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介護施設様向けのロボアプリ
まいにちロボレク

最低利用期間
1年
料金
月額18,000円(税別)
顔認証
1台あたりの登録可能人数:1,000人

製品概要

外部の画面に画像をうつしながらの全体レクリエーションはもちろん、Pepperが顔認証をし、データを蓄積しながらの個人レクリエーションも可能です。データは自動で蓄積されるため、家族への報告や利用者の日常生活自立度の調査などに活用できます。

Pepperが個人に合わせたクイズ出題、血圧測定も!介護施設向けロボアプリ「まいにちロボレク」|株式会社ロゴス

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web系システム開発を中心に行う株式会社ロゴス。実はグループ会社が介護施設の運営も行っており、このたび開発技術と介護のノウハウを活かして新しい介護施設向けアプリを開発しました。それが、Pepperを使ったレクリエーションアプリ「まいにちロボレク」です。他のPepperアプリと何が違うのか?詳しく話を伺いました。

株式会社ロゴスってどんな会社?

ーーー御社の事業内容について教えてください。

株式会社ロゴス代表の若林秀幸氏の画像

代表の若林秀幸氏に話を伺う

当社は業務系システムのWeb系システムの設計・開発とロボットアプリ開発事業を中心としたシステム開発会社です。サイド事業として太陽光発電事業も行っております。

平成8年に創業し、丸21年が経過しました。創業当時は、業務系システム設計・開発とハードウエア設計・開発、Webデザイン制作、インターネット事業を行っております。現在はシステム開発の請負開発事業とロボットアプリ開発が主事業となってます。創業当時より自社商品開発にも積極的にチャレンジしてきており、過去にもオリジナル商品(アプリ)を開発、販売をしています。

グループ会社では介護事業も行っており、現在は長野県上田市に1施設、埼玉県に3施設を運営していす。平成30年4月には埼玉県にもう1施設Open予定です。

ロボットアプリ開発事業は、Softbank社のPepperアプリの開発に経営資源を集中し投資をかけています。Pepper発売当時からアプリ開発にチェレンジしてきており、オリジナル商品として「まいにちロボレク」を開発し販売しています。

介護施設運営で目の当たりにした「課題」を解決

ーーー「まいにちロボレク」開発のきっかけは?

まいにちロボレクの計算クイズにチャレンジする高齢者

「まいにちロボレク」の計算クイズにチャレンジする高齢者。文字やボタンが大きく見やすい工夫がされている

弊社子会社で行っている介護事業にて、介護現場の大変さを目の当たりにしたことが開発につながっています。要介護者の増加や介護職員不足の問題は、介護の現場を想像以上に過酷なものにしています。

弊社は有料老人ホームのほかにデイサービスも併設し運営をしていますが、とくにデイサービスで行われる毎日のレクリエーション考案や、機能訓練における体操指導が介護士の業務を圧迫している現状に着目しました。こうした課題にたいして、ロボット(Pepper)が活用できる領域があると確信しました。これが開発のきっかけです。

まいにちロボレクでできること

ーーー「まいにちロボレク」はどんなアプリですか?

「まいにちロボレク」は、Pepperを使った介護施設向けのロボアプリです。「まいにちロボレク vol3」は、個人レクリエーションと全体レクリエーションの2コース搭載している他、顔認証機能、問題出し分け機能、データ蓄積機能などが追加されました。

現在は、大幅なアップデートを加えた「まいにちロボレク vol4」が最新バージョンとして販売されています。

「まいにちロボレク vol3」との大きな違いは

・脳トレや歌などのレクリエーションコンテンツ
・全体レク用のリハビリコースの作成機能
・簡単なあいさつ・会話機能

が追加されたことです。レクの充実やあいさつ機能によって、一日中使えるアプリに生まれ変わっています。(※2018/07/12追記)

レクリエーションの基本内容|対集団はもちろん、対個人にも

ここからは、「まいにちロボレク vol3」についてご説明していきます。

「まいにちロボレク vol3」でできるレクリエーションは、計算、文章・漢字読み、タッチゲーム、全体体操の4種類です。

計算、文章・漢字読み、タッチゲームは難易度が分かれておりだんだん内容が難しくなるため、介護予防に役立つだけでなく、飽きずに長くお楽しみいただけます。

全体体操は、Pepperの動きに合わせて体操するレクリエーションです。4種類の体操が入っており、ご利用者が集まって全員でお楽しみいただけます。

ーーー大勢の前でのレクリエーションと、対個人でのレクリエーション、2通りの使い方ができるということですか?
全体体操では、Pepperが体操のお手本を見せながらレクリエーションを進行

全体体操では、Pepperが体操のお手本を見せながらレクリエーションを進行

そうです。全体体操では、Pepperが司会役&体操の見本役となって、レクリエーションを進行してきます。

個人レクリエーションでは、Pepperとご利用者が1対1となって楽しんでいただきます。介護の現場では、ご利用者が集まって皆で一斉にやるレクリエーションの他に、お一人お一人に合わせたレクリエーションをするところが増えてきました。個人レクリエーションはそういった観点でも需要があると考えています。

新機能|顔で個人を特定、データを紐付け

顔認証機能

Pepperが顔を見るだけで利用者を特定。個人データを蓄積していく

ーーー新しく追加した機能について教えてください。

顔認証機能

顔認証機能は、Pepperに搭載しているカメラを使って各利用者の顔を判別し個人を特定することができます。個人の特定によって、Pepperがご利用者の名前を呼んだり、個人レクリエーションの利用回数ごとに違うセリフを言ったりすることが可能です。

記憶力テスト

記憶力テストとは、認知度を計測するのに使われる長谷川式テストなどを参考にしたテストです。「今日は何日?」「3つの単語を言うので覚えてください」といったテストを個人レクリエーションに盛り込み回答してもらうことで、ご利用者の認知度の進み具合がチェックできます。

