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【介護職の夜勤の悩み別!】あなたの施設におすすめの見守りロボット

【介護職の夜勤の悩み別!】あなたの施設におすすめの見守りロボット

介護職につきものの「夜勤」。長時間労働やワンオペなどの問題が注目されがちですが、一方で「自分のペースで働ける」「夜勤手当がつく」などの理由から、夜勤専従(日勤はせず、夜勤だけを担当する働き方)で働く人もいます。介護職の夜勤は、日中よりも配置人数を減らしている施設がほとんどです。その分、日中よりも業務量は減りますが、それでも一人あたりの業務負担は重くなります。また、夜勤中は、万が一施設内でトラブルが発生しても頼れるのは自分のみ、ということもあるでしょう。自分のとっさの判断がすべてなので、夜勤スタッフにのしかかる責任は重大です。近年、そんな夜勤を助けるツールのひとつとして、「見守りロボット」が注目されているのを知っていますか?「見守りロボット」とは、複数の入居者を同時に見守ることができたり、入居者の離床やひとり歩きなどを検知し、必要に応じてスタッフまでお知らせしてくれたりする、新しい見守り支援機器です。平成30年度の介護報酬でも、見守り機器の導入が「 夜勤職員配置加算 」の緩和条件になることが決まっており、ますます期待が高まっています。今回は、夜勤にありがちなお悩み別に、おすすめの見守りロボットを紹介していきます。悩み別のおすすめ見守りロボット盛り上がりを見せつつある「介護ロボット」のなかでも、とくに期待が集まっている「見守りロボット」。期待度の高まりとともに、多種多様な見守りロボットが開発・販売されています。ここでは、悩み別にあなたの施設におすすめの見守りロボットを紹介します。お悩み1.夜勤の急変がこわい 初めての夜勤でまさかの急変!頼れるスタッフも少ないし、テンパりながらなんとか自分で対応。でも、そのときの恐怖がトラウマで、夜勤に入るたびに急変が起きないよう祈ってます…。 急変を予知してくれる「 ライフリズムナビ+Dr. 」がおすすめ! 夜間は急変が起こりやすい時間帯です。スタッフが少ない中で急変が起きたら、たとえ経験の浅い新米介護士であっても、自分の判断で動かなくてはなりません。慣れないうちは、「万が一最悪の事態になったら…」と考えると恐怖に足がすくむこともあるでしょう。急変の体験がトラウマとなり、「夜勤につくのがこわくなった」という人も少なくありません。そんな悩みにおすすめなのが、急変を予知する「 ライフリズムナビ+Dr. 」です。医師ならではの着眼点で「まさか」の予兆を見える化「ライフリズムナビ+Dr.」|エコナビスタ株式会社ライフリズムナビ+Dr.で訪室していない間も安心|グランフォレスト鷺宮の活用事例 ライフリズムナビ+Dr.は、「急変にはかならず予兆がある」という医師の気づきから開発された、予兆を見える化する健康見守りロボットです。3種類のセンサーで利用者の状態をモニタリングし、現在の状態と過去の状態を比較することで、微妙な変化を察知します。3種類のセンサーからは、それぞれ睡眠データ、温湿度データ、活動量データが取得され、ベッド上の動きや睡眠の深度、無呼吸途中覚醒などがモニター表示されます。お悩み2.居室数が多くて巡回がたいへん 夜間巡回で安否を確認するけど、全居室を回るのは大変だし、ちゃんと眠れているか、呼吸をしているか不安になるときがあります…。 居室内の状況が一覧で見られる「眠りSCAN」がおすすめ! 夜勤の主な業務のひとつに、夜間巡回があります。1~2時間に1回程度の頻度でフロアを見回り、利用者の呼吸状態や体調に異変がないかを確認します。しかし、消灯後の居室内で入居者ひとりひとりの状態を把握するのは一苦労です。見回りのタイミングややり方によっては、眠っている入居者を起こしてしまうことにもなりかねません。そんな悩みにおすすめなのが、睡眠測定器として睡眠研究にも使われている「眠りSCAN」です。ケアプラン改善にも!次世代マット式見守りシステム「眠りSCAN」|パラマウントベッド株式会社眠りスキャンでは、最大80名までの居室での状況および就床時の呼吸数心拍数を1台のモニターで確認することができます。「ちゃんと眠っているか」「呼吸に問題はないか」などを見える化することで、状況に合わせて介護の優先順位をつけたり、目が覚めているときに介護するなどして入居者の睡眠を確保したりすることができます。何より、リアルタイムで入居者の状況が一覧で見られるので、訪室していないときでも安心感があります。お悩み3.万が一のときのエビデンスを残したい 介護の現場では、どんなに注意していても事故やトラブルが起きてしまうもの。万が一のときに介護スタッフを守れるように、エビデンスを残せないかしら。 本体に録画映像が残る「Dream Care(ドリームケア)」がおすすめ! 介護サービスを提供する上で避けては通れない、事故やトラブル。事故を起こさないためのリスクマネジメントはもちろん必要ですが、どんなに気をつけていても起きるときは起こってしまいます。職員と現場を守る!これからの介護リスクマネジメント事故やトラブルで心配なのが、入居者のケガやトラブルを介護スタッフや施設の設備のせいだと糾弾されることです。実際にスタッフや施設設備に非があるのなら謝罪と是正をすべきですが、そうでない場合はその説明をする必要があります。しかし、記録や証拠がなければ、どんなに言葉を尽くしても相手に伝わらないということもありえます。スタッフの身の潔白を証明したり、入居者や家族に納得してもらえるよう説明するために活用できるのが、「 Dream Care(ドリームケア)」です。夜間の見回り回数が1/3に!現場発信の見守りロボ「Dream Care(ドリームケア)」|株式会社DREAM TOKYO「Dream Care」は、離床検知やバイタル異常時の通知ができる非接触型の見守りロボット。離床の初期の動作でアラートを作動させたり、入居者様の様子をアイコン・数値表示で常時お知らせたりすることが可能です。さらに、特徴のひとつとして、搭載されているカメラによる録画機能があります。入居者に激しい動きがあったときや離床検知したときーーつまり、事件事故が起きやすいときに限り、カメラが作動して記録を残してくれるのです。録画記録はPCなどに配信されず、本体のSDメモリに残されるのみなので、プライバシーにも配慮されているといえます。お悩み4.アラートが鳴りすぎて、つい電源を切ってしまう 今の離床通知センサは、離床したときだけでなく体位変換や排せつ介助のときもアラートが鳴るから、介助中は電源を切っています。でも、そのあとに電源をつけ忘れることが多く、離床センサの意味がありません…。 自動で見守りを再開していくれる「 見守りケアシステムM-2 」がおすすめ! これまでの離床マットや赤外線センサなどによる離床通知機器は、入居者・介護スタッフ関係なく、人間を検知したらアラートを出すものがほとんどでした。スタッフが介助に入るたびにアラートが鳴ってしまうため、介助中は機器の電源を落とすという施設も少なくありません。しかし、電源を落としたことを忘れてしまい、本当に必要なときに通知されないという事態を引き起こすこともよくあるといいます。そんなヒューマンエラーをなくすためにおすすめなのが、自動で見守りを再開してくれる機能付きの「 見守りケアシステムM-2 」です。ベッド内蔵型で体重も測れる「見守りケアシステムM-2」|フランスベッド株式会社「見守りケアシステムM-2」は、ベッド内蔵型の見守りロボット。ナースコールと連携させた離床通知はもちろん、利用者の日々の体重測定も自動でしてくれるすぐれものです。M-2のコントローラーには見守りを一時停止する機能が搭載されており、その機能を使えば、一時停止モードから10分後に自動的に電源をオンにしてくれます。また、一時停止中にベッドに人が乗った場合も自動でオンになるので、介助後の「電源を入れ忘れた!」がなくなります。改めて考えたい「見守りロボット」のメリット・デメリットこれまでの離床センサなどと比べて、最近開発された新しい見守りロボットには、下記のようないくつかの特徴があります(※)。 離床だけでなく、多様な状況を自動認識する 対象者に応じた通知設定ができる 報知とあわせて画像などの情報も提供できる 転倒につながる動作や予兆動作が検知できる 離れた場所からリアルタイムで安全確認ができる 失報誤報が予防できる※参考 厚生労働省(2015)『介護ロボット重点分野別講師養成テキスト』 ここからは、「見守りロボット」全般に共通するメリットやデメリットについてあらためて考えてみましょう。見守りロボットのメリット厚生労働省による調査によれば、見守りロボットを本格導入したある施設にて、以下のような効果が得られたと報告されています。導入効果からもわかるとおり、見守りロボットにはさまざまなメリットがあるといえます。もっとも大きなメリットは、転倒をはじめとする事故の減少でしょう。離床の通知自体が既存の機器にくらべて速くなったことにくわえ、離れた場所からでもタイムリーに入居者の動きを確認できるため、早期対応や緊急度の判断がしやすくなります。もうひとつのメリットは、利用者の自立やQOLの向上につながるという点です。厚生労働省の調査によれば、導入した施設の職員の半数以上が、「利用者の生活の質(QOL)が良くなった」と回答していることがわかっています。見守りロボットは、利用者の生活リズムや行動パターンを見える化することで、利用者に合わせたケアを可能にするのです。さらに、間接的なメリットとして、職員の意識向上や職場環境の改善による離職率の低下などがあげられます。見守りロボットが業務負担を減らしたり、質の高いケアの提供をサポートしたりすることで、介護人材の確保や育成につながる効果も期待できます。見守りロボットのデメリット見守りロボットのデメリットとして覚えておきたいのは、「見守りロボットはスタッフ(人間)の代わりにはなれない」ということです。見守りロボットができるのはあくまで見守りの支援であり、必要に応じて実際に対応したり介助したりするのは、介護スタッフである人間です。その点を理解していないと、「見守りロボットを導入しても業務効率化にならない」「ロボットなんか役に立たない」という誤った認識を抱くことになってしまいます。後ほど詳しく説明しますが、制度上も、見守りロボットが人間ひとり分の代わりになることはありえません。大事なのは、見守りロボットをいかに活用して、ケアの向上につなげるかという視点であることを覚えておきましょう。見守りロボットで「夜勤職員配置加算」の算定要件が緩和平成30年度の介護報酬で、見守りロボットの導入が「夜勤職員配置加算」の緩和条件になることが決まりました。介護ロボが夜勤職員の代わりに!見守りロボット導入で報酬加算、厚生労働省が発表夜勤職員配置加算とは、夜勤が発生する特別養護老人ホーム(以下、特養)などで決められている最低基準よりも多く人員を配置した場合に加算されるものです。これまでのルールでは、夜間に最低基準よりも1人以上多く職員を置いた場合に報酬が加算されるとしていました。それが今回の改定で、以下のように変更になりました。平成30年度の介護報酬改定 1.ベッド上の入所者の動向を検知できる見守りロボットを、入所者数の15%以上に設置している場合2.見守りロボットを安全かつ有効に活かすための委員会を設置し、必要な検討を行っている場合この両方を満たしている場合に、夜勤職員の数が最低基準を0.9人上回っていれば取得できるとする。 つまり、見守りロボットが夜勤職員の0.1人分に相当するということです。これによって夜勤職員の数を減らすことはできなくとも、職員の勤務時間を減らすことはできるので、休憩時間が多くとれるなどのメリットがあると考えられます。だからといって、安易に見守りロボットを導入するのはおすすめできません。自分の施設の課題や問題点、見守りロボットのデメリットなどを理解した上で、最適な機器を選ぶことが重要になってきます。悩みに応じて見守りロボットを選ぼう見守りロボットには、入居者の事故の軽減やQOLの向上など、多くのメリットがあります。長期的には、職員の意識向上や職場環境の改善効果、それにともなう離職率の低下まで期待できます。夜勤は、スタッフに身体的・精神的な負担が重くのしかかる重労働です。長時間労働やトラブルが重なることで、介護職を離れてしまうスタッフもいます。そんなスタッフの悩みを見守りロボットで解決するには、導入前にスタッフや施設の課題を洗い出す必要があります。見守りロボットにもさまざまな種類がありますが、悩みに応じて最適な機器を選ぶことで、見守りロボットの効果が最大限に生かされるでしょう。<参考資料>厚生労働省(2015)『介護ロボット重点分野別講師養成テキスト』市場規模500億円にむけて本格始動!平成30年度の介護ロボット関連事業まとめ睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

