイレの販売を開始しています。通常仮設トイレというと、汚い・臭いイメージのある汲み取り式トイレを想像すると思いますが、弊社の仮設トイレは水洗式であることが大きな特長です。水洗式の仮設トイレがあまり普及していないのは設置する場所が限られるからですが、弊社はどんな場所でも設置していただける仮設トイレ「どこでも水洗」のレンタルを行っています。仮設トイレとしては特殊な水洗式ですが、勾配がない場所でも使える、距離が離れていてもOKという便利さから、2002年にレンタル開始して以来、累計で54,000件のレンタル実績があります。「気兼ねせずに使えるポータブルトイレ」を目指してーーー仮設トイレのレンタルを行ってきた御社が、介護用ポータブルトイレに乗り出したきっかけを教えてください。ある日、工事現場で弊社の「どこでも水洗」ポータブルトイレを使っていた工務店の方から、「母親のベッドの横に置けないか」と相談を頂いたのがきっかけの一つです。家の中で水洗ポータブルトイレを使いたいというニーズがあるのだと確信したエピソードとなりました。それと同時に、私の祖母が長年バケツ式のポータブルトイレを使っていた経験から、「誰にも気兼ねせずに使えるポータブルトイレを作りたい」という思いも開発のきっかけとなっています。祖母は、後片付けをする私の母にいつも手を合わせ、「申し訳ない」という気持ちを抱えていました。「どこでも水洗」トイレを応用すれば、多くのご高齢者に役立つトイレになるのではないか、と考えたのです。バナナも丸ごと流せる!流せるポータくんとはーーー御社の技術力と、実体験からの思いが「流せるポータくん」誕生につながったのですね。「流せるポータくん」シリーズの特長について教えてください。「流せるポータくん」は木目調と樹脂製の2種類を展開「流せるポータくん」は、ポンとボタンを押すだけで排泄物を水が後片付けしてくれる水洗式ポータブルトイレです。ポータブルトイレでありながら排泄物を溜めずにすみ、バケツを持って捨てに行かなくても良いので、臭いや処理にかかる労力が大幅に軽減されます。現在のラインナップは、木目調の「流せるポータくん2号」と樹脂製の「流せるポータくん3号」を展開しています。ーーーバナナを皮ごと水洗している動画を拝見しました。なぜあんなことが可能なのでしょうか? 皮付きのバナナを1本流しても詰まらない構造特殊構造のポンプを採用しているので、瞬時に吸い込んでばらばらにし、細いホースでも送り出せるのです。大量のトイレットペーパーもドロドロに粉砕するので、詰まる心配がありません。誤ってタオルなどを流して万が一詰まった場合も、水があふれでないタイマー機能を搭載しているので、お部屋でも安心してお使いいただけます。水があふれないという設計は、弊社独自のものです。環境に合わせて選べる3種類の施工法ーーー水洗式トイレとなると、給排水工事が大変なのではと心配ですが。施工工事はすべて弊社で行っていますが、できるだけ短期間に、小規模で完結するよう導入場所に合わせて3種類の配管方法をご用意しています。洗面所配管のケースこちらはある有料老人ホームですが、ご覧の通り洗面所を使った配管を行っています。パイプは30mまで伸ばすことができるので、お部屋やベッドの位置に合わせて置いていただくことが可能です。壁配管のケースこちらの施設では、施設を新築する際に「流せるポータくん」の導入を決定していただいていたので、各居室にトイレ用の給排水口を完備しています。「流せるポータくん」の導入台数は5台ですが、必要に応じて取り外し移動できるので、常に有効活用していただいています。窓配管のケースこちらは在宅でご利用いただいているケースです。ベッドのそばに「流せるポータくん」を設置し、緑のホースで窓ジョイントパネルにつないでいます。そこから屋外は塩ビパイプで配管し、汚水マスに流します。こうすることで、壁や床に穴を開ける工事なしで水洗ポータブルトイレをご利用いただくことができます。在宅でご利用いただく場合はレンタルが多いので、撤去したあとが残らない工事ができるという点でも喜んでいただいています。いずれのケースも、勾配がない場所や距離が離れている場所でも簡単に設置可能です。ーーーありがとうございます。在宅でのレンタルについて教えていだだけますか?「流せるポータくん」は、水洗ポータブルトイレとして介護保険の補助対象となっています。レンタルでのご注文の際「流せるポータくん」は便座部とポンプユニットに分けられますが、便座部「ポータブルポータくん」は特定福祉用具の購入品目に当てはまるので、介護保険の補助を最大限に受けた場合は1割負担で購入可能です。ポンプユニットは貸与品目外なので、自費になりますが、レンタルにてご利用いただけます。初期費用としては、便座部のご購入費用10,000円(※)、接続工事費用50,000円の計60,000円となります。レンタルが実際に動き始めたのは去年の12月くらいからですが、おかげさまで徐々に問い合わせが増えてきています。※ 利用者負担1割の場合使いやすさにこだわった開発秘話ーーー「流せるポータくん」開発でこだわった点やエピソードはありますか?「流せるポータくん」の圧送式電動ポンプの技術は、仮設トイレ「どこでも水洗」でブラッシュアップされたものなので、技術面での問題はほぼありませんでした。しかし、福祉・介護機器ならではの問題が3つありました。手すりの有無、高さ調整、そして保険適用となるかどうかです。介護用品ならではの3つの課題に取り組んだ現在販売している「流せるポータくん」シリーズは、この3つの問題をすべて解決した商品です。手すりは跳ね上げ式となっており、ベッドからの移乗も楽に行なえます。高さ調整に関しては、2号は3段階の調整が可能で、3号は下に台を挟んで底上げすることで46cmまで高くすることが可能です。両機種とも、介護保険の対象となっています。ニオイが気にならないから、心が軽くなるーーーレンタルを開始されてから在宅での利用が増えたとのことですが、反響はいかがですか?感謝のお手紙をよく頂くのですが、どの方も非常に喜んでいただいています。とくに独居老人の方や老老介護をされている方にとって、ポータブルトイレのバケツを片付けるのは切実な問題です。独居老人の方はご自分で捨てに行けないので、ヘルパーさんが来るまで溜めておくことになるのですが、そうすると臭いが部屋に充満するし、気兼ねもありますよね。ポータブルトイレを使うのが嫌で、水を飲むのを我慢するという方もおられるほどです。老老介護をされている方は、「自分もいつ後片付けができなくなるか分からない」という不安を抱えている方も少なくありません。そういった方々から、身体的、心理的負担がすごく軽くなったと言っていただいています。ーーー施設からの反響はいかがですか?ある施設ではお試しで1台購入された後、最終的に17台まで増設いただきました。実際に使った上で価値を認めていただけた証拠だと自負しています。その施設では、「流せるポータくん」に切り替えてから施設内の臭いが本当に気にならなくなったとのことです。臭いの問題が改善されたことで、職場環境向上にもつながったと言えます。配管接続工事が安価で工期が短い工事費が比較的安価である点も評価いただいています。新たにトイレを設置するよりも安く、しかも簡単に水洗式トイレがつけられるので、費用対効果の面でも弊社の商品を選んでいただけるのでしょう。使わなくなった後も!充実のアフターフォローーーー在宅でポータブルトイレを使われている方は、いずれオムツでの介護になり、ポータブルトイレを使わなくなりますよね。そうですね。ポータブルトイレの平均利用期間は、約2~3年と言われています。しかしこの数値の中には、買ったけど気兼ねして全く使っていないとか、もう使っていないけどまだ捨てていないだけといった方の数値も含まれますので、実際は約半年くらいと言われることもあります。弊社ではレンタル終了後は無料の撤去サービスを行っていますし、撤去したあとに穴や配管などが残らない施工工事をしているので、ご利用が終わった後も安心です。メッセージーーー最後にメッセージをお願いします。排泄は人間の尊厳に関わる問題です。私の祖母も8年間ポータブルトイレを使っていましたが、いつも後片付けをする母に気兼ねしていました。中には、気兼ねからできるだけポータブルトイレを使わないようにと、食事も水も我慢する方もいます。そんな方が安心して使えるトイレがあれば、食事やふだんの生活も楽しんでいただけるので、生活の質そのものが向上します。排泄にはそれだけの影響力があります。片付けがいらない、臭いが解決、気兼ねがないという「流せるポータくん」をもっと多くの方に知っていただき、利用者の方、ご家族、介護スタッフの方みんなに喜んでいただきたいと考えています。編集部まとめポータブルトイレを使う祖母への熱い想いと、特殊な水洗式仮設トイレの技術が一つになってできた「流せるポータくん」。工事もすべて自社で請けおい、ポータブルトイレが必要なくなった後のアフターケアまで行ってくれます。自動排泄処理装置が介護保険の対象となって以来、徐々に在宅での利用が増えてきているという水洗ポータブルトイレで、介護者・要介護双方のQOL向上が期待できそうです。流せるポータくん2号 商品名 流せるポータくん2号 寸法 幅505×奥行き920×高さ790~850mm 重量 26.5kg 希望小売価格(税抜) 標準便座タイプ298,000円やわらか便座タイプ304,000円暖房便座タイプ316,000円 レンタル価格表 初回負担額 品名 通常価格 介護保険の補助を最大限に受けた場合の負担額 ポータブルトイレ 100,000円 10,000円(1割) 接続工事費 50,000円 50,000円 合計 150,000円 60,000円 月々のレンタル料 品名 通常価格 介護保険の補助を最大限に受けた場合の負担額 ポンプユニット 4,000円/月 4,000円/月

