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予測型見守りシステム
Neos+Care

外形寸法
全幅(W) :190mm
全高(H) :190mm
全奥行き(L) :110mm
質量
1.17kg ※コードは含みません
ネットワーク環境
モバイル端末WiFi接続可能であること
検知方式
赤外線距離センサーを使った非接触方式

製品概要

センサーがベッドと人の相対的な位置関係を把握することで、「起き上がり」「端座位/柵ごえ」「ずり落ち」などを判断して通知します。履歴データを活用することで、生活活動レベルのチェックやケアプラン作成にも役立ちます。

業界初!予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」|ノーリツプレシジョン

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業界初の予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」。経産省のロボット介護機器開発・導入促進事業(介護施設型見守り支援機器)において唯一「優秀機器認定」に認定されています。最新のロボットテクノロジーを使って精度の高い見守りを実現したノーリツプレシジョン株式会社に、電話でインタビューを行いました。

ノーリツプレシジョンってどんな会社?

ーーー御社の事業内容について教えてください。
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写真処理機器のスペシャリストが培ってきた画像解析技術が見守りシステムにつながったと話す吉川氏

当社は、1951年から写真処理機器を作っている会社です。なかでも1976年に発売したQSSという商品は、物流の革命を起こしたプリンターのひとつです。当時主流だったフィルム写真は、現像のために工場などへ送り、約1週間かけて手元で確認できるという流れでしたが、QSSの登場によって1時間ほどの店頭の作業で写真が手に入るようになりました。

デジタル化が進んでいる昨今は、画像解析技術やソフトウェア開発にも注力しています。そのなかでさらに事業を多角化させるために、医療介護機器へ事業を拡大し、わずか3年余りで当社の売上の1割を占めるまで成長しています。

当社の特徴として、写真処理機器の事業においては、開発・製造・販売・アフターサービスを一気通貫で行っていることが挙げられます。ものづくりへのこだわりから、構成部品の半分以上を自社工場で加工したものを使っています。

また、医療介護機器事業参入にあたって、和歌山県で初めて「第一種医療機器製造販売業許可」という許認可を取得しました。ここで得た品質管理のノウハウは、写真処理機器やネオスケアの生産にも役立っています。

ーーーありがとうございます。「Neos+Care(ネオスケア)」開発のきっかけを教えてください。
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もともとは病院向けの見守り機器を開発していたと話すメディケアデバイス営業課の出立氏

和歌山県立医科大学の脳神経外科の先生から、脳外科手術後のせん妄状態(ふらふらする)による転倒リスクを、画像処理で軽減できないかと相談を受けたのがきっかけです。約5年前から画像処理技術を活かした病院向けの見守り機器の試作機を開発してきましたが、厚労省や経産省主導の介護ロボット開発支援事業が始まるなかで、介護の分野でも活躍できるのではと考えたんです。そうした経緯で介護施設向けに改良し、「Neos+Care(ネオスケア)」の発売に至りました。

Neos+Care(ネオスケア) とは?

ーーー「Neos+Care(ネオスケア)」の機能について教えてください。
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業界初の予測型見守りシステム「Neos+Care(ネオスケア)」



「Neos+Care(ネオスケア)」は、3Dセンサを用いて人の動きを検知し、それをシルエット画像で表示することで、早く正確に、しかもプライバシーに配慮しながら見守りができる予測型見守りシステムです。

特徴1.高精度の動作検知

特徴は主に2つあります。1つ目は、3Dセンサを使った高精度の動作検知で、転倒防止に間に合うタイミングでの通知が可能であるという点です。3Dセンサとは、自動車の衝突防止などにも使われている、モノとの距離を測ることができるセンサで、高齢者の方の動きを正確に捕まえます。具体的には、起き上がり動作や端座位、柵越え、ずり落ち、離床、入退室などの検知が可能です。
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個人の特定はできないが動作は分かるシルエット画像を採用

特徴2.プライバシーに配慮したシルエット画像

2つ目は、検知した動きをプライバシーに配慮したシルエット画像することで、介護従事者の方が自分の目でリスクの有無や訪室の優先度を判断できる仕組みを作っていることです。ナースコールなどの既存の通知システムと連携可能なので、介護従事者の方は、通知がきたらその場で状況を確認し、すぐ駆けつけるべきか否かなどを決めることができますセンサーは最大150台、モバイル端末は最大50台まで接続可能です。

2017年に追加した新機能

2017年春より、入居者のさらなる安心・安全のために「生体モニターオプション」を追加しました。生体モニターは、24Ghz帯マイクロ波を用いて人体のわずかな動きを測定することができます。対象者の3種の生体状態(体動:身体を動かす動作、静止:椅子やベッドで安静にしている動作、停止:生体反応がない状態)をリアルタイムに把握することができ、生体異常の検知や居室への入退室検知と履歴録画等が可能となります。

反響とこだわりは?