未来の必須資格?介護ロボット専用資格「スマート介護士」とは

未来の必須資格?介護ロボット専用資格「スマート介護士」とは

2019年3月、新しい介護資格である「スマート介護士」が創設されるのをご存知ですか?「スマート介護士」とは、介護ロボットなどを効果的に活用して、介護の質の向上と業務効率化ができる介護士のこと。2019年3月に予定されている第一回目の試験に向けて、2018年秋頃から受験エントリーが開始します。今回は、今後の介護のスタンダードになるかもしれない「スマート介護士」資格について、お役立ち情報をまとめていきます。スマート介護士とは?スマート介護士とは、介護ロボットやセンサーを活用して、介護の質の向上と効率化を図ることのできる介護士のことです。創設したのは、社会福祉法人善光会のサンタフェ総合研究所。ここでは、介護事業者向けの経営コンサルティングサービスや、介護ロボットメーカー企業向けの開発・販売コンサルティングサービスなどを行っています。今回の「スマート介護士」の創設の背景には、介護ロボット普及の伸び悩みがあります。超高齢社会に突入し、介護人材不足が進む中、介護ロボットの需要は確実に増えているにもかかわらず、なかなか普及が進んでいないのが現状です。その理由に、運用の難しさがあります。介護ロボットそのものの操作だけでなく、介護ロボットの特性を把握した上で、効率的なオペレーションシステムを構築したり、利用者の指導を行ったりできる人材はそれほど多くありません。そこで、介護ロボットを活用できる人材を育成するためにも、「スマート介護士」が資格化されたのです。スマート介護士の対象者 善光会によれば、スマート介護士の対象者は以下の通りとなっています。 介護施設の管理者(施設長、介護主任、ユニットリーダーなど) 施設介護、訪問介護に従事される方 福祉用具の開発/販売に携わる方 介護ロボット・ICT機器の開発/販売に携わる方 今後のスケジュール 2019年3月の創設にむけて、今年9月より、エントリーが開始されます。今後のスケジュールは以下のとおりです。 平成30年9月 受験エントリー受付開始、公式テキストブック販売開始 平成31年3月 第一回「スマート介護士」試験その他の資格:ロボット福祉検定 「スマート介護士」と似た検定として、「ロボット福祉検定」があります。 ロボット福祉検定とは、人とロボットが共存する社会の実現に向けて、福祉・介護分野におけるロボットと人が一体となって何が出来るかを考え、安全・安心・適切に活用することができる人材育成を目的とした検定です。 「自分の職場でも介護ロボットを使い始めた」「介護ロボットを導入してほしいといわれたけど、どうやって導入を決めればよいのかわからない」 そんな思いや悩みを抱えている方は、ぜひ新しい資格にチェレンジしてみてはいかかでしょうか?人とロボットの共存がテーマ「福祉ロボット検定」って何?<参考資料> 社会福祉法人善光会「介護ロボット運用の専門資格「スマート介護士」を創設します」(http://zenkoukai.jp/japanese/?p=6104 , 2018/06/11)