より文化的な排泄介助をめざして「ベッドサイド水洗トイレ」|TOTO株式会社

より文化的な排泄介助をめざして「ベッドサイド水洗トイレ」|TOTO株式会社

セット品番 戸建住宅・高齢者施設(居室)向け「ベッドサイド水洗トイレ」EWRS320 希望小売価格 398,000円(税抜、設置・工事費別途) 寸法 幅698mm×奥行き871mm×高さ709mm  製品概要ベッドのそばに置けるポータブルトイレでありながら、水洗機能を備えた移動可能な後付けトイレです。水で流せるので、においが気にならないうえ、手のかかる後始末も不要です。より文化的な排泄介助をめざして「ベッドサイド水洗トイレ」|TOTO株式会社誰もが使える”ユニバーサルデザイン”を心がけるTOTO株式会社。しかし、高齢者や歩行が困難な人は、そもそもトイレまでたどりつけないことも…。同社はそんな人に向けて、室内に置けるポータブルトイレの開発・販売を行ってきました。今回紹介する「ベッドサイド水洗トイレ」もそのひとつです。2017年10月2日(月)、同商品の新モデルが新たに販売開始しました。これまでのポータブルトイレとどう違うのか?「ベッドサイド水洗トイレ」の開発者である吉冨利彦氏に、商品の特徴や開発秘話を聞きました。機器水栓事業部の吉冨氏に話を伺う ベッドサイド水洗トイレとは?ーーーベッドサイド水洗トイレとはどのような商品ですか?ベッドのすぐそばに設置できる。もちろん移動可能だ水洗トイレでありながら、従来のポータブルトイレと同様に、ベッドのそばに後付けで設置することができる、動かせる水洗トイレです。一人でトイレまで行くのが困難という方や、ポータブルトイレではにおいや後始末が気になるという方におすすめです。ーーー特徴を教えてください。一つ目の特徴は、簡単な工事で設置が可能である点です。一般的なトイレの場合、75mmという大きな配管と、水が流れるようにするための勾配が必要ですが、「ベッドサイド水洗トイレ」は20mmという細い配管で排泄物を圧送するので、大掛かりな工事や勾配の有無の心配なく、簡単に設置することができます。二つ目の特徴は、移動性です。2017年10月に販売開始する新モデルは、重量を軽くし、キャスターを付けることで、従来品より本体を動かしやすくしました。ご自宅ではお部屋の模様替えやお掃除時等に合わせてトイレの置き場所を変えられますし、施設でもご利用者の方の身体状況に合わせて最適な位置にレイアウトすることができます。後部にキャスターがついているため、一人で持ち上げて移動させることができる ーーー在宅と施設、どちらからのニーズが多いですか?また、どういったニーズを持った人が「ベッドサイド水洗トイレ」にたどり着くのでしょうか?現状では、施設よりも戸建てで当商品を導入いただく実績のほうがやや多いです。従来のポータブルトイレと比較し、とくに「排泄の処理が不要」という点に魅力を感じて導入いただくケースが目立ちます。ーーー「排泄の処理が不要」という点は、介護者にとっての利点ですね。介護者の方はもちろん、被介護者の方もその点を非常に評価してくださっているんです。私自身、開発当初は介護者の方の負担軽減を念頭に置いていたのですが、実際に導入された方にヒアリングしてみると、被介護者の方の「自分の排泄の処理で家族に迷惑をかけたくない」という精神的な負担が非常に大きかったことを知りました。なかには、家族に排泄物がたまったバケツを処理してもらうことに気兼ねして、食事や水分を摂るのを控えていたという方もいらっしゃるほどです。「ベッドサイド水洗トイレ」を導入するとき、「これで好きなだけ水が飲めるわ」とおっしゃる言葉を聞いて、「今までそんな遠慮をしていたのか」と驚くとともに涙ぐまれるご家族の姿を目の当たりにしたこともあります。そういった意味で、「ベッドサイド水洗トイレ」は介護する方はもちろん、介護を受ける方の精神的負担軽減につながる機器であると考えています。 お客様が”本当に望んでいるトイレ”のためにーーー水洗式のポータブルトイレを作ろうと考えたきっかけは?私はもともとバケツ式のポータブルトイレ開発を担当していました。開発当時は業界内でもトップレベルに使いやすいポータブルトイレができたという自負があったんです。しかし、実際のお客様にヒアリングを行ったところ、予想外にネガティブな意見を多く頂いてしまいました。意見の多くは、「これでは恥ずかしくて孫を部屋に呼べない」「においが広がるのであまり使いたくない」といったものでした。この経験から、「お客様が本当に望んでいるトイレとは何だろう?」と考えるようになったんです。最終的に、いただいた課題を解決できるような新しいポータブルトイレ、すなわち水洗式ポータブルトイレを作ろうという思いに至りました。ーーー開発にあたって特に苦労されたことは?実は、「水洗式のポータブルトイレ」というコンセプト自体は10年以上前からあったのです。しかし技術的な課題が大きく、なかなか商品化までたどり着けていませんでした。当時、海外ではカッターを用いてミキサーのように排泄物を粉砕するタイプの商品がありましたが、おむつやタオルなどを流してしまったとき、カッターの歯を避けながら処理しなくてはいけないという安全性の問題がありました。商品開発のためには、より安全性が高く、かつ確実に排泄物を粉砕し汚水マスまで流せる技術を開発する必要があったのです。そのために約一年半、毎日自分の排泄物を触って研究しました。さまざまな硬さの排泄物を研究するために、パン食にしたり肉中心の食事にしたり、食生活を限定して挑みましたね(笑)。その結果、排泄物には鋭いカッターの歯ではなく、洗濯機のように激しい水流で衝突を促して粉砕した方が効果的であることに気づき、現在の方式に至りました。在宅・施設利用|それぞれの反響ーーーすでに導入された方からの反響を教えてください。もっとも違いを実感していただくのが「におい」のようです。従来のポータブルトイレをお使いのある方は、においを気にして冬の寒い時期でも頻繁に窓をあけて換気されていたそうですが、当商品を導入してからはにおいを気にする必要がなくなり、いつでも快適に過ごせていると言っていただきました。また、「ベッドサイド水洗トイレ」を導入したことで、これまでおむつを使用していた人がおむつなしで過ごせるようになったというケースもあります。ご自分でトイレに行けるようになったことで生活のさまざまなシーンに影響が表れ、ネイルやおしゃれをはじめたり、美容院に行ったりなどの変化が見られるようになった方もいます。「ベッドサイド水洗トイレ」を使用しているご本人だけでなく、その旦那様も、そうした変化を見て非常に前向きになられました。ーーー介護する方からの反響はいかがですか?バケツ処理が不要になったことに対する喜びの声をよくいただきます。なかには、これまで誰がバケツ処理をするのかで家族間で揉めてしまうことがあったそうですが、そうした諍いがなくなったのが一番嬉しいとおっしゃる方もいました。また介護施設でご利用いただいているスタッフの方からは、「バケツ処理という重労働から解放された」「効率的かつ行き届いた排泄介助ができるようになった」「転倒事故の低減につながる」と高い評価をいただいています。課題は価格――それでも導入する施設の狙いーーー反響から見えてきた課題はありますか?価格ですね。2017年10月発売の新モデルは、前のモデルに比べて13万円お安くさせていただき、39万8千円でご提供しています。しかし、バケツ式のポータブルトイレと比較するとまだ価格が気になるという方はいらっしゃいます。ーーー高くても購入する介護施設は、それだけの費用対効果を感じているということでしょうか?そうですね。長い目で見て、介護者の負担軽減が労務時間や人件費の軽減につながるというコストパフォーマンスを期待して導入する施設もあります。また、より被介護者の方の尊厳に配慮した排泄介助できるという観点で「ベッドサイド水洗トイレ」を導入する施設も少なくありません。より文化的な排泄介助へーーー最後にメッセージをお願いいたします。現在の排泄介護は、まだ十分に文化的でない側面があるのではないかと考えています。排泄は人間の尊厳に関わる、非常にプライベートな活動です。誰もが最後まで、尊厳を保ちつつ快適な排泄ができるということを、特別なことではなく当たり前にしたい。そのために、今後もお客様の声と共に商品開発を進めていきます。編集部まとめトイレのスペシャリトであるTOTOが作る水洗ポータブルトイレは、開発者の”身体を張った”技術開発によって支えられていました。ポータブルトイレとしては高価に思える価格でも、価格以上の価値を見出す施設や家族、そして何より現在排泄介助を受けている当人を中心に導入が進んでいます。今年10月に新モデルが発売し、ますますの普及が予想されます。

