介護ロボット導入支援の補助対象となる製品一覧

介護ロボットONLINE編集部介護ロボットONLINE編集部

作成日2018/06/15 更新日2018/06/191,107views

業務効率化や人材不足対策、ケアの質の向上が期待される介護ロボット。しかし、まだまだ高価なため、十分に普及が進んでいないのが現実です。

そんな介護ロボットの導入ハードルを下げてくれるのが、国や自治体が実施している介護ロボット導入支援事業です。これまでに、さまざまな補助金・助成金が用意されてきました。

そこで問題になるのが、「どんな商品が、介護ロボットとして補助金の対象になるの?」という点です。ここでは、過去に補助金の対象となった介護ロボットをまとめました。補助金や助成金を使って介護ロボットを導入したいと考えている介護事業者の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。

介護ロボット等導入支援特別事業で対象となった介護ロボット

平成27年度の補正予算にて52億円の予算があてられた「介護ロボット等導入支援特別事業」。1事業所につき、最大92万7000円の助成金が出たことで話題になりました。

介護ロボット等導入支援特別事業の補助対象となるには、3つの要件を満たしている必要がありました。

補助対象となるための3つの要件

目的要件
日常生活支援における、ア)移乗介護、イ)移動支援、ウ)排泄支援、エ)見守り、オ)入浴支援のいずれかの場面において使用され、介護従事者の負担軽減効果のある介護ロボットであること 

技術的要件
次のいずれかの要件を満たす介護ロボットであること。

1.ロボット技術(※)を活用して、従来の機器ではできなかった優位性を発揮する介護ロボット
2.経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」において採択された介護ロボット
市場的要件

販売価格が公表されており、一般に購入できる状態にあること。

※ア)センサー等により外界や自己の状況を認識し、イ)これによって得られた情報を解析し、ウ)その結果に応じた動作を行う介護ロボット

「ロボット介護機器開発・導入促進事業」 で採択された介護ロボット一覧

そのうち、具体的な介護ロボットが示されているのは、「技術的要件」の「2.経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」において採択された介護ロボット」です。「ロボット介護機器開発・導入促進事業」 で採択された介護ロボットは以下の通りです。
画像商品名(企業名)
マッスルスーツ(株式会社イノフィス)
HAL 腰タイプ 介護支援用(CYBERDYNE株式会社)
離床アシストロボット リショーネPlus(パナソニック エイジフリー株式会社)
Flatia(フラティア)(株式会社カワムラサイクル)
ベッドサイド水洗トイレ(TOTO株式会社)
真空排水式ポータブルトイレ キューレット(アロン化成株式会社)
ラップポン・ブリオ(日本セイフティー株式会社)
Neos+Care(ネオスケア)(ノーリツプレシジョン株式会社)
OWLSIGHT (アウルサイト)福祉用(株式会社イデアクエスト)
シルエット見守りセンサ(キング通信工業株式会社 )
Mi-Ru(ミール)(ワイエイシイエレックス株式会社/株式会社 ブイ・アール・テクノセンター)
Radar-Light(レーダーライト)(株式会社CQ-Sネット)
Wellsリフトキャリー(積水ホームテクノ株式会社)
移乗サポートロボット Hug T1(富士機械製造株式会社)

自治体の介護ロボット支援事業(補助金・助成金) で対象となる介護ロボット

一部の自治体では、介護ロボットの導入にかかる費用の一部を補助(助成)してくれる 「介護ロボット等支援事業」 が実施されています。補助内容は自治体によって異なりますが、平成30年度は、1機器につき導入経費の2分の1(上限30万円)が助成されるケースが多いようです。

自治体による介護ロボット等支援事業では、補助対象となる介護ロボットがはっきりと決められているわけではありません。「ロボット介護機器開発・導入促進事業」で採択された介護ロボットやこれまでの前例を中心に、「こんなものが対象となりますよ」と例を示してくれているにすぎないのです。