人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス

人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィス

名称 腰補助用マッスルスーツ(標準モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) ) 寸法 Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm 重量 本体:6.6kg(基本的な本体構成部のみ)高圧タンク:1.5kg(1.5リットル)(タンクタイプのみ) アシスト力 最大35.7kgf(140Nm) アシスト部位 腰、脚(腰を落として持ち上げる場合) 希望小売価格 600,000円(税別) 製品概要モーターではなく、空気圧式の人工筋肉を使用した腰補助用ロボットスーツです。タンクや手押しポンプで空気を送り込むことで、装着者の力を補助します。中腰作業等にかかる腰の負担を軽減するため、介護者の腰痛予防が期待できます。 先進的な取り組みで魅力的な現場作りを!東京都ロボット介護機器・福祉用具活用支援モデル事業に選出|社会福祉法人友愛十字会砧ホーム21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム)「マッスルスーツ」の試着会に潜入!(特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ ・社会福祉法人章佑会) 人工筋肉で介護の腰痛問題を解決!マッスルスーツ| 株式会社イノフィスーーーよろしくお願いします。御社は東京理科大学発のベンチャー企業ですね。  今回お話を伺った株式会社イノフィス COOの横幕才氏はい。2001年から、東京理科大学の小林宏教授が、ウェアラブル型ロボットの研究・開発を開始しました。2013年に腰補助用マッスルスーツの実用化に成功し、それを販売するためにイノフィスを創業しました。開発当初は、障害を持っている方が自立した生活ができるよう、自立支援を目的とした機器を開発していました。プロトタイプを作って検証を続けていくにつれ、腰を使って作業を行う健常者も大きな問題を抱えていることに気づきました。その一つが、腰痛という問題です。実際、介護の現場では腰痛で職を離れざるを得ない職員が沢山いらっしゃるそうです。また介護の現場だけでなく、腰を使う作業はあらゆる業種、分野に存在します。そこで、まず先に、健常者に対する作業支援用の製品を開発するべく方向転換しました。それが2006年ごろのことです。2013年にマッスルスーツを実用化してから、プロフェッショナル向け商品として販売しています。 スーパーマンにはなれない?マッスルスーツは腰痛予防デバイス ちなみに、これまでにマッスルスーツを装着したことはありますか?ーーーいえ、ありません。マッスルスーツにどんなイメージを持っていますか?ーーー装着すると、自分の力が倍増するというようなイメージです。マッスルという言葉からも、自分がマッチョになれるとか、スーパーマンみたいになれるとか思いがちですよね。しかし、実は全く違うのです。その点を、これからご説明していきます。ーーーお願いします!マッスルスーツは何かというと、あくまで腰を補助するための製品だということを、まずはご理解いただきたいと思います。長期的に腰に負荷がかかるような仕事をされている方に対して、腰にかかる負担を軽減することで腰痛を予防してもらう。一言で言えば、人工筋肉を使った腰痛予防のためのデバイスなのです。ーーーじゃあ、力を増大させるためのものではないのですか?あくまでも腰補助という位置づけなので、マッスルスーツを使っても、自分の力で持ち上げられるもの以上のものは持ち上げられません。ただし、自分の力で持ち上げられるものでも、持ち上げるときには必ず腰に負担がかかりますよね。それをサポートしてあげようというのが、マッスルスーツなのです。人工筋肉だからできることとは?マッスルスーツのメリットは三つ。一つ目は、先ほどから申し上げているとおり「腰の負担軽減」です。二つ目は、作業をスムースに補助できるという点です。人工筋肉だからこそ実現できるスムースさが特徴なのです。ーーー人工筋肉って何なのでしょうか。マッスルスーツで用いている人工筋肉は、空気圧を供給すると非常に大きな力で収縮するMcKibben型人工筋肉と呼ばれるものです。人間の筋肉は、伸縮することで力を出したり緩めたりしますよね。それと同じことを、空気を出し入れしてゴムの伸縮で再現しているというイメージです。通常、マッスルスーツのような製品にはモーターが使われていますよね。モーターの場合はセンサーの読み間違いによる誤作動などが懸念されますが、その点はいかがですか?人工筋肉の場合、必ず自分の動きに追随するため、誤作動や不自然な動きをすることがありません。人工筋肉の良さは他にもあります。軽量ですし、電気部品を使っていないため防爆性が必要な環境でも安心して使用できます。三つ目の特徴は、装着が簡単にできるという点です。人工筋肉を用いているマッスルスーツであれば、慣れると10秒ほどで装着が可能です。 登山用ザックのような形状で、素早い装着が可能 基本的な構造をご説明します。マッスルスーツの真ん中に人工筋肉があり、アルミのフレームがそれを覆っています。人工筋肉と腰関節部がワイヤーでつながり、さらに下のももパッドにつながっています。ももパッドを起点にして、体が起こされるような作りです。装着時はリュックサックを背負うように担いで、ももパッドと腰ベルトをつけ、肩ベルトと胸ベルトを調整します。すごく簡単です。ーーー3種類展開されていますね。標準モデルと軽補助モデル、そしてスタンドアローンという独立型のモデルがあります。標準モデルは人工筋肉が4本使われており、もっとも強い35kgfの補助力があります。ここでいう補助力とは、腰にかかる負担を補助する補助力を指しています。本来、人工筋肉は1本で約200kgfという非常に大きな収縮力を出すことが可能です。しかし、自分で持てる重さ以上のものを作っても意味がありません。ですので、一般人が持てる重さを補助するのに適当と思われる補助力である、35kgfに設計している訳です。軽補助モデルは、女性・シニア層にむけて軽量化したものです。標準モデルより約2kg軽く、その分人工筋肉を2本に減らしています。補助力は25kgfです。これら二つのモデルは、コンプレッサーまたはタンクのいずれかを用いて、人工筋肉に空気を注入します。コンプレッサー式は回数の制限がありませんが、コードでつながっているため、行動範囲が限られます。一方タンク式の場合、行動範囲は広がりますが、使える回数に限りがあります。作業シーンに合わせて、どちらを選ぶかを決めていだきます。スタンドアローン型は、コンプレッサーやタンクが一切不要なタイプです。空気を事前に充填することで、外部供給を不要にしました。あらかじめ人工筋肉をパンパンに張らせておいて、ももパッドが反発するバネのような力を利用して補助力を発生させます。 実際にスタンドアローンを装着したところ。尾てい骨に密着させるため、肩に負担がかからない強い安定感のあるタイトフィットと、ももパッドと脚の間に遊びをもたせて歩行を楽にできるよう設計したソフトフィットの2タイプがあります。腰痛は国民病!マッスルスーツがもたらす真のメリットーーー実際、どれくらい腰の負担が軽減されるのでしょうか?筋電位を測定した結果、荷物を持ち上げる際の腰に対する負担が35%軽減されたというデータが出ています。荷物を降ろす時の負担に関しては、約6割も軽減されます。ーーー腰痛予防のためのデバイスということは分かりましたが、200kgfの力が出せるのに、35kgfにとどめているのはもったいないような気もします。そこがまさに、皆様にぜひ理解していただきたい部分です。というのも、そこを理解していただかないと、マッスルスーツの良さが正しく伝わらず、せっかく導入したのに使われなくなってしまうという事態につながりかねないからです。マッスルスーツの導入は、スーパーマンになるためではなく、腰痛予防をして労働環境を改善しましょうという提案なのです。例えば、「半年間使い続けたら、腰痛で休む人がゼロになりました」というところまでもっていくことが、導入の真の目的です。だからこそ、作業で使用する方々と、導入する経営側双方の理解がないと、絶対にうまくいかないのです。ーーー長期的、習慣的な使用が前提ということですね。そもそもなぜそこまで腰痛を問題視されているのでしょうか?腰痛は、日本の国民病なのです。厚生労働省のデータによると、日本人の4人に1人が腰痛を抱えていることが分かっています。(※1)そのうち、原因が分かっているのはわずか15%で、腰痛の8割以上は原因不明です。(※2)原因不明ということは、すなわち治療が困難ということです。一度腰痛になると治しづらいし、しかも完治するのはたったの10%と言われています。腰痛は、単に痛いというだけにとどまらず、精神的リスクや経済的負担という問題にもつながります。例えば腰痛の治療費や入院費として、平均13万円かかるとされています。また治すためには、約22日間の在院が必要です。(※3)ーーー当人も大変ですが、そんなに仕事を休まれては会社としても困りますね。その通りです。精神的リスクとしては、腰痛によるストレスももちろんのこと、うつ病になりやすいというデータもあります。ある調査によれば、持上げ作業や中腰姿勢・同じ姿勢を続けることが、腰痛を引き起こす原因の半分を占めていることが分かっています。(※4)つまり、誰もが腰痛になる危険性があるということです。だからこそ、たとえ健康体であっても、今からの予防が大事なのです。使っていただく皆様には、「腰痛は他人ごとではなく、自分にも起こるリスクがある」、「自分の身は自分で守る」という意識を持っていただきたいのです。ーーー経営側としても、腰痛による休職を防ぐという点で、メリットがありそうですね。休職だけではありません。腰痛になると生産性が落ちますし、ひいては退職してしまう方もおられます。腰痛を防ぐという職場環境の改善は、従業員の定着率を向上させ、労災を防ぎ、企業イメージをアップするための重要な経営課題です。ーーー使用者と経営側双方の理解があって初めて、持続的な使用につながるという意味がよく分かりました。当社としては、マッスルスーツを工事現場のヘルメットのように使っていただければと考えています。この仕事をするときはマッスルスーツを使いましょうという安全基準やルールを決めて、習慣的に使い続けるのが当たり前になって初めて、本当の普及が始まるのではないでしょうか。マッスルスーツの広がりと今後の展開ーーー御社の製品は、介護以外の分野でも活用できそうです。マッスルスーツは介護ロボットとしての印象が強いかもしれませんが、腰補助という観点で考えるとあらゆる分野で使っていただけます。例えば面白いところでは、カツオの一本釣り組合さんからお問合わせがあったりしましたね。毎日、私たちが想像もしていなかったようなところからお問合せをいただき、こちらとしても驚くほどです。ーーー現在のマッスルスーツは健常者の作業支援という性格が強いですが、自立支援ロボットとしての展開は考えていないのでしょうか?はじめに申し上げていたとおり、もともとは障害を持っている方の自立生活を実現したいという想いから、開発がスタートしています。よって今後は、自立支援も含めた製品の多様化、ポートフォリオの拡大を進めていくつもりです。現在は企業に向けて販売していますが、これからは一般向けの商品も作っていきたいです。病院や施設でのリハビリ利用、自立歩行支援はもちろん、老老介護の現場や在宅でも使っていただけるように、幅広い活動を行っていきます。ーーー介護ロボット業界は盛り上がりを見せている反面、誤解やネガティブイメージを抱えている職員の方もいらっしゃいますよね。介護の分野においては、人の手でないとできない部分が確かにあると思っています。すべての作業がロボットに取って代わることはないでしょう。だからこそ、人を支援するためのロボットが必要になるはずです。介護現場で働いている皆様が、ご自身の身を守りながら長く元気に働いていただくことがとても重要だと思っております。 編集部まとめ 取材後、実際にスタンドアローンを装着し、20キロの荷物を持ち上げてみました。腕の力は使うものの、腰にはさほど負担がかかっていないように感じます。しかしスタンドアローンを外して再度持ち上げようとしてみたら、あまりの違いに驚きました。マッスルスーツが、いかに腰を補助してくれていたのか、体で実感することができました。「マッスルスーツ」「人工筋肉」という響きから、装着すればパワーが増大するのではないかという期待は、「職場環境の改善」という本当のメリットを前に良い意味で裏切られました。介護ロボットが真に普及・定着するためには、「なぜそれを使う必要があるのか」を理解する必要があると痛感します。 ※1 参考:厚生労働省(平成22年度国民生活基礎調査) ※2 参考:Deyo RA et al : What ca the history and physical examination tell us about low back pain? JAMA 268: 760-765, 1992 ※3 参考:厚生労働省「医療給付実態調査 平成23年度」、「患者調査 平成23年」、総務省統計局「人口推計 平成23年度」 ※4 参考:腰痛に関する全国調査報告書2003年 軽補助モデル(タンクタイプ・外部供給タイプ) 名称軽補助モデル寸法Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm重量本体:5.2kg(基本的な本体構成部のみ)高圧タンク:1.5kg(1.5リットル)(タンクタイプのみ)アシスト力最大25.5kgf(100Nm)アシスト部位腰、脚(腰を落として持ち上げる場合)希望小売価格600,000円(税別) スタンドアローン(タイトフィット・ソフトフィット) タイトフィットソフトフィット名称スタンドアローン寸法Fサイズ:幅50cm x 高さ90cm x 奥行き22cmSサイズ:幅45cm x 高さ81cm x 奥行き20cm重量5.0kg5.1kgアシスト力最大25.5kgf(100Nm)アシスト部位腰、および脚(脚のチカラで作業する場合)希望小売価格700,000円(税別)800,000円(税別) 21名のスタッフで2台をフル活用!マッスルスーツの導入成功事例(友愛十字会・砧ホーム)「マッスルスーツ」の試着会に潜入!(特別養護老人ホーム やすらぎミラージュ ・社会福祉法人章佑会) コメントお名前(ニックネーム):かいごろうコメント内容:重いので30分程度しか装着できませんが、朝の排泄介助時には重宝します。マッスルスーツがなかったときは、前かがみの体勢が続くためとにかく腰への負担が半端なくありました。

2018年度の介護ロボット市場規模は19億超え|成長の背景にあるものは?

2018年度の介護ロボット市場規模は19億超え|成長の背景にあるものは?

年々、成長を続ける介護ロボット市場。株式会社矢野経済研究所によれば、2018年度の介護ロボット市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、19億3,200万円となる見込みです。前年比では、134.7%の成長となっています。順調に成長を続けているように見える介護ロボット市場ですが、実は、補助金制度に大きく左右されるという一面もあります。介護ロボット市場の特徴と今後の展望について、いっしょに考えてみましょう。介護ロボットの市場の特徴「介護を必要とする人は増え続けるのに、介護をする人はなかなか増えないーー」。そんな深刻な介護の人材不足を解消すべく、近年はさまざまな対策が取られています。そのうちの一つが、介護ロボットの開発です。日本における介護ロボット市場は、介護ロボットの開発・普及を促したい政府によって実施された、数々の支援事業のもとに形成されてきたといっても過言ではありません。特に、「ロボット介護機器・導入支援事業」と「介護ロボット等導入支援特別事業」は、市場形成に大きな影響を与えてきました。開発を支える「ロボット介護機器開発・導入促進事業」介護ロボットの開発を支えたのが、「 ロボット介護機器開発・導入促進事業 」です。介護者の負担軽減や要介護者の自立支援につながる介護ロボットの開発を促進するため、政府は、平成25年度から平成29年度まで、同事業を実施しました。こちらの事業では、介護ロボットの開発費として、最大1億円が、介護ロボットメーカーに補助されてます。事業開始以降、この事業を通して多くの介護ロボットが開発されてきました。製品化機器一例ベッドが車いすに大変身!離床アシストロボット「リショーネPlus」|パナソニックエイジフリー株式会社自動で密封、すぐ捨てられる!自動ラップ式トイレ「ラップポン」|日本セイフティー株式会社離床はもちろんはみ出しも!人の動きを検知する「シルエット見守りセンサ」|キング通信工業株式会社「ロボット介護機器開発・導入促進事業」が平成29年度に終了した現在、「 ロボット介護機器開発・標準化事業 」にて同等の支援事業が実施されています。導入の入口となった「介護ロボット等導入支援特別事業」開発支援と同じくらい重要なのが、介護事業所への介護ロボットの導入支援です。厚生労働省は、介護ロボットの導入の際にかかる費用を約100万円まで補助する「介護ロボット等導入支援特別事業」を実施しました。現在、こちらの事業は終了していますが、各自治体でさまざま導入支援事業が行われています。もっと詳しく 【平成30年度】自治体別!介護ロボットの補助金事業一覧【介護ロボット導入支援】 を読む介護ロボット市場の今後の展望国や自治体による支援事業や補助金事業によって形成されてきた介護ロボット市場。現在でも、「補助金ありき」で介護ロボットの開発や導入が進められているのが実情です。 矢野経済研究所は、2021年度の国内介護ロボット市場規模(メーカー出荷金額ベース)を37億6,500万円と予測しています。経済産業省は、「ロボット介護機器開発・標準化事業」にて、最終的な目標を「国内市場を500億円へ拡大する」としていますが、それにはまだまだ遠く及ばないといえそうです。介護ロボット市場が、補助金頼りでなく、自立的に成長・拡大していくには、介護ロボットの高性能化・低価格化が欠かせません。それに加え、矢野経済研究所は、「介護現場に欠かせないヒット作」が求められると述べています。介護ロボット市場はまだまだ新しい市場ではありますが、ロボットスーツの「HAL」や「マッスルスーツ」、見守り支援ロボットの「眠りスキャン」「シルエット見守りセンサ」など、ブランド力や知名度の高い介護ロボットがすでに登場しています。今後、どのような介護ロボットが誕生するのかが、介護ロボットの普及の鍵となりそうです。<参考資料>株式会社矢野経済研究所「2018年度の国内介護ロボット市場は前年度比134.7%の19億3,200万円の見込 ~介護ロボットの本格的な展開が始まる~」(2018/08/08 , https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/1960)

