省エネで使いやすい!安心安全な電動アシスト機能付き歩行車「Flatia(フラティア)」|株式会社カワムラサイクル

介護ロボットONLINE編集部介護ロボットONLINE編集部

作成日2017/10/23 更新日2017/10/23408views

今、歩行支援ロボットがアツい!


9月末に行われた国際福祉機器展(HCR)では数々の最先端介護福祉機器が展示されていましたが、中でも注目を集めていたのが「歩行支援機器」です。

ロボット技術を搭載した新しい歩行車やリハビリ支援機器を展示する企業ブースが賑わいを見せていましたが、そのひとつに株式会社カワムラサイクルがあります。

カワムラサイクルは、「Flatia(フラティア)」という電動アシスト機能付き歩行車を販売している会社です。

「Flatia(フラティア)」とはいったいどのような機器なのか?CS・営業本部 取締役本部長の伊藤正明氏に話を伺いました。

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CS・営業本部 取締役 本部長 伊藤正明氏に話を伺った

車いすの専門メーカー、カワムラサイクル


神戸市に本社を置く株式会社カワムラサイクルは、車いすを中心とした医療・介護用品メーカーです。主力商品は車いすで、手動式の車いすはもちろん、電動車いすやフルオーダー車いす、リクライニング車いすなど、多種多様な車いすを扱っています。また、歩行車やストレッチャーなどの取り扱いもあります。

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カワムラサイクルの展示ブースの様子。車いすはもちろん、歩行車もずらりと並ぶ。

国際福祉機器展では、さまざまな車いすに加えて、今回ご紹介する「Flatia(フラティア)」をはじめとした歩行車の展示も行っていました。

Flatia(フラティア)とは?

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ーーーFlatia(フラティア)とはどのような歩行車なのでしょうか?

「Flatia(フラティア)」 とは、ロボットセンサが歩道の傾斜や歩行状態を検知し、それに合わせて自動でアシスト・ブレーキを行う電動機能アシスト付き歩行車です。

例えば、上り坂では楽に上れるように自動アシストがかかりますし、つまづきなどで歩行車と利用者の距離が開いた場合も自動でブレーキがかかります。

状況に合わせて自分で操作せずとも、Flatiaが判断して適切な速度の歩行をサポートしてくれるのです。

3つのセンサが搭載


Flatiaには、3つのセンサが搭載されています。ひとつ目が「グリップ内圧力センサ」です。これは、利用者がグリップを握っているか、押しているか引いているかなどを検知するセンサです。グリップから手が離れたことを検知すると、自動でブレーキがかかります。

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グリップを離すと自動でブレーキがかかる。

二つ目は「測距センサ」です。利用者と本体との距離を測り、設定値以上離れた場合はブレーキがかかります。つまづきなどで突発的に身体が離れた場合に、このブレーキ機能によって転倒を防止することができます。

三つ目は「傾斜センサ」です。これは、歩道の傾斜に合わせて自動でブレーキやアシスト機能を働かせるためのセンサです。上り坂か下り坂かだけではなく、どの程度の傾斜なのかも検知し、勾配の大きさによってアシスト(ブレーキ)の力を自動で調整します。そのため、アップダウンの激しい道でも一定の速度で歩行することができます。

もちろん、自分で速度を調節することも可能です。また、ハンドルの高さも5段階で調節ができます。

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スピードは左ハンドルについた速度調節機能で3段階の変更が可能。

Flatiaの2つの特徴

ーーー自動アシスト機能付き歩行車が続々発売されていますが、「Flatia」ならではの特徴はありますか?

主に2つあります。

一つ目は、短時間の充電でも長く使用できるという点です。Flatiaは、80分充電で5時間の連続使用が可能です。

さらに、運転中での充電ができることも大きな特徴です。後輪の回転で電力をバッテリーに戻す”自家発電”の仕組みを搭載しているので、省エネルギーでお使いいただけます。

二つ目の特徴は、形状です。Flatiaは、スーパーやコンビニの買い物かごを座面の上に安定して置くことができるよう設計しました。買い物かごは、ストッパーで奥にずれないよう固定されます。

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座面の上に買い物をそのまま置くことができるので、カートいらず。休憩椅子としても使える。

カートなしで安心して買い物を楽しんでいただけるのはもちろん、アシスト機能によって重い荷物も楽に運べるため、これまで一人での買い物や重い食材を買うことを諦めていた方も、気軽にできるようになります。

反響、安全性へのこだわり


ーーー購入した人や、HCRで操作を試された方の反響はいかがですか?

操作性やアシスト機能に対する評価はもちろんですが、省エネに対する驚きの声や好評もいただいています。

また当社では、より安心安全にお使いいただくために、“フラティア・マイスター制度”をとっています。フラティアマイスターとは、Flatiaのメンテナンス・トラブルシューティングまでできる専門知識のある人間のことで、約3時間の講習を必須としています。

おかげさまで展示会などで試運転された方から「購入したい」という声をいただくことが多くありますが、Flatiaはフラティアマイスターのいる認定店にしか商品を卸しておりませんので、ご購入いただくには認定店までお越しいただく必要があります。

自立支援に貢献する歩行車

ーーー最後にメッセージをお願いします。

近年の介護の傾向に「自立支援」があります。要介護者の方の不自由さを補うだけでなく、要介護度の改善をより重視していこうという流れです。当社のFlatiaもそうした流れを受け止め、開発段階からリハビリセンターの協力をいただいています。

そこでは、車いすをご利用の方が歩けるようになったり、目線や視線が高くなったことで気持ちが前向きになりQOLが向上したりといった成果もあがっています。今後は、より多くの方にFlatiaをご利用いただき、そうした成果を実感しながら元気に日常を過ごして頂きたいと思っています。

編集部まとめ

今もっとも注目を集めていると言っても過言ではない「歩行支援ロボット」。ロボット技術を搭載した歩行支援機が続々発売される中で、「省エネ」という特徴が光るFlatiaは、国際福祉機器展でも多くのギャラリーに囲まれていました。「売れれば良いと言う考えではなく、いかに安心・安全にご利用いただけるかを重視した」という “フラティア・マイスター制度”によって、介護ロボットにつきものの故障や不具合に対する不安も取り除いてくれます。




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