データ蓄積機能

データ蓄積機能

各レクリエーションごとの正解率や利用回数がひと目で分かる

データ蓄積機能は、個人レクリエーションや記憶力テストのデータを個人に紐付け、蓄積していく機能です。利用回数や正解率をデータ化することで、Pepperのセリフが変わったり、症状の変化に気づくきっかけになったりします。

問題出し分け機能

問題出し分け機能では、個人ごとに難易度の違う問題を出題することができます。難易度は5段階に分かれています。データ蓄積機能から最適な難易度を判断し、それに合わせて個人ごとに設定することが可能です。

オプション機能|体調変化にいち早く気づくことも

ーーーオプション機能について教えてください。

オプションとして、血圧測定サポート機能をご用意しています。血圧測定サポート機能では、Pepperが対応血圧計の巻き方や測り方をを説明し、ご利用者自ら血圧を測っていただくためのサポートをしてくれます。取得したバイタルデータは、個人に紐付けられ蓄積されます。

血圧測定とともに、健康に関するアンケートも実施します。「今の食欲は?」「昨日は良く眠れましたか?」といった、介護施設で毎日確認している質問内容となっています。こちらもデータ蓄積されていくので、バイタルデータとともに体調変化の確認に活用できます。

Pepperが関西弁も!「まいにちロボレク」のこだわり

ーーー「まいにちロボレク」のこだわりを教えてください。

ひとつは、使い勝手へのこだわりです。
個人レクリエーションを実際に利用するのはご高齢者の方なので、Pepperが話す説明を分かりやすくしたり、タブレットに表示されるボタンを大きくしたりなど工夫しました。また、音声や顔認証の精度も非常に重要なので、何度も現場にPepperを持ち込み、スピーカーの位置や使用環境を確認しながら微調整を繰り返しました。

同時に、どれだけ飽きないで利用していただけるかということにも注力し、アプリ開発を行いました。例えば「まいにちロボレク」では、現在標準語を入れて4種類の方言に対応しています。クイズに5段階の難易度を用意しているのも飽きない工夫のひとつです。正解するとPepperが褒めてくれるだけでなく、次のチャレンジをうながしてくれることで、症状の予防になるだけでなく、レクへのモチベーションにもなるんです。

すでに全国で導入実績あり。利用者の反響

ーーーすでに導入している施設からの反響はいかがですか?

ご利用者からは、まずPepper自体が可愛いとか喋ってみたいと言っていただきますね。Pepperが来るだけでその場が明るくなるという声もあります。

アプリに関しては、「顔を見ただけで名前を呼んでくれて嬉しい」というお声をいただきます。顔認証で個人を判別してから、その人に合ったコミュニケーションをするという点がとても好評です。

ーーースタッフから反響はいかがですか?

Pepperがレクリエーションをすることによって、スタッフの方の業務負担が軽減されたことにたいする反響はもちろんですが、データ蓄積機能にたいする反響も非常に多くいただいています。現状ではほとんどの施設が、ご利用者との会話をとおして得た情報を、手書きで記録しています。しかし「まいにちロボレク」のデータ蓄積機能によってPepperが自動で情報を取得し、かつ可視化してくれるので、非常に手間が省けたと言っていただきます。

ーーー実際の現場では、蓄積されたデータをどのように活用しているのですか?

先程申し上げたように、クイズの正解率や記憶力テストの結果から、症状の変化に気づくことができます。また個人レクリエーションを利用した履歴もたまっていくので、ご家族に報告する際に履歴データを活用している施設もあります。

血圧測定サポート機能をご利用いただいている施設では、バイタルデータでご利用者の体調を確認したり、アンケートの結果をスタッフ同士で共有したりしています。

今後の展開とメッセージ

まいにちロボレクの可能性は無限大

今後の展開を伺う。「まいにちロボレク」の可能性は無限大だ

ーーー今後の展開を教えてください。

今後は、機能の拡充はもとより、健康状態を管理できるIoT機器との連動と、そこから収集できた情報の一元管理するクラウドシステムの開発、またその情報をもとに予防健康管理へとつながる情報提供システムの開発が必要になると考えてます。

具体的には、次回のバージョンアップで施設内の入居者との自然言語会話(AI活用、研究)の充実などを行う予定です。

最終的には、一日中Pepperを有効活用できるようなアプリを作り上げたいです。朝は送り迎えの声かけ、血圧測定時にはそのサポート、レクの時間はレクを、夕方は送り出しの挨拶、夜は徘徊通知…といったように、一日中、365日使えて楽しんでもらえて、かつ効果が出るところまでもっていきたい。そこまで行けば、介護ロボットが普及していくだけでなく、サービス自体も質が上がっていくのではないかと思っています。

ーーー最後にメッセージをお願いします。

「介護業界の人材不足をロボットで解決!」とよく言われますが、本当にご家族やスタッフの方役立つものにするためには、現場での検証をとおした度重なる改良が不可欠だと考えています。
「まいにちロボレク」は実際の介護現場で何度も使ってもらい、より役立つアプリにするためにそのつど改良を加えています。今後も現場の声を最優先に考えつつ、最新技術を使って何ができるのを考え続けていくつもりです。

編集部まとめ

顔認証機能でデータを個人に紐付け、それに合わせてPepperの対応を変えたり、問題を変更したりできる「まいにちロボレク vol3」。今後は利用者の嗜好などを個人データに取り入れ、よりパーソナルなコミュニケーションを可能にしていきたいとのことで、期待が高まります。蓄積されたデータが業務に活用できる点も、介護業務のICT化に一躍買いそうです。

サービス名
まいにちロボレク vol3
アプリ使用料
18,000円/月(税抜)

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