介護ロボット導入支援の補助対象となる製品一覧

介護ロボット導入支援の補助対象となる製品一覧

業務効率化や人材不足対策、ケアの質の向上が期待される介護ロボット。しかし、まだまだ高価なため、十分に普及が進んでいないのが現実です。そんな介護ロボットの導入ハードルを下げてくれるのが、国や自治体が実施している介護ロボット導入支援事業です。これまでに、さまざまな補助金・助成金が用意されてきました。そこで問題になるのが、「どんな商品が、介護ロボットとして補助金の対象になるの?」という点です。ここでは、過去に補助金の対象となった介護ロボットをまとめました。補助金や助成金を使って介護ロボットを導入したいと考えている介護事業者の皆さんは、ぜひ参考にしてみてください。介護ロボット等導入支援特別事業で対象となった介護ロボット平成27年度の補正予算にて52億円の予算があてられた「介護ロボット等導入支援特別事業」。1事業所につき、最大92万7000円の助成金が出たことで話題になりました。 介護ロボット等導入支援特別事業の補助対象となるには、3つの要件を満たしている必要がありました。補助対象となるための3つの要件 目的要件 日常生活支援における、ア)移乗介護、イ)移動支援、ウ)排泄支援、エ)見守り、オ)入浴支援のいずれかの場面において使用され、介護従事者の負担軽減効果のある介護ロボットであること  技術的要件 次のいずれかの要件を満たす介護ロボットであること。1.ロボット技術(※)を活用して、従来の機器ではできなかった優位性を発揮する介護ロボット2.経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」において採択された介護ロボット 市場的要件 販売価格が公表されており、一般に購入できる状態にあること。 ※ア)センサー等により外界や自己の状況を認識し、イ)これによって得られた情報を解析し、ウ)その結果に応じた動作を行う介護ロボット 「ロボット介護機器開発・導入促進事業」 で採択された介護ロボット一覧そのうち、具体的な介護ロボットが示されているのは、「技術的要件」の「2.経済産業省が行う「ロボット介護機器開発・導入促進事業」において採択された介護ロボット」です。「ロボット介護機器開発・導入促進事業」 で採択された介護ロボットは以下の通りです。 画像商品名(企業名) マッスルスーツ(株式会社イノフィス) HAL 腰タイプ 介護支援用(CYBERDYNE株式会社) 離床アシストロボット リショーネPlus(パナソニック エイジフリー株式会社) Flatia(フラティア)(株式会社カワムラサイクル) ベッドサイド水洗トイレ(TOTO株式会社) 真空排水式ポータブルトイレ キューレット(アロン化成株式会社) ラップポン・ブリオ(日本セイフティー株式会社) Neos+Care(ネオスケア)(ノーリツプレシジョン株式会社) OWLSIGHT (アウルサイト)福祉用(株式会社イデアクエスト) シルエット見守りセンサ(キング通信工業株式会社 ) RT.1・RT.2(RT.ワークス株式会社) Mi-Ru(ミール)(ワイエイシイエレックス株式会社/株式会社 ブイ・アール・テクノセンター) ーRadar-Light(レーダーライト)(株式会社CQ-Sネット) ーWellsリフトキャリー(積水ホームテクノ株式会社) ー移乗サポートロボット Hug T1(富士機械製造株式会社) 自治体の介護ロボット支援事業(補助金・助成金) で対象となる介護ロボット 一部の自治体では、介護ロボットの導入にかかる費用の一部を補助(助成)してくれる 「介護ロボット等支援事業」 が実施されています。補助内容は自治体によって異なりますが、平成30年度は、1機器につき導入経費の2分の1(上限30万円)が助成されるケースが多いようです。 ここでは、平成27年度から平成29年度にかけて、介護ロボット等支援事業にて導入された介護ロボットを紹介します。※参考資料中の表記があいまいのため、下記に記載できていない製品があります。見守り・離床検知ロボット 商品名 企業名 コールマット・コードレス 株式会社テクノスジャパン A. I. Viewlife エイアイビューライフ エイアイビューライフ株式会社 モビネスeye ワイヤレス 電導株式会社 ケアロボ 株式会社テクノスジャパン Care愛 ハカルプラス株式会社 離床センサー おきナールTW トクソー技研 バイオネクスト <株式会社バイオシルバーbr> あんしんの絆 株式会社ユニティーネットワーク みと~ねⅡ 株式会社メリハット ガードアイ・センサー 株式会社ガードアイ 移乗支援ロボット 商品名 企業名 ラクニエ モリタ宮田工業株式会社 床走行式電動介護リフト KQ-781 パラマウントベッド株式会社 介護用リフトつるべー 株式会社 モリトー スカイリフト SL-2009U アイ・ソネックス株式会社 床走行式電動介護リフト KQ-787 パラマウントベッド株式会社 免荷式リフト POPO 株式会社モリトー 移動式リフト EL-570 株式会社いうら 移乗サポートロボット Hug T1 富士機械製造株式会社 愛移乗くん 株式会社アートプラン ROBOHELPER SASUKE マッスル株式会社 移動支援ロボット 商品名 企業名 アシストホイールライト 株式会社ナブテスコ リトルキーパス 株式会社幸和製作所 転ばなイス フランスベッド株式会社 フラティア 株式会社カワムラサイクル 排泄支援ロボット 商品名 企業名 家具調トイレセレクトR 自動ラップ アロン化成株式会社 ヒューマニー ユニ・チャーム ヒューマンケア株式会社 マインレット爽 株式会社エヌウィック 高機能ベッド・マットレス 商品名 企業名 カリストエールシリーズ パラマウントベッド株式会社 体位変換付き 高機能エアマットレス オスカー 株式会社モルテン 自動体位変換 スモールチェンジLAGUNA 株式会社ケープ ポジショニングベッド 株式会社プラッツ 超低床介護用ベッド「ラフィオ」 株式会社プラッツ エスパシアシリーズ パラマウントベッド株式会社 その他 カテゴリ 商品名 企業名 コミュニケーションロボット PALRO 富士ソフト株式会社 コミュニケーションロボット ロボコネクト (Sota) NTT東日本 コミュニケーションロボット パロ 株式会社知能システム 入浴支援 バスリフト TOTO株式会社 自治体が対象として例示している介護ロボット自治体による介護ロボット等支援事業では、補助対象となる介護ロボットがはっきりと決められているわけではありません。「ロボット介護機器開発・導入促進事業」で採択された介護ロボットやこれまでの前例を中心に、「こんなものが対象となりますよ」と例を示してくれているにすぎないのです。 ここでは、各自治体ごとに公表されている、対象ロボットの例示を抜粋して紹介します。神奈川県神奈川県では、 移乗介護、移動支援、排泄支援、見守り・コミュニケーション、入浴支援、介護業務支援の場面で活躍する介護ロボットの導入に対し、1台につき最大30万円を補助しています。補助対象ロボットとして、上で紹介したロボットに加え、下記のようなロボットが例示されています。 画像商品名(企業名) 自立支援型移乗介助ロボット「愛移乗くんⅡ」 (株式会社アートプラン) リトルキーパスS(株式会社幸和製作所) 見守りケアシステムM-1(フランスベッド株式会社) 認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」(フランスベッド株式会社) 服薬支援ロボ(ケアボット株式会社) 離床リスク検知センサ「EVER Relief」(株式会社構造計画研究所) 見守りライフ(トーテックアメニティ株式会社) Dream Care(株式会社DREAM TOKYO) ーナノミストバスベッドタイプ(株式会社EINS) ー 施設向けみまもりシステム「安心Ver2」(株式会社エイビス) ー バスリフト(TOTO株式会社) ー 離床・見守りセンサー(株式会社メディカル プロジェクト) ー 見守り支援ベッドシステム(パラマウントベッド株式会社) ー aams.介護(株式会社バイオシルバー) ー 非接触バイタル生体センサー(株式会社ミオ・コーポレーション) ー PALRO(富士ソフト株式会社) 宮城県宮城県では、平成30年度の介護ロボット導入支援関連事業として、「介護ロボット導入支援事業」と「ロボット等介護機器導入支援事業」を実施する予定です。介護ロボット導入支援事業では1台あたり最大30万円が、ロボット等介護機器導入支援事業では1施設あたり最大1000万円が補助されます。神奈川県の対象一覧で紹介した介護ロボット以外にも、以下のような機器が補助対象として例示されています。 画像商品名(企業名) 眠りSCAN(パラマウントベッド株式会社) ROBOHELPER SASUKE(マッスル株式会社) DFree(トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社) テレノイド(株式会社テレノイドケア) Pepper(ソフトバンク株式会社) SOTA(ヴイストン株式会社) ー遠隔見守りシステム ZONE D(デンソー株式会社) ースマートスーツ(株式会社スマートサポート) ーA.I.ViewLife (エイアイビューライフ株式会社) ーケアサポートソリューション(コニカミノルタ株式会社) その他の自治体その他の自治体も、おおむね上記で紹介した介護ロボットを補助対象としてます。上記以外には、下記の介護ロボットも対象としている自治体があります。 都道府県商品名(企業名) 埼玉県スカイリフト(アイ・ソネックス株式会社) 離床センサー「みてるもん」 (株式会社ヒート) 離床センサー ベッドコールBC-RN(株式会社テクノスジャパン) 広島県免荷式リフト POPO(株式会社モリトー) アシストホイール(株式会社ナブテスコ ) 自動体位変換機能マットレス オスカー(株式会社モルテン) 介護モニタリングシステム エンジェル・アイ(株式会社コンフォート ) 自動体位変換 スモールチェンジLAGUNA(株式会社ケープ) ここで紹介したものは、あくまで一例です。ここで紹介されていないからと言って、補助対象に該当しないということはありませんのでご安心ください。また、自治体によっては、似たような機器でも、補助要件を満たす内容であれば対象となります。一部の自治体では、その自治体独自の条件を追加しているところもあります。例 福岡県「福岡県ロボット・システム産業振興会議」または「ふくおか医療福祉関連機器開発・実証ネットワーク」のいずれかの会員である県内企業が開発、製造した介護ロボットも対象 まとめ介護ロボットONLINEでは、各自治体が実施している介護ロボットの導入支援事業(補助金・助成金)情報を随時発信しています。 ▼ 自分の地域の補助金情報を見る▼ 【平成30年度】自治体別介護ロボット導入支援一覧 「ここで紹介されていないけど、この商品は補助対象になるのかな?」と思ったら、各自治体に問い合わせてみましょう。 <参考資料>厚生労働省「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業事業報告書」(平成28年3月, https://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/kikaku/2016/07/dl/kk0707-03_02.pdf)厚生労働省「平成28年度 福祉用具・介護ロボット実用化支援事業報告書」(平成29年3月, http://www.techno-aids.or.jp/robot/file28/03jigyo.pdf)厚生労働省「平成29年度 福祉用具・介護ロボット実用化支援事業報告書」(平成30年3月, http://www.techno-aids.or.jp/robot/file29/02jigyo.pdf)