人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス

人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス

名称 腰補助用マッスルスーツ(標準モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) ) 寸法 Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm 重量 本体:6.6kg(基本的な本体構成部のみ)高圧タンク:1.5kg(1.5リットル)(タンクタイプのみ) アシスト力 最大35.7kgf(140Nm) アシスト部位 腰、脚(腰を落として持ち上げる場合) 希望小売価格 600,000円(税別) 製品概要モーターではなく、空気圧式の人工筋肉を使用した腰補助用ロボットスーツです。タンクや手押しポンプで空気を送り込むことで、装着者の力を補助します。中腰作業等にかかる腰の負担を軽減するため、介護者の腰痛予防が期待できます。 先進的な取り組みで魅力的な現場作りを!東京都ロボット介護機器・福祉用具活用支援モデル事業に選出|社会福祉法人友愛十字会砧ホーム21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム)「マッスルスーツ」の試着会に潜入!(特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ ・社会福祉法人章佑会) 人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィスーーーよろしくお願いします。御社は東京理科大学発のベンチャー企業ですね。  今回お話を伺った株式会社イノフィス COOの横幕才氏はい。2001年から、東京理科大学の小林宏教授が、ウェアラブル型ロボットの研究・開発を開始しました。2013年に腰補助用マッスルスーツの実用化に成功し、それを販売するためにイノフィスを創業しました。開発当初は、障害を持っている方が自立した生活ができるよう、自立支援を目的とした機器を開発していました。プロトタイプを作って検証を続けていくにつれ、腰を使って作業を行う健常者も大きな問題を抱えていることに気づきました。その一つが、腰痛という問題です。実際、介護の現場では腰痛で職を離れざるを得ない職員が沢山いらっしゃるそうです。また介護の現場だけでなく、腰を使う作業はあらゆる業種、分野に存在します。そこで、まず先に、健常者に対する作業支援用の製品を開発するべく方向転換しました。それが2006年ごろのことです。2013年にマッスルスーツを実用化してから、プロフェッショナル向け商品として販売しています。 スーパーマンにはなれない?マッスルスーツは腰痛予防デバイス ちなみに、これまでにマッスルスーツを装着したことはありますか?ーーーいえ、ありません。マッスルスーツにどんなイメージを持っていますか?ーーー装着すると、自分の力が倍増するというようなイメージです。マッスルという言葉からも、自分がマッチョになれるとか、スーパーマンみたいになれるとか思いがちですよね。しかし、実は全く違うのです。その点を、これからご説明していきます。ーーーお願いします!マッスルスーツは何かというと、あくまで腰を補助するための製品だということを、まずはご理解いただきたいと思います。長期的に腰に負荷がかかるような仕事をされている方に対して、腰にかかる負担を軽減することで腰痛を予防してもらう。一言で言えば、人工筋肉を使った腰痛予防のためのデバイスなのです。ーーーじゃあ、力を増大させるためのものではないのですか?あくまでも腰補助という位置づけなので、マッスルスーツを使っても、自分の力で持ち上げられるもの以上のものは持ち上げられません。ただし、自分の力で持ち上げられるものでも、持ち上げるときには必ず腰に負担がかかりますよね。それをサポートしてあげようというのが、マッスルスーツなのです。人工筋肉だからできることとは?マッスルスーツのメリットは三つ。一つ目は、先ほどから申し上げているとおり「腰の負担軽減」です。二つ目は、作業をスムースに補助できるという点です。人工筋肉だからこそ実現できるスムースさが特徴なのです。ーーー人工筋肉って何なのでしょうか。マッスルスーツで用いている人工筋肉は、空気圧を供給すると非常に大きな力で収縮するMcKibben型人工筋肉と呼ばれるものです。人間の筋肉は、伸縮することで力を出したり緩めたりしますよね。それと同じことを、空気を出し入れしてゴムの伸縮で再現しているというイメージです。通常、マッスルスーツのような製品にはモーターが使われていますよね。モーターの場合はセンサーの読み間違いによる誤作動などが懸念されますが、その点はいかがですか?人工筋肉の場合、必ず自分の動きに追随するため、誤作動や不自然な動きをすることがありません。人工筋肉の良さは他にもあります。軽量ですし、電気部品を使っていないため防爆性が必要な環境でも安心して使用できます。三つ目の特徴は、装着が簡単にできるという点です。人工筋肉を用いているマッスルスーツであれば、慣れると10秒ほどで装着が可能です。 登山用ザックのような形状で、素早い装着が可能 基本的な構造をご説明します。マッスルスーツの真ん中に人工筋肉があり、アルミのフレームがそれを覆っています。人工筋肉と腰関節部がワイヤーでつながり、さらに下のももパッドにつながっています。ももパッドを起点にして、体が起こされるような作りです。装着時はリュックサックを背負うように担いで、ももパッドと腰ベルトをつけ、肩ベルトと胸ベルトを調整します。すごく簡単です。ーーー3種類展開されていますね。標準モデルと軽補助モデル、そしてスタンドアローンという独立型のモデルがあります。標準モデルは人工筋肉が4本使われており、もっとも強い35kgfの補助力があります。ここでいう補助力とは、腰にかかる負担を補助する補助力を指しています。本来、人工筋肉は1本で約200kgfという非常に大きな収縮力を出すことが可能です。しかし、自分で持てる重さ以上のものを作っても意味がありません。ですので、一般人が持てる重さを補助するのに適当と思われる補助力である、35kgfに設計している訳です。軽補助モデルは、女性・シニア層にむけて軽量化したものです。標準モデルより約2kg軽く、その分人工筋肉を2本に減らしています。補助力は25kgfです。これら二つのモデルは、コンプレッサーまたはタンクのいずれかを用いて、人工筋肉に空気を注入します。コンプレッサー式は回数の制限がありませんが、コードでつながっているため、行動範囲が限られます。一方タンク式の場合、行動範囲は広がりますが、使える回数に限りがあります。作業シーンに合わせて、どちらを選ぶかを決めていだきます。スタンドアローン型は、コンプレッサーやタンクが一切不要なタイプです。空気を事前に充填することで、外部供給を不要にしました。あらかじめ人工筋肉をパンパンに張らせておいて、ももパッドが反発するバネのような力を利用して補助力を発生させます。 実際にスタンドアローンを装着したところ。尾てい骨に密着させるため、肩に負担がかからない強い安定感のあるタイトフィットと、ももパッドと脚の間に遊びをもたせて歩行を楽にできるよう設計したソフトフィットの2タイプがあります。腰痛は国民病!マッスルスーツがもたらす真のメリットーーー実際、どれくらい腰の負担が軽減されるのでしょうか?筋電位を測定した結果、荷物を持ち上げる際の腰に対する負担が35%軽減されたというデータが出ています。荷物を降ろす時の負担に関しては、約6割も軽減されます。ーーー腰痛予防のためのデバイスということは分かりましたが、200kgfの力が出せるのに、35kgfにとどめているのはもったいないような気もします。そこがまさに、皆様にぜひ理解していただきたい部分です。というのも、そこを理解していただかないと、マッスルスーツの良さが正しく伝わらず、せっかく導入したのに使われなくなってしまうという事態につながりかねないからです。マッスルスーツの導入は、スーパーマンになるためではなく、腰痛予防をして労働環境を改善しましょうという提案なのです。例えば、「半年間使い続けたら、腰痛で休む人がゼロになりました」というところまでもっていくことが、導入の真の目的です。だからこそ、作業で使用する方々と、導入する経営側双方の理解がないと、絶対にうまくいかないのです。ーーー長期的、習慣的な使用が前提ということですね。そもそもなぜそこまで腰痛を問題視されているのでしょうか?腰痛は、日本の国民病なのです。厚生労働省のデータによると、日本人の4人に1人が腰痛を抱えていることが分かっています。(※1)そのうち、原因が分かっているのはわずか15%で、腰痛の8割以上は原因不明です。(※2)原因不明ということは、すなわち治療が困難ということです。一度腰痛になると治しづらいし、しかも完治するのはたったの10%と言われています。腰痛は、単に痛いというだけにとどまらず、精神的リスクや経済的負担という問題にもつながります。例えば腰痛の治療費や入院費として、平均13万円かかるとされています。また治すためには、約22日間の在院が必要です。(※3)ーーー当人も大変ですが、そんなに仕事を休まれては会社としても困りますね。その通りです。精神的リスクとしては、腰痛によるストレスももちろんのこと、うつ病になりやすいというデータもあります。ある調査によれば、持上げ作業や中腰姿勢・同じ姿勢を続けることが、腰痛を引き起こす原因の半分を占めていることが分かっています。(※4)つまり、誰もが腰痛になる危険性があるということです。だからこそ、たとえ健康体であっても、今からの予防が大事なのです。使っていただく皆様には、「腰痛は他人ごとではなく、自分にも起こるリスクがある」、「自分の身は自分で守る」という意識を持っていただきたいのです。ーーー経営側としても、腰痛による休職を防ぐという点で、メリットがありそうですね。休職だけではありません。腰痛になると生産性が落ちますし、ひいては退職してしまう方もおられます。腰痛を防ぐという職場環境の改善は、従業員の定着率を向上させ、労災を防ぎ、企業イメージをアップするための重要な経営課題です。ーーー使用者と経営側双方の理解があって初めて、持続的な使用につながるという意味がよく分かりました。当社としては、マッスルスーツを工事現場のヘルメットのように使っていただければと考えています。この仕事をするときはマッスルスーツを使いましょうという安全基準やルールを決めて、習慣的に使い続けるのが当たり前になって初めて、本当の普及が始まるのではないでしょうか。マッスルスーツの広がりと今後の展開ーーー御社の製品は、介護以外の分野でも活用できそうです。マッスルスーツは介護ロボットとしての印象が強いかもしれませんが、腰補助という観点で考えるとあらゆる分野で使っていただけます。例えば面白いところでは、カツオの一本釣り組合さんからお問合わせがあったりしましたね。毎日、私たちが想像もしていなかったようなところからお問合せをいただき、こちらとしても驚くほどです。ーーー現在のマッスルスーツは健常者の作業支援という性格が強いですが、自立支援ロボットとしての展開は考えていないのでしょうか?はじめに申し上げていたとおり、もともとは障害を持っている方の自立生活を実現したいという想いから、開発がスタートしています。よって今後は、自立支援も含めた製品の多様化、ポートフォリオの拡大を進めていくつもりです。現在は企業に向けて販売していますが、これからは一般向けの商品も作っていきたいです。病院や施設でのリハビリ利用、自立歩行支援はもちろん、老老介護の現場や在宅でも使っていただけるように、幅広い活動を行っていきます。ーーー介護ロボット業界は盛り上がりを見せている反面、誤解やネガティブイメージを抱えている職員の方もいらっしゃいますよね。介護の分野においては、人の手でないとできない部分が確かにあると思っています。すべての作業がロボットに取って代わることはないでしょう。だからこそ、人を支援するためのロボットが必要になるはずです。介護現場で働いている皆様が、ご自身の身を守りながら長く元気に働いていただくことがとても重要だと思っております。 編集部まとめ 取材後、実際にスタンドアローンを装着し、20キロの荷物を持ち上げてみました。腕の力は使うものの、腰にはさほど負担がかかっていないように感じます。しかしスタンドアローンを外して再度持ち上げようとしてみたら、あまりの違いに驚きました。マッスルスーツが、いかに腰を補助してくれていたのか、体で実感することができました。「マッスルスーツ」「人工筋肉」という響きから、装着すればパワーが増大するのではないかという期待は、「職場環境の改善」という本当のメリットを前に良い意味で裏切られました。介護ロボットが真に普及・定着するためには、「なぜそれを使う必要があるのか」を理解する必要があると痛感します。 ※1 参考:厚生労働省(平成22年度国民生活基礎調査) ※2 参考:Deyo RA et al : What ca the history and physical examination tell us about low back pain? JAMA 268: 760-765, 1992 ※3 参考:厚生労働省「医療給付実態調査 平成23年度」、「患者調査 平成23年」、総務省統計局「人口推計 平成23年度」 ※4 参考:腰痛に関する全国調査報告書2003年 軽補助モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) 名称軽補助モデル寸法Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm重量本体:5.2kg(基本的な本体構成部のみ)高圧タンク:1.5kg(1.5リットル)(タンクタイプのみ)アシスト力最大25.5kgf(100Nm)アシスト部位腰、脚(腰を落として持ち上げる場合)希望小売価格600,000円(税別) スタンドアローン(タイトフィット・ソフトフィット) タイトフィットソフトフィット名称スタンドアローン寸法Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm重量5.0kg5.1kgアシスト力最大25.5kgf(100Nm)アシスト部位腰、および脚(脚のチカラで作業する場合)希望小売価格700,000円(税別)800,000円(税別) 21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム)「マッスルスーツ」の試着会に潜入!(特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ ・社会福祉法人章佑会) コメントお名前(ニックネーム):かいごろうコメント内容:重いので30分程度しか装着できませんが、朝の排泄介助時には重宝します。マッスルスーツがなかったときは、前かがみの体勢が続くためとにかく腰への負担が半端なくありました。

