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本体ユニット 
幅14.5×奥行7×高さ21cm
受信機
幅8×奥行2.9×高さ13.5cm
認証キー
幅3.4×奥行1.4×高さ7.9cm

介護ベッドをはじめ、さまざまな福祉用具の開発、レンタル事業を行っているフランスベッド株式会社。認知症に対応した商品展開もしているフランスベッドが、これまでとは逆転の発想で開発した徘徊感知器が「おでかけキャッチ」です。万が一の安心までサポートしてくれる「おでかけキャッチ」個人賠償責任保険についても伺いました。

フランスベッド株式会社の認知症への取り組み


ーーー御社の事業内容と、認知症への取り組みについて教えてください。
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フランスベッド株式会社は、ベッドをはじめとした家具類や、福祉用具・在宅医療機器の製造販売およびレンタルを行っている会社です。

現在は、主にメディカルサービス事業とインテリア健康事業の2軸で事業展開をしています。弊社が手がけている福祉用具は、在宅用介護ベッド、車いす、自転車、歩行器など多岐に渡ります。福祉用具レンタル事業では、弊社以外の商品も幅広く扱っています。

その中でも、近年は認知症に特化した取り組みを行ってきました。床板面の高さを超低床110ミリまで下げられる「超低床フロアーベッド」や前後の転倒を予防する新機能車いす「転ばなイス」、赤ちゃん型コミュニケーションロボット「泣き笑い たあたん」など、認知症に対応した商品展開を行っています。

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その一つとして、2015年に販売開始したのが、今回ご紹介する「おでかけキャッチ」です。

おでかけキャッチとは


ーーー「おでかけキャッチ」とはどのような商品なのでしょうか?
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「おでかけキャッチ」は、従来の徘徊感知器とは逆転の発想で開発された認知症の外出通報システムです。見守り対象となる方が「おでかけキャッチ」センサーを設置している場所を通ったら、家族や介護者に向けてそれを通知してくれるので、外出する前に徘徊に気づくことができます。

従来のシステムと大きく異なるのは、見守り対象となるご利用者の方が何も装着しなくていいという点です。

これまでの外出通報システムは、ご利用者の衣服や靴にタグを装着したり、ペンダント型の発信機を身に着けてもらうタイプが主流でした。しかしこれらのタイプは、ご利用者が気になって外してしまったり別の靴で外出されたりして意味をなさないケースが少なくないだけでなく、ご利用者の方の負担になってしまうという問題がありました。

「おでかけキャッチ」は、そういったご利用者の負担をなくし、ストレスを感じることなく普段通りに生活していただくために、ご利用者ではなく見守る側の家族や介護者が認証キーを持つシステムとなっています。

これにより、ご利用者のストレスが軽減されるだけでなく、発信機の取り外しによる「システムがちゃんと機能しないかもしれない」という家族や介護者側の不安・ストレスをなくすことにもつながります。

おでかけキャッチを体験してみた

「おでかけキャッチ」のシステムは、人感センサーを搭載している本体ユニット、徘徊を通知する受信機、専用の認証キーで構成されています。

まずは、認証キーを持たずに本体ユニットの前を横切ってみてください。

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ピンポンパンポーン♪外出を検知。1番を通過しました。

このように、受信機が音と光と画面表示で本体ユニットの前を通過したことをお知らせしてくれます。

ーーーだいたい7秒後に通知されましたね。受信機はどこにでも置けるのでしょうか?

本体ユニットと受信機の通信可能距離は何も障害物がないところで約400mです。木造建築であれば本体ユニットを玄関に、受信機を2階に置くということもできます。本体ユニットと受信機は、最大3台まで増設が可能です。

では次に、認証キーを持って私が前を横切ってみますね。

ーーー何も反応しませんね。

このように、認証キーを持った人を人感センサーが識別するので、ご家族や介護者の方が横切る場合は通知されません。とてもシンプルな機構と言えます。

お出かけキャッチの個人賠償責任保険とは?