実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社

実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社

主な機能 1.離床検知2.同時見守り3.健康見守り 参考価格(税抜)※設置作業(取付け、調整、クラウド環境登録、動作試験)等は別途費用がかかります。 年額利⽤料(クラウドサービス費、センドバック保守費)¥ 36,600-/ベッド サービス概要ベッド見守り支援ソリューションは、被介護者のベッド上の動きを検知して通知する「介護ロボット」を活用したソリューションです。ベッド(介護ベッド・一般ベッド)の脚に取り付けたセンサから荷重情報等を取得し、被介護者の離床前の動きを検知し、ナースコールや管理端末へ知らせます。また、生活リズムやバイタルの取得も可能です。実証実験で転倒がゼロに!「ベッド見守り支援ソリューション」|NECネッツエスアイ株式会社・トーテックアメニティ株式会社2018年01月、NECネッツエスアイ株式会社はトーテックアメニティ株式会社の「見守りライフ」を導入からメンテナンスまでワンストップで提供する「ベッド見守り支援ソリューション」の販売を開始すると発表しました。「見守りライフ」とは、介護ベッドに取り付ける荷重センサによってさまざまなデータを取得し、離床をお知らせしたり、生活リズムの見える化などを行う介護ロボット。実証試験の結果から明らかになった効果は?両社が語る「ロボットとスタッフの共存」に必要なものとは?そんな気になる疑問を、両社に直接聞いてきました! トーテックアメニティ社(左2名)とNECネッツエスアイ社(右3名)の両社に話を伺う「ベッド見守り支援ソリューション」とは?ーーーまずは「見守りライフ」および「ベッド見守り支援ソリューション」でできることを教えてください。 主な機能は、離床検知機能、健康見守り機能、同時見守り機能、メール配信機能の4つです。それぞれご説明します。 離床の兆しをナースコールでお知らせNECネッツエスアイ:1つめの離床検知機能とは、離床を事前に察知し、お知らせする機能です。離床前の「動き出し」や「起き上がり」といった動作を検知し、ベッド上の利用者が完全に離床する前にナースコールで通知します。生活リズムを見える化NECネッツエスアイ:2つめは健康見守り機能です。これは、睡眠・体重・脈拍・呼吸(※)などのデータをとり、生活リズムを見える化する機能です。 ※脈拍・呼吸(バイタル)データは参考値 特徴は、 対象者の情報/状況を24時間データで見える化 データ化しているためスタッフ間の情報共有が容易 の2点です。これらにより質の高いケアサービスの提供ができると考えています。ーーーたとえばどのようなことができるのでしょうか?たとえば、眠れないという入居者様に睡眠導入剤を投薬している場合、その薬が本当に効いているかどうかを睡眠データから確認することが可能です。また、4日以上のショートステイを希望される入居様に対してはケアプランの作成が必要となりますが、このケアプランを作るために1週間くらい入居者様の様子見をするという話を聞きます。ベッド見守り支援ソリューションを活用すれば正確なデータに基づき、その方にあったケアプランをより早く作成することもできるはずです。最大40床を一覧で確認|施設の見守りを効率化 3つめは同時見守り機能です。最大40床まで同時に確認することができます。 トーテックアメニティ: ある施設では20床に当製品を導入いただいていますが、夜間にその見守り画面を見ると画面全体が青(=睡眠を表す色)になっているので、ひと目で「異常なし」ということが確認できるのです。このように、同時に見守りできるというのは効率化にもつながりますし、巡回に行っていない間のスタッフの安心にもつながります。 ベッド上の状態を知らせるアイコンは色ごとに分けられているメール配信機能トーテックアメニティ:4つめがメール配信機能です。こちらは主に「在宅介護向け」としてご利用されるお客様へのサービスですが、就寝時刻や睡眠時間等を決まった時間にメールでお届けする定期配信機能と、いつもと違うことが起きたときにメールを送る機能の2種類あります。 定期配信メールの一例後者では、たとえば「いつもは7時に起きるのに、今日に限って8時になっても起きてこない」あるいは「夜中にトイレに行って1時間も帰ってこない」など、ふだんと違った様子を察知したときにメールを送ります。これにより、離れて暮らす家族の異変を察知し、様子を見に行ったりするなど、予防や対策を行うことが可能となります。「見守りライフ」を在宅でご活用いただいている例はまだまだ少ないですが、今後はご家族だけでなく自治体や介護事業所などを巻き込んだ見守り体制の構築に、当製品が貢献できればと考えています。トーテックアメニティ社の「見守りライフ」をNECネッツエスアイ社がワンストップ提供ーーー今回の「ベッド見守り支援ソリューション」は、トーテックアメニティ社の「見守りライフ」を活用してNECネッツエスアイ社がサービス展開していますね。NECネッツエスアイ:弊社の役割は、介護事業所に対し「見守りライフ」の導入から運用、メンテナンスまでをワンストップで、トータルソリューションとして提供することです。「見守りライフ」で施設の課題を解決していただき、施設そのものの価値を高めるお手伝いをしたいと考えています。プライバシーにも配慮しながら見守りできる 見守りに使用するのはベッドの脚にとりつける荷重センサとベッド裏にとりつけるバイタルセンサだーーー御社自身が映像監視ビジネスも行っていますが、なぜ今回見守り機器として「見守りライフ」を活用することにしたのでしょうか?弊社が得意とするカメラを用いた顔認証システムは、入居者様が監視されていると感じてしまう懸念もあり、プライバシーの側面で導入のハードルが高いことがあげられます。カメラを使用せずに見守る方法を模索していたときに「見守りライフ」と出会い、いっしょにソリューションをご提供することになりました。すでに20施設以上の導入実績もトーテックアメニティ:弊社は「見守りライフ」の開発を担当しています。主にソフトウェア開発、とくに見守り画面の見せ方やクラウドシステムの構築などが中心です。これまでに開発だけでなく販売も行っていたので、すでに「見守りライフ」の導入事例は20施設以上あります。実証試験でわかった驚きの効果とは?ーーー「ベッド見守り支援ソリューション」発売に先がけて、特養にて実証試験を行なったと聞きました。その結果について教えてください。NECネッツエスアイ:実証試験は、特別養護老人ホーム「ニューバード」とそこに入居されている4名にご協力いただき、2017年10月~12月に実施しました。結果的に、それまで多い時には月4回ほど起こっていた転倒をゼロにすることができました。くわしくご説明します。転倒リスクを早めの介助で防ぐNECネッツエスアイ:効果が出たのは、4名のうち「ベッド見守り支援ソリューション」とナースコール連携をしていた2名です。そのうち1名は要介護度3程度の方で、事前調査では夜中のトイレの時間に転倒が多いということが分かっていました。実証試験前は月に3~4回ほど転倒していたのですが、実証試験中は「ベッド見守り支援ソリューション」が離床をナースコールで即座に知らせるため、スタッフがトイレまで介助を行うことで、転倒回数をゼロにすることができたのです。ベッドからのズレ落ちもゼロにNECネッツエスアイ:もう1名は要介護5の方です。事前調査では、ベッドの柵から足がはみ出てしばしばベッドから落ちてしまうことが分かっていました。月に1~2回ほど落ちてしまうことがあるため、施設側ではベッド下に衝撃を抑えるマットを敷くなどの対策をとっていたようです。そこで実証試験を行った結果、そうしたずれ落ちが2ヶ月間はゼロでした。こうした結果から、「ベッド見守り支援ソリューション」が離床通知機器として充分な働きをすることが実証されたといえます。“生活リズムの見える化”がもたらした変化ーーー「ベッド見守り支援ソリューション」の“生活リズムの見える化”に関してはいかがですか?何か効果や反響はありましたか?トーテックアメニティ:“生活リズムの見える化”ーー「健康見守り機能」の反響としては、こんなエピソードがあります。認知性の方は、よく眠れなかった日の翌朝、「不穏(ふおん)」とよばれる行動を起こされることがあります。不穏は場合によって暴れるなどのリスクにつながるおそれがあるので、スタッフ同士で事前に把握しておくことが重要です。しかし、よく眠れていないのに「眠れた」と答えるなど、ご本人への確認だけでは充分でないことがしばしばでした。そんなときに睡眠データを事前に確認し、スタッフ同士で共有・引き継ぎをしっかりすることで、ご利用者様の不穏行動を事前に気にかけたり、防いだりすることができたのです。実際に、そのように睡眠データを活用していると、ある施設から聞いています。NECネッツエスアイ:睡眠データに限らず、「健康見守り機能」で取得したデータの共有は、ケアプラン作成時にも役立っているというお声もいただいています。生活リズムを見ながら話し合うことができるので、議論の質が高まったそうです。介護スタッフと見守りロボットの共存のためにーーー平成30年度の介護報酬改定では、見守り支援ロボットを夜勤職員の代わりとして認めるという改定がなされそうです。見守り支援ロボットと介護スタッフをはじめとする人間がうまく共存していくには、何が必要だと考えますか?NECネッツエスアイ:1つ目は人間と介護ロボットの分業化ですね。「ベッド見守り支援ソリューション」を導入したある施設長からは、「“目”を使うところは人間では限界がある。そういう部分はセンサに頼っていきたい」と話していました。「見続ける」「記録し続ける」のは、見守り支援ロボットだからこそできること。その点をうまくオペレーションに取り入れていただければと思います。2つ目は、我々のような立場のSI’er(システムインテグレーター)がスタッフと介護ロボットを仲立ちすることだと考えています。介護現場で働くスタッフの方々に、使い方やメリットなどを納得がいくまでご説明するのが我々の使命です。将来的には、介護ロボットがどの現場にもありふれたものになり、介護スタッフの負担が軽減されるとともに、利用者もその恩恵を享受できるような社会になってほしいと思っています。トーテックアメニティ:介護ロボットときくと、つい介護スタッフの方の負担軽減を第一に考えてしまいがちです。しかし大事なのは、介護をうける方にどのようなメリットがあるのかという点だと考えています。介護スタッフの負担軽減はもちろん、被介護者にとってのメリットという視点もあわせ持つことで、介護ロボットはより広く認知され、受け入れられていくのではないでしょうか。編集部まとめ 離床通知はもちろん、生活リズムの見える化までできる「ベッド見守り支援ソリューション」。設置はほぼ全ての介護ベッドにメインの荷重センサを取り付けるだけなので、離床マットの入れ替えとして重宝されているというのもうなずけます。ナースコールとの連携など、既存のシステムに追加する形で導入できるのも大きな魅力のひとつでしょう。しかし、真価を発揮するのはより大規模に導入したとき。介護ロボだからこそできる「一気に見守り」を支えるNECネッツエスアイ社のサポート力にも期待できそうです。 コメントお名前(ニックネーム):鼻沢耳男 コメント内容:私も以前、介護施設(グループホームが多い)で働いていて、夜勤の際は軽く音が聞こえた際にも念のため確認に行ってました。寝返りであればいいのですが、柵を越えて落下の危険性があるならば、素早く対応出来て良いのではないかと思います。 ただ、最初はコストがかかって浸透しにくいのではないかと思います。高くない入所費用でも利用できる様になれば、多くの施設で使われる様になると思います。