実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社

実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社

主な機能 1.離床検知2.同時見守り3.健康見守り 参考価格(税抜)※設置作業(取付け、調整、クラウド環境登録、動作試験)等は別途費用がかかります。 年額利⽤料(クラウドサービス費、センドバック保守費)¥ 36,600-/ベッド サービス概要ベッド見守り支援ソリューションは、被介護者のベッド上の動きを検知して通知する「介護ロボット」を活用したソリューションです。ベッド(介護ベッド・一般ベッド)の脚に取り付けたセンサから荷重情報等を取得し、被介護者の離床前の動きを検知し、ナースコールや管理端末へ知らせます。また、生活リズムやバイタルの取得も可能です。実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社2018年01月、NECネッツエスアイ株式会社はトーテックアメニティ株式会社の「見守りライフ」を導入からメンテナンスまでワンストップで提供する「ベッド見守り支援ソリューション」の販売を開始すると発表しました。「見守りライフ」とは、介護ベッドに取り付ける荷重センサによってさまざまなデータを取得し、離床をお知らせしたり、生活リズムの見える化などを行う介護ロボット。実証試験の結果から明らかになった効果は?両社が語る「ロボットとスタッフの共存」に必要なものとは?そんな気になる疑問を、両社に直接聞いてきました! トーテックアメニティ社(左2名)とNECネッツエスアイ社(右3名)の両社に話を伺う「ベッド見守り支援ソリューション」とは?ーーーまずは「見守りライフ」および「ベッド見守り支援ソリューション」でできることを教えてください。 主な機能は、離床検知機能、健康見守り機能、同時見守り機能、メール配信機能の4つです。それぞれご説明します。 離床の兆しをナースコールでお知らせNECネッツエスアイ:1つめの離床検知機能とは、離床を事前に察知し、お知らせする機能です。離床前の「動き出し」や「起き上がり」といった動作を検知し、ベッド上の利用者が完全に離床する前にナースコールで通知します。生活リズムを見える化NECネッツエスアイ:2つめは健康見守り機能です。これは、睡眠・体重・脈拍・呼吸(※)などのデータをとり、生活リズムを見える化する機能です。 ※脈拍・呼吸(バイタル)データは参考値 特徴は、 対象者の情報/状況を24時間データで見える化 データ化しているためスタッフ間の情報共有が容易 の2点です。これらにより質の高いケアサービスの提供ができると考えています。ーーーたとえばどのようなことができるのでしょうか?たとえば、眠れないという入居者様に睡眠導入剤を投薬している場合、その薬が本当に効いているかどうかを睡眠データから確認することが可能です。また、4日以上のショートステイを希望される入居様に対してはケアプランの作成が必要となりますが、このケアプランを作るために1週間くらい入居者様の様子見をするという話を聞きます。ベッド見守り支援ソリューションを活用すれば正確なデータに基づき、その方にあったケアプランをより早く作成することもできるはずです。最大40床を一覧で確認|施設の見守りを効率化 3つめは同時見守り機能です。最大40床まで同時に確認することができます。 トーテックアメニティ: ある施設では20床に当製品を導入いただいていますが、夜間にその見守り画面を見ると画面全体が青(=睡眠を表す色)になっているので、ひと目で「異常なし」ということが確認できるのです。このように、同時に見守りできるというのは効率化にもつながりますし、巡回に行っていない間のスタッフの安心にもつながります。 ベッド上の状態を知らせるアイコンは色ごとに分けられているメール配信機能トーテックアメニティ:4つめがメール配信機能です。こちらは主に「在宅介護向け」としてご利用されるお客様へのサービスですが、就寝時刻や睡眠時間等を決まった時間にメールでお届けする定期配信機能と、いつもと違うことが起きたときにメールを送る機能の2種類あります。 定期配信メールの一例後者では、たとえば「いつもは7時に起きるのに、今日に限って8時になっても起きてこない」あるいは「夜中にトイレに行って1時間も帰ってこない」など、ふだんと違った様子を察知したときにメールを送ります。これにより、離れて暮らす家族の異変を察知し、様子を見に行ったりするなど、予防や対策を行うことが可能となります。「見守りライフ」を在宅でご活用いただいている例はまだまだ少ないですが、今後はご家族だけでなく自治体や介護事業所などを巻き込んだ見守り体制の構築に、当製品が貢献できればと考えています。トーテックアメニティ社の「見守りライフ」をNECネッツエスアイ社がワンストップ提供ーーー今回の「ベッド見守り支援ソリューション」は、トーテックアメニティ社の「見守りライフ」を活用してNECネッツエスアイ社がサービス展開していますね。NECネッツエスアイ:弊社の役割は、介護事業所に対し「見守りライフ」の導入から運用、メンテナンスまでをワンストップで、トータルソリューションとして提供することです。「見守りライフ」で施設の課題を解決していただき、施設そのものの価値を高めるお手伝いをしたいと考えています。プライバシーにも配慮しながら見守りできる 見守りに使用するのはベッドの脚にとりつける荷重センサとベッド裏にとりつけるバイタルセンサだーーー御社自身が映像監視ビジネスも行っていますが、なぜ今回見守り機器として「見守りライフ」を活用することにしたのでしょうか?弊社が得意とするカメラを用いた顔認証システムは、入居者様が監視されていると感じてしまう懸念もあり、プライバシーの側面で導入のハードルが高いことがあげられます。カメラを使用せずに見守る方法を模索していたときに「見守りライフ」と出会い、いっしょにソリューションをご提供することになりました。すでに20施設以上の導入実績もトーテックアメニティ:弊社は「見守りライフ」の開発を担当しています。主にソフトウェア開発、とくに見守り画面の見せ方やクラウドシステムの構築などが中心です。これまでに開発だけでなく販売も行っていたので、すでに「見守りライフ」の導入事例は20施設以上あります。実証試験でわかった驚きの効果とは?ーーー「ベッド見守り支援ソリューション」発売に先がけて、特養にて実証試験を行なったと聞きました。その結果について教えてください。NECネッツエスアイ:実証試験は、特別養護老人ホーム「ニューバード」とそこに入居されている4名にご協力いただき、2017年10月~12月に実施しました。結果的に、それまで多い時には月4回ほど起こっていた転倒をゼロにすることができました。くわしくご説明します。転倒リスクを早めの介助で防ぐNECネッツエスアイ:効果が出たのは、4名のうち「ベッド見守り支援ソリューション」とナースコール連携をしていた2名です。そのうち1名は要介護度3程度の方で、事前調査では夜中のトイレの時間に転倒が多いということが分かっていました。実証試験前は月に3~4回ほど転倒していたのですが、実証試験中は「ベッド見守り支援ソリューション」が離床をナースコールで即座に知らせるため、スタッフがトイレまで介助を行うことで、転倒回数をゼロにすることができたのです。ベッドからのズレ落ちもゼロにNECネッツエスアイ:もう1名は要介護5の方です。事前調査では、ベッドの柵から足がはみ出てしばしばベッドから落ちてしまうことが分かっていました。月に1~2回ほど落ちてしまうことがあるため、施設側ではベッド下に衝撃を抑えるマットを敷くなどの対策をとっていたようです。そこで実証試験を行った結果、そうしたずれ落ちが2ヶ月間はゼロでした。こうした結果から、「ベッド見守り支援ソリューション」が離床通知機器として充分な働きをすることが実証されたといえます。“生活リズムの見える化”がもたらした変化ーーー「ベッド見守り支援ソリューション」の“生活リズムの見える化”に関してはいかがですか?何か効果や反響はありましたか?トーテックアメニティ:“生活リズムの見える化”ーー「健康見守り機能」の反響としては、こんなエピソードがあります。認知性の方は、よく眠れなかった日の翌朝、「不穏(ふおん)」とよばれる行動を起こされることがあります。不穏は場合によって暴れるなどのリスクにつながるおそれがあるので、スタッフ同士で事前に把握しておくことが重要です。しかし、よく眠れていないのに「眠れた」と答えるなど、ご本人への確認だけでは充分でないことがしばしばでした。そんなときに睡眠データを事前に確認し、スタッフ同士で共有・引き継ぎをしっかりすることで、ご利用者様の不穏行動を事前に気にかけたり、防いだりすることができたのです。実際に、そのように睡眠データを活用していると、ある施設から聞いています。NECネッツエスアイ:睡眠データに限らず、「健康見守り機能」で取得したデータの共有は、ケアプラン作成時にも役立っているというお声もいただいています。生活リズムを見ながら話し合うことができるので、議論の質が高まったそうです。介護スタッフと見守りロボットの共存のためにーーー平成30年度の介護報酬改定では、見守り支援ロボットを夜勤職員の代わりとして認めるという改定がなされそうです。見守り支援ロボットと介護スタッフをはじめとする人間がうまく共存していくには、何が必要だと考えますか?NECネッツエスアイ:1つ目は人間と介護ロボットの分業化ですね。「ベッド見守り支援ソリューション」を導入したある施設長からは、「“目”を使うところは人間では限界がある。そういう部分はセンサに頼っていきたい」と話していました。「見続ける」「記録し続ける」のは、見守り支援ロボットだからこそできること。その点をうまくオペレーションに取り入れていただければと思います。2つ目は、我々のような立場のSI’er(システムインテグレーター)がスタッフと介護ロボットを仲立ちすることだと考えています。介護現場で働くスタッフの方々に、使い方やメリットなどを納得がいくまでご説明するのが我々の使命です。将来的には、介護ロボットがどの現場にもありふれたものになり、介護スタッフの負担が軽減されるとともに、利用者もその恩恵を享受できるような社会になってほしいと思っています。トーテックアメニティ:介護ロボットときくと、つい介護スタッフの方の負担軽減を第一に考えてしまいがちです。しかし大事なのは、介護をうける方にどのようなメリットがあるのかという点だと考えています。介護スタッフの負担軽減はもちろん、被介護者にとってのメリットという視点もあわせ持つことで、介護ロボットはより広く認知され、受け入れられていくのではないでしょうか。編集部まとめ 離床通知はもちろん、生活リズムの見える化までできる「ベッド見守り支援ソリューション」。設置はほぼ全ての介護ベッドにメインの荷重センサを取り付けるだけなので、離床マットの入れ替えとして重宝されているというのもうなずけます。ナースコールとの連携など、既存のシステムに追加する形で導入できるのも大きな魅力のひとつでしょう。しかし、真価を発揮するのはより大規模に導入したとき。介護ロボだからこそできる「一気に見守り」を支えるNECネッツエスアイ社のサポート力にも期待できそうです。 コメントお名前(ニックネーム):鼻沢耳男 コメント内容:私も以前、介護施設(グループホームが多い)で働いていて、夜勤の際は軽く音が聞こえた際にも念のため確認に行ってました。寝返りであればいいのですが、柵を越えて落下の危険性があるならば、素早く対応出来て良いのではないかと思います。 ただ、最初はコストがかかって浸透しにくいのではないかと思います。高くない入所費用でも利用できる様になれば、多くの施設で使われる様になると思います。

