スマホからの映像確認でスタッフの負担減|Neos+Care

スマホからの映像確認でスタッフの負担減|Neos+Care
形態 ショートステイ、介護付き有料老人ホーム
規模 1~10床

Neos+Care(ネオスケア)導入前後介護業界初の予測型見守りシステムである「Neos+Care(ネオスケア)」。

赤外線センサーを用いた最新のセンシング技術と画像解析技術を利用することで、昼夜問わず、危険行動の予兆を事前に感知し通知を行うことができます。

介護施設を運営している「株式会社たまゆら」は、このネオスケアを2015年から導入しています。当時このネオスケアを利用してる施設はどこにもなく、いち早く取り入れたのだそうです。

今回はそんな「株式会社たまゆら」の松村様に、実際にネオスケアを導入したきっかけ、導入・運用してみて感じたメリット・デメリットなどをお聞きしました。

株式会社たまゆら代表取締役の松村さん

株式会社たまゆら 代表取締役 松村さんに話を伺った

<インタビュー協力>

株式会社たまゆら

代表取締役 松村紘一さん

(取材・文・撮影/城倉禄)

導入前|常に神経を張り詰めていなければいけない環境

ーーー株式会社たまゆらの施設の概要を教えてください。

当社は「株式会社たまゆら」と「社会福祉法人アムノスの会」2法人から成り立っており、株式会社たまゆらが6事業所、社会福祉法人アムノスの会が1事業所の介護施設を持っています。

デイサービスからショートステイ、介護付き有料老人ホーム、グループホームまで様々な種類の施設が揃っているので、介護度や身体の状態が変わっても利用する施設を簡単に変えられるのが当社の強みです。

そのなかで、ショートステイ(短期滞在施設)と介護付き有料老人ホームの2施設にてネオスケアを導入しています。

ーーーNeos+Care(ネオスケア)を導入する前の課題を教えてください。

どこの施設でも言われていることですが、やはり夜間の管理が大変でした。

昼間は職員が多数いるので良いのですが、夜間はショートステイの定員34名のところを夜勤の職員が2名、老人ホームでは定員が17名のところに夜勤の職員が1名という体制でケアを行ってるので、どうしても見守りが手薄になったり、スタッフに負担がかかったりしてしまいます

夜勤の職員は、2時間ごとの定期巡回はもちろん、転倒したり事故が起きたりするケースに備え、物音がしたらすぐに利用者様のもとに駆けつける必要があります。特に、ショートステイは建物が広いため、見守りをするのが大変です。夜間はずっと神経を張り詰めていなければいけないので、どうしても職員にストレスがかかってしまっていました。

ーーー導入を検討したきっかけや導入前のスタッフの反応はどうでしたか?

Neos+Care(ネオスケア)を知ったのは、介護系の雑誌の広告欄に掲載されていたのを見つけたのがきっかけです。それを見て「これだ」と思い、幹部2~3人で検討し導入を決定しました。

しかし、当時はまだどこにも導入している施設がなく、当施設が最初の導入施設でした。そのため、使っている施設を見学に行くということもできず、実際に使ってみなければ現場でどれくらいの効果があるのか、また職員や家族からどのような反応があるのかということはわからないという状態でした。

運用|夜間行動の多い入居者を中心に計10台で運用

ーーー現在、ネオスケアは何台運用していますか?

ショートステイ(短期滞在施設)と介護付き有料老人ホームの2つの施設で導入しています。その施設のうち、全てのベットで接続可能なセットをして、実際の機器はショートステイで7台、介護付き有料老人ホームで3台の計10台で運用してます。

全ベッドには資金的に導入ができないため、夜間に行動が多い人を優先的に機器を回して使用しています。

ネオスケアを設置している様子

効果|駆けつけ前にスマホで確認

ーーー実際に導入してみた前と後で何か変化はありましたか?

導入する前は、ご家族や利用者様からの不安や抵抗の声があると予想していましたが、実際には皆さんすんなりと受け入れてくださいました。機器が小さくカメラという感じがしないので、抵抗感を抱きにくいのだと思います。

スタッフにとっては、駆けつけの負担が少なくなったことが一番のメリットですね。導入前は、離床マットなどの音がすればすぐ飛んでいかなければいけませんでしたが、ネオスケアを導入してからは、駆けつける前に、スマホで事前に状況を確認できるようになりました。

ネオスケアを設置している様子

ーーー導入してみてわかった良い点と改善してほしい点について教えてください。

良い点は、先程申し上げたとおり、職員のストレスが減ったことです。身体的な負担はもちろん、「夜間にずっと神経を張り詰めておかなくてはいけない」という精神的な負担も減らすことができたのは、早めの通知はもちろん、事前にスマホで映像が確認できるネオスケアならではの利点でしょう。

実は、導入してすぐのときは、機器が製品化された初期だったこともあり、スマホの画面に映像が映らない、テレビに画像が送られてこないなどの不具合が少なからずありました。それも現在では落ち着いて、安定的に使えています。

シルエット画像ならではの課題とメリット

スマホで確認できるネオスケアのシルエット画像

改善して欲しい点があるとすれば、画面をもう少しハッキリさせてほしいということですかね。ネオスケアではシルエット画像で利用者様の様子を見守ることができますが、普段から現場に入っていない職員が見ると、少し分かりづらいことがあるようです。ただ、シルエット画像だからこそ利用者様のプライバシーに配慮できているのも事実です。視認性の良さと利用者様のプライバシーのバランスを考えながら、より使いやすくなるといいですね。

ネオスケアの管理画面

100%の解決ではなく、改善をめざす

ーーー導入前に感じていた課題は解決されましたか?

完全に解決されたとは言えませんが、改善されてきています。

介護ロボットだけで、見守りに関する課題を100%解決するのは難しいです。けれど無いよりは合ったほうが良いし、夜間の職員のストレスが少しでも減ればそれで良いと思っています。

まだ改善点はありますが、当初予想していた程度の効果は確実にありました。課題を明確にし、それに見合った機器を導入することが、解決の近道だと実感しています。

ネオスケア導入成功のポイント

<取材協力>

株式会社たまゆら 介護付有料老人ホームたまゆら(併設:ショートステイ)

住所:〒395-0151 長野県飯田市北方2688-2

TEL :0265-28-1410

FAX :0265-28-1411