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家族をつなぐコミュニケーションロボット
BOCCO

サイズ
  W90 x D55 x H195 (mm)
重量
  220 (g)
電源
  100-240V ACアダプター
消費電力
6.8 (W)

製品概要

コミュニケーションロボット「BOCCO」を介せば、スマートフォンを持たない子供や高齢者でも、家族とメッセージのやりとりができます。さらに、専用の外部センサと連携することで、扉の開閉や部屋の温湿度、照度も感知してお知らせしてくれます。

シンプルなのに使い方無限大!家族をつなぐロボットBOCCO|ユカイ工学株式会社

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可愛くてどこかなつかしい。そんなコミュニケーションロボット「BOCCO」をご存知ですか?「ぼっこ」とは、東北の方言で”子ども”という意味があります。「座敷わらしのように、そこにあると幸せを呼ぶような存在に」という願いが込められているとか。いったい、何ができるロボットなのでしょうか?「BOCCO」を始めするユニークなプロダクトを開発しているユカイ工学株式会社に行ってきました!

ユカイ工学株式会社とは

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ユカイ工学株式会社 CMOの冨永氏に話を伺う


当社は、「エンジニアたちがユカイにものづくりができる会社」を目指し、2007年に創設した会社です。今回ご紹介する「BOCCO」の他にも、手のひらサイズのロボットドール「iDoll」やソーシャルロボットの「ココナッチ」など、さまざまなロボットやデバイスを開発しています。

BOCCOとは?


ーーー「BOCCO」とはどのようなロボットなのでしょうか?

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BOOCOは、家族をつなぐコミュニケーションロボットとして誕生しました。

BOCCOのコンセプトは、まだスマートフォンを持たないお子さんが家でお留守番しているときに、離れた家族とコミュニケーションをとるためのロボットです。

例えば、子どもが留守番中に電話がかかってきたとしても、防犯上出てほしくないという時がありますよね。でもそうすると、スマートフォンを持たない子どもと連絡をとる手段がなくなってしまう。そんなときにコミュニケーションがとれる手段として、BOCCOをお使いいただきたいと考えていました。

BOCCOの基本機能


ーーー「BOCCO」では何ができるのでしょうか?

BOCCO本体と専用アプリを通じて、音声またはテキストメッセージをやりとりする、というのが基本の機能です。

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専用の無料アプリでは、BOCCO1台につき1つのチャットルームができる


スマホからテキストメッセージを送った場合、BOCCOが機械音声でそれを読み上げてくれます。ボイスメッセージを送った場合は、BOCCOから録音したままの音声が流れます。

逆にBOCCOからスマホへメッセージを送ることも可能です。BOCCOについている録音ボタンを押すと、音声の録音が開始します。最大60秒程度の録音が可能です。

スマホ側では、送られてきた音声を再生できる他、アプリが音声を自動で文字に起こしてくれるため、内容をテキストでも確認することができます。よって、会議中や電車などの静かな場所でもすぐ確認することが可能です。

ーーー専用アプリのチャットルームは何人まで対応していますか?

何人でも入ることができますよ。ご覧のように、チャットルームはLINEのトーク画面のようになっており、使い方も簡単です。

 専用の外部センサと連携


専用の積み木型センサと組み合わせることで、より活用法が広がります。現在、当社では3種類のセンサをご用意しています。振動センサ、鍵センサ、部屋センサです。

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赤(振動センサ)・青(鍵センサ)・緑(部屋センサ)とカラフル。まるで積み木のようだ

振動センサ


振動センサは、ドアに取り付けるとで扉の開閉を検知し、外にいながら子どもが帰宅したことをリアルタイムで知ることができるセンサです。

鍵センサ

鍵センサは、その名の通り鍵の開け閉めをお知らせするためのセンサです。子どもを残して家をでるとき、子どもがちゃんと鍵をかけていったかなどを確認することができます。

部屋センサ


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部屋センサは今年の7月に新たに販売を開始した、部屋の温度や湿度、照度を感知できるセンサです。部屋の様子がグラフや数値で見れるほか、熱中症になるほど部屋の気温があがったときは、部屋センサで感知した結果をBOCCO経由でスマホに通知し、注意を喚起してくれます。