「おでかけキャッチ」は2015年に販売開始していますが、2016年11月より、レンタル利用者を対象とした個人賠償責任保険付帯サービスを開始しました。

このサービスは、被保険者が外出中に誤って商品を壊してしまった等の事故による損害賠償責任を負う場合に、最大1億円の保険金が支払われるというものです。

保険料は全額弊社が負担しているので、ご利用者はこれまでの価格でさらなる安心を感じていただけるサービスとなっています。

ーーー2016年には、認知症の男性が徘徊中に列車にはねられ死亡した事故を巡って、損害賠償を請求するという裁判が開かれましたね。

そうですね。裁判では、同居して介護されている方だけでなく、一緒に住んでいないご家族の賠償責任まで問われるなど大きな問題となりました。

「おでかけキャッチ」の保険は、離れて暮らすご家族の不安や負担を軽減するためのものでもあるのです。

ーーー「おでかけキャッチ」の保険では、列車事故による損害賠償にも適用されるのでしょうか?

線路内に侵入し運行遅延が起きた場合や、買い物中に誤って商品を壊してしまった場合などは保険が適用となります。レンタルされている方からは、「安心を買っている」というお声をいただいています。

おでかけキャッチのこだわり

ーーーこだわっている点や気をつけた点はありますか?

開発にあたってもっともこだわったのは、確実性です。「システムが上手く機能しないかもしれない」という不安が少しでもあると、結局は常に気を張っていなければならない状態になってしまいます。どんなときも必ず通知してくれるという確実性を担保するために、さまざまな工夫を凝らしました。

例えば、認証キーがセンサー検知範囲に一定時間とどまっている場合は受信機にアラートを表示したり、機械が倒れたり電源が抜かれたりした場合はエラーメッセージを出したりします。

リーズナブルな価格帯で確実性を出すために、できるだけシンプルな機構で完結するシステムをとっています。

「安心」が生活の質の向上につながる

ーーー「おでかけキャッチ」はどのような方に向いている商品でしょうか?

本体ユニットと受信機が最大3台まで設置可能なので、出入り口が少なめの一軒家やマンションに適した商品と言えます。

ーーー利用者からの反響を教えてください。

あるご利用者の方からは、これまでいつ外出するかと常に気を張っていたところ、「おでかけキャッチ」を利用するようになってから本当に気が楽になったと感謝のお手紙をいただきました。以前はドアを開けたら音が鳴るように鈴をつけていたそうですが、音に気づかず外出されていたことがしばしばあったそうです。

「おでかけキャッチ」を設置してからは安心してテレビを見れるようになったと書かれており、安心が生活の質にまで好影響を与えているのだなと、私どもも嬉しく感じました。

課題とメッセージ

ーーー課題はありますか?

先ほども申し上げたとおり、「おでかけキャッチ」はマンションなどの住宅には最適ですが、出入り口の多い広めの一軒家には対応しきれない部分があります。そういった住宅に対して、リーズナブルな価格をキープしつつご利用いただくにはどうすればいいかが今後の課題といえるかもしれません。

ーーー最後にメッセージをお願いします。
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おでかけキャッチは、今までに無かった逆転の発想から生まれた外出通報システムです。ご利用者様にも、ご家族の皆様にもストレス軽減と安心を感じていただけると思います。毎日の生活の中で、「気づかないうちに出かけてしまうかも」といったご心配を一つ軽減します。

まずはご不明な点やご不安な事などを、お気軽にご相談ください。

編集部まとめ

従来の徘徊感知器とは異なり、見守る側が認証キーを持ち歩く新発想のシステム「おでかけキャッチ」。一緒に暮らす介護者はもちろん、離れて暮らす家族にまで安心を届けるために、個人賠償責任保険もついています。

どんなに気をつけていても、24時間ずっと見守るのは不可能です。正確さにこだわった「おでかけキャッチ」の力を借りれば、住み慣れた住まいで安心して暮らし続けることができそうです。

料金

商品名
おでかけ キャッチ WS-01 112セット
内容
本体ユニット×1、受信機×1、認証キー×2
利用者負担1割
864円(税込)
利用者負担2割
1,728円 (税込)
月額レンタル料
8,640円 (税込)
購入
224,60円 (税込)
販売・レンタル開始日
2015年12月
※その他のセットは フランスベッド株式会社 、もしくはフリーコール0120-083413へ問い合わせ

おでかけキャッチ WS-01 個人賠償責任保険付帯サービス 概要

被保険者
おでかけキャッチ WS-01のレンタル利用者本人
被保険者の範囲
おでかけキャッチ WS-01のレンタル利用者本人およびその監督義務者等
保険金額
1億円
保険料
全額フランスベッド株式会社負担

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