真空圧で匂いも吸引!水洗ポータブルトイレ「キューレット」|アロン化成株式会社

真空圧で匂いも吸引!水洗ポータブルトイレ「キューレット」|アロン化成株式会社

名称キューレット 家具調トイレ希望小売価格150,000円(税抜)寸法54 × 71 × 81 ~ 87cm便座面高さ 36・39・42cm重量約23kg最大使用者体重100kg 名称キューレット 樹脂製トイレ希望小売価格100,000円(税抜)寸法幅49.5 ×奥行67 ×高さ75 ~ 85cm(便座までの高さ35 ~ 45cm[1cm ピッチ])重量15kg最大使用者体重100kg 名称真空ユニット 屋外仕様希望小売価格425,000円(税抜)寸法58 × 37.5 × 80cm重量約47kg電源コード20m名称真空ユニット 屋内仕様希望小売価格470,000円(税抜)寸法44.5 × 65 × 101.5cm重量約54kg電源コード3m 製品概要ポータブルトイレでありながら水洗で排泄物を処理できる、水洗式ポータブルトイレです。専用の真空ユニットとつなげることで、排給水工事なしで設置することが可能です。 真空圧で匂いも吸引!水洗ポータブルトイレ「キューレット」|アロン化成株式会社ポータブルトイレなのに、水で流せる。そんな介護ロボットを作っているのがアロン化成株式会社です。新幹線のトイレのように一瞬で排泄物が吸い込まれる技術を使った「キューレット」は、屋内仕様なら工事も不要だそう。そんな水洗ポータブルトイレ「キューレット」の裏側に迫りました。作り続けて45年!アロン化成だからこそ実現した水洗ポータブルトイレーーーはじめに会社説明をお願いします。 まずは新事業開発部長である中居氏に話を聞いたアロン化成は、プラスチックの総合加工メーカーです。1951年に日本で初めて硬質塩化ビニル管の製造に成功して以来、様々な製品を開発、提供してきました。現在は、主に4つの分野を中心に事業を展開しています。給排水分野、介護・福祉分野、高機能エラストマー分野、環境・リサイクル分野です。介護・福祉分野についてご説明します。我々はこれまで生活に身近な様々な製品を開発、販売してきました。例を挙げると、赤ちゃん用のベビーバスやおまるなどがあります(現在は販売終了)。1972年に初めてポータブルトイレを発売してからは、「安寿」というブランド名で多くの介護用品を提案してきました。また2000年に施行された介護保険制度をきっかけに、介護福祉の分野により注力しようということになりました。現在の主力は、排泄介護と入浴介護の製品です。このように45年間、ポータブルトイレを作り続けてきたという歴史があります。それが今回の水洗ポータブルトイレ「キューレット」にも生かされていると言えます。ーーー新事業開発部について教えてください。新事業開発部という部署は、文字通り今までにない新しい事業を生み出すことを目的としています。その文脈で開発されたのが、今回の「キューレット」です。「キューレット」という介護ロボットは、給排水分野と介護の分野のちょうど中間に位置する製品といえます。福祉用品の性格を備えつつ、水洗トイレにつきものの給排水工事や設置のし易さまで考えられている製品なんです。ーーーキューレットについて教えてください。キューレットは、ポータブルトイレに真空吸引力を利用した水洗機能を付加した、全く新しい製品です。真空吸引というのは、新幹線のトイレに採用されていますが、家庭用電源で真空式のトイレを動かすというのは、世界でも初に近い取り組みです。実際に見ていただきましょう。キューレットのデモを見学してきた部屋にマッチする家具調ポータブルトイレキューレットには屋外仕様と室内仕様があり、今回お見せするのは室内仕様になります。まずはトイレユニットの説明をします。トイレ本体の部分は、介護用ポータブルトイレの基本的な機能をすべて有しています。例えば温水洗浄、脱臭機能、暖房便座、あとは個人の個体に合わせて高さを変えられる、移動ができるなどですね。それに加えて、水洗機能がついています。真空ユニット(写真左の木製のボックス)とトイレはホースの長さ分だけ離すこともできる(最長5m)そしてこちらが、真空をつくる真空ユニットです。室内仕様の場合は、このふたつで排水工事も給水工事もなしですぐ使うことが可能です。トイレユニットと真空ユニットをホースでつないで使います。ホースさえ繋がっていれば、ふたつを離して置くことができます。だから、真空ユニットをベッドの後ろや廊下といった気にならない場所に置くという使い方もできるんです。早速、実際に流すところを見ていただきましょうか。今回は疑似便として、ぶどうのフルーツゼリーを使います。フルーツゼリーを使用するのは、流す前後での匂いの変化を確認してもらうためです。今はぶどうの匂いがしているかと思います。ここにトイレットペーパーと疑似尿(水300cc)を追加します。ではボタンを押して流してみます。ゼリー4個+トイレットペーパー90cm 2枚+水300ccを入れて流してみるーーー真空ユニットから音がしたあと、新幹線のトイレのように一瞬で疑似便が流れましたね。先ほどの音は真空を作っている音です。疑似便が流れた後、便器内に水が溜まっているのが分かりますか?これが水洗の特徴で、便器内に水が溜まることで匂いの逆流を抑えられるんです。ーーー確かに、先ほどまであったぶどうゼリーの匂いが全くしません。これは、便が流れると同時に、まわりに滞留している匂いも吸い込まれるからなんです。圧送式には無い真空吸引式だけの特長です。吸い込まれたものは、真空ユニット内のタンクに溜められます。タンク蓋部にはシール材ついているので、匂いが漏れません。吸い込まれたものは真空ユニットの中にあるタンクに溜められるーーー何回分くらい溜められるんでしょうか?6回分溜まるようになっています。「キューレット」では、1回の洗浄に500ccの水が使われます。通常のトイレは6Lほど使用するので、画期的な少なさです。溜まったものを処理していただく必要がありますので、その際に重くなりすぎないよう6回分で設計しています。タンクがちゃんとはまっていないと、トイレユニットのエラーランプがつきます。この状態では水が流れないようになっています。また、タンクが満杯になっていても、センサーが感知してエラーランプがつくようになっています。ここがロボットである所以ですね。ーーートイレットペーパーが粉々になっていますね。はい、吸い込む力で粉砕されますし、流れていく際もL字に曲がる部分を複数個所設け確実に粉砕します。「キューレット」では、粉砕するのに刃物を一切使っていません。一般的なものは、刃物を使ってトイレから流れた瞬間に砕くという装置を搭載していることが多いですが、それとは全く違います。だから、仮に作業者が分解したとしても、刃物はないので安全です。ポータブルトイレをずっと作っている弊社の思想と、給排水分野での技術がミックスされていると言えます。ーーー水はどこにあるんですか?給水タンクを設置することで、給水工事が不要になるトイレユニットの後ろにある給水のタンクに溜めていただけます。そのため、給水工事が不要なんです。ーーー給水工事ってそんなに大変なんでしょうか。水回りって、だいたい家の一箇所にかたまっているんです。「使っていない部屋があるから、そこを潰してトイレにしよう」と簡単に考えがちですが、水が流れるためには勾配が必要だったりして、実はけっこう難しい。全く水回りのない部屋に配管を持っていこうとすると、時間とお金がかかるんです。ーーーなるほど。つぎに屋外仕様の説明をお願いします。屋外仕様の場合は、排泄物をタンクに溜めるのではなく、直接下水道に流すことができます。給水工事は屋内仕様と同じく不要ですが、下水道の管につなぐという工事は必要になります。真空ユニットとトイレユニットの距離は、20m以内、また高さ2m以内であれば逆勾配配管が可能です。3年間の実証実験をとおして気づいたことーーー「キューレット」の実証実験はどのくらいされたんですか?「キューレット」は、介護ロボットとして経産省の審査を3年間で2回通過しており、そのたびに実証実験をやっています。例えば先ほどの運転ランプの部分も、実証実験を通して改良されています。もともと、稼働時は緑色のランプが常につくようにしていたんです。でも、高齢者の方に実際に使っていただくと、「電気がもったいないから」といってコードを抜いてしまわれるんですね。だから、水洗しているときやエラーのときのみランプがつくようにしたという経緯があります。ランプの点灯ひとつにも、実証実験が生かされている開発は工場長の一言。そこから始まる挑戦ーーー開発のきっかけを教えてください。私が新事業開発部の担当になったとき、様々な人に話を聞きに行ったんです。ポータブルトイレを作っている工場の工場長と話しているとき、「中居の力で、このトイレ(ポータブルトイレ)を流してみろよ」と言われたんですね。その言葉がきっかけで、「こうすれば流せるかもしれない」というひらめきが生まれ、研究に繋がったんです。ーーー開発時に大変だったことはありますか?直径何mmのホースが良いのか、トイレの内部はどういう形状が良いのかなどを、疑似便を作って延々と実験したことですね。人間の汚物の標準的な大きさは、25mmの円筒形・長さ80mm・比重0.95-1.05と言われています。当然重たいほうが流れづらいですし、実際の便は千差万別です。そんな汚物が、ペーパーと一緒にどう砕けながら流れるようにするか、という研究に2年かかりました。また、流れる際に使用する水の量は、最初から500ccにするという目標がありました。少ない水で、しかも家庭用電源で真空式のトイレを作るという試みは、先ほども言いましたようにおそらく世界初です。様々な制限がある中で製品化までこぎつけることができたのは、給排水事業と介護用品事業、どちらもやってきたからこそだと自負しています。2年間研究をしてるときに、経産省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」が始まりました。そこでの排泄支援ロボットの定義が、たまたま開発中の「キューレット」と一致したんですね。経産省の定義は、「排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ 」というものです。我々の製品も、ただ流せればいいということではなく、自立を支援するという認識のもと開発していました。負担が減る、だけじゃない。身も心も軽くなるーーー反響はいかがですか?介護する人の負担が軽くなったとか、匂いが気にならないとか、そういった反響は多く頂いています。あとは、「キューレット」を導入してから、介護を受けている方の行動が積極的になったという声も頂きました。ーーーなぜ積極的になったのでしょう?一例をご紹介します。ある方は、通常のポータブルトイレから「キューレット」に変更したところ、トイレの使用頻度が約3倍に増えたんです。その方は要介護度3程度だったのですが、談話室に行ってコミュニケーションをとるように施設側から勧められていました。しかし、これまではなかなか行きたがらなかった。でもキューレットにしてから、積極的に談話室に行くようになったんです。談話室って、お菓子やお茶が出てくるんですよ。お茶を飲むとトイレに行かなくちゃいけないですよね。トイレに行くと、誰かがそれを処理しないといけない。そういうのを全部頭で考えて、今まで我慢されていたんです。ーーー排泄行為だけでなく、生活全体に影響していくんですね。キューレットのキーワードは「気兼ね」「気遣い」という磯本その通りです。我々は、「キューレット」のキーワードは気兼ねと気遣いだと考えています。介護を受ける方の「介護してもらうのが忍びない」という気兼ねや、介護をする方の「安心してトイレに行ってほしい」という気遣いの部分で、喜んでいただく事例が増えてきています。ーーー最後に一言お願いします。現在、介護ロボットというと、施設で介護をする方の負担を軽減することに目が向けられがちです。しかし今後の日本の未来を考えると、施設ではなく在宅での介護が中心になってくるはずです。在宅介護をすることになったとき、新しいトイレを作る必要が本当にあるのなら、作るべきだと我々も思っています。しかし、介護が終わった後、そのトイレをどうするのかといったことはあまり考えられていないのが現状です。我々の「キューレット」は、介護における空間の使い方を考える上でも、ひとつの提案ができるのではないかと考えています。 編集部まとめ 人間の生活の3大要素として、食事・睡眠・排泄があります。しかし排泄は、悩みがあっても食事や睡眠に比べ人に相談しづらく、介護する側も受ける側も「我慢」してしまいがち。今回見せていただいたキューレットは、負担軽減や自立支援という福祉用具に求められる役割はもちろん、利用者の気兼ねや気遣いというセンシティブな問題解決にまでつながる可能性を秘めていました。

睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

モニター本体 まもる〜の SS-200 仕様 寸法 W90mm×D120mm×H37mm 重量 約130g(本体のみ) 消費電力 約3.0W以下 製品概要介護施設向けの睡眠見守りセンサーです。ベッドマット下に設置した非接触のセンサーで、起床や就寝、離床を検知しモニタリングします。温湿度や照度もわかるので、居室に入らずとも、入居者の状況を知ることができます。導入事例を読む「まもる~の」で定期巡視が不要に!扉の向こうがわかる見守りへ(株式会社礎・わらい)睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社平成27年の「介護ロボット導入促進事業補助金」の対象機器として採択された「まもる~の」は、介護施設向けの睡眠見守りセンサーです。利用者の睡眠の可視化することで、介護現場のオペレーションはどう変わるのでしょうか?「まもる~の」の開発・導入支援を担当しており、自身も睡眠改善インストラクター・睡眠健康指導士の資格を持つ海老原さんにお話を伺いました。「眠りを見える化」すると何が良いの?まもる~のができること 「不眠に悩んでいた経験から、睡眠に興味を持つようになった」という海老原氏ーーーまずは御社についてお聞かせください。ASD株式会社は、本社を熊本に置くシステム・WEBアプリケーション開発を行う会社です。近年では、クラウドサービス開発などの実績をもとに、ソフトウェアとハードウェアを融合してヘルスケア事業への取り組みをスタートさせました。その第一弾として、今回の「まもる~の」を開発しています。ーーー「まもる~の」について教えてください。モニター本体、設置場所や好みに合わせて4色から選べる 「まもる~の」は、入床・入眠・離床がひと目で分かる睡眠見守りセンサーです。モニター本体と、マットレスの下に敷くエアバッグセンサーを組み合わせて、睡眠のモニタリングを行うことが可能です。離床センサー機能としてもお使いいただく場合は、光センサーをオプションでご用意しております。また、ナースコール中継BOXと合わせてお使いいただくことで、ナースコールと連動させることも可能です。 「まもる~の」のコンセプトは、「日常生活を侵さない自然な形でご利用者様の健康管理につながること」そして「施設様にとっても見守りに役立てていただけること」の2つです。ですので、カメラや身体に取り付けるデバイスではなく、非接触のセンサーを用いて生体情報などを取得します。ーーー睡眠のモニタリングというと、寝ているか寝ていないかが分かるということでしょうか?在床状態や睡眠パターンの可視化はもちろん、深い眠りか浅い眠りかというところまで判断します。睡眠状態のパターンを把握することで、介護ケアプランの設計に役立てていただくことが可能です。実際に、「まもる~の」を使って何ができるかをご覧いただきましょう。まもる~のを使って分析してみた データをグラフで一覧できるため、睡眠の傾向がひと目で分かるこれは、都内にある特別養護老人ホームに入居されている方の睡眠グラフの画面です。最大で6ヶ月分のデータを見ることができます。グラフの見方を簡単にご説明しますね。横軸が時間で、縦軸が日付です。グレーがベッドにいない(不在)状態、緑がベッドの上で起きている(在床かつ覚醒)状態、青が睡眠中の状態、紫の点が離床を示しています。このグラフを見て、何か気づくことはありますか?ーーーだいたい18時頃にベッドに入られて、その後1~2時間後ぐらいに入眠される…ですかね。そのとおりですね。他には、20~21時台に一度起きていることが分かります。ーーーあ、夜中の12時台にも紫の点が集中していますね。つまりベッドの上にいるけれど、目は覚めているということでしょうか?そのとおりです。このようにデータを分析することで、「この方は夜中に必ず目が覚めているな、よく寝れていないのかな?」とか、「夜によく眠れるよう、昼寝を減らそう」といった判断ができます。生活リズムを把握することで、介助や巡回のタイミングを計ることもできます。通常、時間を決めて定期巡回やオムツ替えを行いますが、夜間覚醒してしまっているタイミングを見計らって介助・巡回するというオペレーションに変えることで、ご利用者様に合わせたケアプランが作成できるんです。 ーーー御社ならではのこだわりはありますか? まずは視認性です。ご覧いただいたように、睡眠データをグラフで表示し、ひと目で利用者様ごとの睡眠・離床状態が分かるよう工夫しています。専用ソフト「まもる~のステーション」では、同時に35人までモニタリングすることが可能です。 複数人の状態を1台のPCで一元管理できるまた弊社では、機器から出力されるデータをより活用して頂くために睡眠の基礎知識に関する勉強会も行っています。私自身「睡眠改善インストラクターおよび睡眠健康指導士」という資格を持っていますが、「まもる~の」で取得したデータを現場のオペレーションに有効活用していただくため、導入後のアフターケアも積極的に取り組んでいます。ーーー現場の反応はいかがですか?ご利用者様ごとにオペレーションの最適化することで、よい睡眠提供ができるようになったというお声を頂いています。また睡眠傾向をつかむことで、覚醒離床による転倒事故の防止につながったという活用事例もあります。それだけでなく、人手が少なくなる夜間の時間帯においても「まもる~の」が見守りをサポートしてくれることで、介護職員の方の心的負担が軽減したという反響も多いです。ーーーオプションの離床センサーについて教えてください。離床センサー機能も使いたいという場合は、赤外線で動きを検知する光センサーを取り付けます。従来型の離床検知装置と同様、介護する方の動きをとらえて誤って通知してしまうという欠点はありますが、ご利用者様に合わせた設置方法と2種類のモードを使い分けることで、最適な通知機能をお選びいただくことが可能です。施設にもよりますが、離床センサーが必要なほど離床による転倒リスクの高い方は、実は全体の2~3割程度なんです。「まもる~の」では、離床センサー機能をあえてオプションにすることで導入コストを下げています。在宅介護でも「眠り」を見える化ーーー今後の展開があれば教えてください。「まもる~の」は介護施設向け商品として販売しておりますが、今後は在宅介護でもご利用いただきたいと考えています。離れた場所からでもデータをご覧いただけるよう、クラウドを活用したシステム開発にすでに取り組んでいます。同時に、より安価でご提供できるよう、コスト面での改善も重ねていきたいです。ーーー最後に、介護職員の方や介護家族の方にメッセージをお願いします。ちゃんと寝ることの大切さをもっと多くの方に知っていただきたいですね。睡眠状態がアルツハイマー型認知症の進行に影響を与えるという研究結果が発表されているほど、良質な睡眠は人間にとって重要なんです。「まもる~の」を導入することで眠りを見える化し、介護する側・される側双方のメリットになればと考えています。また「まもる~の」に限らず、介護ロボットを取り入れることで業務負担を減らし、ゆとりある介護が実現できればと思います。編集部まとめ 人の目ではなかなか気づかない睡眠の傾向がひと目で分かる「まもる~の」。睡眠状態の改善が、健康改善はもちろん業務効率化や転倒防止にまでつながることに気付かされました。個人向け「まもる~の」の販売が開始されれば、在宅介護でもこれまでより一段高いレベルの健康管理が広がっていくかもしれません。