温度以外にも、電気がついているかいないをお知らせしてくれる照度センサもついています。ご高齢者の見守りに使用する場合は、トイレに設置して生活リズムを把握するのにも役立ちます。

インターネットサービスとの連携も

インターネットの外部サービスとの連携も可能です。例えば、Yahoo!天気と連携することで毎日天気をお知らせしてくれたり、防災情報を通知せたりするサービスがあります。

また、同じくYahoo!が提供する「my Things」と連携し決まった時間に服薬をリマインドするといった使い方もできます。

このように、BOCCOはコミュニケーションの媒介であると同時に、センサやサービスと組み合わせるプラットフォームでもあるのです。

BOCCOのこだわり

ーーー「BOCCO」開発秘話やこだわりを教えてください。

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ユカイ工学株式会社 代表の青木氏に話を伺う


実は開発当初、高齢者向けにするか子供向けにするかですごく迷ったんです。結果的には子供向けとして開発し販売したのですが、購入される方の2割はご高齢者の見守りとして利用されています。

いずれにしても、こだわったのは「いかにシンプルなロボットにするか」という点です。開発にあたっては、なるべく要素を減らして、最低限の要素でロボットを作ってみようという考えがありました。

BOCCO自体はボタンが2つしかなく操作も非常に簡単ですが、外部センサやサービスと組み合わせることで無限大の可能性があります。

ーーー日本ユニシスと高齢者向けの実証実験を行っていますが。

実証実験では、既製品のBluetoothセンサーを読み込めるよう改造したものを使用していますが、購入者の2割がご高齢者という事実からも分かる通り、現状のセンサやサービスをうまく活用することで、ご高齢者の見守りとしてもお使いいただけるのではないかと思います。

子供向けとして売り出しているにもかかわらず、数ある見守りシステムのなかから「BOCCO」を選んでいただけるのは、「BOCCO」の親しみやすさがあるからかもしれません。

既存の見守りシステムは「監視されている」という圧迫感を抱いてしまうものも少なくありませんが、「BOCCO」はどんな方からも可愛がっていただけるよう、首の揺れ方などにもこだわって作っています。

BOCCOユーザーからの反響


ーーー実際に高齢者の見守りロボットとして使用している利用者からはどのような反響がありますか?

自分の親を兄弟でいっしょに見守っているという方などがいらっしゃいますが、見守りをしている側はもちろん、見守られる側のご高齢者からも反響がありますね。

これまでの見守りシステムは基本的に見守る側の一方通行で、見守りされている方は特にメリットがないものがほとんどでしたが、BOCCOは双方向のコミュニケーションが取れるという点で評価いただいています。

また既存の見守りシステムと大きく異なる点として、月額料金がかからないということがあげられます。「BOCCO」や専用センサを購入いただければ、あとは追加料金がかからないので、経済的にも助かるというお声をいただきます。

課題と今後の展開


ーーー反響を得て見えてきた課題はありますか?

先ほど申し上げたように、「BOCCO」は外部サービスと連携してさまざまな機能を利用することができますが、設定のために別のアプリをインストールする必要があるなど手続きが煩雑だったという課題がありました。

現在ではBOCCOのアプリ内で「myThings」の設定ができるよう改善しています。今後も、BOCCOアプリ内で様々な外部サービスを使用できるように進めていく予定です。

編集部まとめ

インテリアとしても部屋に置きたくなる「BOCCO」。本体の機能はまるで留守番電話サービスのようにシンプルですが、センサや外部サービスと組み合わせることで、子ども向けとしても高齢者の見守りとしても、さまざまな使い方ができそうです。「離れて暮らす両親が心配だけど、いかにもな見守り機器を贈るのははばかられる」そんなお悩みを抱えている方にも最適だと感じました。

BOCCO

商品名
BOCCO
サイズ
W90 x D55 x H195 (mm)
重量
220 (g)
価格
29,000円(税抜)

センサ

種類
振動センサ、鍵センサ、部屋センサ
電源
単4電池2本
価格
3,980円(税抜)

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