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次世代マット式見守りシステム
眠りSCAN

商品名
眠りSCAN
無線LAN機能搭載モデル NN-1310
無線LAN機能非搭載モデル NN-1110
寸法
全幅約775×全長約284×全高約18mm(シート部高さ約10mm)

製品概要

マットレスの下に設置したセンサにより、体動(寝返り、呼吸、心拍など)を測定し、睡眠状態を把握します。取得したデータを、ケアプランの改善やスタッフの業務負担軽減、入居者の生活習慣の改善などに役立てることもできます。

ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社

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「眠りSCAN」は、医療・介護用ベッドのスペシャリストであるパラマウントベッドが開発したシート型体振動計を用いた見守り支援システムです。見守り支援型の介護ロボットとしてすでに多くの施設に導入されている「眠りSCAN」の真価は、実は「眠りの見える化」にありました。今回は、パラマウントベッド睡眠研究所の研究主幹であり、「眠りSCAN」の開発者でもある木暮氏にお話を伺います。

パラマウントベッド株式会社とは?


ーーーまずは御社について教えてください。
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開発者の木暮氏は、長年睡眠の研究にも携わる眠りのスペシャリストだ


当社グループは昭和22年に病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートしました。その後、高齢者施設や在宅介護向けの介護ベッドをはじめ、医療福祉分野のさまざまな製品を開発し、事業を拡大しています。事業は「医療施設向け事業」、「高齢者施設向け事業」、「在宅介護向け事業」「睡眠と健康事業」の4つに分かれており、今回ご紹介する「眠りSCAN」は、その各事業において活用されています。

見守りシステム「眠りSCAN」とは?


ーーー「眠りSCAN」について教えてください。
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寝た状態で胸の下あたりにくるように設置する


「眠りSCAN」は、マットレスの下に敷くだけでベッド上に居る人の状態をリアルタイムでモニタリングできる、非接触型の見守りシステムです。

「眠りSCAN」に搭載されているセンサーが体動や呼吸・心拍などを検知し、睡眠・覚醒・起き上がり・離床などの入居者の状態を判断、リアルタイムでモニター表示します。また、「眠りSCAN」をとおして睡眠状態や呼吸数・心拍数の推移を把握することで、個別のケアプラン改善や体調変化の早期発見につなげることができます。

「眠りSCAN」のデモを見学!

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最大厚さ20cm、幅120cmのマットレスに対応。利用者の寝心地を阻害せず測定が可能

「眠りSCAN」本体とモニターは無線LANで通信可能ですので、離れた場所からも確認することができます。本日はデモ機をご用意したので、さっそく体験していただきましょう。

現在、マットレスの下に「眠りSCAN」を敷いた状態です。今日は特別に、センサーが検知している心拍データなどをグラフでご覧いただけるモニターもご用意しました。実際にお使いいただく場合は、グラフではなく入居者の状態がひと目で分かるよう表示されます。

ではマットレスを触ってみてください。

ーーー指先が触れるか触れないかくらいで、グラフが大きく反応しましたね。
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デモ用モニターでセンサーの動きを見せてもらう


非常に精度が高いことがお分かりいただけたと思います。「眠りSCAN」は睡眠測定器として複数の睡眠研究でも使用されており、一般的な装着型睡眠測定器との一致率も約95%と高い信頼性があります。

リアルタイムモニター機能では、最大80名までの居室での状況および就床時の呼吸数・心拍数を1台のモニターで確認することができます。

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PC、スマートフォン端末で遠隔から確認できる

実際に起き上がったところを見ていただきましょう。101号室の表示を見てください。

ーーー起き上がったら即座にアラームが鳴り、画面の表示が「起き上がり」に変化しました。

モニター画面は2秒間隔で更新しているので、起き上がりはほぼリアルタイムで通知がされます。アラームは、入居者ごとに鳴らす・鳴らさないの選択やタイミングなどが設定できます。

こうして状況を見える化することは、スタッフの精神的負担の軽減につながるだけではありません。特に夜間の巡回で言えることですが、状況に合わせて介護の優先順位をつけることで、目が覚めているときに介護するなどして入居者の睡眠を確保しつつ、巡視業務にもメリハリをつけることができるのです。

睡眠状態を把握してケアプラン改善へ

「眠りSCAN」は、体動・呼吸・心拍などのデータから睡眠か覚醒かを判断しています。それらの測定データは記録に残り、いつでも見たいときに記録されたデータを確認することも可能です。黄色部分が覚醒、青部分が睡眠(在床)を表しています。こうした測定データは、ケアプランの改善に役立てられます。例えば、「夜間の覚醒が多いから昼寝を減らそう」といった改善が考えられます。
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測定データはグラフ化され、睡眠と覚醒のリズムがひと目で分かる

また、印刷機能で測定データに基づいた睡眠レポートを自動作成できるので、入居者のご家族への説明材料にもなります。

呼吸数の推移で体調変化の早期発見にも


呼吸数も長期間の推移を日誌として見ることができます。表では呼吸の速さを色分けで表示しています。呼吸が普段よりも明らかに速くなったなどの変化が視覚的に分かるので、体調変化の早期発見につながります。例えば、呼吸数が極端に多くなる(呼吸が速くなる)肺炎の症状も、呼吸数の表で気づくことができるでしょう。

反響とこれからの課題は?

ーーー導入している施設からの反響を教えてください。

現時点では、業務負担軽減に直結する「見守り」へのニーズが一番高いという印象を受けます。多くの施設は全床に「眠りSCAN」を設置されますが、これも入居者全員の状況を一度に見守ることで、業務を効率化しスタッフの負担を軽減したいからでしょう。とくに「夜間の見守りが楽になった」というお声をいただくことが多いですね。リアルタイムモニター機能で眠っていることが確認できた場合は、起こしてしまわないよう訪室しないという対応をされている施設もあります。

ーーー今後の課題はありますか?

すでに見守り機能、記録機能を活用いただいていますが、今後はアセスメントやケア改善のPDCAサイクルを回すといったところでも活用いただければと思います。

ちゃんと眠れる、質の良い睡眠がとれることは、ケア全体の質をあげることにつながりますし、夜間の離床を減らす、重度化を予防するという意味で、長い目で見て業務負担の軽減にもつながります。私自身も長年睡眠に関する研究を行ってきましたが、実は「眠りSCAN」の真価はそこにあると思っています。今後はより有効的、持続的にご利用いただくための仕組みづくりをしていきたいと考えています。



ーーー最後にメッセージをお願いします。

介護の人手不足が深刻と言われているなか、業務負担軽減に直結する「眠りSCAN」のニーズは年々増えてきています。こうした機器を活用して効率的に運用していくことは、今後不可欠になってくると感じています。

また「眠りSCAN」は、サービスを改善した結果が睡眠データとして定量的に見えるので、介護業務の質を測る一助となるはずです。介護の質の見える化が、介護職の地位向上や介護研究の活性化に役立てば良いと思っています。


編集部まとめ

2009年に販売開始して以来、何度か改良を重ねてきた「眠りSCAN」。介護の人材不足が問題になるにつれ、リアルタイムで居室の状況がモニタリングできる「見守り」としてのニーズに応える商品として、徐々に広がってきたとのこと。しかし精度の高いデータを一覧できる記録機能は、見守りを越えたさまざまなシーンで活用できそうです。睡眠の改善は一見、ハードルが高く、「どう改善してよいか分からない」「対応する時間がない」という課題もありますが、ロボット介護機器の導入でより簡単に、効率的に取り組んでいければと感じました。


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