ここでは、各自治体が補助対象として例示している介護ロボットの一例を紹介します。

神奈川県

神奈川県では、 移乗介護、移動支援、排泄支援、見守り・コミュニケーション、入浴支援、介護業務支援の場面で活躍する介護ロボットの導入に対し、1台につき最大30万円を補助しています。補助対象ロボットとして、上で紹介したロボットに加え、下記のようなロボットが例示されています。
画像商品名(企業名)
自立支援型移乗介助ロボット「愛移乗くんⅡ」 (株式会社アートプラン)
リトルキーパスS(株式会社幸和製作所)
見守りケアシステムM-1(フランスベッド株式会社)
認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」(フランスベッド株式会社)
服薬支援ロボ(ケアボット株式会社)
離床リスク検知センサ「EVER Relief」(株式会社構造計画研究所)
見守りライフ(トーテックアメニティ株式会社)
Dream Care(株式会社DREAM TOKYO)

ナノミストバスベッドタイプ(株式会社EINS)
施設向けみまもりシステム「安心Ver2」(株式会社エイビス)
バスリフト(TOTO株式会社)
離床・見守りセンサー(株式会社メディカル プロジェクト)
見守り支援ベッドシステム(パラマウントベッド株式会社)
aams.介護(株式会社バイオシルバー)
非接触バイタル生体センサー(株式会社ミオ・コーポレーション)
PALRO(富士ソフト株式会社)

宮城県

宮城県では、平成30年度の介護ロボット導入支援関連事業として、「介護ロボット導入支援事業」と「ロボット等介護機器導入支援事業」を実施する予定です。介護ロボット導入支援事業では1台あたり最大30万円が、ロボット等介護機器導入支援事業では1施設あたり最大1000万円が補助されます。

神奈川県の対象一覧で紹介した介護ロボット以外にも、以下のような機器が補助対象として例示されています。
画像商品名(企業名)
眠りSCAN(パラマウントベッド株式会社)
ROBOHELPER SASUKE(マッスル株式会社)
DFree(トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社)
テレノイド(株式会社テレノイドケア)
Pepper(ソフトバンク株式会社)
SOTA(ヴイストン株式会社)
遠隔見守りシステム ZONE D(デンソー株式会社)
スマートスーツ(株式会社スマートサポート)
A.I.ViewLife (エイアイビューライフ株式会社)
ケアサポートソリューション(コニカミノルタ株式会社)

その他の自治体


その他の自治体も、おおむね上記で紹介した介護ロボットを補助対象としてます。上記以外には、下記の介護ロボットも対象としている自治体があります。
都道府県商品名(企業名)
埼玉県スカイリフト(アイ・ソネックス株式会社)
離床センサー「みてるもん」 (株式会社ヒート)
離床センサー ベッドコールBC-RN(株式会社テクノスジャパン)
広島県免荷式リフト POPO(株式会社モリトー)
アシストホイール(株式会社ナブテスコ )
自動体位変換機能マットレス オスカー(株式会社モルテン)
介護モニタリングシステム エンジェル・アイ(株式会社コンフォート )
自動体位変換 スモールチェンジLAGUNA(株式会社ケープ)
ここで紹介したものは、あくまで一例です。ここで紹介されていないからと言って、補助対象に該当しないということはありませんのでご安心ください。

自治体によっては、似たような機器でも、補助要件を満たす内容であれば対象となります。また、一部の自治体では、その自治体独自の条件を追加しているところもあります。

福岡県「福岡県ロボット・システム産業振興会議」または「ふくおか医療福祉関連機器開発・実証ネットワーク」のいずれかの会員である県内企業が開発、製造した介護ロボットも対象

まとめ

介護ロボットONLINEでは、各自治体が実施している介護ロボットの導入支援事業(補助金・助成金)情報を随時発信しています。

▼ 自分の地域の補助金情報を見る▼

【平成30年度】自治体別介護ロボット導入支援一覧


「ここで紹介されていないけど、この商品は補助対象になるのかな?」と思ったら、各自治体に問い合わせてみましょう。

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