真空圧で匂いも吸引!水洗ポータブルトイレ「キューレット」|アロン化成株式会社

真空圧で匂いも吸引!水洗ポータブルトイレ「キューレット」|アロン化成株式会社

名称キューレット 家具調トイレ希望小売価格150,000円(税抜)寸法54 × 71 × 81 ~ 87cm便座面高さ 36・39・42cm重量約23kg最大使用者体重100kg 名称キューレット 樹脂製トイレ希望小売価格100,000円(税抜)寸法幅49.5 ×奥行67 ×高さ75 ~ 85cm(便座までの高さ35 ~ 45cm[1cm ピッチ])重量15kg最大使用者体重100kg 名称真空ユニット 屋外仕様希望小売価格425,000円(税抜)寸法58 × 37.5 × 80cm重量約47kg電源コード20m名称真空ユニット 屋内仕様希望小売価格470,000円(税抜)寸法44.5 × 65 × 101.5cm重量約54kg電源コード3m 製品概要ポータブルトイレでありながら水洗で排泄物を処理できる、水洗式ポータブルトイレです。専用の真空ユニットとつなげることで、排給水工事なしで設置することが可能です。 真空圧で匂いも吸引!水洗ポータブルトイレ「キューレット」|アロン化成株式会社ポータブルトイレなのに、水で流せる。そんな介護ロボットを作っているのがアロン化成株式会社です。新幹線のトイレのように一瞬で排泄物が吸い込まれる技術を使った「キューレット」は、屋内仕様なら工事も不要だそう。そんな水洗ポータブルトイレ「キューレット」の裏側に迫りました。作り続けて45年!アロン化成だからこそ実現した水洗ポータブルトイレーーーはじめに会社説明をお願いします。 まずは新事業開発部長である中居氏に話を聞いたアロン化成は、プラスチックの総合加工メーカーです。1951年に日本で初めて硬質塩化ビニル管の製造に成功して以来、様々な製品を開発、提供してきました。現在は、主に4つの分野を中心に事業を展開しています。給排水分野、介護・福祉分野、高機能エラストマー分野、環境・リサイクル分野です。介護・福祉分野についてご説明します。我々はこれまで生活に身近な様々な製品を開発、販売してきました。例を挙げると、赤ちゃん用のベビーバスやおまるなどがあります(現在は販売終了)。1972年に初めてポータブルトイレを発売してからは、「安寿」というブランド名で多くの介護用品を提案してきました。また2000年に施行された介護保険制度をきっかけに、介護福祉の分野により注力しようということになりました。現在の主力は、排泄介護と入浴介護の製品です。このように45年間、ポータブルトイレを作り続けてきたという歴史があります。それが今回の水洗ポータブルトイレ「キューレット」にも生かされていると言えます。ーーー新事業開発部について教えてください。新事業開発部という部署は、文字通り今までにない新しい事業を生み出すことを目的としています。その文脈で開発されたのが、今回の「キューレット」です。「キューレット」という介護ロボットは、給排水分野と介護の分野のちょうど中間に位置する製品といえます。福祉用品の性格を備えつつ、水洗トイレにつきものの給排水工事や設置のし易さまで考えられている製品なんです。ーーーキューレットについて教えてください。キューレットは、ポータブルトイレに真空吸引力を利用した水洗機能を付加した、全く新しい製品です。真空吸引というのは、新幹線のトイレに採用されていますが、家庭用電源で真空式のトイレを動かすというのは、世界でも初に近い取り組みです。実際に見ていただきましょう。キューレットのデモを見学してきた部屋にマッチする家具調ポータブルトイレキューレットには屋外仕様と室内仕様があり、今回お見せするのは室内仕様になります。まずはトイレユニットの説明をします。トイレ本体の部分は、介護用ポータブルトイレの基本的な機能をすべて有しています。例えば温水洗浄、脱臭機能、暖房便座、あとは個人の個体に合わせて高さを変えられる、移動ができるなどですね。それに加えて、水洗機能がついています。真空ユニット(写真左の木製のボックス)とトイレはホースの長さ分だけ離すこともできる(最長5m)そしてこちらが、真空をつくる真空ユニットです。室内仕様の場合は、このふたつで排水工事も給水工事もなしですぐ使うことが可能です。トイレユニットと真空ユニットをホースでつないで使います。ホースさえ繋がっていれば、ふたつを離して置くことができます。だから、真空ユニットをベッドの後ろや廊下といった気にならない場所に置くという使い方もできるんです。早速、実際に流すところを見ていただきましょうか。今回は疑似便として、ぶどうのフルーツゼリーを使います。フルーツゼリーを使用するのは、流す前後での匂いの変化を確認してもらうためです。今はぶどうの匂いがしているかと思います。ここにトイレットペーパーと疑似尿(水300cc)を追加します。ではボタンを押して流してみます。ゼリー4個+トイレットペーパー90cm 2枚+水300ccを入れて流してみるーーー真空ユニットから音がしたあと、新幹線のトイレのように一瞬で疑似便が流れましたね。先ほどの音は真空を作っている音です。疑似便が流れた後、便器内に水が溜まっているのが分かりますか?これが水洗の特徴で、便器内に水が溜まることで匂いの逆流を抑えられるんです。ーーー確かに、先ほどまであったぶどうゼリーの匂いが全くしません。これは、便が流れると同時に、まわりに滞留している匂いも吸い込まれるからなんです。圧送式には無い真空吸引式だけの特長です。吸い込まれたものは、真空ユニット内のタンクに溜められます。タンク蓋部にはシール材ついているので、匂いが漏れません。吸い込まれたものは真空ユニットの中にあるタンクに溜められるーーー何回分くらい溜められるんでしょうか?6回分溜まるようになっています。「キューレット」では、1回の洗浄に500ccの水が使われます。通常のトイレは6Lほど使用するので、画期的な少なさです。溜まったものを処理していただく必要がありますので、その際に重くなりすぎないよう6回分で設計しています。タンクがちゃんとはまっていないと、トイレユニットのエラーランプがつきます。この状態では水が流れないようになっています。また、タンクが満杯になっていても、センサーが感知してエラーランプがつくようになっています。ここがロボットである所以ですね。ーーートイレットペーパーが粉々になっていますね。はい、吸い込む力で粉砕されますし、流れていく際もL字に曲がる部分を複数個所設け確実に粉砕します。「キューレット」では、粉砕するのに刃物を一切使っていません。一般的なものは、刃物を使ってトイレから流れた瞬間に砕くという装置を搭載していることが多いですが、それとは全く違います。だから、仮に作業者が分解したとしても、刃物はないので安全です。ポータブルトイレをずっと作っている弊社の思想と、給排水分野での技術がミックスされていると言えます。ーーー水はどこにあるんですか?給水タンクを設置することで、給水工事が不要になるトイレユニットの後ろにある給水のタンクに溜めていただけます。そのため、給水工事が不要なんです。ーーー給水工事ってそんなに大変なんでしょうか。水回りって、だいたい家の一箇所にかたまっているんです。「使っていない部屋があるから、そこを潰してトイレにしよう」と簡単に考えがちですが、水が流れるためには勾配が必要だったりして、実はけっこう難しい。全く水回りのない部屋に配管を持っていこうとすると、時間とお金がかかるんです。ーーーなるほど。つぎに屋外仕様の説明をお願いします。屋外仕様の場合は、排泄物をタンクに溜めるのではなく、直接下水道に流すことができます。給水工事は屋内仕様と同じく不要ですが、下水道の管につなぐという工事は必要になります。真空ユニットとトイレユニットの距離は、20m以内、また高さ2m以内であれば逆勾配配管が可能です。3年間の実証実験をとおして気づいたことーーー「キューレット」の実証実験はどのくらいされたんですか?「キューレット」は、介護ロボットとして経産省の審査を3年間で2回通過しており、そのたびに実証実験をやっています。例えば先ほどの運転ランプの部分も、実証実験を通して改良されています。もともと、稼働時は緑色のランプが常につくようにしていたんです。でも、高齢者の方に実際に使っていただくと、「電気がもったいないから」といってコードを抜いてしまわれるんですね。だから、水洗しているときやエラーのときのみランプがつくようにしたという経緯があります。ランプの点灯ひとつにも、実証実験が生かされている開発は工場長の一言。そこから始まる挑戦ーーー開発のきっかけを教えてください。私が新事業開発部の担当になったとき、様々な人に話を聞きに行ったんです。ポータブルトイレを作っている工場の工場長と話しているとき、「中居の力で、このトイレ(ポータブルトイレ)を流してみろよ」と言われたんですね。その言葉がきっかけで、「こうすれば流せるかもしれない」というひらめきが生まれ、研究に繋がったんです。ーーー開発時に大変だったことはありますか?直径何mmのホースが良いのか、トイレの内部はどういう形状が良いのかなどを、疑似便を作って延々と実験したことですね。人間の汚物の標準的な大きさは、25mmの円筒形・長さ80mm・比重0.95-1.05と言われています。当然重たいほうが流れづらいですし、実際の便は千差万別です。そんな汚物が、ペーパーと一緒にどう砕けながら流れるようにするか、という研究に2年かかりました。また、流れる際に使用する水の量は、最初から500ccにするという目標がありました。少ない水で、しかも家庭用電源で真空式のトイレを作るという試みは、先ほども言いましたようにおそらく世界初です。様々な制限がある中で製品化までこぎつけることができたのは、給排水事業と介護用品事業、どちらもやってきたからこそだと自負しています。2年間研究をしてるときに、経産省の「ロボット介護機器開発・導入促進事業」が始まりました。そこでの排泄支援ロボットの定義が、たまたま開発中の「キューレット」と一致したんですね。経産省の定義は、「排泄物の処理にロボット技術を用いた設置位置の調整可能なトイレ 」というものです。我々の製品も、ただ流せればいいということではなく、自立を支援するという認識のもと開発していました。負担が減る、だけじゃない。身も心も軽くなるーーー反響はいかがですか?介護する人の負担が軽くなったとか、匂いが気にならないとか、そういった反響は多く頂いています。あとは、「キューレット」を導入してから、介護を受けている方の行動が積極的になったという声も頂きました。ーーーなぜ積極的になったのでしょう?一例をご紹介します。ある方は、通常のポータブルトイレから「キューレット」に変更したところ、トイレの使用頻度が約3倍に増えたんです。その方は要介護度3程度だったのですが、談話室に行ってコミュニケーションをとるように施設側から勧められていました。しかし、これまではなかなか行きたがらなかった。でもキューレットにしてから、積極的に談話室に行くようになったんです。談話室って、お菓子やお茶が出てくるんですよ。お茶を飲むとトイレに行かなくちゃいけないですよね。トイレに行くと、誰かがそれを処理しないといけない。そういうのを全部頭で考えて、今まで我慢されていたんです。ーーー排泄行為だけでなく、生活全体に影響していくんですね。キューレットのキーワードは「気兼ね」「気遣い」という磯本その通りです。我々は、「キューレット」のキーワードは気兼ねと気遣いだと考えています。介護を受ける方の「介護してもらうのが忍びない」という気兼ねや、介護をする方の「安心してトイレに行ってほしい」という気遣いの部分で、喜んでいただく事例が増えてきています。ーーー最後に一言お願いします。現在、介護ロボットというと、施設で介護をする方の負担を軽減することに目が向けられがちです。しかし今後の日本の未来を考えると、施設ではなく在宅での介護が中心になってくるはずです。在宅介護をすることになったとき、新しいトイレを作る必要が本当にあるのなら、作るべきだと我々も思っています。しかし、介護が終わった後、そのトイレをどうするのかといったことはあまり考えられていないのが現状です。我々の「キューレット」は、介護における空間の使い方を考える上でも、ひとつの提案ができるのではないかと考えています。 編集部まとめ 人間の生活の3大要素として、食事・睡眠・排泄があります。しかし排泄は、悩みがあっても食事や睡眠に比べ人に相談しづらく、介護する側も受ける側も「我慢」してしまいがち。今回見せていただいたキューレットは、負担軽減や自立支援という福祉用具に求められる役割はもちろん、利用者の気兼ねや気遣いというセンシティブな問題解決にまでつながる可能性を秘めていました。

睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社

モニター本体 まもる〜の SS-200 仕様 寸法 W90mm×D120mm×H37mm 重量 約130g(本体のみ) 消費電力 約3.0W以下 製品概要介護施設向けの睡眠見守りセンサーです。ベッドマット下に設置した非接触のセンサーで、起床や就寝、離床を検知しモニタリングします。温湿度や照度もわかるので、居室に入らずとも、入居者の状況を知ることができます。導入事例を読む「まもる~の」で定期巡視が不要に!扉の向こうがわかる見守りへ(株式会社礎・わらい)睡眠見守りセンサー「まもる~の」で介護と睡眠を見える化|ASD株式会社平成27年の「介護ロボット導入促進事業補助金」の対象機器として採択された「まもる~の」は、介護施設向けの睡眠見守りセンサーです。利用者の睡眠の可視化することで、介護現場のオペレーションはどう変わるのでしょうか?「まもる~の」の開発・導入支援を担当しており、自身も睡眠改善インストラクター・睡眠健康指導士の資格を持つ海老原さんにお話を伺いました。「眠りを見える化」すると何が良いの?まもる~のができること 「不眠に悩んでいた経験から、睡眠に興味を持つようになった」という海老原氏ーーーまずは御社についてお聞かせください。ASD株式会社は、本社を熊本に置くシステム・WEBアプリケーション開発を行う会社です。近年では、クラウドサービス開発などの実績をもとに、ソフトウェアとハードウェアを融合してヘルスケア事業への取り組みをスタートさせました。その第一弾として、今回の「まもる~の」を開発しています。ーーー「まもる~の」について教えてください。モニター本体、設置場所や好みに合わせて4色から選べる 「まもる~の」は、入床・入眠・離床がひと目で分かる睡眠見守りセンサーです。モニター本体と、マットレスの下に敷くエアバッグセンサーを組み合わせて、睡眠のモニタリングを行うことが可能です。離床センサー機能としてもお使いいただく場合は、光センサーをオプションでご用意しております。また、ナースコール中継BOXと合わせてお使いいただくことで、ナースコールと連動させることも可能です。 「まもる~の」のコンセプトは、「日常生活を侵さない自然な形でご利用者様の健康管理につながること」そして「施設様にとっても見守りに役立てていただけること」の2つです。ですので、カメラや身体に取り付けるデバイスではなく、非接触のセンサーを用いて生体情報などを取得します。ーーー睡眠のモニタリングというと、寝ているか寝ていないかが分かるということでしょうか?在床状態や睡眠パターンの可視化はもちろん、深い眠りか浅い眠りかというところまで判断します。睡眠状態のパターンを把握することで、介護ケアプランの設計に役立てていただくことが可能です。実際に、「まもる~の」を使って何ができるかをご覧いただきましょう。まもる~のを使って分析してみた データをグラフで一覧できるため、睡眠の傾向がひと目で分かるこれは、都内にある特別養護老人ホームに入居されている方の睡眠グラフの画面です。最大で6ヶ月分のデータを見ることができます。グラフの見方を簡単にご説明しますね。横軸が時間で、縦軸が日付です。グレーがベッドにいない(不在)状態、緑がベッドの上で起きている(在床かつ覚醒)状態、青が睡眠中の状態、紫の点が離床を示しています。このグラフを見て、何か気づくことはありますか?ーーーだいたい18時頃にベッドに入られて、その後1~2時間後ぐらいに入眠される…ですかね。そのとおりですね。他には、20~21時台に一度起きていることが分かります。ーーーあ、夜中の12時台にも紫の点が集中していますね。つまりベッドの上にいるけれど、目は覚めているということでしょうか?そのとおりです。このようにデータを分析することで、「この方は夜中に必ず目が覚めているな、よく寝れていないのかな?」とか、「夜によく眠れるよう、昼寝を減らそう」といった判断ができます。生活リズムを把握することで、介助や巡回のタイミングを計ることもできます。通常、時間を決めて定期巡回やオムツ替えを行いますが、夜間覚醒してしまっているタイミングを見計らって介助・巡回するというオペレーションに変えることで、ご利用者様に合わせたケアプランが作成できるんです。 ーーー御社ならではのこだわりはありますか? まずは視認性です。ご覧いただいたように、睡眠データをグラフで表示し、ひと目で利用者様ごとの睡眠・離床状態が分かるよう工夫しています。専用ソフト「まもる~のステーション」では、同時に35人までモニタリングすることが可能です。 複数人の状態を1台のPCで一元管理できるまた弊社では、機器から出力されるデータをより活用して頂くために睡眠の基礎知識に関する勉強会も行っています。私自身「睡眠改善インストラクターおよび睡眠健康指導士」という資格を持っていますが、「まもる~の」で取得したデータを現場のオペレーションに有効活用していただくため、導入後のアフターケアも積極的に取り組んでいます。ーーー現場の反応はいかがですか?ご利用者様ごとにオペレーションの最適化することで、よい睡眠提供ができるようになったというお声を頂いています。また睡眠傾向をつかむことで、覚醒離床による転倒事故の防止につながったという活用事例もあります。それだけでなく、人手が少なくなる夜間の時間帯においても「まもる~の」が見守りをサポートしてくれることで、介護職員の方の心的負担が軽減したという反響も多いです。ーーーオプションの離床センサーについて教えてください。離床センサー機能も使いたいという場合は、赤外線で動きを検知する光センサーを取り付けます。従来型の離床検知装置と同様、介護する方の動きをとらえて誤って通知してしまうという欠点はありますが、ご利用者様に合わせた設置方法と2種類のモードを使い分けることで、最適な通知機能をお選びいただくことが可能です。施設にもよりますが、離床センサーが必要なほど離床による転倒リスクの高い方は、実は全体の2~3割程度なんです。「まもる~の」では、離床センサー機能をあえてオプションにすることで導入コストを下げています。在宅介護でも「眠り」を見える化ーーー今後の展開があれば教えてください。「まもる~の」は介護施設向け商品として販売しておりますが、今後は在宅介護でもご利用いただきたいと考えています。離れた場所からでもデータをご覧いただけるよう、クラウドを活用したシステム開発にすでに取り組んでいます。同時に、より安価でご提供できるよう、コスト面での改善も重ねていきたいです。ーーー最後に、介護職員の方や介護家族の方にメッセージをお願いします。ちゃんと寝ることの大切さをもっと多くの方に知っていただきたいですね。睡眠状態がアルツハイマー型認知症の進行に影響を与えるという研究結果が発表されているほど、良質な睡眠は人間にとって重要なんです。「まもる~の」を導入することで眠りを見える化し、介護する側・される側双方のメリットになればと考えています。また「まもる~の」に限らず、介護ロボットを取り入れることで業務負担を減らし、ゆとりある介護が実現できればと思います。編集部まとめ 人の目ではなかなか気づかない睡眠の傾向がひと目で分かる「まもる~の」。睡眠状態の改善が、健康改善はもちろん業務効率化や転倒防止にまでつながることに気付かされました。個人向け「まもる~の」の販売が開始されれば、在宅介護でもこれまでより一段高いレベルの健康管理が広がっていくかもしれません。

