世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社

介護ロボットONLINE編集部介護ロボットONLINE編集部

作成日 2017/05/31 更新日 2017/06/26 350views

2017年1月、アースアイズ株式会社は、人工知能を搭載した世界初となる五感AIロボカメラ「アースアイズ」を発売しました。高精度なセンサー機能でAIが異常を予測、通知まで行ってくれるロボカメラは、防犯としてはもちろん介護の現場からも注目を集めています。今回はアースアイズのショールームに伺い、ロボカメラ「アースアイズ」を実際に見てきました。

五感AIロボカメラ「アースアイズ」を体験してみた





ーーーよろしくお願いします!

よろしくお願いします。今回は弊社社員が高齢者役をやるので、高齢者役の動きに合わせて、アースアイズがどのように作動するか見ていただきます。

ショールーム天井に備え付けられたアースアイズがベッドを映しだす

まずは、ベッドに寝転んでいる状態のときです。アースアイズが撮っている映像を映したモニターの左上に、文字が出ているのが見えますか?

左上に「寝てる」という黄色い文字が表示されている

ーーー「寝てる」という文字が出ていますね。

はい。カメラの映像とセンサーで高齢者の状態を判断し、モニターに表示してくれます。では、起き上がってみましょう。

起き上がるとセンサーが反応し、高齢者の動きを把握・状態を判断する



ーーー表示が「寝てる」から「端座位」に変わりましたね。

「端座位」とは、ベッドの端に腰をかけて足を下ろした状態のことを言います。高齢者がどんな状態にあるのか、センサーを活用してAIが判断しているんです。判断後、アースアイズについているスピーカー機能で声がけがなされます。

搭載スピーカーで映し出す人の状態に合わせた声がけが可能

アースアイズ:「係の者がまいります。そのままお待ち下さい」

このように、立ち上がると転倒してしまう恐れがあるので、座った状態で待ってもらうよう声をかけます。では次に、転倒した場合の動作を見ていただきます。


表示が「転倒」に変わったのが分かるかと思います。転倒した場合も、「どうしました?大丈夫ですか?」という声がけが行われます。

その後、そのまま何事もなく立ち上がられることもありますよね。そういった場合は、「気をつけてくださいね」という声がけがされ、通知はされません。不必要な駆けつけを減らし、介護職員の方の負担を軽減するためです。

一定の時間が経過しても起き上がらない場合は、通知がされます。やってみましょう。

アースアイズ:「どうしました?大丈夫ですか?連絡しますね」

「連絡しますね」と声がけしているときは、通知がされているときです。リアルタイムでスマートフォンやパソコンに通知されます。

立ち上がった場合も、まずモニターに表示が出て、声がけがなされ、必要に応じて通知を行うように設定が可能です。

アースアイズは、あとから「あ、このとき転んじゃったんだ」というのを知るためではなくて、大きい事故が起こる前に、事故を未然に防いだり、そのときすぐ駆けつけることができるようにするのが目的です。

また問題がないときは通知しないことで、スタッフの方の負担軽減が実現できます。

突然の事態でも「自ら判断、学習する」カメラ


ーーーありがとうございます。次に、アースアイズ株式会社の代表取締役である山内氏に話を伺います。

アースアイズ株式会社代表取締役 山内氏に話を伺う

介護施設での活用方法をご覧いただきましたが、実は介護に特化したカメラを作ろうと思っていたわけではないんです。もともとは、万引き犯や不審犯を自動的に検出するという技術を持った監視カメラを想定していました。しかし、結果的に介護現場からのニーズとも合致していると考えています。

ーーーアースアイズの特徴は何なのでしょうか?



アースアイズには、ふたつの技術的特性があります。ひとつ目はハードウェアの特性、ふたつ目はソフトウェアの特性です。

まずハードウェアの特性ですが、アースアイズは距離を測ることができるという点で通常のカメラと大きく異なります。

トリック写真はご存知ですか?遠近法を使って、遠くにある富士山を手のひらの上に載せているように見える写真がありますよね。あれができるのは、写真が距離を測れていないからなんです。距離が測れていないということは、モノの大きさや形も分からないということです。

アースアイズは、距離や大きさ、例えば身長がどのくらいかということを把握できるセンサーを搭載しています。だから人間の形も分かるし、どんな動きをしているかも立体検知できるんです。

次にソフトウェアの面ですが、アースアイズは人の動作、特に不審者や人が倒れたなどの突発性のある事態に反応できる機能を備えています。センサーで検知した情報を的確に処理し、その上で自ら判断して通知などの対処にうつすことが可能なんです。

ーーー先ほどのように、寝ているか座っているかを判断するのに、距離を測るセンサーが活躍しているということですね。

そうです。さらに人をホネホネで表現して動きを把握することで、AIが人間の日常的な動作を学習していきます。

人をホネホネで表現することで、うずくまっている人の検知も可能

「いつ起こるか分からない」が減らせるから、負担が軽くなる

ーーーアースアイズを使うことで、介護の現場はどのように変わるのでしょうか?

介護利用に関しては、介護現場で働く方々の負担をいかに減らせるかを念頭に置いて考えています。例えば、いつ起こるかわからない事故に対して、人がずっと見張っているというのは非常にコストもかかるし、職員の方の負担も大きいですよね。アースアイズを使えば、突発性の高い事故に対しても的確に処理できます。もちろん、そのためにはセンサーの精度が何よりも重要です。アースアイズは他社と比べても高精度な五感センサーを搭載しているからこそ、介護の現場でも実用化できると考えています。

アースアイズの今後の展開




アースアイズに、見守り以外の分野でも介護職員の方の負担軽減になる機能をつけられないか、と考えています。例えばアースアイズの人工知能をより幅広く活用し、介護施設での作業を自動化するなど、可能性は無限大にあるはずだと思っています。

編集部まとめ

一見普通の監視カメラに見えるアースアイズ。しかし、実は五感と脳を備えた「自ら考え対処する」ハイテク・ロボカメラでした。これまでの監視カメラは、すでに起きた事故を記録するものという認識でしたが、アースアイズは違います。事故を未然に防ぎ、その場ですぐ駆けつけることで、「不安」や「心配」を根本から取り除くことを可能にしています。今後ますます活用の場が広がりそうなアースアイズの動向に期待です。




商品名アースアイズ ee1-R
サイズH142mm、W190mm、D168mm
重さ876g(ACアダプター除く)
希望小売価格製品本体 98,000円より(予定・税別)
月額使用料 法人向け 2,350円より(予定・税別)
※WiFi接続用機器内蔵、通信費及び通信関連のサービス別途(データ保管サービス等)
発売日2017年1月より受注受付中

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