高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社

高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社

名称 ロボットアシストウォーカー RT.1 (アールティーワン) 寸法 W510 × L601 × H819〜1019mm(使用時)ハンドル高さH750〜950mmで調整可能 電源 リチウムイオンバッテリー(専用充電器付属) 連続動作時間 連続歩行4時間以上 希望小売価格 単体228,000円(税別)通信付き(3年)248,000円(税別) 名称 ロボットアシストウォーカー RT.2(アールティーツー) 寸法 W546 × L740 × H730~860mm(使用時)ハンドル高さH725、750、775、800、825、850mmの6段階で調整可能 電源 リチウムイオンバッテリー(専用充電器付属) 連続動作時間 連続動作4時間(※上り/平坦/下りの標準歩行パターンにて歩行時) 希望小売価格 118,000円(税別) 製品概要センシング技術で道の傾斜を検知し、それにあわせて速度を調整、片流れ防止を自動で行うロボットアシストウォーカーです。RT.1では、GPSとインターネットを利用した様々なサービスも利用することができます。高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社第二の人生を豊かにし、シニアが積極的に社会とつながる”アンコールスマート”をコンセプトにするRT.ワークス株式会社。2015年7月に、ロボティクス技術を活用した全く新しい歩行車の正式販売を開始しています。代表の藤井仁氏に、ロボットアシストウォーカーの魅力とこれまでの歩行車との違いを伺いました。ロボット技術で歩行器を。ロボットアシストウォーカーで何ができる?ーーー御社の事業紹介をお願いします。弊社は、ロボティクス技術を中心に、ヘルスケア分野での商品開発・提供を行っている会社です。もともとは船井電機株式会社で新規立ち上げ中だったアシストカート・ヘルスケア事業を分離独立し、2014年7月にRT.ワークスとして創設しました。現在は、ロボット技術を活用した電動の歩行車を2機種商品化し、製造販売を行っています。ーーーロボットアシストウォーカーRT.1とRT.2はどんな製品なのでしょうか?ロボットアシストウォーカーは、従来の歩行車にモーターをつけ、ハンドルに手を添えて歩くだけで最適なアシストをしてくれる新しい歩行車です。上り坂のときはパワーアシストが働き楽に上れますし、逆に下り坂の場合は自動的に抑速しゆっくり歩けるようになります。イメージしやすいのは電動アシスト自転車ですね。電動アシスト自転車は、ペダルを漕ぎはじめるとモーターが人力を補助してくれます。それと同じように、RTシリーズは押して歩くだけでモーターが前に進む力を足してくれるような使用感があります。RTシリーズには約10個のセンサーが付いています。ハンドル部分のセンサーでは、人がハンドルを握っているか否か、どれくらいの力が加わっているかなどを検知します。本体にある6軸モーションセンサーでは、人の動きだけでなく路面状況なども検知します。また、タイヤの回転センサなども搭載しています。ここで検知した情報から、アシストやブレーキ制御を行っています。ーーー自動的に抑速してくれるということは、自分でブレーキをかける必要がないのでしょうか?自分でブレーキをかける必要はありません。下り坂を検知すると自動的にブレーキがかかり、速度を落としてくれます。また手を離したときも、自動的に歩行車そのものが停止します。従来の歩行車でも、タイヤの回転を重くするなど物理的に負荷をかけることで抑速できるものがありますが、その場合は平地や上り坂でも重くて大変というデメリットがありました。その点RTシリーズは電動のため、上り坂や荷物を積んでいるときは楽に、下りのときは安心してお使い頂くことができます。RT.2は介護保険の適用ができるーーーRT.1とRT.2は何が違うのでしょうか?RT.1は通信機能つき。スタイリッシュなデザインが特徴だ最大の違いは、通信機能の有無です。RT.1には通信機能がついており、RT.2にはついていません。もっとも、RT.2もオプションで付けることが可能です。RT.1では、通信機能を通してさまざまなサービスをご利用いただけます。たとえばヘルスケア機能です。歩行距離や時間、消費カロリーなどをご確認頂くことで、ご利用者様のモチベーションを向上させることはもちろん、健康管理にも役立ちます。もう一つは、GPSを活用した見守り機能です。位置情報で今どこにいるのかがリアルタイムで確認できますし、万が一転倒した場合も場所がメールで通知されるため、駆けつけが可能です。ーーーRT.2に通信機能がついていないのはなぜですか?通信機能をつけず、従来の歩行車に近い形状のRT.2実は、通信機能がついていると介護保険が適用されないんです。RT.1を発売したとき、介護保険の対象か否かという質問を非常に多くいただきました。そのニーズの高さを踏まえて、介護保険が適用可能なRT.2を新たに発売したという経緯があります。「介護の一歩手前」を見据えて|RTシリーズのこだわりと反響ーーー利用者の声・外部の評価・反響にはどんなものがありますか?ご利用者様の声を通して改善した点としては、例えば、RT.1のかごの上に休憩椅子を追加したところです。発売前の実証実験で、なぜ休憩椅子がないのかというお問い合わせを頂いたんです。我々はオプションとしてつけるつもりではいたのですが、よくよく聞いてみると、休憩椅子の存在は外出機会や歩行距離を伸ばすのに非常に大きな役割を果たしていることが分かりました。通常、歩行車をお使いの方は、自分で歩ける距離や時間を把握した上でその範囲内で行動されます。しかし休憩椅子で休憩しながらだと、自分で想定している以上の歩行が可能なんですね。つまり休憩椅子は、自立支援という意味合いにおいても非常に重要なのだということが分かりました。だからこそ、「RTシリーズを使うことで歩けるようになった」という喜びの声を頂くと非常に嬉しいですね。外出機会が増えたことで知り合いと久しぶりに会って話ができたとか、買い物に出かけて商品を自分の目で見る楽しさをあらためて知ったなどの声も頂きます。普段の生活に良い意味で変化が生じたり、コミニュケーションが取れることで生きがいを感じていただき、「気持ちも行動も積極的になった」という利用者のコメントには大変感動しました。他には、「見た目がかっこいい」という声もよく頂きます。これは狙い通りというか、我々もこだわった部分なんです。ーーー従来の歩行車にはないスタイリッシュなデザインですねそうですね。RT.1は経産省の「ロボット介護機器・導入促進事業」の優秀機器に認定されていますが、我々としては「介護の一歩手前」でもお使いいただきたいと考えているんです。まだまだ元気だけれど、より満足度の高い社会生活のためには外出機会が増えると良いな、という方ですね。そのような方にとって、従来の歩行車イメージは少し抵抗感を覚えることがあります。そういった心のバリアをなくすためにも、従来の歩行車とは全く違ったデザインを目指しました。ーーー反響などを得て新たに見えてきた課題や、今後の展開について教えてください現状、RTシリーズの通信機能の良さを正しくお伝えできていないことに課題を感じています。これからは、IoT、AIなどをもっと活かせると考えていますが、同時にロボット技術が特別視されず、生活にすっと馴染むための工夫が必要だとも思います。そのために、今後はロボット技術を意識させない商品やサービスを提供していければと考えています。編集部まとめ これまでの歩行車の常識をくつがえすスタイリッシュなRT.1、そしてRT.1の約半額の定価を実現したRT.2。どちらも身体機能や使用環境に合わせて細かく調整が可能で、状況に合わせて声でアシストもしてくれます。それぞれコンセプトは異なりますが、快適で安心な歩行を実現することで外出機会を増やし、自立を促したいという思いは変わりません。「歩行車なんてまだ早い」と思っている人こそ、RTシリーズを取り入れることで生活が変わるかもしれません。

世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社

世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社

商品名 アースアイズ ee1-R  *現在は販売停止中 サイズ H142mm、W190mm、D168mm 重さ 876g(ACアダプター除く) 希望小売価格 製品本体 98,000円より(予定・税別)月額使用料 法人向け 2,350円より(予定・税別)※WiFi接続用機器内蔵、通信費及び通信関連のサービス別途(データ保管サービス等) 製品概要AIロボカメラを活用した見守りロボットです。五感センサーが、端座位やベッドからの転倒を検知し、状況に合わせて自動で声掛けをします。店頭の場合、決められた時間内に立ち上がった場合は通知しないので、不要な駆け付けを防ぐのに役立ちます。世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社2017年1月、アースアイズ株式会社は、人工知能を搭載した世界初となる五感AIロボカメラ「アースアイズ」を発売しました。高精度なセンサー機能でAIが異常を予測、通知まで行ってくれるロボカメラは、防犯としてはもちろん介護の現場からも注目を集めています。今回はアースアイズのショールームに伺い、ロボカメラ「アースアイズ」を実際に見てきました。五感AIロボカメラ「アースアイズ」を体験してみたーーーよろしくお願いします!よろしくお願いします。今回は弊社社員が高齢者役をやるので、高齢者役の動きに合わせて、アースアイズがどのように作動するか見ていただきます。ショールーム天井に備え付けられたアースアイズがベッドを映しだすまずは、ベッドに寝転んでいる状態のときです。アースアイズが撮っている映像を映したモニターの左上に、文字が出ているのが見えますか?左上に「寝てる」という黄色い文字が表示されているーーー「寝てる」という文字が出ていますね。はい。カメラの映像とセンサーで高齢者の状態を判断し、モニターに表示してくれます。では、起き上がってみましょう。起き上がるとセンサーが反応し、高齢者の動きを把握・状態を判断する ーーー表示が「寝てる」から「端座位」に変わりましたね。「端座位」とは、ベッドの端に腰をかけて足を下ろした状態のことを言います。高齢者がどんな状態にあるのか、センサーを活用してAIが判断しているんです。判断後、アースアイズについているスピーカー機能で声がけがなされます。 搭載スピーカーで映し出す人の状態に合わせた声がけが可能 アースアイズ:「係の者がまいります。そのままお待ち下さい」このように、立ち上がると転倒してしまう恐れがあるので、座った状態で待ってもらうよう声をかけます。では次に、転倒した場合の動作を見ていただきます。表示が「転倒」に変わったのが分かるかと思います。転倒した場合も、「どうしました?大丈夫ですか?」という声がけが行われます。その後、そのまま何事もなく立ち上がられることもありますよね。そういった場合は、「気をつけてくださいね」という声がけがされ、通知はされません。不必要な駆けつけを減らし、介護職員の方の負担を軽減するためです。一定の時間が経過しても起き上がらない場合は、通知がされます。やってみましょう。アースアイズ:「どうしました?大丈夫ですか?連絡しますね」「連絡しますね」と声がけしているときは、通知がされているときです。リアルタイムでスマートフォンやパソコンに通知されます。立ち上がった場合も、まずモニターに表示が出て、声がけがなされ、必要に応じて通知を行うように設定が可能です。アースアイズは、あとから「あ、このとき転んじゃったんだ」というのを知るためではなくて、大きい事故が起こる前に、事故を未然に防いだり、そのときすぐ駆けつけることができるようにするのが目的です。また問題がないときは通知しないことで、スタッフの方の負担軽減が実現できます。突然の事態でも「自ら判断、学習する」カメラーーーありがとうございます。次に、アースアイズ株式会社の代表取締役である山内氏に話を伺います。アースアイズ株式会社代表取締役 山内氏に話を伺う介護施設での活用方法をご覧いただきましたが、実は介護に特化したカメラを作ろうと思っていたわけではないんです。もともとは、万引き犯や不審犯を自動的に検出するという技術を持った監視カメラを想定していました。しかし、結果的に介護現場からのニーズとも合致していると考えています。ーーーアースアイズの特徴は何なのでしょうか?アースアイズには、ふたつの技術的特性があります。ひとつ目はハードウェアの特性、ふたつ目はソフトウェアの特性です。まずハードウェアの特性ですが、アースアイズは距離を測ることができるという点で通常のカメラと大きく異なります。トリック写真はご存知ですか?遠近法を使って、遠くにある富士山を手のひらの上に載せているように見える写真がありますよね。あれができるのは、写真が距離を測れていないからなんです。距離が測れていないということは、モノの大きさや形も分からないということです。アースアイズは、距離や大きさ、例えば身長がどのくらいかということを把握できるセンサーを搭載しています。だから人間の形も分かるし、どんな動きをしているかも立体検知できるんです。次にソフトウェアの面ですが、アースアイズは人の動作、特に不審者や人が倒れたなどの突発性のある事態に反応できる機能を備えています。センサーで検知した情報を的確に処理し、その上で自ら判断して通知などの対処にうつすことが可能なんです。ーーー先ほどのように、寝ているか座っているかを判断するのに、距離を測るセンサーが活躍しているということですね。そうです。さらに人をホネホネで表現して動きを把握することで、AIが人間の日常的な動作を学習していきます。人をホネホネで表現することで、うずくまっている人の検知も可能「いつ起こるか分からない」が減らせるから、負担が軽くなるーーーアースアイズを使うことで、介護の現場はどのように変わるのでしょうか?介護利用に関しては、介護現場で働く方々の負担をいかに減らせるかを念頭に置いて考えています。例えば、いつ起こるかわからない事故に対して、人がずっと見張っているというのは非常にコストもかかるし、職員の方の負担も大きいですよね。アースアイズを使えば、突発性の高い事故に対しても的確に処理できます。もちろん、そのためにはセンサーの精度が何よりも重要です。アースアイズは他社と比べても高精度な五感センサーを搭載しているからこそ、介護の現場でも実用化できると考えています。アースアイズの今後の展開アースアイズに、見守り以外の分野でも介護職員の方の負担軽減になる機能をつけられないか、と考えています。例えばアースアイズの人工知能をより幅広く活用し、介護施設での作業を自動化するなど、可能性は無限大にあるはずだと思っています。編集部まとめ 一見普通の監視カメラに見えるアースアイズ。しかし、実は五感と脳を備えた「自ら考え対処する」ハイテク・ロボカメラでした。これまでの監視カメラは、すでに起きた事故を記録するものという認識でしたが、アースアイズは違います。事故を未然に防ぎ、その場ですぐ駆けつけることで、「不安」や「心配」を根本から取り除くことを可能にしています。今後ますます活用の場が広がりそうなアースアイズの動向に期待です。