高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社

高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社

名称 ロボットアシストウォーカー RT.1 (アールティーワン) 寸法 W510 × L601 × H819〜1019mm(使用時)ハンドル高さH750〜950mmで調整可能 電源 リチウムイオンバッテリー(専用充電器付属) 連続動作時間 連続歩行4時間以上 希望小売価格 単体228,000円(税別)通信付き(3年)248,000円(税別) 名称 ロボットアシストウォーカー RT.2(アールティーツー) 寸法 W546 × L740 × H730~860mm(使用時)ハンドル高さH725、750、775、800、825、850mmの6段階で調整可能 電源 リチウムイオンバッテリー(専用充電器付属) 連続動作時間 連続動作4時間(※上り/平坦/下りの標準歩行パターンにて歩行時) 希望小売価格 118,000円(税別) 製品概要センシング技術で道の傾斜を検知し、それにあわせて速度を調整、片流れ防止を自動で行うロボットアシストウォーカーです。RT.1では、GPSとインターネットを利用した様々なサービスも利用することができます。高性能でカッコイイ!新しい歩行器ロボットアシストウォーカーRT.1・RT.2|RT.ワークス株式会社第二の人生を豊かにし、シニアが積極的に社会とつながる”アンコールスマート”をコンセプトにするRT.ワークス株式会社。2015年7月に、ロボティクス技術を活用した全く新しい歩行車の正式販売を開始しています。代表の藤井仁氏に、ロボットアシストウォーカーの魅力とこれまでの歩行車との違いを伺いました。ロボット技術で歩行器を。ロボットアシストウォーカーで何ができる?ーーー御社の事業紹介をお願いします。弊社は、ロボティクス技術を中心に、ヘルスケア分野での商品開発・提供を行っている会社です。もともとは船井電機株式会社で新規立ち上げ中だったアシストカート・ヘルスケア事業を分離独立し、2014年7月にRT.ワークスとして創設しました。現在は、ロボット技術を活用した電動の歩行車を2機種商品化し、製造販売を行っています。ーーーロボットアシストウォーカーRT.1とRT.2はどんな製品なのでしょうか?ロボットアシストウォーカーは、従来の歩行車にモーターをつけ、ハンドルに手を添えて歩くだけで最適なアシストをしてくれる新しい歩行車です。上り坂のときはパワーアシストが働き楽に上れますし、逆に下り坂の場合は自動的に抑速しゆっくり歩けるようになります。イメージしやすいのは電動アシスト自転車ですね。電動アシスト自転車は、ペダルを漕ぎはじめるとモーターが人力を補助してくれます。それと同じように、RTシリーズは押して歩くだけでモーターが前に進む力を足してくれるような使用感があります。RTシリーズには約10個のセンサーが付いています。ハンドル部分のセンサーでは、人がハンドルを握っているか否か、どれくらいの力が加わっているかなどを検知します。本体にある6軸モーションセンサーでは、人の動きだけでなく路面状況なども検知します。また、タイヤの回転センサなども搭載しています。ここで検知した情報から、アシストやブレーキ制御を行っています。ーーー自動的に抑速してくれるということは、自分でブレーキをかける必要がないのでしょうか?自分でブレーキをかける必要はありません。下り坂を検知すると自動的にブレーキがかかり、速度を落としてくれます。また手を離したときも、自動的に歩行車そのものが停止します。従来の歩行車でも、タイヤの回転を重くするなど物理的に負荷をかけることで抑速できるものがありますが、その場合は平地や上り坂でも重くて大変というデメリットがありました。その点RTシリーズは電動のため、上り坂や荷物を積んでいるときは楽に、下りのときは安心してお使い頂くことができます。RT.2は介護保険の適用ができるーーーRT.1とRT.2は何が違うのでしょうか?RT.1は通信機能つき。スタイリッシュなデザインが特徴だ最大の違いは、通信機能の有無です。RT.1には通信機能がついており、RT.2にはついていません。もっとも、RT.2もオプションで付けることが可能です。RT.1では、通信機能を通してさまざまなサービスをご利用いただけます。たとえばヘルスケア機能です。歩行距離や時間、消費カロリーなどをご確認頂くことで、ご利用者様のモチベーションを向上させることはもちろん、健康管理にも役立ちます。もう一つは、GPSを活用した見守り機能です。位置情報で今どこにいるのかがリアルタイムで確認できますし、万が一転倒した場合も場所がメールで通知されるため、駆けつけが可能です。ーーーRT.2に通信機能がついていないのはなぜですか?通信機能をつけず、従来の歩行車に近い形状のRT.2実は、通信機能がついていると介護保険が適用されないんです。RT.1を発売したとき、介護保険の対象か否かという質問を非常に多くいただきました。そのニーズの高さを踏まえて、介護保険が適用可能なRT.2を新たに発売したという経緯があります。「介護の一歩手前」を見据えて|RTシリーズのこだわりと反響ーーー利用者の声・外部の評価・反響にはどんなものがありますか?ご利用者様の声を通して改善した点としては、例えば、RT.1のかごの上に休憩椅子を追加したところです。発売前の実証実験で、なぜ休憩椅子がないのかというお問い合わせを頂いたんです。我々はオプションとしてつけるつもりではいたのですが、よくよく聞いてみると、休憩椅子の存在は外出機会や歩行距離を伸ばすのに非常に大きな役割を果たしていることが分かりました。通常、歩行車をお使いの方は、自分で歩ける距離や時間を把握した上でその範囲内で行動されます。しかし休憩椅子で休憩しながらだと、自分で想定している以上の歩行が可能なんですね。つまり休憩椅子は、自立支援という意味合いにおいても非常に重要なのだということが分かりました。だからこそ、「RTシリーズを使うことで歩けるようになった」という喜びの声を頂くと非常に嬉しいですね。外出機会が増えたことで知り合いと久しぶりに会って話ができたとか、買い物に出かけて商品を自分の目で見る楽しさをあらためて知ったなどの声も頂きます。普段の生活に良い意味で変化が生じたり、コミニュケーションが取れることで生きがいを感じていただき、「気持ちも行動も積極的になった」という利用者のコメントには大変感動しました。他には、「見た目がかっこいい」という声もよく頂きます。これは狙い通りというか、我々もこだわった部分なんです。ーーー従来の歩行車にはないスタイリッシュなデザインですねそうですね。RT.1は経産省の「ロボット介護機器・導入促進事業」の優秀機器に認定されていますが、我々としては「介護の一歩手前」でもお使いいただきたいと考えているんです。まだまだ元気だけれど、より満足度の高い社会生活のためには外出機会が増えると良いな、という方ですね。そのような方にとって、従来の歩行車イメージは少し抵抗感を覚えることがあります。そういった心のバリアをなくすためにも、従来の歩行車とは全く違ったデザインを目指しました。ーーー反響などを得て新たに見えてきた課題や、今後の展開について教えてください現状、RTシリーズの通信機能の良さを正しくお伝えできていないことに課題を感じています。これからは、IoT、AIなどをもっと活かせると考えていますが、同時にロボット技術が特別視されず、生活にすっと馴染むための工夫が必要だとも思います。そのために、今後はロボット技術を意識させない商品やサービスを提供していければと考えています。編集部まとめ これまでの歩行車の常識をくつがえすスタイリッシュなRT.1、そしてRT.1の約半額の定価を実現したRT.2。どちらも身体機能や使用環境に合わせて細かく調整が可能で、状況に合わせて声でアシストもしてくれます。それぞれコンセプトは異なりますが、快適で安心な歩行を実現することで外出機会を増やし、自立を促したいという思いは変わりません。「歩行車なんてまだ早い」と思っている人こそ、RTシリーズを取り入れることで生活が変わるかもしれません。

世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社

世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社

商品名 アースアイズ ee1-R  *現在は販売停止中 サイズ H142mm、W190mm、D168mm 重さ 876g(ACアダプター除く) 希望小売価格 製品本体 98,000円より(予定・税別)月額使用料 法人向け 2,350円より(予定・税別)※WiFi接続用機器内蔵、通信費及び通信関連のサービス別途(データ保管サービス等) 製品概要AIロボカメラを活用した見守りロボットです。五感センサーが、端座位やベッドからの転倒を検知し、状況に合わせて自動で声掛けをします。店頭の場合、決められた時間内に立ち上がった場合は通知しないので、不要な駆け付けを防ぐのに役立ちます。世界初!五感AIロボカメラ「アースアイズ」が不安や心配を根本から取り除く|アースアイズ株式会社2017年1月、アースアイズ株式会社は、人工知能を搭載した世界初となる五感AIロボカメラ「アースアイズ」を発売しました。高精度なセンサー機能でAIが異常を予測、通知まで行ってくれるロボカメラは、防犯としてはもちろん介護の現場からも注目を集めています。今回はアースアイズのショールームに伺い、ロボカメラ「アースアイズ」を実際に見てきました。五感AIロボカメラ「アースアイズ」を体験してみたーーーよろしくお願いします!よろしくお願いします。今回は弊社社員が高齢者役をやるので、高齢者役の動きに合わせて、アースアイズがどのように作動するか見ていただきます。ショールーム天井に備え付けられたアースアイズがベッドを映しだすまずは、ベッドに寝転んでいる状態のときです。アースアイズが撮っている映像を映したモニターの左上に、文字が出ているのが見えますか?左上に「寝てる」という黄色い文字が表示されているーーー「寝てる」という文字が出ていますね。はい。カメラの映像とセンサーで高齢者の状態を判断し、モニターに表示してくれます。では、起き上がってみましょう。起き上がるとセンサーが反応し、高齢者の動きを把握・状態を判断する ーーー表示が「寝てる」から「端座位」に変わりましたね。「端座位」とは、ベッドの端に腰をかけて足を下ろした状態のことを言います。高齢者がどんな状態にあるのか、センサーを活用してAIが判断しているんです。判断後、アースアイズについているスピーカー機能で声がけがなされます。 搭載スピーカーで映し出す人の状態に合わせた声がけが可能 アースアイズ:「係の者がまいります。そのままお待ち下さい」このように、立ち上がると転倒してしまう恐れがあるので、座った状態で待ってもらうよう声をかけます。では次に、転倒した場合の動作を見ていただきます。表示が「転倒」に変わったのが分かるかと思います。転倒した場合も、「どうしました?大丈夫ですか?」という声がけが行われます。その後、そのまま何事もなく立ち上がられることもありますよね。そういった場合は、「気をつけてくださいね」という声がけがされ、通知はされません。不必要な駆けつけを減らし、介護職員の方の負担を軽減するためです。一定の時間が経過しても起き上がらない場合は、通知がされます。やってみましょう。アースアイズ:「どうしました?大丈夫ですか?連絡しますね」「連絡しますね」と声がけしているときは、通知がされているときです。リアルタイムでスマートフォンやパソコンに通知されます。立ち上がった場合も、まずモニターに表示が出て、声がけがなされ、必要に応じて通知を行うように設定が可能です。アースアイズは、あとから「あ、このとき転んじゃったんだ」というのを知るためではなくて、大きい事故が起こる前に、事故を未然に防いだり、そのときすぐ駆けつけることができるようにするのが目的です。また問題がないときは通知しないことで、スタッフの方の負担軽減が実現できます。突然の事態でも「自ら判断、学習する」カメラーーーありがとうございます。次に、アースアイズ株式会社の代表取締役である山内氏に話を伺います。アースアイズ株式会社代表取締役 山内氏に話を伺う介護施設での活用方法をご覧いただきましたが、実は介護に特化したカメラを作ろうと思っていたわけではないんです。もともとは、万引き犯や不審犯を自動的に検出するという技術を持った監視カメラを想定していました。しかし、結果的に介護現場からのニーズとも合致していると考えています。ーーーアースアイズの特徴は何なのでしょうか?アースアイズには、ふたつの技術的特性があります。ひとつ目はハードウェアの特性、ふたつ目はソフトウェアの特性です。まずハードウェアの特性ですが、アースアイズは距離を測ることができるという点で通常のカメラと大きく異なります。トリック写真はご存知ですか?遠近法を使って、遠くにある富士山を手のひらの上に載せているように見える写真がありますよね。あれができるのは、写真が距離を測れていないからなんです。距離が測れていないということは、モノの大きさや形も分からないということです。アースアイズは、距離や大きさ、例えば身長がどのくらいかということを把握できるセンサーを搭載しています。だから人間の形も分かるし、どんな動きをしているかも立体検知できるんです。次にソフトウェアの面ですが、アースアイズは人の動作、特に不審者や人が倒れたなどの突発性のある事態に反応できる機能を備えています。センサーで検知した情報を的確に処理し、その上で自ら判断して通知などの対処にうつすことが可能なんです。ーーー先ほどのように、寝ているか座っているかを判断するのに、距離を測るセンサーが活躍しているということですね。そうです。さらに人をホネホネで表現して動きを把握することで、AIが人間の日常的な動作を学習していきます。人をホネホネで表現することで、うずくまっている人の検知も可能「いつ起こるか分からない」が減らせるから、負担が軽くなるーーーアースアイズを使うことで、介護の現場はどのように変わるのでしょうか?介護利用に関しては、介護現場で働く方々の負担をいかに減らせるかを念頭に置いて考えています。例えば、いつ起こるかわからない事故に対して、人がずっと見張っているというのは非常にコストもかかるし、職員の方の負担も大きいですよね。アースアイズを使えば、突発性の高い事故に対しても的確に処理できます。もちろん、そのためにはセンサーの精度が何よりも重要です。アースアイズは他社と比べても高精度な五感センサーを搭載しているからこそ、介護の現場でも実用化できると考えています。アースアイズの今後の展開アースアイズに、見守り以外の分野でも介護職員の方の負担軽減になる機能をつけられないか、と考えています。例えばアースアイズの人工知能をより幅広く活用し、介護施設での作業を自動化するなど、可能性は無限大にあるはずだと思っています。編集部まとめ 一見普通の監視カメラに見えるアースアイズ。しかし、実は五感と脳を備えた「自ら考え対処する」ハイテク・ロボカメラでした。これまでの監視カメラは、すでに起きた事故を記録するものという認識でしたが、アースアイズは違います。事故を未然に防ぎ、その場ですぐ駆けつけることで、「不安」や「心配」を根本から取り除くことを可能にしています。今後ますます活用の場が広がりそうなアースアイズの動向に期待です。

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