ーーー現場での反応はいかがですか?

「転倒の回数が減った、転倒者の数が減った」という反響はもちろん、シルエット画像を見ることで「先回りの介護」ができるようになったというお声をいただきます。駆けつけの前に状況が確認できるので、実際にケア時間の削減につながったというデータもあります。
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転倒回数や転倒者数だけでなく、ケア時間の減少にもつながった

とくに人手が薄くなる夜勤帯は、介護従事者一人あたりの業務負担が増えますよね。そんな中で夜間の定期巡回を行っている施設がほとんどですが、どんなに気をつけていても訪室が原因で目を覚まされる入居者の方もおり、双方にストレスがかかりやすいんです。しかし24時間同じ状態でシルエット画像で見られる「Neos+Care(ネオスケア)」を導入することで、不必要な訪室が減り、双方ともにストレスが軽減されたというお話をよくいただきます。

また、シルエット画像は履歴録画機能があるので、あとで見返すことでケアプランの作成にお役立ていただいている例もあります。万一転倒された場合、その時の状況をご本人に説明してもらうことが難しかったり、転倒時に身体を打ってしまったかどうかの正しい情報が得られないことがしばしばあります。

しかし「Neos+Care(ネオスケア)」なら、実際にどのように転倒されたかなどを見ることができるので、「ここに手すりがあったほうが良いな」とか、「ふだんから車いすをもっと手前に引いておこう」といった対策を立てることができるんです。転倒の原因究明やその人の特徴を特定することは長い目で見ても転倒予防になりますし、ご家族への説明の際にも役立ちます

ーーーアセスメントにも使えるのですね。その他に「Neos+Care(ネオスケア)」のこだわりポイントはありますか?

精度の高さにはこだわりましたできる限り通知の精度を高くし、信頼していただけるシステムにすることで、長く使っていただきたいと考えています。そのために、厚労省の開発・導入促進事業で導入実証実験を行い、繰り返し改良しています。実際の現場へ持ち込むと初めて分かる想定外の部分はどうしても出てくるので、そこをいかにつぶしていくかが開発の鍵でした。

今後の展開とメッセージ

ーーー正確な動作が把握できれば、可能性はより広がりそうです。御社として今後の展開はどう考えていますか?

すでに記録を使ってADL(日常生活動作)の改善に役立てていただいている例もありますが、今後は介護記録と連動させ、介護業務全体の負荷軽減にも活用できればと考えています。

また将来的には、クラウドサービスと結びつけることで、介護の枠を越えた事業展開ができるのではないかと考えています。

ーーー最後にメッセージをお願いします。
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出立氏:

まずは使っていただいて、性能の良さを知っていただきたいなと思っています。また今後も必要な機能があればどんどん追加していきたいと考えているので、皆様と一緒により改良を進めていきたいと思っています。


松本氏:

ヒアリングなどで介護施設にお邪魔することも多いですが、想像以上に忙しく、心身負担の大きい現場をしばしば目の当たりにしますし、介護人材の不足を実感しています。だからと言って介護の現場がすべてロボットに取って代われば良いというわけではなく、あくまで人ができること、介護ロボットができることがそれぞれあるのだとも感じます。ロボットが入ることで本来の介護のケアの質を上げていければ良いと考えています。

編集部まとめ

高齢者の動きを正確に捕まえ、リアルタイムで介護従事者が自分の目で判断できるNeos+Care(ネオスケア)。新たに追加された生体モニターオプションで、先回りの介護がより洗練できそうです。



コメント
お名前(ニックネーム):
大嶋三郎

コメント内容:
全館Aiおよびロボットで医療型高齢者施設を計画中です。 ネオスケアの参考意見をききたいです。

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