ベッドが車いすに大変身!離床アシストロボット「リショーネPlus」|パナソニックエイジフリー株式会社

ベッドが車いすに大変身!離床アシストロボット「リショーネPlus」|パナソニックエイジフリー株式会社

商品名 離床アシストロボット リショーネPlus サイズ 全長 2,075mm 全幅 1,009mm(車いす合体時)、全高 799~1,079mm 重さ 164kg(車いす部含む。マットレス除く) 希望小売価格 90万円(税抜・配送・組み立て費用別) 発売日 2017年1月20日 製品概要ベッドが縦半分に分離して車椅子となる、離床アシストロボットです。利用者を持ち上げることなく車椅子側に移乗できるため、介助者の負担が軽減するだけでなく、移乗介助にともなうケガなどのリスク軽減も期待できます。ベッドが車いすに大変身!離床アシストロボット「リショーネPlus」|パナソニックエイジフリー株式会社2016年4月に、介護事業を行う4つの会社を統合して誕生したパナソニックエイジフリー株式会社。施設・在宅両方に向けてサービスと商品を提供する、幅広い事業領域を持つ会社です。そんなパナソニックエイジフリー株式会社だからこそ開発できる介護ロボットが、今回ご紹介する「リショーネPlus」です。一見普通のベッドに見える「リショーネPlus」の魅力と、背後に隠された開発秘話に迫ります。パナソニックエイジフリーってどんな会社?―――まずはパナソニック エイジフリー株式会社様の会社のご紹介をお願いします。東京大学の非常勤講師も勤める河上日出生氏に話を伺ったパナソニックエイジフリー株式会社は、パナソニックを母体としている会社です。パナソニックエイジフリーの事業そのものは1998年にはじまり、来年でちょうど20周年になります。最初は有料老人ホームというサービスからスタートし、順次事業を拡大していきました。当社の一番の特徴は、介護用品を作る製造業と、商品やリフォームで生活環境を整える流通・小売業、そして在宅・施設向けの介護サービスを提供するサービス業と事業が多岐にわたり、かつそれぞれが専門分化・連携していることです。そのため、例えば施設のニーズにすばやく応えて商品を開発することが可能です。介護用品開発としては、ベッド、排泄系、入浴系などがありますが、最近は新しくロボット技術を使った取り組みをしています。ベッドが車いすに変身!新発想の移乗支援ロボット―――「離床アシストロボット リショーネPlus」とはどのような製品ですか?現在販売している「リショーネPlus」の前に、「リショーネ」という商品を発売しました。「リショーネ」は電動ケアベッドとフルリクライニング車いすを一体化した新商品です。ところで、電動ベッドがどういうものかはご存じですか?介護施設にあるベッドというのは、通常3モーター、3モーションと言われています。背上げ・足上げ・高さ調整ができるという意味で、だいたいこれがスタンダードです。我々はそういったベッドに、その半分が分離して車いすに変形するものを作ったということです。―――「離床アシストロボット リショーネPlus」開発の背景やきっかけを教えてください。「リショーネ」は、ベッドと車いすを分離合体させることによって、ベッドと車いすの移乗介助を手助けしようという商品です。「リショーネPlus」は、その改善版になります。「リショーネ」も「リショーネPlus」も、重介護度の方、いわゆる寝たきりの方を対象にしています。そういった方の移乗介助は通常、介護する人二人がかり、もしくは三人がかりで抱えて、ぐっと持ち上げて行われます。そうするとよく言われるように、介護する方の腰痛はもちろん、介護を受ける方が感じる苦痛、あるいは恐怖などが問題になります。さらには体の状態が変わることによる血圧の急低下や内出血などのリスクもある。重介護度の方の移乗は、すごく気遣う作業なんですね。我々は、そういった諸々のリスクや困難を伴う移乗介助を、介護する方も受ける方も安楽にできることを目指したのです。リフトより簡単、しかも早い。機能を絞ることで実現したこととは―――移乗というと、リフトを使用した移乗介助も考えられますが。厚労省のデータとしては、リフトを導入している介護施設はだいたい8%と言われています。我々としては、実際使われているのはその半分以下だろうと考えています。移乗用リフトには、移動できるタイプのリフトと、備え付けのリフトがあります。移動できるタイプは色々な所で使える良さはあるけれども、持ち運びが大変。備え付けのリフトは場所を取るなどの問題があります。また、スリングシートを使ってリフトで釣り上げるんですが、それには結構スキルが求められます。だからこそ「リショーネ」は、簡単に、すぐに導入できることを前提として開発しました。その分、対象の方を重介護度の方とかなり絞っている。絞り込むことによって良さを出しているということです。「リショーネ」とリフトの比較データがあります。ベッドから車いすへの移乗にかかる所要時間は、リフトに比べて約1/2、作業のステップ数に至っては1/4です。この作業工程の少なさは、導入後も持続的に使っていただくための大切なファクターです。―――開発中に特に気をつけたこと・こだわりはなんですか?実はベッドが真ん中で分かれるということが、業界的には非常識なことなんです。なぜ非常識かというと、床ずれ(=褥瘡)ですね、寝たきりの方は床ずれになりやすいと。我々はそこにチャレンジしました。床ずれは、マットレスの体圧分散性ととても関係があります。例えばベッドのシーツのシワひとつあってもいけない。そういう常識があるんです。そんな世界にあってベッドが真ん中にスパンと分かれているとなると、これ大丈夫なの?となる。そこで褥瘡(じょくそう)専門家の先生に入っていただいて、検証しました。検証の結果、一枚物のマットレスと違いがないということが確認できた。それでようやく商品化できたという流れがあります。試作を重ねて分かった、ロボットならではの解答―――「離床アシストロボット リショーネPlus」の開発でもっとも難しかったのはどんなことですか?実はリショーネも、もともとはこのような形ではなく、人を抱えるという持ち上げ型のロボットから始まったんです。でも持ち上げ型のロボットをエイジフリーの介護施設で使って意見をもらっているうちに、ちょっとこれではまずいなということになったんですね。機能としてはなかなかおもしろいんだけど、実際の現場で使い物になるかというのとはまた違う問題だと。例えば空間的な問題です。限られたお部屋の空間にロボットをいれると、足場がなくなってしまい、せまい。あとは安全面での問題です。持ち上げというのは、根本的に人が持ち上げるときのリスクをそのまま継承したものになっている。だからそこを変えないといけない。持ち上げ型ロボットから、ロボットでしか成しえない一体型ロボットへと変化 結局のところ、ベッドと車いすの間を移乗するならベッドが車いすになればいい、そうすれば持ち上げすらないということで、馴染みのあるベッドと車いすという形はそのままに、分離合体させるという商品になりました。これが、人にはできない、ロボットならではの答えの出し方だったと言えるんじゃないかなと思っています。―――リショーネとリショーネPlusでは何が違うのでしょうか?形が決まった後に様々な所で実証し、ようやく販売になりましたが、最初は100台限定・実勢価格としては130万程度で販売しました。「リショーネ」自体は、機能としては非常に受けれいてもらえたと言えます。その一方で、価格や安全性、運用性、利便性といったところで改善を強く求められました。それらを改善したのが、「リショーネPlus」です。「リショーネPlus」は、実勢価格を80万程度まで下げ、分離する方向を左右どちらも選べるように改善しました。さらに組み立て型にしたことによって、在宅介護でも使えるようになりました。移乗が楽になると、場に参加する機会が増える―――利用者の声・外部の評価・反響にはどんなものがありますか?在宅レンタルされた方からは、離床が一人でも安全・簡単にできるとの声が寄せられています。介護施設現場の反響としては、約70~80%のスタッフ様が身体的、心理的両方の負担が軽減されたと回答するなど、その有用性が実証されています。身体・心理双方の負担が8割低減したまた、車いすの使用回数や離床時間が大幅に増加すると同時に、利用者の口数やリアクションも非常に良化したという結果が出ています。介護する方の負担やストレスを軽減すると同時に、全介助を必要とする方が苦痛なく安心してベッドから離れ、場に参加する機会が増えることで心身が良くなった、元気になってきたという声をいただくのは、我々としても本当に嬉しいですね。介護する方、受ける方双方にお役立ちできるということを柱にしているので、そういう意味では目的通りの成果が出たなと自負しています。世界初!ISO13482を取得―――前モデルである「リショーネ」はISO13482に基づく認証を世界で初めて取得されていますね。ISO13482は生活支援ロボットの初めての国際安全規格です。我々は規格制定にも若干関わっていますが、ここでは新しい概念の安全の手法、すなわち機能安全が求められています。そのため、これまでの介護機器にくらべてとびぬけた安全性が必要になります。開発時も、求められる安全性にたいして、どうコストと折り合いをつけていくかが課題となりました。そこで我々が工夫したのは、機能安全にまつわる部分を極小化していくということでした。安全部分をある一点に閉じ込めることで、高い安全性を実現しながらできるだけコストを抑える。そういった安全性の設計の考え方を見直すのが、第一のハードルとなりました。ロボットが、「総介護時代」を明るくする―――介護職員の中には、介護ロボットの導入にネガティブなイメージを持っている人がいます。そのような人に、介護ロボットが受け入れられていくのには何が必要だと思いますか?ロボットというワードは非常に難しいんです。「リショーネ」も実は、最初はロボットとは名乗ってませんでした。ネガティブイメージを考えて、ロボットは強調しないでおこうとしたんです。でも、最近は国が力を注いでいることもあって、現場の方のロボット意識も高まっているし、抵抗感も緩和されてきていると感じています。むしろロボットを肯定的に捉え、「介護する方=ロボットオペレーター」いう肩書を新たに作ることで、介護業界に対するイメージの改善につながるのではないかという声が、介護現場から出てくることもあります。我々としては、「総介護時代」を迎えるにあたって、テクノロジーを取り入れることで少しでも介護に対して前向きになる、「明るい介護社会」に貢献できればいいなと思っています。編集部まとめ 取材にあたり、実際に「リショーネPlus」を体験してみました。寝転がってみると、ベッドが真ん中で分かれているのを全く感じさせない寝心地の良さに驚きます。分離合体するときは、大きな衝撃や音もなく非常にスムーズ。介護する側と受ける側の顔を見合わせられる距離・位置で操作してくれるので、安心して身を任せられました。取材して感じたのは、介護ロボットが単なる「負担軽減」にとどまらない、可能性に満ちたものでありうるということです。「リショーネPlus」による負担軽減は、介護を受ける方の場の参加につながり、ひいては精神的な変化をもたらしています。

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